夕貴大『なぐさめ合い下宿【独身美母と熟未亡人と僕】』

夕貴大『なぐさめ合い下宿【独身美母と熟未亡人と僕】』
(フランス書院文庫、2019年7月、表紙イラスト:阿部清子)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学進学をきっかけに一人暮らしを始めた隆は、住人の一人である未亡人の真由子に一目惚れして物件を決めたものの、なかなか想いを伝えられずにいた。ある日真由子に一日だけで良いからと関係を持ったものの、彼女の隣りの部屋に住むヤンママのつかさからアノ声が大きいと苦情を言われてしまい…。


【登場人物】

篠塚隆
18歳の大学1年生。大学進学を機に上京し、親類が家主の安アパートで一人暮らしを始めていた。女性と付き合ったことはなく童貞。

宮森真由子
36歳。隆の隣の部屋で働きながら8歳になる娘と二人で暮らしている。2年前に夫を亡くし生活費を切り詰めるために、隆の住む安アパートに引っ越して来たらしい。

青島つかさ
28歳。高校に通っていた際にたまたま関係を持った男との間に男児をもうけたが、相手は妊娠を知って行方をくらましてしまい、実家からも勘当同然の扱いを受けてしまう。真由子の部屋の逆隣りの部屋で10歳になる息子を育てながら、何とか定職を見付けようと就職活動を続けている。いわゆる不良上がりのため口は悪いが、息子のことを思う優しい母親という一面もある。


【展開】

真由子に一目惚れして今のアパートに越して来た隆はその日の朝も彼女と顔を合わせると、人見知りな彼女の娘に避けられていると知りながらも、朝の挨拶を交わし大学へと向かう。しかし帰宅した際に近くの公園のベンチで物憂げな顔をしている真由子を見て声を掛けたまでは良いが、話を続けられずに立ち去ろうとすると彼女に呼び止められ部屋に招かれる。今日だけは女として見て欲しいと…。
玄関に入るなり濃厚なキスを交わし寝室に移動すると、隆は予想通りの大きな乳房に見とれつつも秘所を見たいとねだる。真由子も久し振りの男というのに期待していたようで淫裂は濡れぼそっており、拙い二点責めだけでアクメに達すると、青年のぺニスの大きさに圧倒されながら騎乗位で交わってしまう。一度の中出しに満足出来ない隆に眩しさを感じつつ、真由子は抜かずの連続性交に我を忘れてあられもない声をあげていく。

その真由子の喘ぎを薄い壁越しに聞いてしまったつかさは一応は隆にきつく叱りつつも、セックスはあんなに気持ち良いものかと、息子との二人暮らしの生活に明け暮れる我が身を思う。そして久々に一人遊びに興じたものの性欲は増すばかりである。
一方隆は公園のベンチで佇むつかさの息子に声を掛けると、どうやら同級生に片親であることをからかわれたらしく、たどたどしく自分の意見を言い始めていた。間もなく子供同士で仲直りして立ち去るのをほっとした目で見ていたが、背後でつかさが見守っていたことに気付く。礼を言いたいからと隆は彼女の部屋に招かれるが、自らの生い立ちに卑下し続けるつかさも女性の魅力に溢れていると性的な目で見てしまう。
つかさも決して悪い気はしなかったようで隆は抱いて欲しいと迫られるが、真由子がいるのにと躊躇っているとぺニスを剥き出しにされ弄られては、挿入願望が勝るのも無理はない。結局つかさとも騎乗位で繋がると休むことなく連続性交に及び、彼女をたちまち夢中にさせるほどに行為を繰り返すのであった。

その日は会社から有給を命じられていた真由子は隆の為にと夕飯の買い物から帰って来たが、タイミングの悪いことに隆がつかさと良い雰囲気で部屋を出てくるのと同時であった。目が合って逃げるように部屋に入った真由子は嫉妬という感情に驚きつつも、やはり動揺を隠せずに娘からも心配される始末。夜遅くなってから玄関のドアをノックする音に気付いて扉を開けるとつかさがおり、二人の関係を知りながら彼としてしまい、ごめんなさいと土下座で謝罪されてしまう。そんなつかさを見た真由子は覚悟を決め、部屋に招いてある結論に至るのだが…。

次の日講義を終えた隆が帰宅すると、真由子とつかさの二人が自室の前で待ち受けていたのを目にし、最悪の結果になると落胆しながら部屋に入る。しかし真由子は自分だけではなかったのねとチクリと嫌味を言いつつも、つかさとどっちも愛してと思わぬ回答を突き付け、つかさは真由子に言いくるめられたようでしおらしい態度を見せる。戸惑う隆に一押しするしかないと真由子は迫るが、出し抜こうとするつかさをそうはさせじと真由子が隆に跨がり、つかさの視線を感じながら連続絶頂に至る。すっかり場を支配した真由子はつかさにも入れてあげてと隆に命じ、喘ぐ彼女を見て妹のようだと親近感を深めていく。しかしもう限界と音を上げた隆には容赦がない真由子とつかさの二人であった…。


【レビュー】

新世代の作家が描くデビュー作品

作家、特に官能作家に関してはペンネームのみで、性別も含めてその他の素性は一切非公開というケースは多数見られる。ことにフランス書院文庫の作家においては、SNSやブログ等で日常生活の断片まで明かす作家の方が少ない位である。(例外として美少女文庫の作家に関してはSNSアカウントを持ち、積極的に宣伝している人も少なくない)

そんな中で本作でデビューを果たした夕貴大(ゆうき・だい)氏に関しては、発売が決まってからアカウントを作成し、少しだけだがデビューに至る経緯にまで触れている。SNSを参照の上で述べると「第22回フランス書院文庫官能大賞」の最終選考まで残ったこと、受賞には至らなかったものの声を掛けられ、本作は応募したのとは別に書き下ろした作品ということである。こうしたSNSを用いた商業デビューした作家による発信は、今後もますます進んでいくと思われるし、個人的にはその人となりを知った上で作品を読みたいと考えているので歓迎したいと思う。

前置きが長くなったが本作は大学進学を機にアパートで一人暮らしを始めた主人公が隣りの未亡人と親しくなり、それをきっかけに更に隣りに住むヤンママを巻き込んで三人(+二人の子どもたち)で暮らしていこうという前向きな作風である。

・主人公の隣りの部屋に住む未亡人ママ【真由子】(36歳)
・真由子母娘の隣りの部屋に住むヤンママ【つかさ】(28歳)

ここで注目しておきたいのが主人公の部屋の両隣りではなく、真由子の部屋を挟んだ両隣りという設定である。最年長で慈愛に満ちたヒロイン像の彼女なだけに、主人公に溺れていく一方で彼がつかさにも手を出したと知って嫉妬するものの、同じシングルマザーとして共感するものもあってか割とあっさりと受け入れていく。

つかさは柄の悪さは認めつつも息子を思う母親の顔も持ち、主人公に抱かれることを選びながらも、真由子に対する罪悪感も見せている。二人が姉妹のように仲良くなり主人公に慰めて欲しいと迫る終盤が本番だが、そこに至る流れがもう少しスッキリすればと思う。今後に期待したい。

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tag : デビュー作品 大学生主人公 未亡人 シングルマザー

青橋由高『やさしくて淫らな五人の未亡人』

青橋由高『やさしくて淫らな五人の未亡人』
(フランス書院文庫、2019年7月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





※本作は短編集です。あらすじや登場人物は割愛いたします。


【レビュー】

未亡人を題材とした短編集

官能作品の短編を集めた月刊誌『特選小説』(スコラマガジン刊)にて常に人気上位に入っている作者は、ご存知の通りフランス書院文庫の弟分に当たる美少女文庫の主力作家の一人である。
美少女文庫での主な作品と言えばメイドを題材としたものが少なくないし、実際にフランス書院文庫でも登場させている位だが、本作は「未亡人」をテーマに既発表作品3話に書き下ろし2話を加えた短編集となっている。因みに本作にはメイドは登場しない。

1 貞淑なのに、したがりで 37歳の未亡人熟母(書き下ろし)
2 時をかける禁忌 元教え娘と中年高校教師(原題『黒衣の未亡人』)
3 ほろ酔い初体験旅行 熱海で出会った未亡人(原題『熱海の未亡人』)
4 喪服のまま、獣のように センチメンタル・ウィドウ(原題『センチメンタル・ウィドウ』)
5 ワルツ(3P)をいっしょに おいしい未亡人母娘(書き下ろし)

書き下ろしの1話と5話が母娘をテーマに、前者が母親で後者は娘にフォーカスさせた作りであるが、ここで登場する主人公と他の3話に出てくる人物が何らかの繋がりを持つ形である。元々は執筆依頼を受けた時期も違うであろうから、本作に収録されるのに当たり相応の手直しをしたものと思われる。

書き下ろしの母娘の物語を初めとして本作に収録されている作品は、官能小説だから濡れ場が主体であれどもいずれもメッセージ性の強いものであり、失った者に拘るヒロインに前向きに生きて欲しいと主人公を通じて訴え掛けているように感じられた。美少女文庫でしか拝読したことのない人にこそ一度手に取って読んで欲しいと思わせる一冊である。

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tag : 短編集 未亡人 童貞

11年振りとなるフランス書院文庫官能大賞受賞

管理人のにゃらです。
「第23回フランス書院文庫官能大賞、結果発表」(公式ホームページ「編集部発」、2019年10日4日)にて、11年振りとなるフランス書院官能大賞の受賞が発表となりました。おめでとうございます。

以下引用です。

■大賞「人妻孕ませ檻」

人妻と女子大生の姉妹が、暗い地下室に囚われ、狂気の凌辱者たちの手でひたすら浣腸とアナルセックス、種付け姦を繰り返されるというストーリー。

応募原稿を目にしたとき、結城彩雨先生本人からの投稿ではないかと疑ったほど、作品の雰囲気が似ていた。
今回、受賞の連絡をした際、著者の方とお話する機会があったが、やはり結城先生の大ファンであった。
結城先生の作品を読み尽くし、もう読むものがなくなって自分で書くことにしたという。

本作の特徴は、その容赦のない凌辱ぶりにある。
一児の母である幸せな人妻と、恋人のいる清楚な女子大生を、無慈悲かつ残酷な肉刑が昼夜となく襲いかかる。
妹を人質にとられ、逃げ場のない地下檻で人妻はアナルを開発され、肛門セックスで絶頂するまでに調教され、最後には自ら浣腸をねだる淫女に堕とされる。

昨今、応募作には、濡れ場よりストーリー性を重視した作品やニッチな属性のヒロインも見受けられた(凌辱者が実はイイ人だったなどの話も含まれる)。
それはそれで新しさや個性かもしれないが、古くからの凌辱ファンを満足させる、ド直球の暴虐小説をずっと読みたかった。
本作が久しぶりの官能大賞の受賞となったのは、編集部のそんな気持ちに応えてくれた作品だったからだ。



同時に特別賞の受賞も発表されています。
以下引用です。

■特別賞『僕だけの美熟メイド ~お射精いたしましょう~』

善良で損をしがちな会社員の青年が、隣家の美熟女のトラブルを解消し、そのお礼にメイド姿でご奉仕されたり、癒しエッチをしてもらえるというお話。

本作はA4の紙で25枚程度と、過去に最終選考に残った作品の中でもっとも分量が少なかった。それでも受賞に至ったのは濡れ場がすばらしかったからだ。
おもしろい話を作れる才能は大事だし、評価対象でもあるが、ポルノでいちばん大事なのは「濡れ場」を描く力だ。
誘惑小説は、誘惑するヒロイン側のセリフが鍵を握る。本作は手コキシーン一つとっても、セリフを読むだけで、淫らな水音だけでなく、匂いまで漂ってきそうだった。淫らなセリフを作り出す作者の才能とセンスは尋常ではない。

また、ただいやらしいだけでなく、ヒロインの(主人公の青年を)癒してあげたい、守ってあげたいという温かい気持ちが伝わってきた。エロさ+温かさ、があった。恐らくは著者本人の資質によるものと思われるが、ハートウォーミングな作品だったことも受賞の決め手となった。
一冊の本にするには分量が足りないため、これから大幅な加筆や改稿が必要であるが、一日でも早く読者のみなさんにこの作品をお届けしたい。

なお、今後も少ない原稿の分量であっても、濡れ場がすばらしければ受賞する可能性があることは、この場を借りてお伝えしておきたい。




長年フランス書院文庫を愛読してきた管理人としては、常にフランス書院文庫に新味を求めています。現在第一線で活躍されている作家さんには、それぞれの好みや得意な作風はあるでしょう。一方で商業としてのある一定水準も求められているのも承知しているつもりであり、端的に申し上げるならば「テンプレ」や「マンネリ」とも言えるのかもしれません。

いち読者に過ぎない管理人には創作論に付いて語る資格は無いですが、それでも今回の官能大賞の講評を一通り読んでみて、果たしてこの2作品は受賞に値するのであろうか?そこは私の読解力が足りないだけですが、イマイチ腑に落ちない点ではあります。

失礼を承知の上で申し上げると、無理やり捻り出した感じが否めないのです。
官能大賞は果たして年2回も必要でしょうか?受賞する(=出版に至る)新人さんを出すことが目的になってはいませんか?前回も今回も何となくモヤモヤとしたものが残りました。

私はただの会社員で作家を志したことは一度もありません。拙いレビューを見ればお分かりでしょう…。拙ブログにお越しの方にはご承知のことかとは思いますが、念のため申し添えます。






と纏まりのないままに終わるのも申し訳ないので、過去2回官能大賞の大賞受賞作品が出ていますのでご紹介したいと思います。

第1回フランス書院文庫官能大賞受賞作品

白石澪『人妻・同窓会の夜に』




デビュー作品は当時立ち上げたばかりの「マスターズ文庫」の創刊ラインナップとなっていました。その後アンソロジーでの短編及び1作品の刊行を経て、大人同士のラブロマン路線から母子相姦路線に転向しましたが…。

個人的にはこの母子相姦路線は高竜也作品からの影響を強く受けすぎたのではないか、端的に申し上げるならば同じ路線は二人要らないとも言えるのかもしれませんね。静岡県在住の現役女性教師という触れ込みでした。





第6回フランス書院文庫官能大賞受賞作品

宇治薫『はんなりと… 年上の京おんな』




ペンネームからも京都を思わせる印象で、実際に刊行された3冊ともに京言葉を使うヒロインでした。

その一方で、

・デビュー作品は高竜也作品を思わせる終盤に暗転する展開
・2冊目は悪漢(今で言えば反社でしょうか)たちに汚されるヒロイン
・3冊目は誘惑路線に回帰も掴み所が難しい作風(母娘)

とデビューしてからの作風の幅の持たせ方が極端というか、果たして同じ方が書かれたのであろうかと思わせるほどだったのが気になります。

ここまで書いていてふと気になりましたが、来年はフランス書院文庫創刊35周年です。(1985年創刊)
まさかその象徴としての官能大賞受賞なのでは…?穿ち過ぎでしょうか(苦笑)

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ジャンル : アダルト

2019年10月刊情報

2019年10月に発売予定の官能作品より、フランス書院文庫を中心にピックアップいたします。


◎フランス書院文庫

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、10月のラインナップが発表されています。

フランス書院文庫の配本は10月23日となっています。


※フランス書院文庫及び美少女文庫のタイトルのリンク先及びあらすじは、「版元ドットコム」さんの紹介ページより引用しています。
例によって公式ホームページはギリギリまで更新されないので、詳細をご覧になりたい方は「版元ドットコム」さんを推奨いたします。






朝倉ゆうき『インテリ淫女【美人准教授と文学少女】』




「直也君の射精するときのいやらしい顔を見せて」
耳元で囁きながら、硬い肉茎をしごく美人准教授。
「先っぽからエッチなお汁がたくさん出てますよ」
好奇心あふれる目で先走り液を見つめる文学少女。
35歳と18歳に、全身を隅々までいじられる羞恥。
文系インテリ美女の頭は淫らな妄想でいっぱい!



既にご本人が公表なさっているので間違いはないようですが…。
第22回フランス書院文庫官能大賞の最終選考に残った松島大奥さんのデビュー作品となります。
これで第22回組は全員フランス書院文庫デビューとなります。
最終選考作品の全てがデビューというのは異例なことですが、今後もその流れは続くのでしょうか。

「肉欲の美人オーナー 男の娘カフェの従業員である美少年をつまみ食い」(O.Mさん)

男の娘カフェの女性経営者、担任の女教師、姉……三人の年上女性から誘惑される男の娘の少年の話。男の娘という点を除けば、王道の誘惑モノと言ってもいい。男の娘モノは以前から、投稿原稿にぽつりぽつりと混ざり始めていたが、最終選考まで進んだ作品はなかった。今回、本作が残ったのは、過去の男の娘モノと比して、もっとも小説としての完成度が高かったからである。
ただ、フランス書院文庫の読者は4、50代の中高年である。はたして男の娘が受け入れてもらえるのか、という不安がどうしてもぬぐえなかった。すでに世の中に流通している男の娘モノの官能小説に関しても、電子では悪くないのだけれど、紙の本では……という印象を抱いている。新しいテーマの魅力とニッチさ(市場の小ささ)で悩んだ末、今回は受賞には至らなかった。


公式ホームページ「編集部発」より

※夕貴大さんと同じくデビュー前提で新規に書き下ろしたのが本作と見られます。








御堂乱『敗北の牝豹【人妻身代り捜査官】 女交渉人と呼ばれて』




(私は交渉人……人質を無事に救出してみせる……)
目の前で続く暴虐の狂宴を冷静に見つめる凛花。
白昼の結婚式場で発生した立て籠もり事件。
犯人との交渉役として、単身乗り込んだ人妻捜査官。
現場で待つのは、花嫁や招待客が穢される肉地獄。
淫獣たちの邪眼は美しき牝豹の肉体にも及び……



後述の通りですが、御堂乱さんのデビュー作品がフランス書院文庫Xとして加筆された作品が発売されます。






高宮柚希『なぐさめてあげます 溺愛義母、未亡人兄嫁、淫語家庭教師』




「出していいのよ、私の身体で自信をつけて」
「私のアソコで、寂しいあなたを温めてあげる」
「本能のまま動いて、男の子ならできるでしょ?」
美也子に癒やされ、詩織に励まされ、英里紗に導かれ、
浪人生の達郎は、夢にまで見た大人の階段を昇っていく。
絶好調作家、高宮柚希が贈る、世界一淫らで甘美な物語。



第22回フランス書院文庫官能大賞新人賞受賞の高宮柚希さんの二冊目となる新作です。
「絶好調作家、高宮柚希」とあらすじに入れるのもまた異例なことですね…。

本作の通し番号は「4401」のため、フランス書院文庫通算2400冊目の刊行となります。
何度か拙Twitterで触れましたが、「4101」以降の100冊単位の作品は敢えてペンネームの始めに「たか」の付く方で統一されています。
ここまで徹底されると、もちろん狙ってのものでしょう。

4101 小鳥遊葵『熟女のやさしい筆おろし』





4201 鷹山倫太郎『てほどき未亡人兄嫁【独り身】』





4301 鷹羽真『女教師は僕の宝物(おかず)』




因みに現在の月6冊ペースの刊行だと、2500冊目となる「4501」が来るのは2021年5月頃の予定です。
その頃までブログを続けたいと思いますが…。






桜庭春一郎『通い子作り【お世話します】 義母、母の友人、友達のママ』




「涼君の子供が欲しいの……だから妊娠させて」
僕の下宿に押しかけてくる母の友人や友達のママ。
妊活中の熟女たちから「代理夫」に指名され、
濃厚フェラ、アナル性交、中出しセックス……
姦係に気づいた義母もゴムなしで繋がってきて……
34歳、36歳、38歳……孕むまで帰りません!



これまでは若いヒロイン多めな印象でしたが…。本作は熟女オンリーでいくのでしょうか?






堂条伊織『種付け夜這い【長男の嫁、次男の嫁を】』




「お義父さま、お願いです、やめてくださいっ」
静まりかえる闇の中、汗で濡れた肌を這う義父の指先。
老練な秘唇いじり、ねちっこい腰使いに翻弄され、
大嫌いな男の肉棹で、幾度も追いこまれる麻衣子。
(くやしい、どうして……あんっ、またイクッ)
子種を植え付けるまで、絶倫義父は寝室を訪れ続け……



フランス書院文庫の義父ものはいたずらに歳を取らせただけで、性豪の絶倫主人公というのが変わらない限り、他社の回春もののようにはならない気がしますが…。

それはさておき、デビュー2冊目となる堂条伊織さんがどういう新展開を見せられるのか、気になるところです。






尾木俊平『古風でいやらしい三人の未亡人』




「溜まってらっしゃるのね、私が癒やしてさしあげます」
雪白のうなじを紅潮させ三つ指をつき頭を垂れる未亡人。
吸いこまれそうな豊乳の谷間、下腹では漆黒の翳りが露わに……。
「恥ずかしいけど特別よ」「こんなの初めて」「生でお願い」
着物が似合う貞淑な女体に秘められた、抑えきれない欲情。
清く淫らに美しく――僕を魅了する三人のしたがり未亡人。



10月はもう一人新人さんがいらっしゃるようですが…。
はて、官能大賞の応募作品にそんなコンセプトの作品はあったでしょうか(苦笑)






◎フランス書院文庫X


麻実克人『【完全版】彼女の母は僕の奴隷』




Webで発表されたロングエピローグを追加!

「今夜はおばさんが僕の〝彼女〟になるんだよ」
こぼれ落ちそうな乳房を掬い、悠々と腰を遣う英二。
娘を貫いた肉棒で母の尻を抉り、 熟女の味を堪能する。
夫婦の寝室で、白昼のリビングで続く調教の狂宴!



【元の作品】









御堂乱『人妻 肛虐の十字架【完全増補版】』




伝説のデビュー作が完全ノーカット版で復活!

(ああ、怖いわ。あなた、真知子を助けて……)
胸の十字架を握りしめ、必死に祈る人妻シスター。
清らかな尻に息づく肛孔に悪魔の肉茎が沈む。
虚ろな目をさまよわせ、29歳は背徳の絶頂へ!



【元の作品】

肛虐の十字架 (フランス書院文庫)
御堂 乱
フランス書院
2012-08-17








DSKさんによる10月の「気になる」官能作品の紹介記事です。

2019年10月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X※右側の画像は底本の表紙 2019/10/12 発売【完全版】彼女の母は僕の奴隷(著:麻実克人)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「今夜はおばさんが僕の『彼女』になるんだよ」こぼれ落ちそうな乳房を掬い、悠々と腰を遣う英二。娘を貫いた肉棒で母の尻を抉り、 熟女の味を堪能する。夫婦の寝室で、...
2019年10月の気になる官能書籍








◎マドンナメイト文庫


毎月ラインナップに偏りがあるマドンナメイト文庫ですが…。管理人としては気になる二冊が発売されるので買うつもりです。


観月淳一郎『美姉妹教師と僕 放課後はハーレム』




ひょんなことから二人の女教師と同居することに!
思春期の僕は毎日モヤモヤしてしまい……。

智樹は父親の再婚を機に相手の娘と同居することになる。
だが、その義母の娘とは智樹の学校の女教師姉妹だった!
しかも、父親が急に義母といっしょに海外赴任となる。
美人女教師二人と智樹との奇妙な共同生活が始まるが、刺激的な二人に智樹の性欲は我慢の限界に達し……。



約2年振りとなる新作です。






辻堂めぐる『転生美少女 美術室の秘密』

転生美少女 美術室の秘密 (マドンナメイト文庫)
辻堂 めぐる
マドンナメイト社
2019-10-11



中学校の美術教師・賢治は数年前に恋人の春菜を失い、そこから立ち直れないまま、失意の日々を送っていた。そんなとき、芽衣という美少女が入学してきた。春菜とどこか似ている彼女に賢治は強く惹かれ、やがて徐々に親密になっていくが……。



他レーベルよりはヒロインの年齢が若めなのがマドンナメイト文庫の特徴の一つですが、自主規制で縛られるくらいなら転生でも何でもアリなのがらしいなと思います。






◎竹書房ラブロマン文庫


10月は2冊刊行予定です。


梶怜紀『美女まみれの秘湯』




職をなくし、妻にも逃げられた山内雅哉は一人旅の最中に奇妙な別荘地の露天温泉に迷い込む。
そこは富豪に囲われた三人の巨乳美女がひっそりと暮らす、快楽と秘湯だった…!
包容力あふれる巨乳美熟女の瑤子、オンナの媚態と色香をふりまく愛里、健気なメイドの萌…。
山奥の温泉で美女たちにかしずかれ、三者三様の快楽奉仕を受ける愉悦の日々を描く秘湯ラブロマン!








八神淳一『不倫のマッチング』




悪友が手に入れてきたマッチングアプリをスマホにインストールしてみると、次々と人妻からメッセージが入る。
アプリはAIが勝手に持ち主に会う女性を、自動でマッチングさせてしまう勝手マッチングアプリだった! 
なぜか人妻ばかりマッチされてしまうが、主人公は喜んで快楽に溺れる。








◎美少女文庫


ちょきんぎょ。/47AgDragon(イラスト)『拾われ悪魔メイドは恩返しがしたい』




人と悪魔が争う世界で――人が悪魔に勝利を収め、奴隷に堕とした平和な世界で――
「私は拾われた恩を返したい。私は奴隷、いえ、ご主人様のメイドになりたいんです」
隻眼の元軍人ラティオは奴隷商から虐待されていた悪魔の少女アスモデウスを救い出す。ふたりは町を出て、人と悪魔が共存できる地を目指して旅へ出る。
「これは、お礼で、ご奉仕ですから」
愛らしい美巨乳に挟まれ、パイズリされて、「初めてだけど、私の気持ち、分かってもらえるようにがんばりますね……」
処女の悪魔メイドから騎乗位で導かれ、旅の中、ふたりは絆を深めていく。
「ご主人様、私たちが暮らしていける世界を、探しましょう」
出会いと別れ、不安とイチャラブ、ふたりの旅立ちファンタジー、ここに開幕。








わかつきひかる/睦茸(イラスト)『銀氷のブリュンヒルデ 祖国防衛のため最強の戦乙女が嫁になりました』




「やだっ、恥ずかしいっ……」
手首を頭上で縛られ、ベッドに身体を預けている花嫁はあまりにセクシーすぎた。
――俺の嫁は、なんてかわいいんだ。
ザクセン王国が誇る勇敢な戦乙女にして、ファーレン王国にとっては畏怖すべき将であった銀氷のブリュンヒルデ。
鎧の下に、こんなにも魅力的な身体を隠していたなんて……。
彼女の膝の間に腰を割りこませ、そっと覆い被さった。
処女を相手にするのははじめてだ。不安だが、やるしかない。
肉茎に手を添え、亀頭をスリットに押し当てる。
秘裂に沿って前後に揺すり、肉のヘコミに先端をグググッと押しこんでいく。
「ジグルト? な、何を、してるの?」ブリュンヒルデが目を見開いた。
「いや、やめて……痛い、ああっ、痛いの」二人の初夜は和平の象徴。
そして、宗教国家ガルドとの戦いの幕開けだった。



わかつきひかるさんの1年振りとなる美少女文庫での新作です。






井の中の井守/あめとゆき(イラスト)『戦国鬼嫁 酒呑童子とはんなり新婚ライフ』




「ほぉら、見えるやろ? 旦那はんのが、うちん膣内にずっぽり入ってるとこ」
白無垢衣装の花嫁がはしたなく新郎に跨がり、股を広げ、接合部を見せつける。
嫁の名は酒呑童子、夫は明智左馬助。
光秀と共に落ち武者狩りに遭い、命を落としたはずの左馬助は――運命の悪戯か、大江山の女鬼に命を救われ、婿入りしていた。
今夜は鬼に喰われるかのような激しい初夜。どんなに抵抗しても鬼嫁は腰振りを緩めない。
「あはっ! ビクビク震えとるけどもう射精そうなんやろか」
完敗だった。初夜という戦場で最初から最後まで自分は酒呑に勝てなかった。
だが、いつかこの最強の嫁をよがらせたい。鬼嫁をイカせまくって、精液にまみれさせ、子供をいっぱい作って戦国の世を駆け抜ける二人の幸せ新婚生活!




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ブログ更新一時休止のお知らせ→再開いたします

管理人のにゃらです。

先日の令和元年台風15号による停電(送電塔の倒壊も一因と言われています)により、私の住む千葉県君津市を初めとしてネット環境などにも不具合が出ていましたが、9月11日1時過ぎに私の家周辺は電気が復旧いたしました。

幸いなことに私の家は二日間の停電で済み、他のライフラインは生きていたために暑くて寝苦しいことや、一時的なモノ不足などで済みました。しかし車で数十分走らせたところでは甚大な被害を受けているのを目の当たりにし、これまでの災害は正直何処か他人事のようだったのが今回は近すぎるだけに、心理的なショックは無いとは言えません…。

DSKさんよりコメントをいただきました。ありがとうございます。

実は最近新刊のレビュー記事も遅れがちとなっていましたが、個人的な事情で纏まった時間も取れずに心身的に余裕が無くなっていたように感じていました。折しもブログで相互リンクさせていただいている美少女文庫 レビューブログのみきりっちさんの更新休止のお話を聞き、自分も何処かで無理をして来たのかなと反芻し、一度お休みをいただきたいなと感じた次第です。

とは言え私自身はフランス書院文庫の愛読者を自負しており、今後も読書を止める気はございませんので…。月間新刊情報を除き当面ブログ記事の更新を休止いたします。

誠に勝手なお願いで恐縮ではありますが、再開の折りにはまたご報告しますので今後も宜しくお願いいたします。






【10/20記事更新】

本日よりレビュー投稿を再開いたします。
台風15号の後にも台風19号による各地への甚大な被害をテレビで見て、立ち止まるのもいけないなと考えを改めました。ほんの少しどころかほとんどお役には立てませんが、私も何かできることがあれば…。

相変わらずマイペースながらもブログを更新していきますので、ほんの少しでもお時間のある時にお越しください。(というか締切を設定しないとやらないのが私です)

期間限定とは言え働く環境が変わった(休む余裕が出来た)のもあり、週末を使って遅れていた分は更新していきたいですね…。目標としては年内までには今までの更新ペースに戻したいと考えていますので、宜しくお願いいたします。

2019年9月刊情報

2019年9月に発売予定の官能作品より、フランス書院文庫を中心にピックアップいたします。


◎フランス書院文庫

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、9月のラインナップが発表されています。

フランス書院文庫の配本は祝日等の関係で9月20日で、発売日は9月24日となっています。


※フランス書院文庫及び美少女文庫のタイトルのリンク先は「版元ドットコム」さんの紹介ページで、
あらすじに付いても同ホームページより引用しています。
例によって公式ホームページはギリギリまで更新されないので、
詳細をご覧になりたい方は「版元ドットコム」さんを推奨いたします。






千賀忠輔『奴隷出張【種付け檻】 新卒部下&人妻秘書』




「この出張中、君をみっちり調教してあげるからね」
新卒部下の可憐な秘唇に押しこまれるいきり勃った巨魁。
性戯に翻弄され、膣内に幾度も白濁を注がれるごとに、
婚約者との時間を強烈な快楽で上書きされる芽依。
絶対主従関係の果てに生まれた牝悦が23歳を蝕み……
鬼畜上司の蛮行は、社内でも評判の美人秘書へ!








榊原澪央『都合のいい孕ませ肉玩具 妻の母、妻の姉、女上司を…』




「溜まったら私の穴にいつでも射精してください」
熟尻を突き出し、指で濡れた陰部を広げる妻の母。
男女の駆け引きなしに、自由にもてあそべる身体。
喉突きイラマチオ、アナル姦、無責任中出し……
避妊もいっさいせず、ナマで出しまくれる肉便器。
義母、義姉、女上司……性処理に使われる牝たち!








音梨はるか『貸し切り混浴【ずっとしたいの】 はげまし兄嫁となぐさめ義母』




「朝までずっとつながっていたいの……」
肉茎を身体の奥に埋め、裸で添い寝をする若菜。
彼女と行くはずの温泉旅行が突然のドタキャン。 
傷心の義弟を慰めるため、同行を申し出た兄嫁。
恋人気分のキス、献身フェラ、濃密セックス……
人目も気にせず愛し合う二人のもとへ義母が……



兄嫁と義母は未亡人でしょうか。終盤に「彼女」が現れ巻き込まれる…という展開になりそうですね。






弓月誠『したがり通い嫁 長男の嫁、次男の嫁、新婚妻』




「お義父さま、淫らな嫁はお嫌いですか?」
亡妻と正常位の経験しかなかった徹にまたがり、
緩やかに、時に激しく腰をくねらせる息子の嫁。
ひとりやもめの五十路男の寝室に通ってくれる、
未亡人妻、セックスレス妻、かわいい新婚妻……。
三人のいやらしい「できた嫁」に囲まれ、甦る人生!



弓月誠作品では初めてとなる「義父と息子の嫁」もののようです。
弓月作品なだけに「全員と」というハーレム型にはならないでしょうか。






藤崎玲『女帝陥落 高慢美人社長、完全屈服』




「やめなさい、あなた、私を誰だと思っているの!?」
33歳という年齢ながら、類い稀なる美貌と怜悧な頭脳で
社内の羨望を一身に浴びる南條グループの女帝・恵梨香。
定年目前でリストラ勧告を受けた古参社員・的場が、
高慢美人社長へ下克上の肉槌を! 抵抗する女体を剥き、
超速ピストンで嵌め狂わせれば次第に隷従の悦びが……








早見翔哉『甘やかしてあげます【青い初体験】 やさしい義母とてほどき姉妹』




「ママの身体で大人の女を教えてあげるわ……」
豊満な乳房をさらし、息子をベッドに誘うれいか。
溺愛のあまり、性で親子の絆を深めようとする義母。
長女と次女も競うように年上の性技で弟を虜に……
養子に引き取られた豪邸で耕太を待つ禁忌の楽園。
20歳、22歳、42歳……甘すぎるトリプル初体験!



第22回フランス書院文庫官能大賞の最終選考作品に似たコンセプトの作品がございますが、気付いたらその五人ともデビューなんてことがありそうですね。

「誘惑の館、三人のお姉さん」

両親を亡くし、資産家の親戚に引き取られた少年が、年上の三姉妹に甘く誘惑される王道の誘惑モノ。長女は爆乳のクールビューティ、次女は家庭的で母性的な癒し系、三女は露出高めのギャル系……と、まさに言うことなしである。
雰囲気はいわゆる「おねしょたハーレム」ものであり、真っ先に秋月耕太先生の作風を思い出した。誘惑系作品で大事なのはヒロイン側のセリフ。この著者のひねり出す数々のセリフにはセンスを感じた。男女の会話の掛け合いに勢いとバネがある。
ただ、残念だったのは地の文だ。セリフのテンポはいいのに、間に差し挟まれた地の文でひっかかってしまう。単純なアドバイスとして、もう少し一文を短くしてみてはどうだろうか。簡単に表現すればいいのに、自ら難しくしている気もした。


公式ホームページ「編集部発」より(3/25)








DSKさんによる9月の「気になる」官能作品の紹介記事です。

2019年9月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2019/9/24 発売奴隷出張【種付け檻】-新卒部下&人妻秘書(著:千賀忠輔)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「この出張中、君をみっちり調教してあげるからね」新卒部下の可憐な秘唇に押しこまれるいきり勃った巨魁。性戯に翻弄され、膣内に幾度も白濁を注がれるごとに、婚約者との時間を強烈な...
2019年9月の気になる官能書籍








◎竹書房ラブロマン文庫


9月も3冊刊行予定と好調な竹書房ラブロマン文庫です。






鷹澤フブキ『人妻ハーレム喫茶』




求職中の隼太は、伯母が海外にいる半年のあいだ、彼女の経営する喫茶店で店長として働くことになった。
常連客として訪れる人妻たちは優しく接してくれるが、その一方で隼太を後くされのない遊び相手と見て、次々に誘惑してきて…!?

歌織の淫らな貪り、大人しい雪絵の巨乳、エキセントリックな瑞穂の愛撫、高飛車な久美の脚線美…。

熟女たちにご奉仕されつつ、その肉体を淫らに責める隼太は、極上の快楽の日々を送るが、やがて同い年の舞花へ想いを募らせ…?
人気女流作家が描く、ご近所誘惑ロマン!



前作はアイドルを調教という凌辱性の強めな作風でしたが、今作は誘惑ロマンに落ち着いたようです。






※書影は9/5更新

伊吹功二『つゆだく食堂 北海道の媚肉』




外食チェーンに勤める寺井良介は、新メニューの開発のため北海道へと出張する。

気さくで淫らな人妻のちゃんちゃん焼き、とっておきのカニをご馳走してくれる美熟女、巨乳の女牧場主が味わわせてくれる濃厚チーズと淫ら肉壺…。

北の大地で美女たちのむっちり肢体と美食を楽しむ良介だったが、本社の女上司の優子と思わぬ一夜を過ごしてしまい!? 出張、産地のグルメ、そして現地美女との肉悦…。

人気のご当地ハーレムロマン第二弾!



前作も『つゆだく食堂』というタイトルで、本作はご当地ハーレムロマン第二弾という位置付けです。






※書影とあらすじは9/4更新

桜井真琴『田舎妻の淫ら祭り』




信州の田舎で育った大学生の久我山徹は、地元の秋祭りで行われる「神楽舞」の踊り手をやれと実家から命じられる。
渋々帰省するが、舞を踊るのは真ん中に徹で、他は美しい人妻たちで少し嬉しくなる。しかも初稽古後、踊り手の一人で美熟妻の祐美子から誘われ、筆下ろしを果たすことに。
事後、徹は舞を踊る男と性交すると御利益があるという村の言い伝えを知る。そして、他の踊り手の人妻からも次々と誘惑されるのだが、徹は以前から兄嫁の美里に想いを寄せていて…⁉ めくるめく山村ハーレムエロス!



桜井真琴さんの竹書房ラブロマン文庫第三弾も官能活劇的な展開でしょうか。楽しみですね。






◎美少女文庫


さかきいちろう/みやま零(イラスト)『竜姫(りゅう)のヴィオラ 生贄は最強の魔物と恋に落ちて』




「ね。アルクはヴィオラが嫌い?」
アルクの上に跨がりながら、紫水晶のような眼を輝かせ、竜姫が問いかける。
好きも嫌いも何も、少女に変生する前には、竜として、人として、殺し合った仲なのに。
「ヴィオラは好きだよ。だから、交尾しよ」竜の少女は腰を上げると……勢いよく屹立するアルクの男根の上に女陰を宛がって――
「ちょっ、ヴィオラ、待っ」挿入した。
「うわっ……」ヴィオラの膣内は驚くほど気持ちよかった。
「お腹……いっぱいで……なんか幸せ」処女を捧げた竜の化身が、にへらと笑う。
本性は――最強なる人食いの魔物だというのに、彼女が愛しくて愛しくてたまらない!
さかきいちろう&みやま零が贈る、ボーイミーツドラゴンガール!








鏡遊/七尾奈瑠(イラスト)『先生、教え子(わたし)と〈結婚実習〉しませんか?』




可愛い教え子を学校公認の「嫁」にして、Hまで教え込んじゃう結婚実習!
蜜姫月夜の宣言から始まった夢の初夜!
処女×××を捧げてくれた教え子は、ますます俺を喜ばせるとんでもないことを口走る。
「は、はい……わたしの初めての×××、もっと楽しんでください! この×××は先生専用です! 家でも学校でも、いつでもどこでも、わたしに挿入れていいですから!」
俺は彼女の言葉にさらに興奮し、猛りきったものを奥へとぶち込み、唇を重ね、93センチを誇る大きなおっぱいをぐにぐにと揉む。
蜜姫への愛しさと、結婚実習への期待が俺の中で渦巻いてもう止まらない!
「先生、もっと教えてください、わたしに、教え子に、結婚生活の幸せを!」
鏡遊&七尾奈留、伝説のエロゲーコンビが贈る、先生×教え子=禁断ラブコメ!








上原りょう/掃除朋具(イラスト)『催眠授業 女教師・春宮綾香は絶対堕ちない』




「なに勝手に腰振ってるの! あんたは指導を受ける身だってこと、忘れないで!」
浩介を嫌悪すれば嫌悪するほど、男根を咥え込みたくて堪らなくなる女教師・綾華。
過激な性指導を、落ちこぼれ生徒へのスパルタ教育だと催眠術によって常識変換されて……高慢教師は自ら処女を破く騎乗位へ!
「先生……初めては、痛いって聞きますけど、大丈夫ですか?」
全男子生徒が憧れるであろう、夢の初体験に優越感が衝き上がる。
「馬鹿言ってるんじゃないわ、ちゃんと反省して妊娠させるつもりで中出ししなさい!」
クールビューティ女教師は、絶頂を極めながら子宮で精を受け止める。
春宮綾華――年上美女は復讐催眠性授業で堕ちていく!


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2019年8月刊情報

2019年8月に発売予定の官能作品より、フランス書院文庫を中心にピックアップいたします。


◎フランス書院文庫

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、8月のラインナップが発表されています。

フランス書院文庫の配本は8月23日ですが、カレンダーの並びの関係で発売日は26日となっています。


※フランス書院文庫及び美少女文庫のタイトルのリンク先は「版元ドットコム」さんの紹介ページで、
あらすじに付いても同ホームページより引用しています。
例によって公式ホームページはギリギリまで更新されないので、
詳細をご覧になりたい方は「版元ドットコム」さんを推奨いたします。






鏡龍樹『ポツンと一軒家 義母とふたりきり』




「はしたなくてごめんね、でも、わたしも寂しいの」
鈴口から漏れるぬめりをまぶし、勃起に手を絡ませる早紀。
人里離れた山奥の一軒家に、ひとりで住んでいる妻の母。
訪れた巧己を待っていたのは、濃厚すぎる性交レッスン!
「今だけは」の言葉に負け、束の間の快楽を堪能するが……
未亡人義母には、熟女ならではの秘めた切ない淫性が……



「ポツンと一軒家」の時点で狙ってきたなという(苦笑)
鏡龍樹さんの単独ヒロイン作品はほとんど無いなという印象ですが、妻はともかくとして妻の姉(長女)や妻の母の妹(叔母)辺りは出てきそうです。






上条麗南『孕ませ教壇【インテリ女教師、牝堕ち】 未亡人教師、人妻教師、教育実習生』




「先生、言うんだよ。静子を孕ませてくださいって」
緊縛された裸身を、獣の体位で貫かれる女教師。
放課後の生徒会室、教え子が見守る中で極める絶頂。
トイレで、教室で、通勤中にも続く種付けセックス。
眼鏡をかけた知的な顔をザーメンまみれにされ、
三匹のインテリ美教師たちは牝に堕ちていく……



属性を並べたサブタイトルですが、やはり長いですね…。学校ものはとかく荒ぶる生徒が主人公になりやすいですけど、昨今の事情を考えると20代の若手教師かな?と勘繰ってしまいます。






小鳥遊葵『雪国の未亡人熟女【なぐさめてください】 ほろ酔い義母、独身叔母、友達のママ』




「あたためてください。私の心も肌も……」
目を潤ませ、裸ですがりついてくる美熟女・恭子。
夫を亡くし、身寄りのない土地で感じる孤独。
寂しさを埋めるように溺れた相手は息子の友人。
自ら腰にまたがり、熟尻を淫らにくねらせる。
男と女がなぐさめ合う、ここは雪国の未亡人酒場。



夏なのに雪国かというミスマッチ感もありますが、冬から春(または夏)に掛けての壮大なお話になるのかなと期待します。






望月薫『溺れ調教 息子の嫁と若すぎる後妻』




「お義父さま、お願いです、私の膣中に出してっ」
子宮の最奥を何度も直撃する、義父の熱い白濁液。
生まれて初めて味わう強烈な感覚が、彩夏を絶頂に……
息子の美しすぎる嫁(29)と若すぎる従順な後妻(21)。
日常生活でも隠しきれないマゾの本性を暴いて、
夜這いし、調教し……二匹の牝嫁が誕生する家!



今月の「義父と嫁」ものです(苦笑)というくらい、すっかりこの路線がフランス書院文庫で定着したように思います。他の作品とは違い、若すぎる後妻が21歳と少々攻めた設定にしたなと感じますね。






天崎僚介『引越し先の隣人【独身母娘と通い子づくり】』




「中に出していいのよ、最高の初体験にしてあげる」
絶頂寸前の幸介に、耳元でささやくフェロモン未亡人。
子宮にほとばしる大量の白濁とともに叶った童貞喪失。
向かいのマンションの窓越しに映った艶姿がきっかけで、
互いの部屋を通い合い、淫らな関係を深めていく二人。
女の顔を見せ始める独身母に、娘の美月が異変を察し……



タイトルが他の作品からのミックス感もしなくもないですが、シンプルに母娘丼が味わえるような気がします。






夢野乱月『無法オフィス【美人上司、完全奴隷】』




社員から恐れられるヤリ手の営業部長・麻里絵。
同僚の前で土下座を強要され、部下の怒りは爆発。
夜のオフィス、下着姿で椅子に麻縄で拘束され、
壮絶なレイプ調教で男根の力を思い知らされる。
拒絶の叫びは、やがて濡れた喘ぎに変わり……
女上司を奴隷にした淫獣の邪眼は未亡人社長へ!



サラッと書かれていますが、「レイプ」という言葉があらすじに入っているのは久し振りです。今やコンビニには置けなくなった成人誌を意識してか、こうした直接的な表現が再び使われるようになったのかなと思います。






【フランス書院文庫X】


結城彩雨『人妻 肛姦籠城』

人妻 肛姦籠城 (フランス書院文庫X)
結城 彩雨
フランス書院
2019-08-10



白昼の銀行強盗が悪夢のはじまりだった!
我が子を守るために裸身をさらす人妻・雅子。
美しき女陰に、裏穴に、飢えた狼が襲いかかる!
悪魔に占拠された密室で繰り広げられる地獄絵図!



【元の作品】

人妻と飢狼(おおかみ) (結城彩雨文庫)
結城 彩雨
フランス書院
2005-03-01



白昼の銀行強盗が悪夢のはじまりだった。人質として捕らわれた美貌の人妻・夏木雅子。豊麗な女体を狙われるのは宿命だったのか。心のなかで夫に助けを求めながら、子供を守るために身をさらす。美しき女陰だけでなく、秘められた裏門にさえ浴びせられる恥辱の視線。今、飢えた狼たちの渇ききった牙が襲いかかる。



何度か作品が再販されている結城彩雨さんですが、「結城彩雨文庫」として初期ラインナップに出された作品が今回はフランス書院文庫Xとなるようです。






御前零士『若妻 孕ませ契約【いづみと杏奈】』




(許して……私、あなた以外の赤ちゃんを産みます……)
莫大な医療費を払うため、騙されて売春させられる若妻いづみ。
大学時代の友人・杏奈とともに、奴隷娼婦に堕ちていく。
夫にもしていない奉仕を次々に命じられ、ついには種付けまで……



【元の作品】

売春契約 ――若妻の秘密―― (リアルドリーム文庫)
御前零士
キルタイムコミュニケーション
2011-02-28



義父の入院で大金が必要になった若妻いづみ。
売春クラブのオーナーに騙され、初々しく豊満な肉体で卑しい男たちに奉仕することに。
(あなた、許して……他の人と、するしかないの……)
安ホテルにとどまらずソープでも働くことになった若妻は、
背徳と快感の狭間で理性を蕩かしてゆく。



御前零士さんのフランス書院文庫X作品はこれで9作目、ご承知の通りリアルドリーム文庫(キルタイムコミュニケーション)時代の作品としては8作目となります。

個々の事情に口を差し挟むつもりはございませんが、御前さんの作品ばかり…と受け取る人は出てくるでしょうね。






DSKさんによる8月の「気になる」官能作品の紹介記事です。

2019年8月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X※右側は底本の表紙 2019/8/10 発売人妻-肛姦籠城(著:結城彩雨)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。白昼の銀行強盗が悪夢のはじまりだった!我が子を守るために裸身をさらす人妻・雅子。美しき女陰に、裏穴に、飢えた狼が襲いかかる!悪魔に占拠された密室で繰り広げられる地獄絵図!2005年に...
2019年8月の気になる官能書籍








◎竹書房ラブロマン文庫


8月に続き、9月も3冊刊行予定と好調な竹書房ラブロマン文庫です。


美野晶『むちむちマッサージ』




腰を痛めてしまった若手サラリーマンの友弥は、同僚に紹介されたマッサージ院に通いはじめるが、そこは美人三姉妹が中国伝統の淫らな施術をしてくれる、淫戯と快楽のクリニックだった…!
妖美な長女のレイファ、奔放な次女のサラ、淫らな本性を隠す三女の結梨…。巨根という悩みを抱えた友弥を受け入れ、三姉妹は美しく悶え啼く。思うさま彼女たちの肉体を味わい、欲情を放出する友弥だったが、そんな中、かつての恋人の詩織までもが淫らな関係に入ってきてしまい!?
快楽と誘惑の中華マッサージロマン!



これまでの美野晶作品の「マッサージ」作品は、主人公がマッサージ師で巨乳ヒロインの悩みを自慢の一物でメロメロにして解決するというものでしたが、本作は主人公がされる側になります。もっとも「巨根」なのはあまり変わりがないとは思いますが…。






九坂久太郎『ふしだら病棟』




大学生の弘樹は、ふとしたことでしばらく入院生活を送るハメになってしまう。だがその病院は、女医からナース、患者に至るまで皆が弘樹を誘惑しようとするハーレム病院だったのだ…!
人妻ナースの雪からねっとりと肉奉仕され、エキセントリックな女医の美砂の肛肉を味わい、巨乳バレー選手・陽花梨の抱き甲斐のある肉体に欲情を注ぎ込む…。
肉悦まみれなハーレム病院を新鋭が描く興奮の入院ラブロマン!



新鋭作家の九坂久太郎(くさか・きゅうたろう)さんによるデビュー作品です。
一体どなただろう…は、余計な詮索になるのかもしれませんね。






庵乃音人『義母 寝盗られた白肌』




庵乃音人、最新書き下ろし長編作品!憧れの義母を悪友に寝盗られてしまった青年は…! 背徳の寝盗られエロス。



こちらはまだ書影が出ていませんし、あらすじも未確定です。
7月に艶情文庫から出版された作品も何となく似た雰囲気を持つものでした。


ほろ酔い熟女港 (艶情文庫)
庵乃音人
三交社
2019-07-30



人気官能作家だった西崎章太郎はスランプに陥り、新境地を開拓しようと北国の寂れた港町に逗留をしていたが、チンピラに絡まれ助けてもらった男が安原だった。
安原は小料理屋へ西崎を誘うが、女将は安原の女房の咲子という女だった。
薄幸そうな咲子にひと目惚れした西崎だったが、その晩、酔って気が付くと奥の小部屋に寝かされており、隣室では安原と咲子の狂おしいまでの性行為が始まっていた。
56歳の西原は覗きに夢中になるのだが、暴力的なまでの性行為は普通ではなかった…。
一途な欲望に身を焦がす男の情愛官能作品の秀作である。








◎三交社艶情文庫


刊行予定情報に関しては今のところhontoが最も早く出しています。

八神淳一『人妻バレーボール(仮)』

霧原一輝『夜の新米監督(仮)』

あまり多くは言いたくはありませんが、7月の新刊が出ているのに8月に入ってやっと公式サイトで紹介されるのもいかがなものかと思います…。






◎美少女文庫


葉原鉄/ちると(イラスト)『鬼っ娘チキちゃんは甘やかしたい!』




「ぜんぶ入っちゃいましたね、おにーさん」
リョウの頬を撫でるチキの手は、小さくて、柔らかくて、あたたかくて。
そして、リョウを包むチキの中は、狭くて、コリコリして、とびきり熱くて。
「元気、出ました?」
この期に及んでリョウの心配までしてくる。
もう諦めていた初体験の相手は、優しくて、可愛くて、心のあったかい女の子。
角の生えた、体が頑丈な鬼の女の子、チキちゃん。
彼女の魅力を知れば知るほど強く思う――もっともっと独占したい、と。
リョウは股と股を密着させて腰を動かした。
「ありがとうチキちゃんッ、セックスさせてくれてありがとう! 可愛い喘ぎ声を聞かせてくれてありがとう!」
「おにーさんこそ、ありがとっ……! チキをこんなに気持ちよくしてくれてッ」



葉原鉄さんは6月に新刊が出たばかりの筈なのに…とは思いますが、恐らくは絵師さんのスケジュールの関係でどちらかが遅くなったものではないかと考えます。






青橋由高/きづかかずき(イラスト)『星のメイドさまと新婚生活』




祖父の遺産を一緒に相続したメイドの天音さんから逆プロポーズ! 
新婚旅行は、星空の下で本気の種付けH!
(なんて綺麗なんだ、天音さん……)
最愛のメイド妻に背面座位で跨がられた学からは、天音の美しい背中と星空が一つに溶け合ったようにも見えていた。
「イグ、また果ててしまいます、旦那様ぁ」
星と天音という、己が愛するものを同時に手にした学は、我を忘れて腰を振った。
「イキながらまたイグぅ、ああっ、来る!」
これまで聞いたことがない壮絶なアクメ声とともに、天音が大きく仰け反った。
ぼたぼたと降り注ぐメイド嫁の熱い汗は、まるで夜空からの雨のようだった。
満天の星に見守られ、年上メイドと年下ご主人様は永遠の愛を誓って……



早くも美少女文庫では今年3冊目を刊行なさる青橋由高さんです。これまではHIMAさんとの人外ヒロイン(龍神、エルフ、雪女、鬼っ娘など)が多かったですが、本作のメイドさまは人間のようです。






肥前文俊/Xin(イラスト)『吸血姫と学ぶ美味しいコーヒー』




「お主の淹れてくれたコーヒーは、妾の渇望を満たしてくれたぞ」
とろんと発情した瞳で迫ってくる真祖の吸血鬼クリス。
艶やかな唇との距離が縮まり……初めてのキスはコーヒーの味がした。
至高の一杯に酔った美しい吸血姫と初体験。
「永き時を生きる妾の、たった一度の処女を捧げたのじゃぞ、存分に感じるがよい」
竿全体を膣壁が絡め取るように舐めてくる。
ぬるぬるとぬめったクリスの中はとんでもなく気持ちがよかった。
「妾の中にどろどろの精液を注いで、子宮をお主の精液で占領したくはないか? はじめての女の中に出して征服する気持ちよさを魂に刻むがよい」
極上の吸血鬼ロマンスを召し上がれ。



これまでの作品から肥前文俊さんは設定を細かく作り、丁寧に話を積み上げていくスタイルなのかなと感じた次第です。本作も楽しみにしたいと思います。


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蜜蟲『はだかの奴隷介護 長男の嫁、次男の嫁、人妻介護士狩り』

蜜蟲『はだかの奴隷介護 長男の嫁、次男の嫁、人妻介護士狩り』
(フランス書院文庫、2019年6月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

後継者に指名していた長男が亡くなり三回忌を迎えた源蔵だったが、息子を失ったことよりも彼の妻である聡美を手に入れようという執念の方が強く、次男夫妻の巻き返しに悩む彼女に言外に迫り自分の女にしてしまう。財産目当ての次男の嫁・凜子や通いの介護士の優子にも迫った源蔵は、三人を自分好みの女に仕立てあげようとする。


【登場人物】

小石川源蔵
62歳の男で都内にある部品メーカーの創設者で、三鷹に邸宅を構える資産家でもある。5年前に妻を亡くし、一度は長男の昭人に経営を譲り悠々自適の隠居生活に入ったが、息子の急逝もあり一応は社長に復帰している。とはいえ現状は古参役員を社長代行に立てており、介護士の優子を愛人同然にしている様子。スポーツをしていてまだまだ逞しく、次男夫妻の企みを見抜きつつも聡美を手に入れるために利用している節も窺える。

小石川聡美
31歳。昭人の妻で夫を2年前に交通事故で亡くしている。小学4年のひとり息子がいて義父の源蔵からは後継者と指名されてはいるが、義弟の祐二夫妻の巻き返しに遭っており立場は危ういものと脅えていた。義父に迫られ亡き夫と瓜二つで、しかも性豪なこともありふしだらな関係に陥ってしまう。

小石川凜子
28歳。源蔵の次男・祐二の妻で子どもはいない。代官山にあるマンションの一室で暮らしており、父の会社の経営権と財産を狙い時には色仕掛けも交え、週に一度は小石川の邸宅を訪ねていたようだが…。元々祐二よりも昭人の方が好みで、聡美の目を盗んではモーションを掛けるも無視されたことを根に持っている。気が強く源蔵に迫られても鼻っ柱の折れる様子は無さそうだが…。

横沼優子
39歳。源蔵の専属同然に雇われている通いの介護士だったが、家政婦になるように命じられてひと月になる。夫は公務員で子どもはなく、お互いに干渉し過ぎないよう気遣う程度の仲となっている。源蔵のお気に入りで給金も気前良く与えられており、自分の愛人にならぬかと誘いを掛けられている様子。


【展開】

夫の三回忌法要を無事に済ませた聡美は、源蔵から今日一日は喪服でいてくれと頼まれマッサージをして欲しいとねだられる。頃合いを見て母屋へ向かうと源蔵はまだ入浴していなかったようで、甘えついでに背中を流してくれと頼まれて応じたものの、浴室で剥き出しの屹立を見せ付けられてしまう。しかもいきなり湯を浴びせて来て裸になれと言わんばかりで、強要された聡美は孫の存在を口にしても源蔵は一向に気にする様子も無い。逆上させただけで喪服を剥がされると、いやらしい身体だと言葉なぶりにされながら、浴槽でシックスナインの体勢を求められる。源蔵の口戯で潮を吹かされた聡美は何かが吹っ切れたようで、義父に跨がりお仕置きしますと言いながらも中出しを受け入れる。

部下のミスを庇い海外出張中の夫のお人好し振りに凜子は呆れつつも、週に一度は源蔵のご機嫌を伺おうと小石川の邸宅を訪ねていた。気の強い凜子は未だに聡美が籍を抜かずに居座っているのが気に入らないのである。今日も相変わらず優子にセクハラ紛いを繰り返す義父を心のなかでは罵りつつも、優子に早めに切り上げて良いと追い返し、代わりに源蔵のマッサージを引き受けることになる。しかし凜子は源蔵に全てを見透かされていたとは露ほども知らぬまま罠に絡め取られ、一応は抵抗しつつも義父との関係を強要されてしまう。バイブの挿入と舌での淫核責めで高ぶった凜子は、四つん這いにさせられ源蔵に貫かれていく。

翌朝優子が小石川邸を訪ね、凜子が後は頼んだわと言い残して立ち去るのを見届けて中へ入ると、まるで情交の痕跡を見せ付けるかのようであった。淫臭漂う寝室で源蔵も隠すつもりも無く、ストレートに優子へボディタッチをした後、引き出しからバイブを出すように命じる。凜子にはただデカいのを宛がえば良い、お前に使うのは亡き妻に使ったものだと言われて、優子は改めて自分が優遇されているのだと実感する。元々源蔵の危ういところに惹かれていただけに、優子も言葉では抗いつつも老主人に跨がり腰を遣ってしまうのであった。

始めて犯されて以来聡美は源蔵の慰み者として、リモコンバイブを常に挿入させられ、義父の気紛れで起動させられては燻る性感を煽られていた。その間には凜子や優子と関係を持ったと聞かされている。やっと本邸に呼び付けられると義父はバイブにズイキを巻き付け、聡美を愚弄するつもりのようである。老人の言葉と玩具によるねちっこい責めに聡美は声を上げ、源蔵に貫かれていく。

こうして三人を従えた源蔵だが鼻っ柱の強い凜子だけはまだ奉仕してやっているとの意識を持っており、老獪な源蔵もわざと凜子にはお預け状態のままひと月が経とうとしていた。やって凜子にお呼びが掛かり邸宅に向かうと、源蔵と優子はシックスナインの最中であり、恥知らずだと優子を糾弾しても二人は動じることはない。言うとおりにしなければ帰ってもらって結構だという義父の言わんとすることが理解出来ただけに、凜子は優子と二人での奉仕に加わるが…。

別棟にいた聡美は珍しく源蔵から動画付きのメールが来たと不思議がっていたが、優子と凜子が奉仕していると知り黙って見ていられぬと母屋にやって来る。源蔵としては改めて凜子は三人の序列の中で最下位にあると宣告し、徹底的に彼女を堕とす算段である。その目論見に嵌まった凜子は源蔵を敬うようになったが、それを見た聡美や優子が黙っているはずもなく…。


【レビュー】

2016年12月に『四匹の未亡人奴隷』でデビューするも、久しく新刊のなかった蜜蟲(みつむし)氏による2年半振りの新刊である。女は(精力の)強い男には傅かずにはいられない、けれどもしたたかな打算も持ち合わせているという考え方の作者らしく、本作は半ば隠居生活を始めている62歳の元ワンマン経営者が主人公である。文章の言い回しからしてもある程度のキャリアを積んだ年配の作家さんと思われ、前作の悪魔青年主人公よりも更に筆が乗ったのではないかと推察する。

・長男の嫁で自分の境遇に不安を抱く未亡人【聡美】(31歳)
・次男の嫁でしたたかな【凜子】(28歳)
・主人公のお気に入りで介護士から通いの家政婦に転じた人妻【優子】(39歳)

義父の興した会社の後継者になったばかりの夫を事故で失い、三回忌を質素に済ませた聡美だったが、それが区切りだと言わんばかりに義父でから関係を迫られてしまう。一応は息子が後継者だと公言されてはいるが、財産目当ての次男夫婦の巻き返しに遭い立場が不安定だと脅えている聡美だけに、一応は拒みつつも義父に従わされてしまうのだが…。

義父はスポーツで身体を鍛えておりまだまだ現役なはずだが、女遊びに長けたところもあり優子を気に入り家政婦に抜擢する。そんな優子に苦々しい思いを抱くのが凜子で頻繁に義父の邸宅を訪ねるが、経験豊富な主人公には欲に目が眩んだ浅ましい女と見抜かれており、聡美に続いて息子の嫁に手を付けていく。冷えた夫婦仲の優子もまた手厚い待遇を受け主人公の愛人同然となるのだが、あくまでも彼に取っての順列では聡美→優子→凜子に過ぎない。

亡き夫の父だけに主人公は瓜二つのようでそれが聡美がふしだらな関係を続ける拠り所となるが、特別扱いされている優子はともかく、負けず嫌いの凜子が黙って見ている訳もなく三者乱れ合う展開となる。そもそも主人公が世間の目を気にしないと放言しても、ヒロインたちは「長男の嫁、次男の嫁、人妻(家政婦)」の立場であり、そのしたたかさも窺えるようなカオスなまとめ方である。

題名からは『奴隷』というニュアンスから調教色の強い印象だが、ヒロインたちの心の奥が見えてくると、「老いても盛ん」な主人公を三人で介護しているような甘い味わいも感じさせられる。まだ二作目ではあるがこうした捻りが得意な作家さんなのかもしれない。

tag : 凌辱作品 義父もの

山口陽『通い美姑【妻の母・至れり尽くせり】』

山口陽『通い美姑【妻の母・至れり尽くせり】』
(フランス書院文庫、2019年6月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

二人の娘の母親である芳子は次女の莉緒が妊娠しにくい体質だと知り、娘の哀願を受け入れ代理出産をすることに。それには莉緒の夫である利明に抱かれなくてはならなくなり、始めは躊躇いを見せていたものの、代理出産の話を知った長女の奈津美がつまみ食いをしていると知る。対抗意識を燃やし始めた芳子は母の顔を捨て女として利明を求めていく。


【登場人物】

利明
20代前半?(奈津美よりは年下のようである)妻の莉緒と結婚して2年近くになるが、彼女が妊娠しにくい体質のようで、夫婦同意の上で彼女の母親である芳子に代理出産を依頼する。ごくごく普通の会社員で帰省した時に芳子と顔を合わせる程度だったようである。

荒谷芳子
44歳?高校を卒業して間もなく結婚したが6年前に夫を亡くし、娘たちが既に独立しているため実家で一人で暮らしていた。そこへ次女の莉緒から代理出産を依頼され、始めは排卵日前後の10日間だけ利明に抱かれるつもりでいたが、次第に娘の夫に溺れていく。上京生活ではけじめは付けようと別の部屋を借りて、子づくり以外では離れて暮らそうと試みるが…。熟れた身体付きの巨乳。

荒谷奈津美
26歳。芳子の長女で都内で妹夫婦とは別の部屋を借りて一人で暮らしている。それなりにモテそうに見えるが、ずぼらな私生活と肉食すぎる性格のせいか異性に恵まれず、実は社会人になってから特定の恋人はいないままだった。莉緒が芳子に依頼する前に代理出産の話を持ち掛けられていたが断ってしまい、都内で偶然芳子が利明と仲良さそうに歩くのを見て、自分もと俄然ヤる気になったようである。


【展開】

娘の莉緒の頼みもあり上京してきた芳子だったが、若い利明が本当に自分を抱く気なのかと不安に思いつつ、積極的に唇を求められ夫よりも雁の太いぺニスを滾らせていたと知る。娘にしてもらったことがないという口唇奉仕で射精させると、秘所へのクンニで軽いアクメを迎えつつ、正常位で久々の中出しを受けてしまう。

次の日照れもあり利明は芳子とどう顔を合わせたものか思案したが、当の芳子は部屋にいてもすることが無いからと朝食の準備をしてくれていた。このまま一日中子づくりも悪くはないが、せっかく上京したのだからと利明はデートに誘い、スカイツリーへとやって来る。女はいつでも若くありたいものと言う通り、芳子はアイスクリームを撮影したり、恋人さながらに手を繋いでと求めたりとはしゃぐ始末である。芳子もプランを考えていたようで鶯谷に移動すると、ラブホテルで女子学生さながらに制服を着がえたのを見て、利明は呼び捨てにしてごっこプレイで調子に乗って交わっていく。

その日は奈津美の休日でもあり目的もなく、ふらっと向かった先で芳子と利明が手を繋ぎながらラブホテル街へ消えていくのを見てしまう。一度は妹からの代理出産を拒んでいただけに母に頼んだだと納得しつつも、芳子が見せた女の顔に何で私が…という嫉妬の感情を抱いてしまう。そこで次の日に奈津美は利明が降りる駅で待ち伏せし、芳子が別の部屋を借りて暮らしているのを良いことに誘惑を仕掛け、乳首舐め手扱きで射精に導いていく。妊娠の可能性は少ないが子づくりをしても良いと思うほどの巨根に、奈津美は自ら馬乗りになって腰を振り中出しを受けるのであった。

利明が有休を取ってまで子づくりに励んでくれたのに応えようと芳子は裸エプロンで誘い、シンクに押し倒されてバックで貫かれていく。その一方で利明に惹かれていく自分に気付き始め、考える時間が欲しいと一旦部屋に戻ると帰ってしまう。利明としては予定が狂ったなと戸惑うが、タイミングの良いことに奈津美が訪ねて来る。母さんの為にとローションやバイブを用意して来たとしゃあしゃあと言ってのける奈津美に腹が立った利明は、目隠しをさせると開脚させてバイブで連続絶頂を味わわせ、バイブをぺニスに替えて激しく交わっていく。なおもバイブで淫核責めをしながらの性交に及んでいたが、芳子が早めに夕飯を作りにやって来てしまい…。

二人を叱る芳子だが奈津美が素直に言うことを聞くはずもなく、寧ろ挑発するかのような言葉を返すだけで、利明は完全に母娘の意地の張り合いに巻き込まれてしまう。まずは汚れた身体を洗おうと浴室に移動したものの、早々と奈津美がぺニスを奪い母との言葉の応酬の末に射精させてしまう。次は芳子の番…だが、何と美臀を見せ付けてのアナル性交を求めて来る。奈津美は遺伝しなかった母の熟れ乳を揉みまくって対抗し、芳子は尻穴を引き絞っての搾精を試みようとする。結局一番の被害者は利明だったのかもしれない。

こうしたハプニングもあったが何とか約束の十日間が過ぎ莉緒が実家から戻って来るが、芳子は前夜にさんざん交わったにも関わらず、娘の目を盗んではテーブルの下から利明の股間を脚で刺激する始末。シンクに立つ莉緒と平然と会話をしながら、ぺニスを脚扱きする芳子はやはり奈津美の母なのだと背徳に満ちたなかで利明は射精させられてしまう。妻が洗い物を始めたタイミングで浴室に向かった利明を追って来た芳子も乱入し、いつ見付かるか分からないスリルを味わいながらも性交に及んでいく。獣欲に溺れた芳子は検査日よりも早く東京で暮らすことを選び、利明が残業を口実に訪ねて来るのを待ちわびる日々が新たに始まるのであった。


【レビュー】

代理出産を依頼したものの、母と姉が主人公に溺れているとは知らない妻

フランス書院文庫より今年の1月に『淫らすぎる姑【妻の母・代理妻】』(小鳥遊葵氏・著)が刊行されており、本作は美少女文庫でも活躍中の山口陽氏によるほぼ同じ題材での誘惑官能作品である。妊娠しにくい身体の次女から代理出産を依頼され上京した妻の母、一度は依頼されたものの断った長女は母親が代わりに引き受けたと知って対抗するという点はほぼ同じ。肉食系ヒロインながらも細かい心理描写を得意とする山口氏ならば、この題材をどう仕上げてくるかに興味を持った次第である。

・妻の母【芳子】(高校を卒業してすぐ出産とあるので44歳?)
・妻の姉【奈津美】(26歳)

代理出産を依頼するのは夫が母と身体を重ねるということでもあり、妻は母と入れ替えに実家に戻っているため情交場面での出番は全くない。排卵日前後の期間限定の交わりという設定ではあるが、初めは娘の夫に抱かれることに罪悪感を持つ芳子も、久しぶりの交合にオンナとしての感情に目覚めていく。都内観光で若い娘のようにはしゃいで主人公と恋人繋ぎをした上に、ラブホテルに雪崩れ込む辺りから既に肉食系そのものなのかもしれない。ただ一応のけじめとして仮住まいの部屋は別にしており、主人公と終始ベッタリな訳ではないのが妙味である。

そんな二人を偶然見てしまったのが奈津美で、妹から代理出産の依頼を受けていただけに母親の変化に納得しつつ、男日照りの自分の境遇にならば私もと対抗意識を燃やし始める。「跨がられる」という表現がまさにピッタリな主人公も妻にいくらかの後ろめたさを感じつつも、基本的には流されやすいタイプで、姑と義姉に積極的に迫られて拒めないのもお約束である。

こうして約束の期間が終わった時には既に芳子には主人公無しの生活は考えられないほどになり、娘が帰宅しても目を盗んではちゃっかりつまみ食いまでしてしまう。妻は姉の奈津美までもが夫と逢っているとは知らないし、勿論母の芳子がどういう気持ちなのかも知る由もない。話はここで終わるが主人公たちの将来はどうなるか、ちょっと皮肉なものを感じた次第である。


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tag : 社会人主人公 母娘丼 未亡人 姑もの

美原春人『さみしくて、さみしくて 未亡人家主と世話好き兄嫁』

美原春人『さみしくて、さみしくて 未亡人家主と世話好き兄嫁』
(フランス書院文庫、2019年6月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

新大学生としてのGWが終わり部屋に戻って来た和将を迎えたのは、先月部屋を明け渡して新居に越したばかりの兄嫁・礼美であった。どうやらすれ違いの夫婦生活に不満を募らせていたようで、このまま押し掛け同居を始めかねない様子である。一方マンションのオーナーの沙弥佳は礼美の豹変ぶりに女としての羨望を抱き、和将に積極的に迫っていくのだが…。


【登場人物】

宮森和将
大学1年生。大学合格を機に兄夫婦の住んでいたマンションの一室を借り受けることになり、引っ越しても彼らの荷物を置かせてもらう代わりに家賃は兄が負担することになっている。兄嫁の礼美や家主の沙弥佳に対して性的な興味を持つごく普通の青年。

宮森礼美
29歳。和将の兄と3年前に結婚したが、夫はベンチャー企業社長で国内外を行ったり来たりで、すれ違い気味な生活に不満を募らせていた。和将が一人暮らしを始めて間もなく、突然荷物をまとめて押し掛け同然に部屋へやって来る。沙弥佳が管理するマンションには和将が引っ越して来るまで暮らしていたこともあり、色々と彼女の面倒もみてきたようである。巨乳。

石堂沙弥佳
38歳。二度の結婚歴があり初めの夫は自分本位な性格、二人目の夫は歳の離れた不動産会社社長と男運が無く、しかも死別したのもあってもう男性を好きにならないと決めていた。二人目の夫が遺したマンションの家主でもあるため生活に困っていないようで、新たな店子となった和将に惹かれてはいるものの…。Iカップの熟れた身体付きで、最初の夫に仕込まれた性戯で和将を夢中にさせていく。


【展開】

帰宅した和将は沙弥佳より兄嫁の礼美が部屋で待っていると聞かされ、嫌な予感を抱きつつ部屋へ向かう。何しろ自分のために部屋を明け渡し、兄と二人で新居に越してからまだひと月しか経っていないのである。案の定多忙な兄は家にほとんど帰っておらず、すれ違いの生活に礼美が不満を募らせて和将の元へ押し掛けて来た様子だが、ハイピッチで進む酒量に彼女はソファーで横になってしまう。薄着のキャミソールで身体の線がはっきりと見えるだけに性欲を抑えようとするが、そんな義弟に礼美はそんなに魅力が無いのとあからさまな誘いを掛けて来る。和将に口唇奉仕を行い正常位で受け入れた礼美は、若い男の性欲の強さを感じながらも寝室へと舞台を移し連続性交に及ぶのであった。

次の日に和将が起きると書き置きがあり、礼美はすぐそこまで出掛けて戻るような印象だったが、その間に沙弥佳が昼食を作ったと訪ねて来る。しかし髪を短くした礼美を見た沙弥佳はそそくさと部屋に戻り、たった一夜で明るく変貌したのを見て、夕べ階下から聞こえた嬌声は和将に抱かれたからだと納得する。そして沙弥佳もまた和将に惹かれており、彼を思い浮かべながらひとり遊びを始めてしまう。
礼美の決意を聞いた和将は週末に彼女の荷物を運ぶのを手伝うと、入浴すればパイズリフェラからの性交、朝はお目覚めフェラからの飲精とヤりまくりの日々を送るようになる。しかし礼美は先日の沙弥佳の豹変ぶりに何か思い当たる節がある様子で…。

ある日飲み会で帰りが遅くなるからと礼美は沙弥佳の元で夕飯を取るようにメッセージを送り、和将がそれに従い彼女の部屋にやって来る。沙弥佳は嬉しそうで和将にアルコールを次々に勧めると、さすがに酔ったようでリビングのソファに横たわってしまう。キャミソールに着替えた沙弥佳は眠る和将に口付けをすると起きてしまったようで、抱いて欲しいと積極的に迫っていく。一戦終えて訝る和将に沙弥佳は自らの生い立ちを話し始め、二人の夫はいずれも事故で亡くなりでもう結婚しないと決めたこと、それでも和将が好きになり懇意にしていた礼美から試してみたらと勧められたことを打ち明ける。和将はそんな沙弥佳を幸せにしたいと指輪を送ることを約束するのであった。

次の日和将は部屋に戻り礼美の帰りを待っていたが、どうやら寝不足のようで服を脱いでベッドで休みたいようである。そこで和将はスーパーへ買い物へ行くと、朝まで一緒だった沙弥佳と逢い再び彼女の部屋へやって来る。昼食もそこそこに夕方まで身体を重ねた二人は礼美のために食事を作ろうと階下の部屋に来るが、乳房も露わにした礼美の寝姿に見とれていたのに嫉妬したようで、沙弥佳がここで抱いてと迫って来る。礼美も余計な説明は不要とばかりに行為に加わり、ベッドから浴室へと舞台を変えながら三人での交わりに溺れていく。
…そんな毎日が続くとさすがに和将の方が大人のようで、兄と別れる訳でもないし世間体もあるので、礼美を沙弥佳の部屋に住まわせて欲しいと懇願してくる。しょげた表情の礼美を宥めた沙弥佳は、和将の兄から送られて来たメッセージの「礼美の世話を頼む」の表現に苦笑いしつつ、すっかり明るくなったようである。


【レビュー】

題名の通り世話好きな兄嫁が義弟と未亡人家主をくっ付ける展開

デビューから約2年半で8作目と順調にキャリアを積み重ねている美原春人氏の新刊は、まさにタイトルの通り世話好きな兄嫁が紆余曲折の人生を送ってきた未亡人家主の新たな恋を応援しようと、義弟に手ほどきを行い二人を関係に導いていくという多幸感溢れた誘惑官能作品である。

・未亡人家主【沙弥佳】(38歳)
・押し掛け兄嫁【礼美】(29歳)

主人公は大学に入ったばかりで進学を機に兄夫婦の住んでいたマンションの一室を譲ってもらうが、そこの家主が沙弥佳である。二度の結婚でいずれも夫と死別した上に、別の男に付きまとわれるなど散々な目にあった経験から恋を諦めていたが、越して来た主人公に好意を抱いている。

礼美は主人公の兄と結婚したものの多忙を理由にすれ違いばかりで、抱えていた不満を爆発させ元は自分たちの部屋である主人公のところへ押し掛けて来てしまう。昨今のページ数減もあって主人公と結ばれるまでが早く、ここは美原春人作品の特徴でもある「酔った勢い」なのだが、きっかけはともかくとして元々から主人公に好意を抱く素地はあっただけに至って現代らしいと言えるのであろう。

本作は「世話好き兄嫁」なだけにマンションに暮らしていた時から礼美と沙弥佳は仲良しでもあり、義姉弟である二人の関係を知った沙弥佳が勇気を振り絞って…という流れからのみんな仲良くというまとめ方である。王道かつシンプルな誘惑官能作品であり、安定的な仕上がりは間違いなく保証できると思う。

tag : 大学生主人公 童貞 未亡人 近親相姦(義)

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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