鷹山倫太郎『身代わり淫ら嫁 今夜は私と子づくりを』

鷹山倫太郎『身代わり淫ら嫁 今夜は私と子づくりを』
(フランス書院文庫、2019年11月、表紙イラスト:阿部清子)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻に先立たれた孝則は、長男の嫁・香澄があまりにも亡き妻に似すぎているせいか、ついよそよそしい態度を取ってしまう。その気配は香澄にも伝わっており、次男の嫁・千佳に相談すると背中を流してあげたらとの返答だったが、ペニスを洗う行為が手淫そのものに置き換わってしまう。


【登場人物】

竹内孝則
50歳の会社員。十数年前に妻に先立たれてからは男手一つで二人の息子を育てている。度々香澄や千佳の二人の息子の嫁たちが甲斐甲斐しく世話をしているが、香澄は亡き妻に似ていてどうしても意識してしまいぎこちない関係で、千佳とは息子の幼馴染みというのもあって割と親しくしている。

竹内香澄
34歳。元は同じ会社の後輩で8つ下の孝則の長男と結婚したが、亡き姑に似すぎていることが心に引っ掛かっており、孝則だけでなく夫までその幻影を追っていたと知って複雑な感情を抱いている。パイズリができるほどの豊かなバストの持ち主だが、普段は貞淑な和風妻である。

竹内千佳
22歳。同い年の孝則の次男と結婚し同じ会社に入社したばかりである。ファザコンの気が強く夫よりも孝則に強い関心を抱くも、彼の気持ちを尊重して香澄と結ばれるようにアドバイスする。夫との関係は順調だが、最近はご無沙汰気味。Bカップの控えめなバストに夫は興味を示さないのが不満な様子。


【展開】

香澄は自分には「さん」付けで千佳には「ちゃん」付けと区別する義父との距離感に悩み、千佳との何気ない会話で自分はたまに孝則の背中を流してあげていて、恥ずかしそうに勃起を隠しているのが可愛いのだと聞かされる。ならば自分も孝則の背中を流してあげようと、夕飯を作りに行くついでにお世話をしようと考えたが、言われた孝則の方はまさかペニスにまで触れて来るとは思わなかったようである。勃起を洗うつもりがいつしか手扱きへと意味合いが変わり、射精した孝則は萎えないペニスを美貌へ突き出し、一度で良いからと口唇奉仕を迫り飲精までさせてしまう。

数日後香澄から話を聞いた千佳は自分もそこまでしたことが無いのに…と羨望の気持ちで孝則を呼び出し、カラオケボックスの個室で彼を尋問する。香澄だけでなく孝則も気まずいと分かった千佳は、気持ちを軽くしてあげようと同じように口唇奉仕を行うが、射精こそしたがペニスが萎えたのを見て香澄への対抗意識が湧き自ら秘所を露わにして挑発する。義父のクンニは夫よりも丁寧でアクメを迎えると、さすがに孝則の一物もすっかり臨戦態勢にあり、対面座位でペニスを受け入れ中出しされてしまう。

翌週の日曜日香澄は実家から送られて来た野菜を届けに孝則の元を訪ねたが、一緒に台所に立っていると雷鳴に驚いて義父にしがみ付き、それが孝則の欲情を刺激してしまう。香澄も抱かれる気持ちはあってキッチンテーブルに横たわると、何と義父は採れたてのナスを玩具のように秘穴へ出し入れし、更にはクンニでお漏らし絶頂までさせられる。まともに聖水を浴びた孝則は先に入浴していると、香澄も立ちパイズリで奉仕して射精させてくれたが、セックスを迫ったところで来訪してきた千佳に待ったを掛けられる。これで理性を取り戻した香澄は逃げ帰るが、千佳は後の面倒は任せたとばかりに、自ら壁に手を突いて肛門性交をねだるのであった。

香澄の乳戯を受けた2週間後香澄が夫婦喧嘩をしたらしく、夜中に突然孝則の元を訪ねて来る。せがれに電話すると来春からの本社栄転が決まり、夫婦同伴が必須だと聞かされて、香澄がかねてから私は母親代わりではないと不満を爆発させたようである。義父の指示ならば従うが抱いて欲しいと香澄に迫られた孝則は、彼女を亡き妻ではなく一人のオンナとして正常位から騎乗位へと体位を組み替えながら種付けしてしまう。

しかし長男の栄転に横槍が入ったようで、新年早々試用期間も兼ねて本社へ来るように命じられ、香澄は夫に付き添い上京することになる。年の瀬も迫ったある晩、早めの年始の挨拶を口実に孝則が連れていかれたのは、何とラブホテルであった。しかも千佳も付き添いという中で、香澄は大胆にも孝則の子を宿したいと告白し、今夜は絶好の機会だからと頬を赤らめる。千佳に聞いてもイマイチ理解できない女心だが、香澄と正常位で子作り性交を済ませると、すっかり絶頂お漏らし癖の付いた香澄をよそに千佳は孝則を浴室に連れていく。千佳もまだ子どもは要らないと言いながらも、ちゃっかり子種は欲しいようだが、立ち直った香澄が乱入し疲れさせてはダメだからと騎乗位を提案する。さすがに二度の放精で疲労した孝則だが、女たちはレズビアンプレイで挑発し、千佳の提案で香澄をバックで種付けすることになる。しかしまだまだ彼女たちは満足していないようで、二人の性欲の強さに孝則は肩を竦めながらも、復活するまで一休みするのであった。


【レビュー】

2019年11月のフランス書院文庫は「義父と息子の嫁(たち)」という作品が2つ、いずれも誘惑系作風というところで大胆な戦略に出たようである。個人的にはこの作風はフランス書院文庫のメイン読者層と主人公の年齢は近く、共感を得られやすいと思えるのだが、実際のところはやや違う方向にあるようにも見える。その理由ははっきりとは分からないものの、こうした回春作風は書き手の説得力がないと、ただ官能小説にありがちな主人公を老けさせただけという内容に終始してしまうのかなと感じる次第である。

その上で本作の鷹山倫太郎氏はデビュー以来、ショタコンめいた作風から熟女ものまで何でも書けるオールラウンダーといった印象で、ヒロイン2人に絞っただけに息子の嫁たちの気持ちを深く掘り下げて描写していて好印象である。メインである香澄は「身代わり」という点で主人公の妻の代わりとしては好意を持つのに、夫である主人公の息子だと嫌がる(母親の代わり)という点でなかなか複雑な女心を描いているように感じた。

次男の嫁の千佳はファザコン気味という素地を踏まえつつも、香澄と主人公をくっ付けようという黒子のような役割を演じてもいる。香澄が夫とともに上京したら最も近い位置にいるという強みもあるのかもしれない。他の作品のように夫は他界している訳ではないから、「託卵」という状況は実に罪深い夫への背徳でもある。フランス書院公式ホームページで「エッセイコミック」という新たな試みを行っているが、「託卵女子」を題材にした作品があがっているのは偶然であろうか。なぎさ薫氏の新刊も次男の嫁が主人公の子を宿していたということ、美原春人氏の新刊も数学教師の夫の実家公認で主人公の子を宿したという点も含めて、一つのトレンドとなっているのかもしれない。
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tag : 壮年主人公 義父もの 息子の嫁 誘惑作品

鷹山倫太郎『おいしい婿入り【妻より色っぽい姑】』

鷹山倫太郎『おいしい婿入り【妻より色っぽい姑】』
(フランス書院文庫、2019年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

同い年の美里と職場結婚し婿入りしたものの、早期退職した勇次は姑の佳乃が営む花屋を手伝うことになった。しかもふた月前からは離婚した佳乃の妹の真紀子も同居することになり、計らずも男1人に女3人という状況に。しかし肝心の美里は今が一番大事な時期らしく、仕事で不在のことも多く擦れ違い気味。それを見かねた佳乃の提案とは…。


【登場人物】

岩崎勇次
26歳。同い年の妻の美里と職場結婚し彼女の強い希望もあって岩崎家に婿入りした。半年前に食品会社の早期退職制度を使って仕事を辞め、現在は姑の佳乃が営む花屋の仕事を手伝う。美里は仕事優先で子作りという雰囲気ではなく、出張が多くて不在がち。

岩崎佳乃
40代半ばで花屋を営んでいる。夫は10年前に亡くなり現在付き合っている男性はいない。Gカップの熟れた身体付きであり熟れた身体を持て余していたが、娘夫婦の営みが少ないことを心配して背中を流してと誘ってしまう。

岩崎真紀子
36歳で佳乃と一回り歳の離れた実妹。性の不一致もあり2ヵ月前に離婚し、姉の家に同居することになった。花屋を手伝い勇次とともに仕入れに向かうこともある。母性の強い佳乃とは異なりクール系の性格で、勇次は似た性格の美里と重ねて見てしまう。Cカップとスレンダー、


【展開】

同い年の美里と職場結婚し婿入りしたものの、早期退職した勇次は姑の佳乃が営む花屋を手伝うことになった。しかもふた月前からは離婚した佳乃の妹の真紀子も同居することになり、計らずも男1人に女3人という状況に。しかし肝心の美里は今が一番大事な時期らしく、商談を纏めるために出張で不在である。見るに見かねた佳乃はある晩真紀子が外出しているのを機に勇次に背中を流して欲しいと誘うが、案の定股間を膨らませているのを見て楽にしてあげると告げ、手で射精に導いてあげる。それでも萎えることのない肉棒を頼もしく思い、言外にセックスはダメと匂わせつつもおしゃぶりで口腔で迸りを受け止める。

実は二人の蜜戯を覗き見していた真紀子は身体の疼きを抑えられず、翌朝の勇次の部屋を訪ねると盛大に朝勃ちしているのを見て、自らシックスナインになるよう誘い精液を口で受ける。それでも真紀子の欲求不満は収まらず、仕事を終えて夜中にまたも逆夜這いをしてしまい、一度の性交では物足りぬという勇次に翻弄されつつも、二度目はバックで絶頂し潮まで吹いてしまう。

次の日は姉妹の共通の知人の結婚式で裏方に回っていた勇次は着飾った二人も花嫁に負けていないと喜ぶが、自宅に戻ると真紀子は荒淫の疲れもあってか早々と眠ってしまう。佳乃は再び勇次の逞しい射精を受けられると浴室に誘い、自慢のGカップ乳で剛直を挟みながら口唇奉仕で迸りを受けると、セックスを求められてダメだと返し素股でイカせる。それでも勇次のペニスがビンビンなのを見て、ならば後ろの穴ならと妥協し初めてのアナル性交で感じるのであった。

その二日後店の定休日に書類を受け取る為外出した勇次は、待ち伏せていた真紀子の運転する車に乗せられラブホテルに連れ込まれてしまう。どうやら佳乃との甘い雰囲気に真紀子が勘づいたようで、洗ってもいないペニスやふぐりまで丁寧に舐めしゃぶり飲精すると、そのままベッドに向かいまたも潮を吹きながらのセックスで絶叫するほどである。漸く入浴出来て人心地付く間もなく、再び真紀子からセックスを求められて勇次は二度目の中出しをしてしまう。

これまで佳乃にバレないように振る舞って来たはずだったが、さすがに外での性交に気付いたようで佳乃の態度がおかしいと気付きつつも、勇次は様子を見守るしかなかった。数日後の晩に佳乃が初めて娘夫婦の寝室にやって来て、今夜はワガママになっても良い?と甘えられ、やっとセックスを受け入れてくれると安堵する。佳乃の性欲は想定した以上に旺盛で、シックスナインでの飲精から正常位でのせっかちな交わりでは物足りず、自ら婿に跨がり中出しを求めていくのであった。

美里が帰ってくる前日に配達を終えて帰宅した勇次は佳乃と真紀子の出迎えを受けるが、どうやら姉妹で話し合ったらしく今夜は3Pでということらしい。しかし美里が帰って来たところで関係を止めるつもりもないようで、姉妹での舐め奉仕からそれぞれの膣奥に一発ずつ精を放つが、佳乃と真紀子は並んで尻を突き出し続きを求めて来る。真紀子を攻めて潮吹き絶頂させると今度は佳乃のアナルに挿入し四度目の射精をしたものの、熟女たちは次はお風呂でね…と勇次に休む間も与えない様子である。


【レビュー】

近年のフランス書院文庫のトレンドである『妻の母(姑)』ものだが、本作では姑の妹(義理の叔母)を対抗ヒロインとして設定したのが本作である。

・妻の母【佳乃】(40代半ば)
・妻の母の妹【真紀子】(36歳)

因みに主人公は26歳で同い年の妻と職場結婚したが、退職して妻の実家の花屋を手伝い、妻は会社に在籍していてバリバリに営業をこなす設定となっている。本作中では出張中のため全く出番が無いのが他の作品との大きな違いであるが、それならば妻の母、妻の叔母設定である必要性は薄いのかもしれない。

誘惑のきっかけは佳乃からで、かねてより娘が夫を蔑ろにしてはいないか、家庭に入るべきとまでは言わなくても夫は立てるべきという考えである。(余談だがフランス書院文庫の妻の母はそういう考え方が多いので、メイン読者年代層の好みに合わせたとも言えるかもしれない)いきなり背中を流して欲しいと婿に頼んだ時点で、明らかに誘惑しているとも受け取れるようだが、何せページ数が減った影響もあり前置きに行を費やす訳にもいかないのかもしれない。

さすがにいきなり本番とはいかずに口唇奉仕止まりだが、問題は外出していたはずの真紀子が早く帰宅し様子を覗いていたことである。彼女は結婚生活が破綻して姉の家に同居していたが、かねてより姪夫婦の営みの声を聞かされただけでなく、姉までも長大なムスコを味わってズルいという流れから主人公を誘うのである。

この二人からの誘いで1章ずつ使うと漸く本番になるが、ここでは真紀子が先で佳乃はさすがに婿とはと躊躇し別の場所で交わるという点で違いはある。しかし一度交わってからは娘(または姪)などお構い無しという具合で、二人で主人公の精をとことん搾り取ろうとする貪欲さである。個人的には妻が帰宅してからの緊張感が欲しかったので、終始不在というのがちょっと残念でもある。

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鷹山倫太郎『夢のご奉仕三重奏 あなたのママになってあげる』

鷹山倫太郎『夢のご奉仕三重奏 あなたのママになってあげる』
(フランス書院文庫、2018年12月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

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【あらすじ】

早くに母を亡くし父も闘病の末に失った康平を見て、友人の母親である涼子や担任だった紗緒里は気に掛けて来たが、共通の友人である資産家の百合子が葬儀の場で康平を引き取り面倒を見てあげたいと言い始めてしまう。それぞれ青年に行き過ぎた世話を焼いた末に肉体関係まで結ぶが、美熟女たちはお互いに考えていることは同じだと納得し、三人で「ママ」になってあげようとする。


【登場人物】

安達康平
19歳。1年前に父が重病に掛かりその看病を優先するために大学進学を見送ったが、その父を亡くしてまで進学する必要があるのか自信を失ってしまう。絵を描くのが得意で県端にある大学の芸術学部に進みたいと考えていたが…。母親を早くに亡くしたこともあってか基本的に母性に飢えており、それと同時に性欲にも悩んでもいる。童貞。

宮原涼子
40代。康平の同級生で友人の母親で、夫と別れてシングルマザーとなり保険外交員として生計を立てている。母性に溢れた肉感的な身体付きの持ち主で巨乳。康平の家から車で5分ほどの近所に住んでおり、夕飯を作りすぎたと言っては何かと面倒をみてあげていた。

近藤紗緒里
27歳。康平の元担任教師で授業中は銀縁メガネを掛けクールで近寄りがたい雰囲気を醸し出しているものの、かねてから寡夫家庭の康平には何かと気に掛けていた。彼が受験に失敗したのは自分のせいと感じ、卒業してからもしばしば学校に呼んでは面談に応じていたが…。Bカップと他の二人よりはバストは控えめだが、ムッチリとした美臀の持ち主。

佐伯百合子
39歳。地元では著名な資産家の娘で婿を取ってはいたが過労により亡くなり、短い結婚生活に終止符を打たれることになった。子どもはおらず康平を実の息子のように思うが、家事全般が不得意で生活感がないと彼の方から同居の提案を断っている。複数のグループ企業の代表を務める傍らで絵画教室も開き、教え子の一人であった康平には特に配り続けていた。丁寧な口調で天然ぶりが見られる振る舞いが却って魅力的に映る。Eカップ。


【展開】

康平の父の葬儀の場で周りが退くほど号泣し、自分が引き取って面倒を見てあげると百合子が宣言したのがきっかけとなり、涼子は胸騒ぎを覚えつつ外交員の仕事の合間に彼の家を訪ねる。食べきれないほどのおかずを持参し彼が平らげた後にシンクで洗い物をしているのを見て、涼子は身体を密着させ過剰なスキンシップをはかると、康平の股間がいきり立っているのが丸分かりである。あくまでもお母さんごっこの延長上で甘美な手扱きを施すと、放たれた白濁液の多さに思い掛けず股布を濡らし、それを取り繕うように慌てて立ち去ってしまう。
数日後紗緒里は康平を学校へ呼び出し進路面談のつもりで話をしていたが、棚にある書類を取ろうとしてバランスを崩して彼を尻に敷く形となり助けてもらう。しかし康平としては魅力的な先生と布越しに密着しているシチュエーションだけで興奮してしまい、勃起しているのを紗緒里に気付かれ動揺を隠せない。あたふたしているのは彼女も同じで性欲に溺れているのは悪いことだと叱りつつ、剥き出しにしたペニスに尻扱きをする形で射精へ導くのであった。

その五日後康平は百合子に呼び出され屋敷に向かったが、終始マイペースなお嬢様に戸惑いを隠せず、彼女に押し切られる形で一晩泊まることとなった。入浴していてそろそろ上がろうとしていた時に百合子が入って来てしまい、魅力的な身体を隠そうとしなかったために興奮し勃起させる。康平が恥ずかしがるのを見て百合子はかつて夫にしてあげたように一物を咥え、夢中になるあまりに射精させてしまうが、久し振りの雄臭に身体の疼きを止められない。はしたないとは思いながらも康平にセックスしたいと言わせ、寝室で秘所を露わにしてクンニを受け正常位で交わるが、一度の射精で萎える訳もなく康平に四つん這いにさせられ絶頂を迎えてしまう。

前回の来訪から二週間が経ち涼子は康平の家に向かうと片付け忘れたらしい画材が目に入り、端からヌードモデルになるつもりで自分の絵を描いて欲しいと頼む。見られているだけで秘所が濡れ始めてしまい、康平が勃起していることに気付くやペニスを取り出して口唇奉仕を始め射精に導くと、 今晩泊まるからと暗にセックスを仄めかし、彼の部屋に移りベッドに横たわる。やはり康平は絶倫らしく正常位で射精しただけでは物足りず、続きを求められて涼子が上になる形で繋がるが、一転して怯えた表情の青年を見て自分が犯しているみたいだとゾクゾクするような快感を覚えてしまう。

紗緒里もまた進路室での一件以来康平がその気になったら…と受け入れるつもりでいたが、進路相談の連絡が入ると自宅に来てと誘う。キャミソールにスキニージーンズという体型丸分かりの服装で出迎えるが、康平もまたお母さんごっこと言えばセックスを思い出してしまうらしく、願書の書き方など口実に過ぎず単刀直入にしたいと求める。口腔でイカせてもまだまだ余裕の康平は正常位で繋がるがあまり余裕はなく、頑張れと励ましを受けながら女教師が潮吹きするほどの絶頂へと導くと、身体を洗うために浴室に連れていかれる。泡まみれの紗緒里に再び欲情し手扱きで射精させられると、何と後ろの穴での交わりも求められるのであった。

紗緒里とも結ばれた康平だったが、うっかり他の二人から秘密だと念を押されていた性的な関係を口に出してしまい、涼子や百合子が知ったら怒るだろうと気が重いまま招かれたホテルのスイートルームへ到着する。黒いドレスの百合子、赤に身を包んだ涼子、紫を纏った紗緒里が一同に会しているのを見るや、康平は秘密をばらしてごめんなさいと謝罪するが、三人は決して怒っている訳ではなさそうで、しかしお仕置きが必要ねと言われて戦慄に怯える。
後ろ手に椅子に縛られた康平の勃起を初めは涼子が、次に百合子が五分ずつ咥えると、母性では劣っていると感じた紗緒里は乳吸いさせ、今にも彼が果てそうなのを見た残りの二人はパイズリ射精させてしまう。ベッドルームに移るとまずは紗緒里が四つん這いになって中出しされ、次は百合子は涼子に乳首を弄られながら康平を抱き締めるように正常位で、続いて涼子も百合子に並ぶように同じ体勢で受け入れる。しかし絶頂から立ち直った紗緒里が康平の尻穴を触り腰つきが激しくなるなかで同時絶頂を迎えると、休む間を与えられず今度は紗緒里にのし掛かられてしまう。さすがに四度の射精を済ませただけに更に百合子や涼子に犯されて持続こそすれど、美熟女たちの貪欲さに康平が絶頂に至るのもあっという間で、三人にペニスを扱かれながら精液を放出するのであった。


【レビュー】

主人公を想うあまりに「行き過ぎた」行動に出てしまうヒロイン像を得意とする作者だけに、本作でも友人の母・元担任教師・世間離れした令夫人が競って自分がママなのだと主張する展開である。因みに主人公は病に倒れた父親を看取ったという設定のため、浪人生活を送る19歳の「青年」で、幼くして母親も亡くなっていてそれぞれに面倒を見てもらったという経緯がある。

・友人の母【涼子】(40代)
・元担任教師【紗緒里】(27歳)
・資産家の夫人【百合子】(39歳)

息子の同級生である主人公が欲求不満なのを見て「~だねえ」と囁きながら手で奉仕する涼子、教え子のために素股までする紗緒里と出だしから暴走ぎみだが、百合子はお嬢様らしく天然おっとりの雰囲気を崩さずにいる。意識してエロいことをしているのではないから、親しい友人同士でもある涼子と紗緒里もまた行為をエスカレートさせていく…終始そんな構図となっている。

ショタコン気味に主人公へのめり込むヒロインたちの姿はどこか笑いを誘うものでもあるが、高ぶり過ぎてよく分からないままラストを迎えてしまうのは、やはりこの作者だからとも言えるのかもしれない。


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鷹山倫太郎『お仕えしたいの 熟家政婦と若家政婦』

鷹山倫太郎『お仕えしたいの 熟家政婦と若家政婦』
(フランス書院文庫、2018年6月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

亮一の父親の海外赴任に伴い母親も一時的に帯同することになり、留守にする間に住み込み家政婦を雇うことにしたが、手違いで聡美と千明でダブルブッキングしてしまう。更に従姉の瑠花まで同居することになり、女性たちに囲まれた悩ましい日々を送る羽目となる。


【登場人物】

片山亮一
18歳で大学受験を翌年に控えた高校3年生。父親の海外赴任に伴い母親も一時的に帯同することになり、留守にする間に住み込み家政婦を雇うことにしたが、聡美と千明でダブルブッキングしてしまう。更に叔母の瑠花まで同居することになり、女性たちに囲まれた悩ましい日々を送る羽目となる。童貞。

根津聡美
36歳。若くして結婚したが、子宝に恵まれぬまま前年に夫を亡くしてしまう。家事の経験を活かして家政婦となり、今回契約した片山家にやって来たが…。深栗色のボリュームある髪に上品な顔立ちからセレブ系の奥様を思わせ、Gカップはありそうな豊かなバストと円みを帯びた身体付きは母性を感じさせる。

横沢千明
20歳。亮一と千明の弟が小学時代の同級生ということもあり面識はあったが、再会するのは約10年振りである。お嫁さんになりたいと夢見る女性だが、肝心の相手がいないまま家事を極め家政婦になってしまう。ポニーテールの似合う美女だが、未成熟な身体付きも相まって美少女と呼ぶ方が相応しいほどである。処女。

遠野瑠花
29歳。亮一の母方の従姉に当たり、かつて学生時代には同居していたこともある。出来るキャリアウーマンそのもので言い方にきついところはあるが、基本的には亮一想いの優しい女性。Eカップでメリハリの付きすぎた身体付きで、1年前までは同僚の男と付き合っていた。


【展開】

海外赴任となった父親の為に母親も一時的に帯同することになり、数ヵ月の契約で家政婦を雇ってくれたが、亮一は聡美と千明を前にして父と母が別々に契約したと知り困惑を隠せない。更に従姉の瑠花まで荷物を持ち出し押し掛けて来たとあっては追い返す訳にもいかず、幸い部屋は余っているので三人との同居生活を始めることになった。ライバル意識を剥き出しにする女性たちに早くも音を挙げそうになっていた頃、亮一は瑠花と二人きりになった折に背中を流してとせがまれるが、自慢のバストに目が釘付けとなる。パイズリしてあげると誘惑され二度も射精させられたが、亮一は瑠花が何故性的な奉仕を求めて来たか理解出来ずにいた。

従姉から欲望は全て受け止めてあげると申し出はあったものの、実際の瑠花は仕事で忙殺されておりなかなか機会がないままに、ある晩階下の瑠花の寝室に押し掛ける前にキッチンへ向かう。そこには聡美がおりホットミルクを作ってくれたが、目の前で揺れる豊乳に勃起を隠せずにいたのを知られ、まるで子どもをあやすように手扱きで精を放出させられてしまう。翌日曜日気まずいままキッチンに向かうと、聡美は誰もいないせいか裸エプロンで迎えてくれたが、暫くして千明が予定よりも早く帰って来て慌てて和室の押し入れに隠れなくてはいけなくなる。狭い空間で少年の高ぶりを感じた聡美はいけないと言いながらも跨がり童貞を奪うと、自分で動いてこそ脱童貞だと体位を入れ替えて二度目の性交に及んでしまう…。

甘美な想い出になるはずが襖を開けて行為を見られた亮一に取ってはトラウマでしかなく、結局は精を溜め込みながら淫夢に委ねていたが、翌朝目覚めると何と千明が口唇奉仕をしていて驚きを隠せない。千明は言い訳一つせずに勝ち誇ったかのように見えた聡美に嫉妬し、今まで「家事だけ」しかしていなかった自分に恥じて慣れないながらも性的な奉仕をしようと決意し、弟と同い年の少年の精を飲み下す。千明のお目覚めごっくんは金曜日まで続いていたが、聡美とセックスしたのを聞き出すと自分もと夜遅くに亮一を部屋に招く。漠然と亮一が好きと思っていただけにアナルを捧げるが、行為の果てに白濁を注がれるとその気持ちが一層強くなるのを感じるのであった。

結局亮一は聡美や千明とは誘われた一度きりで六月を迎えたある日瑠花に誘われてディナーデートに向かうが、手や口での「お世話」すら受けていないことを問い質されて「仕事」だと思うと申し訳なくてと答える。更に瑠花にもお世話するために来たのでしょと告げたことが悪かったようで、怒りの表情を隠さぬままの瑠花にホテルの部屋に連れ込まれてしまう。女心に疎いとは分かっていたがここまで鈍いとはと唖然とするしかなく、ならば自分の身体で教え込むまでだと意気込むが、少年の勢いに任せたピストンで屈服させられお漏らしまでする。浴室に舞台を移し立ちバックでスローセックスに挑むがやはり瑠花が先にイってしまい、ならば後ろの穴でと誘い幸せに浸る。

しかし数日後亮一の母から予定を早めての帰国の知らせを受け、契約終了を告げたものの千明が真っ先に離れたくないと反対し、聡美までも反対だけれども残りの日々を大事にしようと告げいきなり服を脱ぎ出す。千明も負けじと参戦し二人で口唇奉仕をすると、抱き合ったまま亮一の顔を跨ぎクンニを求め、先に千明が淫潮を吹きながら絶頂してしまう。次に聡美が馬乗りで初めて明るい場所で少年と繋がり中出しを受けると、意識の戻った千明からお嫁さんにしてと告白され、破瓜の痛みに悶えながらも絶頂していく。疲労困憊の亮一はこんな日々があと一週間と思っていたが、瑠花から更に甘美な提案を受け…。


【レビュー】

年の若い主人公に一種のショタコンじみた愛情を抱き、普段は清楚なヒロインたちが主人公と交わることにより、恥ずかしい姿を惜しみなくさらすという鷹山倫太郎作品の基本的な作風からの変化はない。本作では父親の海外赴任に伴い母親も一時的に帯同することになり、その不在の間息子である少年主人公の面倒を見てもらうために住み込み家政婦を雇うが、両親が別々に雇ったが故にダブルブッキングとなるところから始まる。タイトルや川島健太郎氏の美麗なイラストから見ればヒロインは二人と思わせるが、実は主人公の従姉まで押し掛けるために三人が登場する。

・主人公の従姉【瑠花】(29歳)
叔母である主人公の母親から話を聞いて荷物を持ち出し主人公の家に住み込もうと押し掛けるが、二人の家政婦という先客がおりその契約内容を見て危機感を抱き、誘惑を先に仕掛けるのが瑠花である。とは言えあくまでも保護者である以上はうかつに関係に及ぶ訳にもいかず、そうこうしている内に聡美に出し抜かれてしまい…。メリハリの付いた身体付きで男性経験あり。

・未亡人家政婦【聡美】(36歳)
前の年に夫を亡くしたが子どもはおらず、実の息子同然に母性を惜しみなく注いでいくが、「雇用人の欲求に対し、家政婦はどんな手段をもってしても応えねばならない」という契約内容に愚直なまでに応えようとし、結果的に筆下ろしまでしてしまう。熟れた身体付きで包容力の高い女性。

・幼なじみ家政婦【千明】(20歳)
「お嫁さんになること」を夢見ており、成熟しきれていない身体付きもあって美少女と呼ぶ方が相応しく、具体的に「誰のお嫁さん」と決めていないので未体験である。聡美の行きすぎたお世話を目撃したのをきっかけに、漠然と主人公を意識し始めるが、初めてを捧げる場所が意外にも…。

展開としては瑠花⇒聡美⇒千明の順に奉仕を受けるのだが、前述したように瑠花と千明が一線を越えるのは更に先であり、主人公もおいそれと年上女性に手を出すわけではない。しかしながら契約に従って聡美と千明が「お仕事」のつもりでお口や手での奉仕はしてくれることに疑問を抱き、それを瑠花にぶつけたことで話は大きく転換する。終盤もストレートにハーレムへ雪崩れ込む訳ではなくヒヤヒヤさせられることになるが、主人公の想いを知りもはや離れがたいと納得したところで締められる。鷹山作品はその物語の変則性にこそ特色があり情交の数自体は少ない割に、読みきったと思わせる不思議な味わいが見られて興味深いところである。

tag : 高校生主人公 童貞 処女

鷹山倫太郎「尼僧とシスターと僕」

鷹山倫太郎「尼僧とシスターと僕」
(フランス書院文庫、2017年11月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

尼僧とシスターと僕 (フランス書院文庫)
鷹山 倫太郎
フランス書院
2017-11-25




【あらすじ】

大学の先輩である美紀のフィールドワークに付き合わされ、県境の集落にやって来た壮太は十和子のいる修道院を訪ねるが、姿が見えないと探し回っていると、淋浴中の十和子の裸体に見とれてしまう。しかし彼女に気付かれ最悪の初対面を済ませた後、美紀の母親の芳江が出家している寺に泊まるが、何と大胆にも十和子を抱いてあげてと唆され…。


【登場人物】

吉岡壮太
20歳。文化人類学を専攻する大学生で、先輩である美紀に地母神信仰に関する学術調査に付き合うよう頼まれ、県境にある集落で10日間フィールドワークに付き合うことになった。美紀から好意を持たれていることには気付かない真面目な青年だが、女性経験は数える程度にある様子。

唐沢十和子
29歳。県境のある集落にある修道院で独り修行に励んでいるシスター。産まれてすぐ修道院に置き去りにされたこともあり孤児ということを引け目に感じ、万事控えめな性格で男性との付き合いもない。手足が長く腰まで伸ばした栗色の髪型がハーフを思わせ、バストもEカップとスタイルも良い。

片岡芳江
40代半ばと思われる美紀の実母で、夫が亡くなり美紀が進学したのをきっかけに出家し現在も修行中の身である。古い寺に独りで暮らしているが、同じ地域にある修道院の院長と懇意にしており、三年前に亡くなってからは十和子の母親代わりを自認している。慈愛に満ちた優しげな美貌は若々しく、メートル超えのふくよかな乳房が特徴的な豊満な体型で、時折妖艶な雰囲気を漂わせ壮太を惑わせている。

飯島美紀
25歳。芳江の実娘で大学院で文化人類学を専攻する才媛。美人ではあるが周囲の男を引き寄せないほどに冷たい印象を与えるが、唯一壮太にだけは先輩の特権を駆使しつつ特別扱いをしている。スレンダーながらもDカップとスタイル抜群だが、もしかして壮太が巨乳好きではないかと気掛かりな様子。一応男性経験はある。


【展開】

学術調査で修道院を訪ねたものの十和子が見付からず、壮太は美紀と手分けして行方を探し裏手に回ると、彼女が淋浴しようと修道服を脱ごうとしているところであった。色気などないクラシカルな装いに目を奪われ裸体を見とれていると後ろから美紀がやって来て声を掛けられ、その物音で十和子に気付かれた上に覗きは破廉恥だと美紀に叩かれてしまう。そんな最悪の初対面の話を芳江のいる尼寺で話をすると、彼女は災難でしたねと言いつつも宗派は異なれど十和子と懇意にしており、これからの滞在が良縁となりますようにと色っぽく言われ壮太の困惑は隠せない。

調査を始めて三日目の夕方になり寺の文献を探していた壮太は、芳江から間もなく外出中の美紀が帰宅する頃だからと入浴を勧められるが、何故か芳江が白襦袢姿で入ってきて背中を流してあげると告げられる。俗人さながらに妖艶な雰囲気を漂わせる芳江に欲情した壮太はエレクトしてしまうが、唐突なことに十和子を女にしてあげて欲しいと唆され、しかも勃起に気付いていたらしく問答無用とばかりにお珍棒と呼びぺニスを握られる。ふぐりにまで手を伸ばされ呆気なく果てたものの、更に芳江はお清めと称して濃厚なフェラチオまで施し二度目に導かれるが、まだその先もと期待したところで美紀が帰って来て中断させられてしまう。

その頃調査から帰って来た美紀は今回の旅行で壮太と結ばれたいと決意したのに、十和子の件で怖い先輩だと思われたに違いないと自らの不器用さを悔いていたが、隣の壮太の部屋から大きな物音がする。顔を赤らめ熱にうなされて倒れている壮太を見付けたが、何故か手を引かれ押し倒されて唇を奪われてしまう。ロマンチックとは言えないが壮太に委ねるつもりで愛撫を受けていたが、その途中で彼が我に帰ったようで美紀を犯そうとしていたことに始めて気付いた様子だが、彼女は秘所をさらしたままで終わりに出来ないと続きをしてと求める。クンニで絶頂した美紀は壮太の小柄な身体に似合わぬ偉容にたじろぐが、肉棒の蹂躙を受けて中出しを受け入れると、今度はヒップを突き出してもっとしてと性交を求めるのであった。

翌日修道院に泊まりで訪ねた壮太だったが朝早い時間に股間の違和感に気付きそっと目を開けると、何と十和子が黒いベールを纏った修道服姿で彼の朝勃ちを露わにしてぎこちなく触れていることに気付く。じわじわと性感に追い込まれた壮太は盛大に射精し十和子に浴びせてしまうが、彼女の意図が分からずに起きることが出来ない。その日一日をぎこちなく過ごし尼寺に戻ってきたが、その晩芳江の部屋に呼び付けられ何故十和子に手淫までさせておきながらセックスしないのかと問われる。神仏に仕える身であっても生身の女だから性欲はあると言わんばかりに説かれた壮太は、芳江の自慰を目の当たりにすると滾った若竿を挿入し、法衣から溢れた乳肉に顔を埋めながら射精してしまう。なおも勃起したままの肉棒を見て芳江は法衣を脱ぐと、横たわった青年の上に跨がりあられもない声を挙げ絶頂してしまう。

翌日壮太は美紀と共に修道院を訪ねるがすぐさま芳江の呼び付けられ彼女が尼寺に戻っていくのを見送ると、礼拝堂の清掃をしている内にポケットに入れたペンを落とし懺悔室にまで転がっていってしまう。服が引っ掛かり出るに出られないでいると、そこへ十和子がやって来て自らの淫らな行為を懺悔し、壮太への好意を打ち明けているのを聞いてしまう。またしても間の悪いことと思っていると十和子に声を掛けられて彼女の部屋に連れて行かれ、単刀直入に抱いて下さいと求められる。脇の下の秘毛が未処理だと知って壮太の興奮は増し、指で陰核を責めてアクメさせると正常位で処女を奪い、二度目は四つん這いにして獣のようだと恥じらうシスターを貫くのであった。

しかし芳江や十和子とはこの時の一度限りで滞在も最後の夜を迎えると、芳江の提案で慰労会と称して十和子も招き般若湯を飲み空かしていくが、突然芳江は飲みが足りないとばかりに口移しで壮太に飲ませてしまう。呆気に取られる十和子や美紀のいる前で何と芳江は壮太に抱かれたと暴露し、酔い始めた青年を誘惑して十和子にも奉仕に加わるように告げる。呆然とする美紀をよそに二人の聖職者から口唇奉仕を受けた壮太は射精するが、これをきっかけに何かに取り憑かれたかのように美紀から十和子の順に荒淫を繰り広げ、更には芳江をも押し倒して快楽絶頂へ導くと、美紀のフィールドワークを引き継ぎまたここに来るからと宣言する。聖職者たちも頼もしそうに壮太を見つめるのであった。


【レビュー】

「尼僧とシスター」という大胆な題名(と川島健太郎氏によるイラスト)から抱く印象は、いずれのヒロインも聖職者で性に対して慎みを持たねばならない立場であり、その一方で生身の女性である以上は淫欲も内包する複雑な設定である。官能小説でお馴染みの女教師以上に貞淑であるべき聖職者二人が大学生の主人公と出逢い、自らの性欲と向き合いながらも仏道や修道に身を置くだけに、越えられぬ最後の一線があるのは自然な流れと言えるのかもしれない。

・未亡人尼僧の【芳江】(40代)
地母神信仰にまつわる学術調査で先輩の美紀とともに県境のある集落を訪ねた主人公を待ち受けていたのは、美紀の母親でもあり夫を失ってから出家中の身の芳江で、本作での情交場面の大半において旗振り役となっている。娘の研究に協力するのを口実としながらも彼女の真意は別のところにあり、主人公を巧みに誘惑しながらも自らもまた女としての欲情と向き合い、関係を築いていくのだが…。

・芳江の娘【美紀】(25歳)
知的でお堅い印象の美紀は主人公に好意を抱いており、大学院生の先輩としての特権を利用してこき使うのを口実にしながらも、二人きりとなる今回のフィールドワークに誘った張本人である。あわよくばという期待を抱いていた美紀に対し、意外にも主人公から迫る形で関係を結んだものの、立場的には第三のヒロインと言えるかもしれない。

・身寄りのないシスター【十和子】(29歳)
産まれて間もなく修道院に預けられ肉親を知らない十和子は亡くなった修道院院長に育てられたが、修道中の身でしかも捨て子という負い目もあり自己否定の強い一面を持っている。そんな殻に閉じこもっている彼女を主人公に抱いてもらい、新たな世界を知ってもらうきっかけになればというのが芳江の真の狙いである。

芳江が仕掛けた誘惑をきっかけに美紀とも関係を結び、多少の紆余曲折がありながらも十和子をも抱いた主人公だが、帰京する前夜に十和子を招き慰労会を開いた芳江の提案でシスターを再び抱く機会を得る。これに待ったを掛けるのがすっかり恋人同士になったと思っていた美紀であり、あっけらかんと主人公との性交を暴露した母親に呆れつつも、負けじと恋人だと主張して乱れ始める。十和子もその若さ故の行動を見て羨ましいと思いつつ乱交に巻き込まれていくが、獣欲に目覚めた主人公は芳江が思っていた筋書きと違う形で活躍し、この関係はまだ続くということも示唆している。
真面目なヒロインが淫欲に溺れ激しい乱れっぷりを見せるのは鷹山倫太郎作品の特徴だが、本作では地の文での説明がやや長いようで、その分ヒロインの落差が大きすぎるような印象も感じた次第である。


DSKさんのブログでの本作の紹介記事です。
2017/11/25 発売尼僧とシスターと僕著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ eBookJapanはコチラ。→ FANZA(旧DMM.R18)はコチラ。「マリア様、淫らな私をお赦しください……」腕で覆った豊麗な乳房、下腹で可憐に茂る黒叢。清廉なシスター・十和子の沐浴を覗いた瞬間から、壮太の理性を狂わせる「最高の禁忌」が幕...
尼僧とシスターと僕(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

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鷹山倫太郎「最高の隣人 熟母と幼なじみ姉妹」

鷹山倫太郎「最高の隣人 熟母と幼なじみ姉妹」
(フランス書院文庫、2017年7月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

最高の隣人: 熟母と幼なじみ姉妹 (フランス書院文庫)
鷹山 倫太郎
フランス書院
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【あらすじ】

母を亡くし父も仕事で不在がちな直樹は隣りの望月家に頻繁に出入りしていたが、和菓子店を営む未亡人の佐和子から直樹を跡取りにしたいと告げられ、それを聞いていた長女の由香里と次女の奈々は頬を赤らめながら幼馴染みを恋人として意識し始め…。普段は引っ込み思案な奈々が先に直樹に告白し交際を宣言したのをきっかけに、佐和子や由香里の態度にも変化が現れる。


【登場人物】

平沢直樹
18歳。望月母娘の隣人で幼いころに母親を亡くし、会社員の父親と二人暮らし。大学受験を控えているが、進路先を見出だせずに悩んでいるなか、ある日佐和子から跡取りにしたいと告げられる。性に興味のある年頃で精力旺盛な童貞少年。

望月佐和子
44歳。一回り離れた夫が病死し、実家で和菓子店の「望月堂」を経営することになった。90㎝を超える豊満なバストと、30代を思わせるほど若々しく肉感的な身体付き。直樹の母親代わりとして頻繁に自宅に招いては面倒を見てきた。将来は直樹を跡取りに迎える気だが、仕事のこととなると天然で暴走しがちな一面が強い。

望月由香里
27歳。佐和子の長女でOLとして勤めに出ており、目下和菓子店の跡を継ぐ気は無い様子。手先は器用で母や妹のために料理を作るなど家事全般は得意。Bカップのバストにスレンダーな身体付きながらもヒップの肉付きだけは良く、本人は腰回りを気にしてパンツルックを心掛けている。直樹にかつて告白されたが歳の差を意識し、数年前からツンツンした態度を取ることが多くなった。

望月奈々
19歳。佐和子の次女で自宅から県内一の有力大学へ通っている。どうやら直樹に片想いのようで、しきりに一緒の大学に進学しようと誘ってはいるのだが…。大人しく気が弱いためか男子のからかいの対象にされたのをきっかけに、女性らしい身体付きが出ないように野暮な服装をし、黒縁メガネを掛けて美貌を隠そうとしている。Dカップの処女。


【展開】

直樹に出来上がった大福の柔らかさをみて欲しいと自分の熟乳に触らせて比べさせる母親を見た由香里は直樹に、奈々は佐和子に抗議するが直樹を和菓子店の跡取りに迎えたいと聞かされ、姉妹は頬を赤らめてこの幼馴染みを恋人候補として意識し始める。
その週末に直樹は奈々を家庭教師に迎えていたが、いつもと違って女教師風の格好をしていたことで女として意識し、股間を滾らせてしまったのを当の奈々に気付かれてしまう。母の発言をきっかけに姉もいずれは直樹に告白するかもしれない、そう危惧した奈々だけにこうした少年の反応は好ましく抱いてと誘惑し、乳房に触れられただけで秘所は潤いをみせる。直樹も童貞で不馴れとは言え何とか痛みに耐えて正常位で貫かれ破瓜を迎えると、彼の絶頂に合わせて奈々もイくことができて満足する。そして母や姉に直樹との交際を宣言してしまう。

翌週土曜日に職人たちが風邪でダウンしたからと佐和子に手伝いを頼まれた直樹は予約分の和菓子を作り終えるが、直樹は奈々との関係を問われ彼女との情交を思い出しすっかり臨戦態勢となっていた一物を知られてしまう。佐和子は年頃の男子の性欲の強さなど知らなかったと驚き、気が動転し奈々の貞操を守らねばと考えて自ら性処理を申し出ると、まるで子どもをあやすように淫語を連発しながら手で射精に導く。しかし直樹の性欲は想像以上で勢いの衰えない若竿に顔を伏せると、口唇奉仕によって二度目の白濁を受け止めるのであった。
直樹はこれ以上はと自宅に逃げ帰り悶々として夜を明かすが、次の日に熱を出してしまい仕事が休みだった由香里に看病してもらう。ところが彼女が着替えを探そうと尻を向けた無防備な姿をさらけ出すのを見るや、直樹の一物は途端に元気になってしまう。由香里がそれに気付かぬ訳もなく今日だけと言いながら口唇奉仕してくれると、直樹は秘所が見たいとねだりシックスナインで相互絶頂してしまう。それだけで少年の性欲が収まる訳がなく、大きなヒップを使った尻コキで二度目の射精に導いてしまう。

その頃佐和子は直樹から普段は毎日オナニーして性欲を発散させていると聞き自分も自慰に浸るが、却って欲求不満が募るだけでそんなある晩奈々がバイブを使った一人遊びをしているのを覗き見てしまう。そこで直樹を自宅へ呼び出すと娘がバイブを使って練習していたように乳戲で射精させると、もう我慢ならぬとセックスを求め正常位で誘う。一度の中出しで少年が満足していないのを知るや、今度は自ら騎乗位になり腰を遣って連続射精を受け入れるのであった。

シックスナインから二週間が経ったある晩由香里は妹の彼氏としたことに罪を抱いていたが、佐和子と話をするなかで関係を窺わせることを口走ったのを聞き逃さず行為があったことを認めさせると、自分だけ疎外されたようで怒りを覚える。翌土曜日に校門で直樹を待ち伏せするとラブホテルへ直行し、自分を抱くように求め思わずお漏らしするほどの快感を得られるが、二回戦でバックになった時に裏穴にも興味を持たせアナルセックスまで許容してしまう。行為の最中に好きと口走ったものの、正式に告白していないことに悩んだ由香里は、もう気持ちを抑えられぬと母や妹に想いを打ち明けると、佐和子から思わぬ提案を受けることに。

直樹は定期試験の翌日佐和子から日帰りでの温泉旅行を提案されるが、全員と関係を持ったことに罪の意識を抱き旅行を楽しむところではなかったものの、内風呂につかっていると母娘たちが裸になって乱入してくる。三人のなかで誰をお嫁さんにするのと迫られ奉仕合戦へと発展すると、始めに奈々が騎乗位で、次は由香里が背面騎乗位で跨がりそれぞれに中出しする。最後に佐和子から直樹の子を孕みたいと迫られ交わるが、乱れに乱れた三人の痴態に言いようのない怒りを覚えると、まるで凌辱するかのように次々と母娘たちを貫きフィニッシュは彼女たちの美貌にありったけの白濁を浴びせてしまう。誰か一人なんて選べないという想いを込めてのことだったが、誰に決めるのと言わんばかりに母娘たちに襲い掛かられただけで、精魂尽き果てた直樹はただ渇いた笑いを浮かべる他になかったのである。


【レビュー】

少年主人公にショタコンめいた愛情を抱き普段は貞淑なのに情交となると淫語を連発し、テンション高く喘いでは絶頂してしまうヒロインを描くことが多い次世代エース作家の四作品目である。前作『てほどき未亡人兄嫁【独り身】』では主人公がメインヒロインである兄嫁に好意を抱いていたが、すれ違いもあって兄嫁としての立場を優先したことで現実的な結末を迎えたものの、本作では題名の通り幼馴染み隣人母娘のいずれとも関係してしまうハーレム的展開である。

大学受験を控えた主人公がある日和菓子店を営む未亡人の佐和子(44歳)から跡取りにしたいと告げられ、そばにいた由香里(27歳のOL)と奈々(19歳の大学生)もそれを聞いて幼馴染みから恋人として意識し始めるところから始まる。先に恋人に立候補したのは1つ違いの奈々であり、男嫌いの彼女に取っては自分を守ってくれる王子さまのような憧れもあった様子で、早くも既成事実を作って母姉に交際宣言してしまう。

奈々が本命彼女に名乗りをあげたことで黙ってはいないのが母親の佐和子であり、まだ子どもなんだから早いと言いながらも主人公が既に男らしい反応を見せると知ると淫らに誘惑し可愛がる。長女の由香里も妹を立てて自分の気持ちを封じようとするが、エッチなハプニングをきっかけに迷い始め、更に母が主人公に抱かれたと知るとライバル意識を剥き出しにし始める。母姉の振る舞いに違和感を抱いた奈々もまた…という具合に終盤はハーレム的展開に向かってひた走っていく。

情交描写でのメインはやはりと言うか母親の佐和子で男の跡取りがいないこともあって、主人公に対して実の息子のように思っていて淫語を連発し射精を促すかの場面が複数見られる。性交に至るところでは高まった挙げ句に受胎願望まで抱く彼女は、普段はおっとりとした天然タイプでそのギャップを楽しめるであろう。また由香里は気持ちを封じ込めていた際にはツンケンしていたのが次第に甘えるようになり、更にお漏らしするほど高ぶってしまうのでこちらもギャップ萌えするのかもしれない。終盤は母姉に感化されたのか奈々でさえも高まってしまい、もうここまで来るとテンションの高さにお手上げ…な感じもする。実際に主人公も反撃を試みるが敢えなく撃沈、というのはイマドキの誘惑作品らしいだろう。

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鷹山倫太郎「てほどき未亡人兄嫁【独り身】」

鷹山倫太郎「てほどき未亡人兄嫁【独り身】」
(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

兄嫁の梓と同居生活を始めて半年が経ち、兄の三回忌の晩に博之は偶然兄嫁の着替えを覗き見てしまい、衝動的に抱き付いたことで梓に叱られる。梓の許しを得て一度だけの手淫をしてもらったが、かねてから彼に気のあったバイト先のカフェオーナーの志津子や、隣人若妻の理沙に気付かれエッチな関係に陥ってしまう。


【登場人物】

瀬川博之
高校2年生。二年前に兄を亡くし実家で暮らしていたが、半年前に通学もしやすいからと提案され彼女の部屋で同居生活を送っている。理沙の紹介もあって志津子のカフェでバイトをしている。童貞。

瀬川梓
29歳。博之の実兄の妻で会社勤めをしている様子。夫を亡くし面影の似た義弟の博之を招いて同居を続けているが、周囲からは再婚の勧めも受けている。推定Eカップと思われるバストに、細く括れた腰付きと熟れ掛かり寸前の女らしい身体付き。

三島志津子
39歳。博之のバイト先であるマダム向けのカフェを開いており、常連客である理沙の勧めで博之を雇っている。Hカップの爆乳と熟れていながらも、まだまだ30前後で通じるくらいの若々しさ。10年ほど前に夫を亡くしており、子供はいない。

浅川理沙
23歳。梓の隣室に住む若妻で、3年前に当時会社の上司だった夫に口説かれて結婚した。現在夫は単身赴任中で、暇を持て余しているようで志津子のカフェにちょくちょく顔を出している。子供はいない。Cカップ。


【展開】

兄の三回忌法要を済ませた博之は梓とともに帰宅するが、部屋で喪服を脱ぎ徐々に露わになる兄嫁の白肌をドアの隙間から覗き見ていた。そんな時に梓の実家との電話のやり取りを聞いて彼女が再婚を考えていると早とちりし、博之は抑えていた情動をぶつけ梓に抱き付くが、当然のことながら頬を張られ部屋に逃げ込んでしまう。義弟との気まずい関係が数日続くなか梓はある晩に博之の部屋を訪ねると、自分の名前を呼びながらオナニーしている姿を見て、嬉しさとともに性的な衝動を抑えられずにいた。次の日の晩に梓は再び博之の部屋を訪ね、頬を張ったお詫びにとオナニーの手伝いをしてあげると提案する。手扱きで大量射精に導いた梓はこれで終わりにしたくないと思い、口唇奉仕を始めいやらしい音を発するくらい激しい口戯で二度目へ導くのだった。

数日後志津子のカフェでバイト中の博之は兄嫁との一夜きりの思い出に浸っていると、理沙に何かあったのと詮索される。志津子はそんな博之は独り身の女には毒ねと相槌を打ち理沙を帰した後、博之に梓との関係を根掘り葉掘り聞き出す。恋愛感情とエッチしたいという気持ちは違うのだと言い聞かせるように誘惑し、客のいない時間とはいえまだ開店中のカフェのキッチンでブラウスを脱ぐと、パイズリフェラで射精に導いてしまう。
志津子の突然の行動に博之は兄嫁が好きだというよりも単にシたいだけじゃないかと悩み始めるが、その次の日にどしゃ降りの中でカフェにやって来ると、志津子からこんな天気では客は来ないからと店を閉められセックスしたい?と問い掛けられる。梓が本当に好きなのかどうかはともかく、せめて女を先に知っておいても良いのではと諭され、博之は正常位で交わるが呆気なく果ててしまう。次は後ろからしてという未亡人の淫らさに触発され、バックでの繋がりに興奮しながら二度目の中出しに至るのであった。

数日後梓が二泊三日の出張で家を空けることになり、博之は理沙の部屋に招かれて夕飯をご馳走になるが、突然志津子との関係を切り出されてしまう。わざとらしくコップの中のお茶を溢されズボンが汚れたからと浴室に押し込まれて困惑するなか、理沙がやって来て背中に美乳を密着させながらの手扱きや口唇奉仕にろくに抵抗も出来ず、博之は彼女の口内へ精を迸らせる。そしてここなら浮気にならないからとアナルセックスを求められ、二度も中出ししてしまう。

出張から戻った梓は頬を張ってしまった時の義弟のよそよそしさがまた見られると悩むとともに、逞しい若竿と勢いのある迸りを思い出し一人遊びに浸るが、ある日の夕方帰宅した際に博之が隣室の若妻と親しげな様子で立ち話をしているのを目の当たりにしてショックを受ける。そして数日後梓は志津子のカフェに呼び出され、まるで焚き付けるかのように博之との関係を切り出される。常識人の梓は反論するが、志津子はいつまでも博之を籠の鳥にして過保護にするだけでは成長しないと諭そうとする。志津子なりの気遣いだったが梓はその事に気付けず、博之が二人の女性と二股を掛けていることにショックを受けながら帰路を急ぐと、実家からの連絡が入り見合い話を打診され思わず受け入れてしまう。

そんな梓の心境の変化に気付かぬままひと月が経ちバイトの最終日を迎えた博之は、仕事を終えて理沙も合流し志津子と三人でラブホテルに向かう。博之が辞めるのを機に関係を断つつもりでいた志津子は浴室でぺニスに奉仕し、ただの隣人に戻ることに決めた理沙も少年の顔に跨がり三人で快感を味わう。彼女たちの決意に気付かずにいた博之はいずれまた逢うつもりで代わる代わる二人と交わった後で帰宅するが、帰りを待っていた梓の口から実家に帰りお見合いをしようと思うと告げられ、全てを知られてしまったのだと気付き激しく後悔する。

博之は梓とよそよそしい関係を改善できぬまま同居生活最後の晩を迎えるが、兄嫁から一緒に寝ようと寝室に誘われる。突然今晩は貴方の女になるからと梓に求められ、博之は華奢な身体には不釣り合いなほどの巨乳や慎ましげな秘所を愛してあげるとまずは正常位で交わる。生での情交は初めてと告白する兄嫁が可愛いと思いながら射精すると、今度は梓が上になりたいと申し出る。志津子や理沙と逢っていたお仕置きだからと騎乗位で攻め立てる梓は、悶え泣く義弟を可愛いと思いながら二度目の射精を受け止め、あの時素直に甘えさせてあげれば違う展開になったのかもと感傷に浸りながらも後ろからしてと求める。流石に三度の射精を終えてグッタリとした義弟を胸に抱き寄せ、梓も眠りに就くのであった。

梓と別れて1年後志望大学の合格発表を見た博之は、感傷に浸りながら実家に電話しようとスマホの画面をタップしようとすると、消せずにいた「義姉さん」のアドレスを目にする。消すかどうか迷った挙げ句、彼女が兄嫁だったことに違いないと気を取り直す電話を掛けようとすると、そこへ思わぬ着信が入る。新生活を送るための苦い報せではあったが、博之はその相手と時間が経つのも忘れいつまでも話し込んでしまうのだった。


【レビュー】

これまでに刊行された二作品がハイテンション気味に高まるヒロインの淫らぶりを描いているのに対し、本作では若干の方向転換を試みたようで同居する兄嫁との感情の擦れ違いや、切ない別れに伴う一夜限りの情交場面をメインに描かれている。2年前に兄を亡くした主人公博之が兄嫁の梓に招かれて同居生活を始めたものの、兄の三回忌の晩にある事件を起こし、ギクシャクとした関係に陥るところから話は始まる。

義弟の性欲に気付いた梓もこれまで抑えていた女として欲情に駆られ、一度きりの条件で本番なしの癒しを与えてしまう。そんな主人公が感傷に浸っていると、バイト先のカフェの女店長で未亡人の志津子と、バイト先を紹介した隣人若妻の理沙に見破られて誘惑される。志津子は兄嫁への恋愛感情と性欲を混同しているのではないかと迷う主人公を誘い、理沙も結婚してまだ数年ではあるものの夫と離れて暮らしていることもあって積極的に求めていく。二人とも主人公の気持ちを察しているだけに、遠回しに積極的に迫りなさいと応援してはいるのだが、淫らな関係に溺れていくうちに梓との距離は離れていくばかり。

梓が義弟の性的な関係に気付くのも時間の問題であり、受験勉強に専念するために主人公がバイトを辞め二人から関係の清算を告げられて想いを告白しようとするが、時既に遅く梓から第二の人生を選択することを告げられる。主人公と梓の擦れ違う気持ちにヤキモキさせられるのだが、最後の晩にやっと赤の他人となるのだからと一夜限りの情交を結ぶ。

10代で相次いで三人の年上美女と関係し、そして別れを経験していく。そんなほろ苦さを内包した儚い官能作品である。官能描写の大半は志津子や理沙との場面で占められ、特に後者では浮気にならないからと別な場所での交わりに特化していて、やはりテンションは高めである。梓との情交描写はたった一夜なだけに、尺を取った上でじっくりと落ち着いた描写と対照的なのが興味深い。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/1/23 発売てほどき未亡人兄嫁-独り身著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(!!……とうとう義姉さんが裸になって、僕の目の前に)予想以上に豊満な美乳、肉感に満ちみちた腰まわり。汗ばんだ太ももの狭間には夢にまで見た鮮紅色の秘唇が……真夜中の寝室で施してくれた甘い手しごきと濃厚フェラ。結婚指輪をはずし、憧れの兄嫁がついに一匹の牝に!僕を大人にしてくれ...
てほどき未亡人兄嫁-独り身(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞

鷹山倫太郎「初体験の家 熟母と年頃三姉妹」

鷹山倫太郎「初体験の家 熟母と年頃三姉妹」
(フランス書院文庫、2016年3月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

母姉たちと離れ父と二人暮らしだった正也は、父の海外赴任により久し振りに実家に戻ってくる。女所帯の喧騒に囲まれて彼女たちと仲良くしたいと思うが、彼を弟としてではなく男として見てしまう姉たちに誘惑され、次々に蜜戯を始めていく。そして母の美弥子とも…。

【登場人物】

倉科正也
18歳の高校3年生?父親に溺愛され単身赴任に付き合わされていたが、今回は海外ということで実家に預けられる。女性経験はない。

倉科美弥子
40代半ば?正也や律子たち三姉妹の実母。30代にすら見えないほど若々しく、間延びした話し方がそれに拍車を掛けている。夫と離れて暮らしてから久しいが、娘たちに囲まれて賑やかに暮らしている。Fカップの熟れた身体付き。

倉科律子
27歳。美弥子の長女で、大手企業の管理職に就く才媛。黒髪ロングを束ね化粧も控えめで、フレームレスの眼鏡をかけて地味な印象だが、相反してGカップのグラマラスな身体付き。生真面目な性格が災いし男性に縁がない。

倉科夏希
24歳。水泳教室のインストラクターで、職業柄日に焼けており髪先も茶色いので、軽い女性に見られているのが気掛かり。引き締まったスタイルの良い身体付きでDカップ。男性経験はほどほどにある様子。

倉科亜美
19歳。美弥子の三女で大学生。少女趣味で身長150cm台と小柄で、身体も凹凸が少なく幼さを感じさせる。Bカップ。外見に反して年上男性との経験は複数ある様子。

【展開】

母姉たちと同居生活を始めて1ヵ月が経ったある晩正也はオナニーしていると、自分が女らしく見えるかを聞こうとして夏希に部屋へ踏み込まれてしまう。グラビアアイドルより自分の方がと夏希は自分をオカズにオナニーするように命じるが、弟が躊躇しているのを見て祈りのポーズを取るかのように両手を使い射精に導く。お掃除フェラで味をしめた夏希は「持続力を付ける訓練」だと毎晩部屋に来るように命じるが、正也はしてもらってばかりではと女上位のシックスナインで彼女を絶頂へ導く。

夏希が水泳教室の特別合宿で1週間不在にしていたある晩、禁欲していた正也は机の引き出しの中から亜美のショーツを見付け彼女の部屋に向かうが、亜美は待っていましたとばかりに夏希との蜜戯を知っていると告げる。乳房を愛撫されながら指ピストンだけで達した亜美は夏希への対抗意識を剥き出しにし、自分は素股で射精させようとする。そんな交わりが三日間続き遂に亜美は騎乗位で童貞を奪うが、一度ではもの足りぬと正常位に変えて正也に奥まで侵入されて絶頂を得るのだった。

夏希と亜美と蜜戯を重ねる日々を過ごし同居を始めてから5ヵ月が過ぎたある日の夜、やっと正也と二人きりになる機会を得た美弥子は正也に背中を流してあげると浴室へやって来る。乳房を与えながら手コキで、更にはパイズリで立て続けに射精に導くが、流石にその先はと戸惑い我慢しようと決意する。ところが数日後性的な渇望に悩まされた美弥子は夜遅くに正也を寝室へ呼ぶと、単刀直入にセックスの練習をさせてあげたいからと後ろの穴での交わりを求めてしまう。二度も注射をされて美弥子は息子を騙しているようで少しだけ心を痛めるが、性欲を満たされて安堵する。

亜美の誕生日プレゼントを買う為に短期のアルバイトを始めた正也は、帰り道に会社の先輩に絡まれている律子に声を掛けると、追っ手から逃れるようにラブホテルに雪崩れ込む。弟に対する気持ちが肉親愛なのかどうか悩んでいた律子はここぞとばかりに正也に迫ると、秘所に触られて発情し返礼とばかりに口唇奉仕の末に美貌に精を浴びてしまう。正也は正常位で破瓜へ導き一度だけではもの足りぬと、今度は律子を四つん這いにして愛しさを感じながら再び中出しする。

家族全員と性的な関係を結んでしまった正也は亜美へのプレゼントを買って帰ると、律子の口から四股が発覚し母姉たちの間でちょっとした修羅場になっていた。中でも夏希は怒り狂っていたが、亜美の提案でリセットしみな公平にするつもりで浴室で交わることになる。
お口が初めてとなる律子が奉仕し他の三人に全身を愛撫されながら射精すると、夏希が次は自分とばかりに跨がり亜美が顔面に秘所を擦り付けて絶頂する。休む間もなく今度は律子の勧めで母と膣内性交に至るが、並んで四つん這いになっている律子もアナルを解してと指挿入を求め、二人ともイってしまう。誰かが一人になんて決められる訳が無いと亜美は夏希と、律子は美弥子と抱き合い重ね餅の状態になると、それぞれの膣穴を行き来して、最後は四人の美貌に精を浴びせ正也は幸福に浸るのであった。

【レビュー】

出だしから身体の特徴や男性関係まであけすけな女家族のやり取りで始まるだけに、まさに主人公に取っては「姦(かしま)しい」女の世界に同居させられたような感覚に陥ったことであろう。そんな主人公【正也】18歳は溺愛する父親の手元に置かれ、転勤の度に振り回されてきたが、今回は海外赴任ということもあり、実母や実姉3人の暮らす実家に戻ってくる。昨今のフランス書院文庫で流行りの「新生活」設定に沿った、実同士の相姦とは言え重苦しい要素はゼロの終始ハイテンションなコメディである。


・正也と呼ぶツンデレなお姉さん【夏希】24歳

水泳教室のインストラクターであり、色の薄い髪と日焼けした身体にDカップのメリハリボディで軽いタイプと誤解されることの多い次姉。初めに主人公に興味を抱いたのが彼女で性的な戯れを強いるくらいだが、流石に本番だけはと躊躇しペッティング止まり。

・マーちゃんと呼ぶ小悪魔なお姉さん【亜美】19歳

夏希との関係にいち早く気付き、彼女がいない夜にハニートラップを仕掛けて弱味を握り、姉への対抗心を剥き出しにする末姉。Bカップと控えめな膨らみと小柄で未成熟な体型はまさに○リタイプだが、見ために反して年上男性との性体験は豊富なようで、当初は素股に留めていたものの童貞を奪ってしまう。

・正也くんと呼ぶ実母【美弥子】40代

三人の娘と主人公の母であり夫が転勤を繰り返し自分たちは実家にいただけに、久しく男性との交わりが無かった彼女。娘たちが不在で主人公と二人きりになった時に一緒に入浴し、Fカップを使った奉仕に留めていたが、我慢できなくなり深夜に部屋に呼び寄せて「もう一つの純潔」を捧げる。


・正也君→マーくんと呼ぶ地味めなお姉さん【律子】27歳

普段のお堅い雰囲気から心理的には近寄りがたい印象を抱いていた長姉だったが、ある晩に街中で見掛けた彼女のピンチを救おうとラブホテルへ逃げ込んだのをきっかけに、彼女がひた隠しにしてきた心情が露わになり結ばれる。Gカップのグラマラスボディに反して、見ための印象通り男性経験は皆無。

一人一章ずつの展開はお約束通りで、亜美の誕生会で律子が嘘を隠すことに疲れてしまい、母や妹たちに関係を打ち明けて混乱に陥る。しかし主賓の亜美が旗振り役となり、一旦リセットしようと5Pに雪崩れ込む。実はここまでの誘惑は基本的にヒロインたちからのもので、主人公に取ってはまさに「上げ膳据え膳」の状態であり、やや穿った見方をするとワンパターンと言えるのかもしれない。

始めから終わりまで姦しい母姉たちは情交場面でもテンションが高く、「あひぃん」や「んほおっ」といった喘ぎ声の多用は何処となく巽飛呂彦作品からの影響を感じさせる。過去のフランス書院文庫の系譜を辿ると、新堂麗太作品や宮園貴志作品から繋がるラブコメディ路線の後継者となるかもしれないが、押されてばかりでなく退く部分も無いとスイーツのシロップ掛けみたいでぐどいかもしれない。今後作品を重ねていく上で、ハイテンションなだけでない別の一面も見たい気がする。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/6/25 発売初体験の家-熟母と年頃三姉妹著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「オチン×ンの先っぽが××に入ってきたの、わかる?」美尻がゆっくり沈み、熱棒がとろとろの柔壺にめりこむ。いたずらな笑みを浮かべ、童貞を貪る美しき姉・亜美。僕の牡棒を競い合うように求められる悩ましき誘惑の日々。四十路母と三人の美姉が放つ淫らな魅力に押しきられ、初同居、初体...
初体験の家-熟母と年頃三姉妹(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉弟相姦 母娘丼 姉妹丼 処女

鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」

鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」
(フランス書院文庫、2016年2月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校で寮生活を送る幸治は、実家に戻った際に住み込みの家政婦の弓恵の下着を持ち出しオナニーするが、その姿を目撃され筆下ろしをしてもらうことに。そして寮に戻ると寮母にしては華美なほど魅力的な綾香からも誘われる。

【登場人物】

笹原幸治
高校生で遠方にある進学校の寮に入って生活している。実家は病院を経営しており、5つ離れた兄も後を継ごうと大学の医学部に通っている。弓恵に対して親しみを持っているのだが、帰省するまでは女性としての意識はあまり無かった様子。童貞。

水谷弓恵
35歳。笹原家で長年に渡り住み込みで働く家政婦。素性は良く分からず、結婚していないが男性経験は少なからずある様子。慈愛に満ちた淑やかな性格の美女で、家の中では常に割烹着などの和装を身を包むことが多い。年相応に熟れた身体付きでHカップ。

工藤綾香
31歳。幸治の通う高校に併設された生徒寮の寮母兼管理人として働くが、日本人離れした美貌とFカップで抜群のスタイルを持つ魅力的な女性。かつて結婚していた時期があったが、離婚して今の仕事に就いてからは気に入った生徒を時々摘まみ食いしていた様子。その生徒の中には幸治の兄もいた。

【展開】

GWで帰省したある日幸治は洗面所に向かうが、そこで弓恵の下着を見付けて部屋に持ち帰りオナニーしてしまう。そして弓恵に見付かるが汚れたペニスの後始末をしてもらう内に再び勃起し、手や口で2回も精を放出させる。翌日の晩約束した通り彼女の部屋を訪ねてスマホで豊満な身体を撮影するが、弓恵から男にして差し上げましょうと優しく微笑まれ、正常位で2回、騎乗位で1回と中に射精する。

寮に戻った幸治は綾香の態度に後ろめたいものを感じてうっかりスマホを置き忘れてしまい、弓恵の裸体を収めた画像を見られてしまう。寮母室へ呼び出された幸治は口止めの代わりに彼女を抱くこととなり、セックスを教えてもらいながら立て続けに膣内へ射精し、綾香を夢中にさせてしまう。

8月に入り水泳部の練習で短い帰省となった幸治は、綾香に教わったように弓恵にもパイズリで洗って欲しいと求めて乳谷で射精する。頑なに本番は許そうとはしない弓恵だったが最終日の夜に幸治が綾香と電話で話をしているのを聞き、彼女の存在を知って部屋に誘うと、思う存分幸治にピストンさせ離れがたい想いを抱きながら身体を重ねるのであった。

秋を迎え学園祭の準備で擦れ違いが続いていた綾香は、その当日に高校を訪ねて彼を来客用の男子トイレの個室に連れ出す。口唇奉仕の最中に用を足そうと他人の足音が近付く中で興奮を覚え、精を受け止めると自ら後背位で幸治を導くが、二度目は駅弁で突かれて射精されると快感のあまり失禁してしまう。後始末をしてトイレから出た綾香は弓恵の姿を見掛け話し掛けるが、当の弓恵は綾香だと知ってマフラーと手袋を渡してそそくさと逃げ出してしまう。
数週間後すっかり甘えるようになった綾香は幸治を部屋に招いて抱かれるが、危険日だからとスペルマを顔面に受け止め、その後で後ろの処女を捧げたいと提案する。すっかりテクニシャンになった幸治に感心しながらも、綾香は腸内で迸りを受けるとまたもや失禁するほど愉悦を感じるのであった。

12月に入りクリスマスを間近に控えた冬休みの初日に綾香は密かに弓恵に連絡して呼び寄せると、幸治を連れてラブホテルへ向かう。緑と赤のビキニを纏った綾香と弓恵からプレゼントだと告げられた幸治は、初めは二人の手コキで、二度目は口唇奉仕で顔面に向けて精を放つ。そして浴室へ移動すると綾香の過去の「男性経験」を聞いて興奮を覚えながら騎乗位で貫き、弓恵にも同じ体位で立て続けに射精する。更に弓恵のリクエストで肛門性交を済ませた幸治は、寝室に戻ると二人を並べて交互に貫き、絶頂のあまり吹いた潮を浴びると、将来の進路を思い描きながら差し出された二人の手を握りしめる。

【レビュー】

2016年二人目のフランス書院文庫からの新人デビューとなった本作は、自宅を離れて寮生活を送る高校生が住み込みの家政婦と、寮母の二人からショタコンめいた愛情をふんだんに注がれる作品である。家政婦に手解きを受けた主人公が寮母により技巧を覚え、会う度に与えられる愉悦に溺れていくのはお約束の範囲内と言えるだろう。

題名では主たる存在の家政婦は、主人公の家に住み込みで働いている為に彼が帰省する時にしか会えず、可愛さのあまりに筆下ろしをしたまでは良いが将来に差し障ってはと二度目の時に関係を拒む。それでも彼に別の女の影があると見るや一転して何度も受け入れる情の深さも伺えるが、やはり家政婦の立場から主体的に動けないのは仕方のないところである。それでも思う存分甘えさせてあげようとする場面は丁寧に描かれている。

寮母の方が主人公の側にいるだけに初めは摘まみ食いの感覚で教える立場だったのが主人公のあり余る性欲に溺れていき、家政婦の存在を知ってからは逆に甘える立場になり、遂には高ぶり過ぎてしまう癖が付くまでが妙味と言えよう。奔放そうに見えて実は主人公を思いやり、家政婦と二人で彼を愛していこうと決断するのも彼女である。こうした作品の流れは多分に巽飛呂彦作品や鏡龍樹作品の影響を受けているのではないかと思うし、帯に「イチオシ 超大型新人」とあるように、今後こうした作品を重ねていってもらえれば喜ばしい限りである。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/2/25 発売熟女家政婦と僕-青い初体験著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「坊ちゃんの××、さっきより大きくなってきましたわ」割烹着姿で浅黒い男根に絡み付かせる白く細い指。甘えん坊の幸治が愛情たっぷりに注ぐ淫らな視線が、母性あふれる弓恵の成熟した身体にも火をつけて……唇で施す肉棒のお掃除、豊満ボディを揺らす性のご奉仕……どんな甘いおねだりも聞いて...
女家政婦と僕-青い初体験(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定 デビュー作品

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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