2019年を振り返って【個人的なこと】

いつも拙レビューをご覧いただき、ありがとうございます。
改元に伴い「平成」から「令和」へと元号が変更されたわけですが、私たちの生活は特に大きく変わったわけではない。何があっても慌てず騒がず、マイペースに生きていきたいものです…。(それにはやるべきことをやってからが大前提となります)

個人的には令和元年台風15号(ファクサイ)の通過に伴う停電、突然の辞令による他部署への一時出向(意味合いは違いますが、分かりやすく述べればそういうことです)など、平穏というぬるま湯からの変化に戸惑った一年でした。

しかし令和元年台風15号は接近する数日前から「過去に経験したことのない」と予告されていて、私も出来る限りの備えを済ませていたからこそ停電「だけ」で済んだのだと思いますし、家屋損壊など甚大な被害を受けた方がいらっしゃると思うと複雑ですね。

仕事に関しては今までの環境との大きな違いに戸惑っていますが、仮に早期退職→再就職となったらこういうことも覚悟せねばいけないと、いい機会を与えてもらったと思うことにします。(今の研修先を悪く言うのではなく、私の年齢から見れば若いって良いなあということです。)
一応来年度は元の職場に戻すとは何度も言われていますが、単なる一過性の「思い付き」で何も成果はないのでは浮かばれません…。定期的にこの試みが定着するように、私も出来ることはするつもりです。とにかくこの「研修」が本当にただの「思い付き」ではないかと感じたことは度々あったのですが、その丸投げ感自由さを生かすも殺すも当事者の気持ち如何だと思っています。

次のエントリー(記事)で2019年の官能作品(のほんの一部)を振り返っていきたいと思います。引き続きお付き合いください。
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11年振りとなるフランス書院文庫官能大賞受賞

管理人のにゃらです。
「第23回フランス書院文庫官能大賞、結果発表」(公式ホームページ「編集部発」、2019年10日4日)にて、11年振りとなるフランス書院官能大賞の受賞が発表となりました。おめでとうございます。

以下引用です。

■大賞「人妻孕ませ檻」

人妻と女子大生の姉妹が、暗い地下室に囚われ、狂気の凌辱者たちの手でひたすら浣腸とアナルセックス、種付け姦を繰り返されるというストーリー。

応募原稿を目にしたとき、結城彩雨先生本人からの投稿ではないかと疑ったほど、作品の雰囲気が似ていた。
今回、受賞の連絡をした際、著者の方とお話する機会があったが、やはり結城先生の大ファンであった。
結城先生の作品を読み尽くし、もう読むものがなくなって自分で書くことにしたという。

本作の特徴は、その容赦のない凌辱ぶりにある。
一児の母である幸せな人妻と、恋人のいる清楚な女子大生を、無慈悲かつ残酷な肉刑が昼夜となく襲いかかる。
妹を人質にとられ、逃げ場のない地下檻で人妻はアナルを開発され、肛門セックスで絶頂するまでに調教され、最後には自ら浣腸をねだる淫女に堕とされる。

昨今、応募作には、濡れ場よりストーリー性を重視した作品やニッチな属性のヒロインも見受けられた(凌辱者が実はイイ人だったなどの話も含まれる)。
それはそれで新しさや個性かもしれないが、古くからの凌辱ファンを満足させる、ド直球の暴虐小説をずっと読みたかった。
本作が久しぶりの官能大賞の受賞となったのは、編集部のそんな気持ちに応えてくれた作品だったからだ。



同時に特別賞の受賞も発表されています。
以下引用です。

■特別賞『僕だけの美熟メイド ~お射精いたしましょう~』

善良で損をしがちな会社員の青年が、隣家の美熟女のトラブルを解消し、そのお礼にメイド姿でご奉仕されたり、癒しエッチをしてもらえるというお話。

本作はA4の紙で25枚程度と、過去に最終選考に残った作品の中でもっとも分量が少なかった。それでも受賞に至ったのは濡れ場がすばらしかったからだ。
おもしろい話を作れる才能は大事だし、評価対象でもあるが、ポルノでいちばん大事なのは「濡れ場」を描く力だ。
誘惑小説は、誘惑するヒロイン側のセリフが鍵を握る。本作は手コキシーン一つとっても、セリフを読むだけで、淫らな水音だけでなく、匂いまで漂ってきそうだった。淫らなセリフを作り出す作者の才能とセンスは尋常ではない。

また、ただいやらしいだけでなく、ヒロインの(主人公の青年を)癒してあげたい、守ってあげたいという温かい気持ちが伝わってきた。エロさ+温かさ、があった。恐らくは著者本人の資質によるものと思われるが、ハートウォーミングな作品だったことも受賞の決め手となった。
一冊の本にするには分量が足りないため、これから大幅な加筆や改稿が必要であるが、一日でも早く読者のみなさんにこの作品をお届けしたい。

なお、今後も少ない原稿の分量であっても、濡れ場がすばらしければ受賞する可能性があることは、この場を借りてお伝えしておきたい。




長年フランス書院文庫を愛読してきた管理人としては、常にフランス書院文庫に新味を求めています。現在第一線で活躍されている作家さんには、それぞれの好みや得意な作風はあるでしょう。一方で商業としてのある一定水準も求められているのも承知しているつもりであり、端的に申し上げるならば「テンプレ」や「マンネリ」とも言えるのかもしれません。

いち読者に過ぎない管理人には創作論に付いて語る資格は無いですが、それでも今回の官能大賞の講評を一通り読んでみて、果たしてこの2作品は受賞に値するのであろうか?そこは私の読解力が足りないだけですが、イマイチ腑に落ちない点ではあります。

失礼を承知の上で申し上げると、無理やり捻り出した感じが否めないのです。
官能大賞は果たして年2回も必要でしょうか?受賞する(=出版に至る)新人さんを出すことが目的になってはいませんか?前回も今回も何となくモヤモヤとしたものが残りました。

私はただの会社員で作家を志したことは一度もありません。拙いレビューを見ればお分かりでしょう…。拙ブログにお越しの方にはご承知のことかとは思いますが、念のため申し添えます。






と纏まりのないままに終わるのも申し訳ないので、過去2回官能大賞の大賞受賞作品が出ていますのでご紹介したいと思います。

第1回フランス書院文庫官能大賞受賞作品

白石澪『人妻・同窓会の夜に』




デビュー作品は当時立ち上げたばかりの「マスターズ文庫」の創刊ラインナップとなっていました。その後アンソロジーでの短編及び1作品の刊行を経て、大人同士のラブロマン路線から母子相姦路線に転向しましたが…。

個人的にはこの母子相姦路線は高竜也作品からの影響を強く受けすぎたのではないか、端的に申し上げるならば同じ路線は二人要らないとも言えるのかもしれませんね。静岡県在住の現役女性教師という触れ込みでした。





第6回フランス書院文庫官能大賞受賞作品

宇治薫『はんなりと… 年上の京おんな』




ペンネームからも京都を思わせる印象で、実際に刊行された3冊ともに京言葉を使うヒロインでした。

その一方で、

・デビュー作品は高竜也作品を思わせる終盤に暗転する展開
・2冊目は悪漢(今で言えば反社でしょうか)たちに汚されるヒロイン
・3冊目は誘惑路線に回帰も掴み所が難しい作風(母娘)

とデビューしてからの作風の幅の持たせ方が極端というか、果たして同じ方が書かれたのであろうかと思わせるほどだったのが気になります。

ここまで書いていてふと気になりましたが、来年はフランス書院文庫創刊35周年です。(1985年創刊)
まさかその象徴としての官能大賞受賞なのでは…?穿ち過ぎでしょうか(苦笑)

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川島健太郎さんの10周年

イラストレーターの川島健太郎さんが、フランス書院文庫の表紙のご担当を始められたのが2009年5月です。2月12日にフランス書院のレーベルの一つであったR文庫の作品が初めてのフランス書院での仕事だったとTwitterでご報告なさっていました。






10周年まではもう少し先ですが、おめでとうございます。毎回美麗なイラストで楽しませていただいており、愛読者の一人としてお礼を申し上げる次第です。

2019年現在でフランス書院文庫の書影イラストをご担当なさっている方では、長らくしおりのイラストも手掛けられており、レーベルの「顔」でもある新井田孝さんに続き二番目に長いこととなります。他の方に関しては後ほど触れるとして、管理人の推しも含めて10年間を振り返りたいと思います。




2009年:R文庫創刊をきっかけにご担当

御堂乱『美臀おんな秘画』

美臀おんな秘画
御堂 乱
フランス書院
2017-01-20



きっかけは凌辱専門レーベルのR文庫の創刊で、作者の御堂乱さんも最初のラインナップに入っていました。時代物凌辱として後には時代艶文庫も創刊されますが、この「美臀おんな」シリーズは川島さんが手掛けていくことになります。

フランス書院文庫での初めての作品

東雲理人『60日同居人 未亡人母と隣りのお姉さん』




帯にある「誘惑第4世代、デビュー!」が懐かしいですね。
この頃からフランス書院文庫の新人のデビュー作品は、主に川島さんが手掛けられるという流れになったような気がします。




2010年:フランス書院文庫でメイドさん

青橋由高『僕とメイド母娘 ご奉仕します』




表紙の「脱・黒本化」を進めていた時期でもありましたが、まさかのメイドさんとは…というのが当時の感想です。時期が前後しますが上原稜さん、山口陽さん、鷹羽真さんと、美少女文庫ご出身の作家さん(お三方はいずれも美少女文庫新人賞または特別賞を受賞)が次々とフランス書院文庫に進出した時期でもあります。美少女文庫の最終兵器として青橋由高さんも参入されましたが、今では両レーベルの代表的な顔と言っても過言ではないでしょう。




2011年:女子高体育会

甲斐冬馬『女子高体育会 三人の女主将』

女子高体育会 三人の女主将
甲斐 冬馬
フランス書院
2014-05-30



この年に甲斐冬馬さんは女子高の体育部を題材とした作品を三冊刊行されており、いずれも川島さんのイラストで統一されています。余談になりますが甲斐さんは翌年『女子高文化部 書道部、演劇部、新聞部』という作品も出されています。




2012年:二段ベッドが揺れる

梶怜紀『二段ベッドが揺れる【美姉妹蟻地獄】』




川島さんのイラストではヒロインを複数描くことも特徴で、本作も二段ベッドの上下でのヒロインの反応の違いを楽しめます。何故二段ベッドなのか?きっとソフトオンデマンドの映像作品の影響ではないかと…(興味のある方はお調べになってください)




2013年:母娘丼イラストのブーム

相馬哲生『手をつないだ母娘は痴姦を拒めない』




川島さんの手掛けた母娘イラストは、管理人が分かる範囲でも20作品超にものぼります。この2013年は第一次ブームと言いますか、年間で5冊も手掛けています。
またも余談になりますが、本作はフランス書院公式ホームページより消えており、事情はよく分かりませんけれども実質上の絶版となったようです。管理人は電子書籍で購入しており、その販売元では現在も取扱可となってはいますが、Amazonでは終了となっています…。




2014年:5周年

秋月耕太『三人のママ 甘やかされて、まどわされて、しぼられて』




2014年5月でちょうどデビューから5年となります。しかし秋月さんの黒本最新作からもうすぐ5年ですか…月日の経つのは早いものですね。

因みに川島さんは他のレーベルでも複数官能作品の表紙を手掛けられていた時期でもあります。







2015年

早瀬真人『熟女ハーレム水泳クラブ』




早瀬真人さんのフランス書院文庫でのデビュー作品です。




2016年

山口陽『お尽くしします 大正純情娘と僕』




フランス書院文庫では極めて珍しく、タイムスリップしたヒロインが登場しましたね。




2017年

鷹山倫太郎『尼僧とシスターと僕』

尼僧とシスターと僕 (フランス書院文庫)
鷹山 倫太郎
フランス書院
2018-01-15



「尼僧とシスター」というありそうで無かった組み合わせでした。




2018年

上原稜『夢の裸エプロン生活【一夫多妻】』




実は川島さんによる裸エプロンのイラストは初めてではありません。
こちらの作品が初めてとなります。

河里一伸『奥様は18歳』

奥様は18歳 (フランス書院文庫)
河里 一伸
フランス書院
2012-08-17






2019年:そして10周年へ

かつてのフランス書院文庫の書影と言えばバストトップも露わになったものが多かったですが、着衣でも「エロい」と思わせるものをと色々と工夫を凝らしているものであろうと思います。
川島健太郎さんのイラストは熟女であればそれなりに熟れた体型で(それでもメリハリが付いてはいますが)、若いヒロインであれば溌剌とした瑞々しさを表現なさっているなあと感じるところです。これからも読者を楽しませていただければと、ますますのご活躍をお祈りしています。


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2018年を振り返って【その他レーベル編】

某短編官能小説雑誌の総括として評論家による振り返りの記事を拝見しますが、意図的にフランス書院文庫やマドンナメイト文庫などは避けられているように見受けられます。

ならば管理人がフォローしてやろうではないか(苦笑)という訳ではないですが、ここでは管理人が拝読している二見文庫、マドンナメイト文庫、竹書房ラブロマン文庫、リアルドリーム文庫について触れていきたいと考えています。






マドンナメイト文庫

マドンナメイト文庫と言えば年少のヒロイン(主人公)を対象とした作品が多いのですが、諸事情もあってこうした年齢を避ける傾向のフランス書院文庫とはまた違った雰囲気を感じます。

またマドンナメイト文庫ではレーベルの規模に比べて、「新人作家」の割合が高い点を指摘しておかねばなりません。もちろん本当の新人さんも混ざっているのでしょうが、特に凌辱系の作品に関しては何となく似ているよなと感じる方がいらっしゃるような…。

『むちむちヨガ教室 巨乳インストラクターの個人レッスン』




個人的にはこの作品のようなオーソドックスな誘惑系官能小説が一番読んでいて安心できるし、どこのレーベルでも「潰しのきく」だけに長く創作に携われるのではないかと思いますが…。






竹書房ラブロマン文庫


こちらも月1~3冊ながらも存在感を維持している印象ですが、今年は凌辱寄りの作品を減らして来たように思います。実際に凌辱色の強い作品はこちらの作品だけでした。





竹書房ラブロマン文庫にも新人作家が誕生しています。




拙レビューのリンクを貼ろうとしたら、何とレビューするのを忘れていたようです(苦笑)
旅情溢れる良作だったしレビューしたものと思いましたが、Amazonに投稿してから下書きを消してしまったようです(涙)
2019年2月に伊吹功二さんの二作品目が発売予定ですので、そこには間に合わせておきたいと…。









新人と呼ぶのには意味が違うのですが、2018年活躍著しい作家さんとして桜井真琴さんを取り上げたいと思います。二見文庫で既にデビューなさっていますが、秋には竹書房ラブロマン文庫へも進出なさっています。
官能小説なので当然情交描写は秀逸なのですが、「官能活劇」と呼ばれる物語性にも趣向を凝らしており、両レーベルを初めとする多方面での活躍に期待したいですね。


彼女の母と… (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2018-11-01



人妻 交換いたします (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2018-07-26






『ほしがる田舎妻』も未レビューですね…。Amazonには投稿していますので、リンクよりご覧いただければと思います。






リアルドリーム文庫


2017年は何と四半期に1冊ペースにまで落ちてしまい、失礼な物言いですが「風前の灯」状態だと危惧していましたが、今年はやや持ち直し9冊にまで回復しています。…主力だった作家さんを失ったのもあってなかなかに大変なのだと思いますが、せめて毎月刊行にまで持ち直していただきたいものです。






御前零士さんの既刊とされているのは残り1冊。こちらは2016年2月の刊行のため、来年2月で権利が消滅し発売終了となる見込みです。






以上でざっくりとですが2018年の官能作品の振り返りとしたいと思います。正直さまざまな外部環境もあって厳しい状況にあるのはどこも変わらないと思いますが、いち読者である私としては今後も変わらず読み続けていくしかないのだと思います。

2019年も良き作品との出会いを。

皆さまに取って良き1年となるよう(もちろん私に取っても…)、出来ることをしていきたいと考えています。

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2018年を振り返って【フランス書院文庫編】

2018年の官能作品の紹介もこれで最後となります。
ここで総括と言うほど大袈裟なものではないですが、ざっくりと1年を振り返ってみたいと思います。

明らかに使い回しの文章ですね(苦笑)

長くなりそうなので、まずはフランス書院文庫のみで取り上げます。






1月:夏月燐さんが8年振りに復活

『女子なぎなた部【全裸稽古】』




長編での前作『隣人レイパー【歪愛の標的】』が刊行されたのが2010年1月でしたから、ちょうど8年振りに復活となりました。
その前置きとして『狂愛の絆 若妻とストーカー』と『隣人レイパー』の合本が前月2017年12月に発売となっていたのが興味深いところです。

『若妻と誘拐犯』









2月:新人・霜月航さんがデビュー

『奥さまはS級捜査官』




拙レビューとしては星を低めにしましたが、これは凌辱ものとして読むのにはちょっと物足りないかなというだけで、誘惑テイストのコメディとして読めば満足のいく仕上がりです。続きを思わせる描写もありましたが、恐らくワンポイントリリーフなのかなと思われます。






3月:新人・日向弓弦さんがデビュー

『シングル母娘と僕ーふたりであいしてー』




第19回フランス書院文庫官能大賞・特別賞受賞作品です。まさか3月のデビューで年間3冊も刊行なさるとは予想していませんでしたが、管理人としては最優秀新人賞は日向さんに差し上げたいと思います。






4月:新人・音梨はるかさんがデビュー


『全員“彼女”【クラスメイトの母娘と義母】』




拙レビューとしては星を低めにしましたが、これは登場人物を増やしすぎて焦点がぼやけたかな、特に主人公の「義母」となる女性がその前に籍を入れていたときの継娘の存在は取って付けた感があったからです。いわゆるヤり捨て感が否めず、まぁ2000年代の高竜也作品でもよく見られましたが、いなくても成立するなら他のメインに当てて欲しいかなというところです…。






5月:新人・九十九魁さんがデビュー

『悪魔の杜【未亡人と人妻】』




第20回フランス書院文庫官能大賞の発表が4月9日で、そのときには書籍卸サイトでの5月の新刊ラインナップに載っていましたね…。
発表翌月という異例の早さでデビューなさった訳ですが、個人的には老獪な調教者によるSM作品はどうにも合わないと、申し訳ありませんが未読となっています。(確かヒロイン母娘の義父が調教者だったような…)






6月:望月薫さんが9年10ヵ月振りに復活

『溺れ母・溺れ姉・溺れ女教師』




夏月燐さんに続けという訳ではなさそうですが、フランス書院文庫リバイバル第3弾が望月薫さんとなります。やはりというか復活された方は一過性のご登場という訳ではなく、次の作品の刊行も念頭に入れてもののようで、12月に新刊が発売となったばかりです。






7月:今年も御前零士さんが大活躍

『新妻姉妹【自宅ソープ奴隷】』(2月)




『妻と娘が寝取られた 漆黒の野獣に孕まされて』(7月)




『人妻 孕ませ交姦【涼乃と歩美】』(10月、フランス書院文庫X)




今年も新刊3冊に加え復刊2冊(フランス書院文庫X)とほぼふた月に1冊ペースの刊行だった御前さんですが、イマイチ解せないのは10月の新刊を何故フランス書院文庫(黒本)ではなく、文庫Xなのかということです。かつてあったハードXノベルズという新書を文庫版として復刊させたのが文庫Xのポジションであり、そこを浸透させた折に書き下ろし作品を出してもまた復刊かとなり、必然的に黒本よりも売上が下がるのは目に見えているはずなのですが…。どうも一貫性に欠けるなという印象です。






8月:特記事項なし






9月:新人・桜庭春一郎さんがデビュー

『淫らでごめんね 僕のかわいい奴隷たち』




第20回フランス書院文庫官能大賞・特別賞受賞作品です。管理人は検索して知ったのですが、小説投稿サイトで元々発表されていた作品がベースとなっています。(現在は非公開ですが、続編に当たる作品は公開中です)今後こうした発表の場から大賞に応募しデビューなさる方も増えるでしょうから、今後の活躍に期待したいです。(まずは次の作品ですね)






10月~12月:作品毎に価格差が付くように

暗黙の了解という訳ではないと思いますが、フランス書院文庫の場合同じページ数ならば誘惑系であれ、凌辱系であれ価格も同じというのがありました。管理人のようなマニアだと価格から逆算してページ数も大体掴んでいたくらいです。

288ページ:620円+税(670円)
304ページ:648円+税(700円)
320ページ:667円+税(720円)
336ページ:694円+税(750円)
352ページ:713円+税(770円)

※消費税は8%加算の前提

16ページを1単位として価格が上がっていく方式であり、最近は304ページの作品が最も多くなっています。実は作品毎に価格差が付いたのは10月からですが、誘惑系の一部と凌辱系の全てには24ページ加算された価格が付けられています。

例えば同じ304ページでも「648円+税」と「694円+税」が存在する形となりましたが、正直どうしてこうなったのかは分かりません。恐らく事情を明かされることも無いと思われますが…。従って考えたところで正しい答えには導かれないのですけど、2019年秋から導入される「消費税率10%」への対応もあるのかなと見ています。






果たして2019年はどうなっていくのか、動向を注視していきたいです。続いて次エントリーでは他のレーベルに付いても述べていきますので、宜しければもう少しお付き合いください。

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ブログ開設5周年を迎えて

拙ブログ「誘惑官能小説レビュー」へお越しいただき、ありがとうございます。管理人のにゃらです。

早いものでブログ開設から5周年を迎え、6年目に突入することとなりました。元々備忘録のつもりで購入したフランス書院文庫がどんな内容だったのか控える程度だったのが、いつの間にか展開のネタバレまでするようになり、やり過ぎなのかなと気にしながらの継続となっていました。

度々触れてはいますが私は出版関係者さんではありませんし、作家さんでもありません(苦笑)
あくまでもいち読者として放言しているようにしか見えませんが、官能小説に関わる皆さまへの感謝と尊敬の念は忘れてはいません。もっとスマートに評することは出来たのではないか、過去のレビューを見る度に礼を失することばかりでして、恥ずかしい思いを抱かずにはいられません。もっと精進せねばならないと感じています。

相互リンクさせていただいている方や、Twitterで相互フォローさせていただけている方も増えていて、この5年間は決して悪いことばかりでは無かったと思います。管理人のようなただ騒がしいだけでわがままな人物にお付き合いいただき、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。

幸いなことに新刊を購入してから未更新の月が無かっただけ、よく続いたものだと誉めても良いのかなとは思いますが(苦笑)、挫折しかけた時が無かったと言えば嘘になります。その辺を語り出すと長くなりそうなので割愛させていただきますが、これからも新刊を中心に地道に紹介を続けていければと考えています。

引き続きこのブログを宜しくお願いいたします。

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2017年を振り返って

拙ブログでの2017年の官能作品の紹介もこれで最後となります。
ここで総括と言うほど大袈裟なものではないですが、ざっくりと1年を振り返ってみたいと思います。




1月:上条麗南さん2年振りに復活、鳴沢巧さんがデビュー










2月:宮坂景斗さんが2年半振りに復活、「研磨されたダイヤモンド」美原春人さんがデビュー(第17回フランス書院文庫官能大賞の新人賞作品)










3月:鏡龍樹さんが6年半振りの新作







4月:「ワイルドカード」千賀忠輔さんがデビュー







5月:久藤貴緒さんが約2年半振りに復活







6月:上原稜さんが3年振りの新作(表紙イラストは八月薫さん)、不知火竜さんがデビュー

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-08-18









7月:「20代の新人」柊悠哉さんがデビュー(第18回の新人賞作品)







8月:本城山羊さんが1年5ヵ月振りの新作







9月:弓月誠さんが11ヵ月振りの新作







10月:第18回の特別賞・なぎさ薫さんがデビュー







11月:水沢亜生さんがデビュー、北都凛さんが9年8ヵ月振りの刊行(リアルドリーム文庫作品が底本、イラストは織田nonさん)










12月:神瀬知巳さんが初めて年3作品目を刊行








今年も引き続き作家さんの世代交代は著しく、デビューなさったのは6人に留まったものの、美原春人さんの年3作品を始めとして人気のある方が次々と刊行なさっていた印象です。また「○年振り」が目立つように、かつて常連だった方が復帰するケースも度々見られました。その中では鏡龍樹さんの復活が個人的には最も喜ばしく感じた出来事だったと思います。ピンポイント?と思わせての12月の新作も鏡作品らしい倒錯性に満ちた作品でした。


既に美少女文庫では一つの流れとなってはいますが、鳴沢巧さんのようにネットでの評価の高い作品が書籍化され、それが一般での評価を元に次の作品に繋げていくのは今後も続いていくのだろうと思います。また第18回官能大賞では「フランス書院イーブックス賞」も設けられ、書籍とはまた違う需要を掘り起こしていけるのか注目していきたいところです。


月6作品体制を維持しているフランス書院文庫に対し、他の官能レーベルはほぼ横這いか縮小の傾向が強く、ベテラン~中堅人気作家さんが月2作品以上を(複数のレーベルにて)刊行なさっている一方で、なかなか有望な新人さんが出て来ないという現実にも目を向けないといけませんね。レーベルごとに新人さんを取る取らないはあると思いますが…。一定の読者層が付いているだけになかなか思いきったことがしにくい面もあるでしょうが、来年はどのような顔触れが揃うのか楽しみにしたいです。


更新ペースは相変わらず少なめになるとは思いますが、どうぞ2018年も宜しくお願いいたします。

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レビュー記事遅れます

平素は拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
7月刊行のフランス書院文庫作品のレビュー記事は、誠に勝手ながら7月29日よりアップいたします。

今月は刊行日と仕事のタイミングが悪く、まだ現時点で1冊読了の状態です。
毎月27日のアップを目指していますが、今月は間に合わないため記事としました。
多少遅くなっても誘惑三作品のレビューはしますので、宜しくお願いします。


【今月購入した黒本】

最高の隣人: 熟母と幼なじみ姉妹 (フランス書院文庫)
鷹山 倫太郎
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母娘みだら下宿: したがり未亡人大家 (フランス書院文庫)
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彼女の母・彼女の姉・過保護なママ (フランス書院文庫)
柊 悠哉
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売り上げランキング: 4,384

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新年会に参加しました

管理人のにゃらです。毎日寒い日々が続いているなか、先日新年会に招いていただきまして、様々な作家さんたちとお会いし話をすることができました。

あまり自慢話みたいになるのも嫌なのでさらっと感想を述べると、作家の皆さん結構普通&お若いのですね。普通と申し上げるのも失礼な話ですが、作風とその方の見た目が比例しているのかななんて思っていましたので…。

色々と貴重なお話しを聞かせていただくとともに、僭越ながらいちレビュアーとしての率直な意見も聞いていただき、本当にありがとうございましたm(__)m

せっかくの秋葉原訪問だったのでメロンブックスととらのあなを回りましたが、もう管理人のようなおじさんには無理かも…と即座に退散しました。

●頂き物

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何店舗か回ったのですが見付からなくて諦めていたところ、ご本人よりいただくことができました。しかも管理人の厚かましいお願いでサインまで応じていただき、何と言って良いのか…。大切にします!


ご幹事の方、参加なさいました作家さんたち、かーずさん(かーずSP管理人)、本当に楽しい時間をありがとうございました。

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2016年を終えるのに当たって

平素は当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

早いもので2016年も終わりを迎えようとしています。個人的には今年も官能小説をよく買ったしよく読んだなという印象で、積み本も少なく済んだことに安堵しています。

2016年締めの挨拶として、フランス書院公式ホームページの「編集部発」のコメントを引用させていただきます。

フランス書院公式ホームページ 「編集部発」(2016年12月29日)

出版界、官能小説界も、現在、けっして順風満帆とはまいりません。ただ官能小説の灯火を消さぬよう、次代に引き継ぐために、様々な形で皆様に良質のコンテンツをお届けできればと考えております。

「官能小説」とは、「変えてはいけないもの」のような気もしますし、「変えなくてはいけないもの」のような気もします。

弊社刊行物を楽しんでいただいている読者の皆様とともに、これからも官能小説の未来を考えつづけていきたいと思います。



これは一読者として常に気になっていることであり、安定の「月替わりランチ」も必要だけれど、目先の小細工ではない何か目新しいものも必要ではないだろうかと考えています。

売れ筋のコピーだけでは読者も「何だまた同じか」となり、手に取らないのは目に見えることでもあります。色々と制約がある作風で、何かとクレームを入れたがる風潮もあってなかなかこれといった打開策も無いかもしれませんが、来年も新刊レビューをこつこつ挙げていくことでほんの少しでも助けになれば幸いです。

2017年は皆さまに取って良い年となりますように、そして一冊でも多くの良作と出会えるようにお祈りしたいと思います。

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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