弓月誠「独身の熟女・独身のお姉さん」

弓月誠「独身の熟女・独身のお姉さん」
(フランス書院文庫、2009年2月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

2018年9月8日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

教え子の健人と後輩の絵梨に引っ越しを手伝ってもらった由起子は、彼女の着替えを見て興奮した健人にエッチな事をしてしまう。そして2人の怪しい雰囲気に気付いた絵梨も負けじと健人を誘惑する。


【登場人物】

木田健人
高校1年生。中学に通っていた時は陸上部のキャプテンを務めていた。由起子に憧れを抱いている。

園川由紀子
38歳。健人のクラスの担任教師。独身。健人が入学して間も無く彼の事を異性として意識しているが、立場も有り表に出さないようにしている。校内美人コンテストで断トツの人気を誇る美人で目を惹かずにはおれない巨乳の持ち主。少々どじっ子の性格。

高樹絵梨
25歳。フライトアテンダント。以前は教員だった時期も有り、由起子の後輩に当たる。ショートカットに整ったクールビューティーだが、気さくな性格で由紀子とは互いに減らず口を叩き合うような仲の良さ。職業柄に似合ったスタイル抜群の持ち主。


【展開】

由紀子が引っ越しすると聞いて健人は日曜日に手伝いにやって来たが、ウォークインクローゼットでセーラー服を見付け思わず試着していた由紀子を目の当たりにして衝動的に抱き付き、オナニーだけでもさせてと懇願してしまう。健人に悪い気持ちを抱いていなかっただけに由紀子は手扱きから口腔で白濁を受け止めたが、タイミングの悪いことに絵梨がやって来てしまい、恥ずかしい姿を見られまいと部屋に逃げていく。絵梨は一人残された健人に興味津々で、由紀子に何をしてもらったかを白状させると、再び滾っていたペニスにお口で奉仕し、射精に導くのであった。
更に絵梨に借りたドレスから乳肉がはみ出しそうになっていることに気付きいたたまれない気持ちになる。そんな気持ちにも関わらず健人は他の若い参列者に目を奪われているようだと由紀子は怒り会場を立ち去ると、後を追ってきた健人から魅力的過ぎて目のやり場に困っていたと言われ、自分があまりにも自己本位だったと漸く気付くことに。ひと気のない夜の公園のベンチで乳房を剥き出しにし健人に甘えさせ、スラックスの膨らみの上から
数日後後輩の結婚式の二次会に突如健人が現れ、由紀子はドキドキ感を隠せずにおり絵梨の仕業だと恥じらうが、勃起を擦って射精させると、近くに絵梨の部屋があるからと身体を洗うように勧める。健人のブリーフの中は精液でベタベタになっており、その栗香に誘われるように由紀子はボディソープで乳房をヌルヌルにすると乳間奉仕で射精させ、更に精液を搾り取るように執拗に責め立てていく。

二人が二次会を抜け出していたのを知った絵梨はある日のフライトを終えると空港まで健人を呼び出すと、荷物係として家まで同伴させた上に部屋の模様替えまで頼み一旦外出してしまう。少年が仕事を終えてベッドに横たわっているのを良いことに身体を密着させて横に並び、目覚めた健人を何度も焦らしながら悪戯を仕掛け、ご褒美のマッサージと称して屹立を上向かせ、花びらが触れるように愛撫して射精させてしまう。なめなめで早くも回復した健人は絵梨から正常位で誘われ、一分間我慢してみてと告げられるが、まさに三擦り半も経たぬうちに呆気なく果てるのであった。

秋の運動会でリレーのアンカーを務めることになった健人はウォーミングアップに余念が無かったが、生徒用のジャージを借りた由紀子が明らかにパツパツなのに欲情し、混合競争で彼女が巨乳をブルンブルン揺らしながら最先着する。そこへアテンダントの制服を着た絵梨が現れからかわれていたところを由紀子に見付かり、それが明らかに嫉妬混じりだと気付かぬ訳もなく、彼女が姿を消すのを見届けるしかない。絵梨はフライトまで時間が無いからと体育倉庫へ誘うと、健人のが汗臭いのも構わずに口唇奉仕し、更にバックでの交わりまで求めてしまう。他の生徒たちが用具の片付けで入って来て冷や汗をかくも、死角に入っていたために声を抑えながら性交を続けるが、さすがに精液が溢れるのはまずいと口腔で白濁を受け止める。
校舎の屋上にいた由紀子は足留めを食らった健人が後を追ってきたのを見ると、わざと教え子を困らせる言葉を並べ、自分の方が魅力的ならば証拠を見せてと誘う。汚れたペニスを咥え完全勃起させるとバックで求めるが、中出しに失敗したようで熟れ尻に精液を浴びせられ後始末をしたものの、ペニスを清めようと根元まで咥えた際に後輩の使っているファンデーションの香りがして疑念を抱き始める。

その十日後急な海外転勤が決まった絵梨から想い出作りの旅行に誘われた健人は、同伴した由紀子と両方の美女を抱いたのだと誇らしげだったものの、部屋は女二人と別にさせられてエッチはお預けだと落ち込む。オナニーする気にもなれず夜中を迎えると、絵梨が部屋を訪ねて来て暫くは逢えないから何度でも相手にしてあげると誘われ、始めにベッドに横たわった絵梨の一人遊びを見ながらの自慰で盛大に精液を浴びせてしまう。更にシックスナインで二度目、バック姦で三度目を迎えたもののまだまだ健人の一物は元気なままである。
しかしそこへ絵梨を探しに来た由紀子が部屋に現れ一触即発の雰囲気となり、絵梨に焚き付けられるままにセックス勝負に応じてはみたが、由紀子はこれまでの教師としての矜持もありなかなか手出し出来ずにいた。しかし健人が三度の放精の後でも元気なままなのを見て、少年をからかうように求め口唇奉仕で白濁を受け止める。更にパイズリでもイカせるとせっかちなまでに背面騎乗位で迫られ、椅子に座って見守っている絵梨に見せ付けるかのように腰を振り始めて同時絶頂を迎えると、流石に絵梨も降参せざるを得ない。それでも三人だけの想い出な欲しいと絵梨が告げると、由紀子も同意してくれて二人でのフェラチオの後、始めに絵梨と騎乗位で次に由紀子にはバックで連続射精する。由紀子の気遣いに涙ぐむ絵梨を見た健人はもうひと踏ん張りだと意気込み、二人の口唇奉仕を受けてありったけの精を美貌に浴びせるのであった。


【レビュー】

現在の弓月誠作品では近年の風潮に合わせてかハーレムエンドを迎える作品も見られるが、デビューからの大半は「本命ヒロインがいて、対抗ヒロインも登場するが、最後は本命一人だけになる」形に拘っていたところもあるかと思う。この型は別に問題は無いと思うのだが、対抗ヒロインの退場のさせ方がどうにもぎこちなく、もう少し丁寧に描いても…と思っていた際の一つの解として示したのが本作である。

本命である女教師の由紀子は教え子である主人公に好意を抱いており、主人公も彼女の豊かなバストに性欲を交えながらも恋愛感情を持っている。ただ教師としての清廉さと歳が離れていることへの迷いがあり、ぐずぐずしている内に後輩の絵梨からの積極的なアプローチを受けて主人公はズルズルと関係を持ってしまう。やはり恋愛感情と性欲がない交ぜとなっているのは少年であるが故で、それでもやはり好きなのは由紀子だと意識し始める。絵梨も全く引く気などなく由紀子との三角関係が続くと思われた中で、絵梨の転勤により退場させられる形だが、これまでと違うのは終盤で想い出作りと称した3Pが繰り広げられる点である。

これにより官能面での底上げがなされてはいるが、弓月作品のお約束というか射精「させられる」主人公に堪え性が無いために、とにかく早射ちで回数で勝負という側面も否めない。この辺りは官能ファンタジーと見るか、非現実的だと見るかで好みは分かれるのかもしれない。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

2009/1/23 発売独身の熟女・独身のお姉さん著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「もっとしたい? 若いから毎日じゃないと物足りないのね」 羞恥に頬を赤らめつつ校内で38歳の熟肉を捧げる担任女教師。 禁忌の思いに身悶えながらも教え子とつづく...
独身の熟女・独身のお姉さん(著:弓月誠、フランス書院文庫)








2004年のデビューから休むことなく毎年作品を刊行し続けていることには、愛読者としては実に嬉しい限りです。翌年デビューされた神瀬知巳さんとともにフランス書院文庫の誘惑系のツートップになってから久しいのですが、どちらがより官能的なのかと比べて論じてみても読み手の好みによるとしか言いようがないですね。

このお二人はキャリアからすれば中堅というよりはそろそろベテランの領域にあるように思いますが、近年の流行りを取り込んでよりエロくを目指す姿勢には感心いたします。

ということで弓月誠さんの32作品目となる新作が9月に刊行されます。




(莉奈課長がこんなにエッチな身体をしていたなんて)
憧れの女上司がスーツを脱いだ姿に邦彦は卒倒寸前!
出張先のホテルで、仕事に厳しい美人課長から施される、
濃厚ご褒美フェラ、セックス実習、子づくり辞令!?
さらにフェロモン美社長、新入社員とも同行することに……
手を出さないと一生後悔する、おいしすぎる夢の出張!



フランス書院公式ホームページの作品紹介では既に帯付きの書影が出ています。

「ちょっとSな女上司と出張先のホテルで相部屋に!?」

との謳い文句ですが、ここ最近凌辱系の作品でいうところの「高慢女上司」路線ですね。まぁ仕事に厳しくない上司などいるはずも無いので、パワハラになるか否かの境目になりそうですが、主人公は相変わらずの優柔不断で早射ちくんになるのかな?そこが弓月作品らしい点でもありますね。
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tag : 高校生主人公 童貞 女教師

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独身の熟女・独身のお姉さん(著:弓月誠、フランス書院文庫)

2009/1/23 発売 → Amazonはコチラから。 → Kindle版はコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「もっとしたい? 若いから毎日じゃないと物足りないのね」 羞恥に頬を赤らめつつ校内で38歳の熟肉を捧げる担任女教師。 禁忌の思いに身悶えながらも教え子とつづく淫らな課外授業。 少年の熱すぎる欲情に、独り身の渇いた身体が溺れていく。 ...

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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