2019年を振り返って【官能レーベル編】

まずは今年の管理人の官能小説の購入(=読了)報告から…。

・フランス書院文庫…年間72冊中、47冊(うち誘惑系38冊)
・マドンナメイト文庫…年間21冊中、7冊
・竹書房ラブロマン文庫…年間26冊中(新装版を除く)、17冊
・その他レーベル…11冊
(リアルドリーム文庫、二見文庫、双葉文庫、三交社艶情文庫)

去年よりは少し減ったのかな?とは思います。

総括から先になりますが、月6冊体制を継続するフランス書院文庫は相変わらず年間72冊となっています。恐らく来年も変わらないでしょう。
マドンナメイト文庫と竹書房ラブロマン文庫に関しては告白系を含めて、月3冊体制は何とか維持できているという感じです。時々新人さんが出てくるなと。
リアルドリーム文庫は昨年はかなり刊行数を落としていましたが、方針を転換したようでWeb小説投稿サイトの作家さんを積極的に採用しています。

若干失礼な物言いとなりますが、その他のレーベルは専業の作家さんによる寡占的な市場という印象です。今年は三交社艶情文庫と紅文庫が官能レーベル参入となりましたが、その顔触れをみるとやはり専業かつ複数レーベルで精力的に書かれている方というのが明らかです。

業界で黒本派(年3冊と上限はあるようだが兼業作家が活躍しやすい)と非黒本派(少数の専業作家が毎月のように刊行する)に分かれているのかは定かではありませんが、外の世界から見ると新人が参入しやすい黒本と参入しにくいその他という印象です。






①フランス書院文庫編

先に触れたように2019年にデビューなさった作家さんは11人で、更に新作は◯年振りという方や他社で今年デビューしての参戦まで含めると、ほぼ月に1人はレギュラーラインナップとは違う方という状況でした。その為か年間3冊刊行というレギュラー作家は意外に少ないのだなと、調べてみて改めて気付いたほどです。

作風としては1月の藤崎玲さんから始まった「義父と息子の嫁(たち)」という作風が秘かに定着しつつあります。この流れは来年も続きそうというのは、度々触れて来ましたのでここまでにします。

「自主規制」の一環なのか去年より続く主人公やヒロインたちの年齢アップですが、これも今年に入ってから変わりはありません。主人公(ヒロイン)が高校生という作品を見付ける方が早いというくらいですが、登場人物の過去などで色々と工夫なさっているのだなと思う次第です。

・ページ数減による実質値上げ
・登場人物の年齢や属性などのゾーニングによる制約

なかなかに厳しいとは思いますが、来年も印象に残る作品を期待します。






②ざっくりとその他レーベル

あまり長くなっても…。ということでフランス書院文庫を除くレーベルは纏めます。

・「自主規制」はあれど割と範囲は広めなマドンナメイト文庫
・「ラブロマン」だからこそ、作品の物語性に幅を付けられる竹書房ラブロマン文庫

凌辱というよりも鬼畜と言った方が早いくらいの容赦のなさ、誘惑系でもヒロインの年齢なんて…という触れ幅の大きさではマドンナメイト文庫ですね。ある程度のボーダーは引かれていて、それが年々上がっているような気はします。

竹書房ラブロマン文庫の場合主人公が高校生というのはほぼ無いし、ヒロインはいつも3~4人だし…とお決まり感はありますが、その設定が似ているからこそ物語の方で工夫の余地があるのかなと思います。(あまりにもエロがギチギチに詰められていると、疲れてしまうな…と)






来年は国民的行事が予定されており、引き続き官能業界は「自主規制」の元に似たり寄ったりな作風になるのかもしれません。「自主的」なら良いのですが、一度厳しくなったものを緩める方向には戻らないでしょう。そのなかで官能作家さんがどのような捻りを加えてくるのか、読み手の私としては楽しみたいと考えています。

どうぞ皆さまに取って実りの多い2020年となりますことを。
来年も宜しくお願いいたします。
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ジャンル : アダルト

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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