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桜井真琴「彼女の母と…」

桜井真琴「彼女の母と…」
(二見文庫、2018年3月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

彼女の母と… (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2018-03-26




【あらすじ】

中堅商社に勤める冴えない営業マンの涼太は毎日のように課長の礼子に叱責されてばかりで、飲み会で知り合った女子大生の千佳との情交が慰めであったが、ある日彼女の部屋に礼子が訪ねて来てしまう。何と礼子は千佳の母親で手切れ金を渡し関係の清算を訴えるが、涼太はここぞとばかりに娘の身代わりを要求し…。


【登場人物】

田宮涼太
26歳で中堅商社に勤める営業二課の社員だが、成績はお世辞にも良いとは言えない。元々は営業一課にいたが成績が振るわずに二課に異動した。女を口説きエッチをするのが得意というタイプで、飲み会で知り合った千佳とセフレ同然の関係にある。風俗通いが好きでサド系の性格もあり、自慢の巨根を駆使しての責めを得意としている。

柏木(紺野)礼子
42歳。涼太の上司で営業二課の課長。社長の北山とは従妹の関係にある。一回り年上の夫は官僚でひとり娘の千佳がいるが、会社では旧姓の柏木を使っていたので、涼太も全く気付かなかったようである。肩まで伸ばしたストレートの髪型で、巨乳でメリハリのある肉感的な身体付き。仕事では厳しく涼太もその期待の裏返しから、度を超えた叱責を受けることが多い。

紺野千佳
20歳を過ぎた女子大生で、愛くるしく癒し系でおっとりとした女性。礼子の長女で母親譲りの巨乳でEカップ。飲み会で涼太と知り合い、サド系の彼に対し従順で言いなりになる性格と上手くいっている様子。

渡瀬夏希
26歳の専務秘書。栗色のショートボブの髪型で年の割には妖艶な雰囲気を漂わせている。日本人離れしたモデル並みのスタイルで、出世欲が強く涼太のような末端の社員には明らかに見下している節がある。

松木志穂
44歳。涼太の勤務先の総合商社の取引先である化学会社の社長。営業一課の社員と結託しコスト削減と称して質の悪い原料を納入している。礼子とは旧知の仲で、女性にしか興味がないらしい。


【展開】

営業成績が振るわずに他の社員の前で「使えない」とまで叱責を受けた涼太は、いつか鬱憤を晴らしてやると思いつつ仕事を終えて志穂の部屋を訪ねると、朝約束した裸エプロン姿になっていないことに不満を抱く。何だかんだ言いながらも言いなりになり裸エプロンになった志穂を涼太は後ろ手に縛り、シンクに押し倒して立ちバックで責めていると、娘の様子が気になった礼子がやって来る。
次の日に礼子に会議室へ連れ込まれ手切れ金を渡すから志穂と別れてと求められるが、娘を溺愛しているのが分かったようで涼太はならば礼子が代わりになってと要求し、渋々ながらも承諾をもらうと今すぐとばかりに後ろ手に拘束してしまう。パンティとスラックス越しに肉塊の逞しさを感じた礼子は身体の欲情を抑え切れず、それを見抜いた涼太は乳房と秘所を愛撫した末にぺニスを取り出して挿入しようとするが、そこへ一課の社員が話があると礼子の名を呼ぶ声がドア越しに聞こえて来て声を出すまいと悶える礼子を犯しながら、涼太は絶頂を迎える寸前に膣からぺニスを抜き下腹部へ白濁を吐き出す。

涼太はある日紺野が泊まり掛けで出張する日を見計らい旅行の計画を立てると、深夜バスで座席ごとにカーテンで仕切られているのを良いことに礼子の席にやって来てギャグホールを噛ませて悪戯を始める。礼子が尿意を催したのを見るや敏感な突起への愛撫を強め、用意したお茶のペットボトルに用を足させ徹底的に恥辱を与えると、更にリモコンバイブを秘所に咥えさせてしまう。翌日まんじりともせず顔を赤らめていた礼子を見た千佳に不審を抱かれるが、旅館に着いて露天風呂に行かせると涼太は絶好の機会とばかりにイラマチオを強いて飲精させ、更に千佳が眠りに就いたのを確認してから対面座位で露天風呂に入りながら交わり中出ししてしまう。

数日後社長が解任され専務が代表に就くと発表があり、実は社長の従妹である礼子も課長職を解かれ子会社に出向することとなったが、涼太は会議室に連れ込まれ凌辱を強いた罪滅ぼしとして真相を暴くよう命じられる。恥辱の動画があると切り出しても礼子から出来るものならやってみなさいと反撃され、涼太は現実はそう甘くないと痛感しつつも身体でのご褒美を示唆されて渋々ながらも調査を始める。
専務秘書の夏希を調査すると専務だけでなく二股で愛人生活をしていたという事実を掴み、ある晩涼太は夏希をホテルへ呼び出してクーデターの裏事情を吐くよう求めるが、夏希が口を割らないと見るや口止め料として肉体関係を迫る。礼子から仕入れた情報では礼子にはサドの気があり、涼太はM男になって命令に従いネクタイで腕を拘束され夏希の愛撫を受ける。キモいと詰りながらもファザコン気味の夏希は若い男の怒張を見るのに慣れていないようで、恐る恐る跨がり秘所へ挿入するが、涼太は拘束を解くと夏希の腰をガッチリと掴み激しい突き上げで絶頂に導いていく。その二日後秘書室で専務の話を聞こうと涼太が訪ねると、タイミングの良いことに専務がやって来て、涼太はデスクの下に潜り込み夏希に悪戯を仕掛けながらも専務の企みを掴むのであった。

営業一課の営業マンが専務と結託してマツキ化学に便宜を図っていると証拠を掴んだものの、肝心の志穂社長はレズビアンで夏希のように肉棒でメロメロにする訳にはいかず涼太が悩んでいると、何と千佳が身体を張って志穂と会ってくれるとの申し出を受ける。そして約束の晩に涼太はホテルの部屋のクローゼットに潜んでいたが、危うく見付かりそうになり千佳の機転で志穂に抱き付いてみせたものの、志穂は芝居と知っていた上で千佳の身体を求める。涼太は目の前で恋人が女に寝取られる倒錯に興奮し、二人が貝合わせで激しく喘ぐのを見ると我慢出来ずにオナニーを始め絶頂に合わせて射精してしまう。

千佳の潜入調査が礼子にバレて涼太は危ない目に遭わせないでと叱られるが、イマイチ解任劇の真相が掴めずに礼子の計らいで社長室で社長と対峙する機会を得る。マツキ化学への便宜は社長も黙認の上でのことと、正義感の強い礼子がそれを知れば会社の存続も危うくなるからとことの経緯を聞き出した涼太。その頃礼子は専務と話をしていたが突き飛ばされた拍子に頭を打って気を失ったらしく、意識を取り戻すと専務の別荘で吊り下げられていた。専務の本意を知った礼子は専務の嬲りものにされ、いよいよ犯されると身構えたその時、涼太が警官を連れて助けにやって来る。こうして一件落着と思われたが…。


【レビュー】

女性向け官能小説を中心に活躍する作者による二見文庫第三作は、「彼女の母と…」という題名や、「お嬢さんの代わりに、おかあさん、お願いしますー」という帯の宣伝文句の通り彼女の母【礼子】(42歳)がメインヒロインである。女子大生【千佳】(20代前半)と男女の仲となった主人公はコスプレっぽい情交に及んでいた時に礼子に目撃されるが、何と千佳の母親である礼子は職場では部下の主人公にも容赦のない言葉を浴びせる手厳しい商社の課長である。元より年上好きで高慢な礼子を性の対象として汚すことを夢想していただけに、娘の代わりにというシチュエーションを思い付き、会議室や深夜バスの中で恥辱を与えていくまでが前半の山場である。

年上夫との交わりでひそかに満たされぬものを感じていただけに、罵られ続けた鬱憤を晴らすかのように調子に乗る主人公に反発しつつも、ネチネチと辱しめを受けた末に若くて巨大な一物に翻弄され気を遣ってしまう礼子。前半では主人公の一方的なまでの責めに読み手としては「図に乗りすぎ」と思う次第だが、本作が「官能エンターテインメント」と謳っているだけに、後半では社内抗争を絡めた現代ロマン作品へと転化する。礼子の依頼で社長の解任劇の裏に潜む陰謀を探ることになった主人公は相手の陣営の女を抱いて屈服させたり、千佳を使った変則的な誘惑を仕掛けたりと官能要素も抜かりのないところである。

終盤は主人公も思いも寄らない結末となり現実はそう甘くはないと知る訳だが、あくまでもエンターテインメントである以上はカラッとした結び方となっていて、全体的にはバランスの取れた官能作品だと思う。欲を言うならば前二作に比べるとボリュームダウンした分だけ前半の官能要素が長めとなり、後半の現代ロマン部分が駆け足気味なところが少々物足りない気もするが、先に述べたように官能要素をしっかりと押さえられているので申し分のない出来と言えるだろう。

tag : 社会人主人公 人妻 巨乳

2018年3月刊情報

◎フランス書院文庫2018年3月刊情報

フランス書院公式ホームページの「これから出る本」コーナーにて、3月のラインナップが発表されています。3/15に紹介ページが更新され、あらすじと立ち読みが追加されました。
(タイトルのリンク先は版元ドットコムさんの紹介ページです。)






上原稜『おいしい一夫多妻【隣りの四姉妹】』




「今夜は私だけを愛して、あなたの子供が欲しいの」
頬を朱に染めキャミソールを肩からはずしていく美菜子。
豊満な乳丘の先端には羞恥に震える熟れた乳首が……
「新しい嫁」は、信也が憧れつづけた隣家の四姉妹。
「第一夫人」の座を狙い、昼夜なく甘い性戯を仕掛けられ……
美菜子、綾女、翔子、栞――美女四人と一夫多妻生活!



「一夫多妻」や「第一夫人」というキーワードから、前作『夢の一夫多妻』の世界観を継承しているようです。ならば表紙イラストも八月薫さんでいけば良いのに…というのは、ちょっと欲張りな意見でしょうか。

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-08-18








上条麗南『都合のいい肉玩具 四匹の未亡人』




「あんっ……ご主人様の濃い精液をください……」
白昼のリビング、反り返る肉茎にフェラ奉仕する茜。
足の指を差し出されれば、男根をしゃぶるかのように
卑猥な音を立てて舐め、自らの秘所を指で慰める。
夫亡き後、当主となった義弟の性玩具にされた34歳。
青狼の毒牙は、未亡人の義母、叔母、女教師へ!



こちらの作品も前作『都合のいい身体(以下略)』と似た題名で寄せて来た感があります。フランス書院文庫では希少な女流作家によるハードな責めに注目でしょう。






なぎさ薫『ママと叔母と姉ナース 僕の入淫生活』

僕の入淫生活 (フランス書院文庫)
なぎさ 薫
フランス書院
2018-03-26



「特別な治療をしてあげる。他の患者さんには内緒よ」
カーテンを閉めきった病室に響く舌を這わせる水音。
手足を骨折した陽一は、母と姉が勤める病院に搬送。
オナニーができないせいで四六時中勃起しっぱなし。
美姉に悩みを見抜かれ、手コキやフェラで問診。
お見舞いに来た叔母はベッドに漂う淫臭に気づき……



表紙イラストを見ればお分かりのように、「姉ナース」を前面に押し出しています。母と姉が揃って「実」とはなかなかならなそうですが、姉を美姉と表示していることから、せめてお姉さんだけでも実姉であればと期待したいです。(余談ですが管理人は姉好きです)紹介ページを見ると義母が22歳で、実姉が21歳と義母娘というよりも姉妹みたいですね。






榊原澪央『孕ませ調教 未亡人兄嫁と若兄嫁』




「孕むまで義姉さんは肉便器にされつづけるんだよ」
ベッドの上、朝まで種付け交尾を強制される彩花。
夫の単身赴任中、淫獣の本性を剥き出しにした義弟。
夫婦の閨房を実験場に、何度も白濁液を注ぎ込む。
隠れたM性に目覚め、自ら懐妊をねだる30歳。
着床の魔手は同居する未亡人兄嫁にも向かい……



ストレートなまでに「孕ませ」を意識なさった題名とあらすじです。デビュー作品の『相姦四重奏』のように、何本かネジがぶっ飛んだ非現実性の強い作風に仕上がるのでしょうか。






宮坂景斗『専属、奴隷メイド 女教師と同級生』




「ご主人様、私にもっとお仕置きしてください」
女教師と同級生、二人の専属メイドは最高の美獣。 
38歳の遼子にメイド服をまとわせ濃厚フェラご奉仕を命じ、
いやがる美少女・美沙を純潔の身から調教しつくす。
「奴隷契約」を盾に昼夜なく蹂躙されつづけた二人は、
やがて自ら美尻をさらし肉茎をねだる言いなり牝に……



デビュー作品の『青獣の美餌 友達の母を 担任女教師を』から暫くの間は歳の若い(若すぎる)主人公というインモラル感を前提とした作風でしたが、本作では前作のような性豪の高校に通う主人公の路線を選ぶのでしょうか。母娘丼というシチュエーションのようなので、ヒロイン2人が母娘の可能性が高そうです。






日向弓弦『シングル母娘と僕ーふたりであいしてー』




「もう我慢できないの、お願い、奥まで入れて」
36歳の空閨を押し分けていく矢じりのような先端が、
奈摘の完熟肢体にくすぶるおんなの悦びを甦らせた。
シングルマザーと浪人生が人目を忍んで交わす逢瀬。
母への想いを不器用にしか伝えられない娘・映里香が
純潔をなげうって真佐人にけなげな誘惑を仕掛け……



拙ブログの記事2018年2月刊情報で述べたように、第19回フランス書院官能大賞の特別賞受賞作品だと思われます。あらすじから見る限り奈摘と映里香母娘との間でちょっとした事情があるようです。仲良し母娘がキャッキャウフフとばかりに主人公を誘惑するのもありですが、ギクシャクしていた関係が主人公との情交に伴い、修復されていくという流れも良いですね。(その逆に愛憎でドロドロとするのは個人的にもっと好きですが…。)楽しみにしたいと思います。






DSKさんのブログでは3月の「気になる」官能作品を多数取り上げています。
2018年3月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫 2018/3/26 発売シングル母娘と僕-ふたりであいして(著:日向弓弦)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「もう我慢できないの、お願い、奥まで入れて」36歳の空閨を押し分けていく矢じりのような先端が、奈摘の完熟肢体にくすぶるおんなの悦びを甦らせた。シングルマザーと浪人生が人目を忍んで交...
2018年3月の気になる官能書籍








◎管理人が気になる官能作品


早瀬真人/由衣.H(挿絵)『魅惑の温泉旅行 爛熟艶母と美姉妹』

魅惑の温泉旅行 爛熟艶母と美姉妹 (リアルドリーム文庫)
早瀬真人
キルタイムコミュニケーション
2018-03-07



突然できた義母義妹との旅行に戸惑う少年、勇介。
蠱惑的な母のボディと可愛すぎる妹たちに囲まれて
よこしまな煩悩が膨らんでいく。
「今だけは……勇介くんの好きにさせてあげる」
湯船で、旅館で、ときには野外で――
義理の家族と激しく交わる禁断の三日間!



昨年9月以来の刊行となるリアルドリーム文庫は、複数のレーベルでご活躍の早瀬真人さんの作品です。2017年は順調とは言えず年4作品に留まった同レーベルですが、フランス書院文庫やマドンナメイト文庫とも違う受け皿としてこのまま衰退していくのは勿体ない限りです。どこかで巻き返しを期待したいところです。






北條拓人/asagiri(挿絵)『ダブル母娘蜜くらべ』

※3/14に情報が追記されました。

ダブル母娘蜜くらべ (リアルドリーム文庫)
北條拓人
キルタイムコミュニケーション
2018-03-23



濡れ蜜滴る蝶たちが、僕を優しく剥いていく。
家庭の都合で一人暮らしをしている学生・研介は
二組の母娘から淫靡で熱烈な誘惑を受ける。
熟女とその娘の刺激的な肉体奉仕と、
恋人とその母親の美しい肢体に腰を躍らせていた。
「研ちゃんになら、いつでもさせてあげる」
少年は淫夢のような最高の現実を体験する!



北條さんは3月に竹書房ラブロマン文庫でも『まさぐり新生活』を刊行と精力的な活動を続けていらっしゃいます。既に管理人はこちらを読了していますが、この作品の主人公と同じくらいの年齢(大学生)の設定でしょうか?asagiriさんが描くヒロインの顔立ちは個人的に好みですが、身体は魔人みたいなんですよね…。

リアルドリーム文庫で月2冊刊行は久し振り…ではなく、上記の早瀬真人さんの作品の発売が延期となった事情によるもののようです。





貧乏大学生の恭太は、ある晩助けた老人から、不思議な古民家の管理人バイトを紹介される。
仕事内容は3人の美女が同居するその古民家のメンテナンスと、彼女たちの面倒を見ること。
だが恭太は繰り返し誘惑され、いつのまにか彼女たちからご奉仕を受けるハーレム生活が始まったのだった…!
人妻女医のむっちり肉体奉仕、引きこもりアイドルの巨乳サービス、コスプレ趣味を持った女教師の美尻接待…。
年上お姉さんたちのナマ肉壺に、いつでも中出しできる快楽にまみれた楽園生活。
やがて新たに大学きっての美女が住人に加わり、恭太の興奮はさらに加速してゆく…!








桐島寿人『双子姉弟 恥辱のシンクロ強制相姦』





叔母の探偵業をサポートする美しい双子の少年少女。あるとき、ファイルから闇オークションで性奴隷を売買する男の存在を知り……。



フランス書院文庫で3作品を書かれている桐島寿人さん名義でマドンナメイト文庫に進出です。(仮)段階では「女装して潜入」とありましたので、姉弟が男女逆の衣装で強制相姦っていうシチュエーションもありだよな…と思います。この辺りはマドンナメイト文庫らしい倒錯性に満ちた作風になりそうですね。

→購入しましたが、レビューは回避させていただきます。






桜井真琴『彼女の母と…』


彼女の母と… (二見文庫)
桜井 真琴
二見書房
2018-03-26



「お嬢さんの代わりに、おかあさん、お願いします──」 
期待の俊英による書下し官能エンターテインメント! 

涼太は42歳の上司で美人課長の礼子から厳しい言葉で説教される日々を送っていた。 
そんな彼にとって、唯一の心のよりどころはカノジョである千佳。 
Mっけがある彼女は、変わったプレイにも応じてくれるのだ。 
その日も部屋で裸にエプロンという姿にさせ交わっていた──ところに突然入ってきたのが礼子で……。 



『淫情ホテル』『人妻たちに、お仕置きを』と好調な作者による二見文庫3作品目となります。単純に「妻の母」ものでは留まらない、何かの捻りを入れてくるのではないかと期待しています。






◎美少女文庫2018年3月刊情報

美少女文庫公式ホームページの「これから出す本」コーナーにて、3月のラインナップが発表されています。
タイトルのリンク先は美少女文庫公式ホームページの紹介ページです。3/16刊行予定のためか既に更新を終えていますが、フランス書院文庫も出来れば同じように早めに対応していただけば…と思います。






伊藤ヒロ/瀬浦沙悟(イラスト)『ビキニアーマー装備の隣のママさん勇者は好きですか?』









みかど鉄狼/MtU(イラスト)『女騎士ぱんつこれくしょん』

女騎士団ぱんつこれくしょん (美少女文庫)
みかど 鉄狼
フランス書院
2018-03-19








ニシ/HIMA(イラスト)『ハーレムダンジョンで神様プレイ! 武闘家、魔法使い、猫耳剣士、エルフシスター』



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テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

美野晶「人妻恋慕ー魅惑のフルコースー」

美野晶「人妻恋慕ー魅惑のフルコースー」
(竹書房ラブロマン文庫、2009年8月、表紙イラスト:藤井祐二)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

※リンク先は新装版の方です。





同・新装版
(竹書房ラブロマン文庫、2018年2月、表紙イラスト:大柴宗平)





【あらすじ】

叔父の頼みで経営しているレストランのウエイターのアルバイトをすることとなった友貴は、かつての憧れの人で嫁いたはずの従姉の実咲が離婚したと知って想いを再燃させる。しかしレストランで働く人妻ウエイトレスの美奈子に誘惑されたのをきっかけに、姉御肌でコックの桜、ウエイトレスで年下女子大生の鈴菜と相次いで関係を結び、ようやく実咲に告白したまでは良かったが…。


【登場人物】

朝井友貴(ゆうき)
20歳の大学生。ファミリーレストランの店長を務める叔父に頼まれ、ウエイターのアルバイトを始めることになる。従姉の実咲にほのかな想いを抱いていて結婚を機に諦めていたものの、離婚したと知って想いを再燃し始める。レストランで働くヒロインたちに何故かモテモテで次々と関係を重ねていくが…?男子校出身で童貞だが、人並み外れた巨根の持ち主。

朝井実咲
24歳で叔父の達夫のひとり娘。一度は結婚したものの夫が浮気相手を身籠らせてしまい、離婚を機に実家のレストランでウエイトレスの手伝いをしている。Gカップの巨乳。

優木美奈子
33歳の人妻。レストランでウエイトレスのアルバイトをしている。切れ長の瞳に色白で少し茶色いウェーブヘアで色気たっぷりな美人。夫婦間で互いに浮気を容認しており、子どもを作るつもりも無いので避妊薬を常用している。Iカップの熟乳。

室井桜
28歳の社員でレストランでは厨房担当。小麦色に焼けた肌に長い髪を束ね、アスリートのように引き締まった身体付き。Fカップ。ワンルームマンションに一人で暮らしている。普段は姉御肌でキビキビとしているが、性的な臭いに発情しやすく初心で、マゾ性も秘めているなどギャップが大きい。

梁村鈴菜
19歳。レストランでウエイトレスのアルバイトをしている。顎の辺りまで伸ばしたショートボブの黒髪に、黒目がちな大きな瞳をした色白美人。あるセレブ一家のひとり娘だが愛情に飢えており、近付いてくる相手も父親の財産目的だと知っているために、男に対して冷淡な態度を取り続けている。従って男性経験もない。


【展開】

友貴は叔父の依頼で二年ぶりにファミリーレストランで再び働くことになるが、憧れの従姉の実咲が一層女らしく成熟しているのを見てウットリとし、離婚したと聞いて密かに心をときめかせる。個性派揃いの店員と一通り顔合わせを済ませてから次の日より働き始めるが、忙しいランチタイムを過ぎて休憩室にいると美奈子から大胆に誘われ、友貴の巨乳好きを見抜いていたかのように乳谷を見せ付けられる。その谷間に欲情しペニスを滾らせているのを知られると、逆凌辱ばりに美奈子によって一方的な口唇奉仕で射精へ導かれてしまう。

その余韻を引きずったままバイトを終えた友貴はちょうど帰ろうとしていた美奈子に声を掛けられ車に乗せてもらうと、夫婦間で浮気は容認されていて別に友貴をどうしようと考えてもいないし、避妊薬を常用しているから気楽にと告げられてラブホテルにやって来る。シャワーを浴びるのも惜しむかのように秘所を舐めて愛撫し正常位で一発放つと、浴室に舞台を移しIカップの熟乳での奉仕を受けバッグで繋がり、フィニッシュは対面座位で密着して中に三度目の精を放つのであった。

美奈子にレクチャーを受けながら情交を重ねていく友貴はある日休憩時間に慌ただしく一戦交えると、精液の付いたティッシュをゴミ箱に捨てようとして躓き、あろうことか近くにいた桜の顔に投げてしまう。ところが桜は怒るどころかモジモジし始め、友貴は不審に思いながらバイトを終えると、桜に声を掛けられワンルームマンションに連れていかれる。実は桜は精液の臭いに発情しやすく友貴に抱いてと迫るが、実咲にこれ以上の浮気を知られることを恐れ、桜にどれだけ発情しているか見せてと告げ指だけでイカせようと考える。Gスポットを刺激され盛大に潮を吹いた桜はまるで少女のように泣き出して恥じらい、友貴もそれを目にしては理性で抑え切れずに寝室に移動し正常位で交わり中出しすると、お掃除フェラで再び発情した桜をベランダへ連れ出し立ちバックで攻め抜いてしまう。

ある日美奈子の部屋で朝まで情交に及び寝不足の友貴はいつものように鈴菜にきつく当たられていたが、突然クレーマーらしき客が怒声をあげて鈴菜が服を汚したとイチャモンを付け始める。客泣かせの無愛想で応対する鈴菜に客の怒りは更にヒートアップし、見ておられぬと友貴が仲裁に入ったものの、殴られる寸前のところで張り込んでいた警察官が恐喝の現行犯だと男を取り押さえ事なきを得る。友貴は恐怖のあまりに腰を抜かし格好悪い姿を見せたが、その日以来鈴菜の態度が軟化したようで土曜日にデートに誘われる。プライベートビーチで見せる鈴菜の笑顔に友貴は可愛いと感じ、今日だけで良いから好きになってくれませんかと告げられ、夕闇の浜辺の東屋で初性交に及んでしまう。しかしこれで店の女性と関係するのは三人目で、友貴は実咲へどう顔を合わせたら良いのかと悩むのであった。

ある日実咲の買い物の荷物持ちに付き合わされた友貴は叔父からの連絡で急遽深夜の店の清掃を頼まれ店に行くが、嫌な予感が的中し桜と二人で片付けをすることになる。仕事を終えてノーブラなのに気付いた?と桜にモーションを掛けられ、友貴はこの間と同じようにサディスティックな言葉を告げながら指戯で盛大に潮を吹かせてしまう。そして店の灯りをつけて桜の羞恥心を煽りながら立ちバックで交わり、背中に大量の精液を浴びせてフィニッシュするが、何と差し入れを持って来た鈴菜が立っていて修羅場になると覚悟する。立ち去れと怒る桜に対して鈴菜は友貴の本命は桜ではないから絶対に負けないと退く様子もなく、一緒にお掃除フェラに加わるといつしか女同士で口付けを始め、仲直りに二人で愛してもらおうと横臥した桜の上に身体を重ねる。友貴は二人の膣穴へ交互に剛直を挿入していたが、ふとした拍子に密着した姫割れに入ってしまい、二つの陰核と亀頭が擦れ合う快感に腰を早め大量射精する。しかしこれ以上絡まれるのはゴメンだと、絶頂の余韻に浸る二人を残し逃げ出してしまう。

店の女性たちの誘惑攻勢から逃げ回り結局美奈子に捕まってアナル性交をした友貴だったが、間の悪いことに叔父が結婚式のくじ引きで当てたペア旅行券をあげると渡して来て、誰を選ぶの?と期待する女性たちの好奇の目に晒される。そこへ現れた実咲に叔母と二人で行って欲しいと期待しつつ旅行券を渡すと、実咲は友貴に誘われたと誤解し他の女性たちの冷たい視線を浴びながら思わぬことになったと冷や汗を流すしかない。それでも実咲と二人きりの旅行で宿に着き入浴を済ませると、酔った実咲が結婚生活を後悔しながら涙を流しているのを見るや好きだと告白し、朝まで繰り返し激しい性欲をぶつけ何度も情交を繰り返す。

翌朝友貴が起床すると既に実咲専用の露天風呂に入っており、昨日何度も目にしたのにと恥じらう実咲からGカップだと聞き出すまでイチャイチャしていた。そして帰りの電車で途中下車しラブホテルへと連れ込むと、実咲も初めてするのと言う割にはパイズリ奉仕で射精に導き白濁を盛大に浴びてしまう。そしてティッシュを取ろうと四つん這いになったのを見て友貴はイくところが見たいと指ピストンで潮を吹かせてしまい、恥ずかしさの余りに実咲がしくしくと泣き出したのを見てもっとイジメたいと加虐心が沸いて来る。密着しての交合に何処が気持ちいい?と繰り返し尋ね、遂に実咲の口から四文字の秘所を言わせてから中出しすると、浴室で後ろの処女も求め指で解し再びベッドに戻ってアナル性交を果たすのであった。店に戻ると桜や美奈子、更には鈴菜からも積極的にモーションを掛けられるが、それを見た実咲から私が離婚した理由は分かっているよね?と釘を差されて、友貴は冷や汗をかきながらも突然訪れたパラダイスに顔をにやつかせてしまう。


【レビュー】

今ではすっかり竹書房ラブロマン文庫の主力作家となった美野晶氏のデビュー作品で、約7年半が経ち新装版として再発売されている。本レビューはオリジナルを読了したもので、恐らく加筆修正がなければ新装版もほぼ同一なため通ずるものと思われる。

叔父が店長を務めるファミレスで再びウエイターのバイトを始めることになった大学生の主人公は、当初から積極的にモーションを掛ける【美奈子】(33歳の人妻ウエイトレス)の主導により童貞を失うが、本人としては想い人の【実咲】(24歳の元人妻で従姉)がいる。浮気という罪悪感を抱えたままで他の女性たちからも誘惑を受ける展開で、きっかけは受け身であるとは言え美奈子に鍛えられ、コックの【桜】(28歳の独身)や【鈴菜】(19歳の女子大生)に対しては自らが動く形での情交に及んでいる。見た目は姉御肌なのにマゾ性の強い桜、お嬢様タイプの処女で当初は尖っていたけれどデレに転じる鈴菜とそれぞれの場面は単独攻略型となっているが、その合間にお互いの浮気には干渉しないという美奈子との爛れた関係を挟むことで、淡々とした流れにならぬよう工夫がされている。

主人公の本命である実咲は最後の2章で登場するが、離婚に至る原因が自分にあると悩む彼女を励まし告白して結ばれ、旅行に出たその晩のみならず帰路に至る途中で下車してラブホテルでも交わるというイチャイチャぶりである。他の三人との関係をどう清算するかと悩む主人公に対して、そうはさせじとヒロインたちがアプローチを掛けたところで話が終わるが、これはデビュー当時から現在に至るまで美野晶作品の得意パターンである。無意識ながらも性欲が強く、ヒロインたちを屈服させるほどの自慢の一物の持ち主の主人公像もまたこの作者がよく描く形である。現在は竹書房ラブロマン文庫の主力作家として安定した誘惑作品を刊行し続けているが、いま一度原点を読み直すのもありだと思う。

DSKさんのブログにて本作を紹介なさっています。
2009/8/5 発売人妻恋慕-誘惑のフルコース著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。ごく平凡な青年の朝井友貴は、叔父の経営するファミリーレストランのアルバイトを始めることになった。しかし、同僚のお姉さまたちはアノ手コノ手で友貴を誘惑し...
人妻恋慕-誘惑のフルコース(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)








2009年デビューの美野晶さんですが一部では「美野晶(藤隆生)」と紹介されていたようで、当時の某巨大掲示板のスレでも話題になっていたようです。コツコツと書き上げていった作品も2018年現在では既に20を超えるほどで、元の藤隆生さんとは全く別の作風で新たなファン層を確立なさっているのは間違いないでしょう。一時期は廣済堂文庫にも進出しましたが、2015年に実質的な撤退に伴い竹書房ラブロマン文庫に専念されているのが現状です。美野晶名義が増えれば当然のことながら藤隆生名義の方はやや手薄にもなっていて、年一度くらいでマドンナメイト文庫で刊行なさっている程度です。

ここからは私の憶測となりますが以前に述べていたところで、フランス書院文庫でご活躍の凌辱系作家さんと美野晶さんの文体がよく似ているなと感じたのです。

相姦四重奏 (フランス書院文庫)
榊原 澪央
フランス書院
2012-08-17




【レビュー記事】榊原澪央「相姦四重奏」


実は管理人は先にこちらを読んでいて後から美野さんの作品を読み始めたのですが、榊原さんの最近の作品を読んだ時に美野さんとの類似性に気付き、最近になればなるほど文体を寄せて来ているような印象を受けます。

例えば絶頂に近付きつつあるヒロインの喘ぎだと、

「あああん、いい、奥が、あああん、たまらない、はああああん」
「ああっ、イク、イクうううううううう」



といったように、「あああん」や「イクう」(話が進むに連れて「う」の数が段々増えていきます)を多用されているのが大きな特徴です。主人公が巨根なのと大の巨乳好きなのは官能小説のお約束とは言え、設定はともかく文体がここまで似るものなのかな?実は…と考えた次第です。いかがでしょう?別名義云々を追及したところでどうにかしようという訳ではなく、このアプローチはあの作家さんによるものかな?などと私自身考えるのが好きなだけです。

フランス書院文庫やマドンナメイト文庫はポルノ小説に沿ったアプローチで情交場面がメインであり、一般官能と呼ばれる作品は話が先に出来ていてその一部に官能描写があるというもので、全くの別物であるという話を聞いたことがあります。たまにAmazonなどでポルノ小説と一般官能を比較するような意見を見掛けるのですが、私はどちらに優劣を付けられるものでもなく、同じ書き手でもアプローチが違うというのを楽しむというのもアリではないのかな?と考えています。

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上条麗南「都合のいい身体 妻の母、妻の妹は言いなり奴隷」

上条麗南「都合のいい身体 妻の母、妻の妹は言いなり奴隷」
(フランス書院文庫、2017年10月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学教授の夫を亡くして1年ほどが経ち、ある晩涼子は長女の綾の婿となった圭介との壮絶な営みを覗き見たことを圭介に知られ、後日彼によって縛られた状態で前後の穴を犯されてしまう。亡き夫との慎ましい性交しか知らない涼子は言葉では抗うものの、次女の麻衣まで毒牙に掛かっていたと知り…。


【登場人物】

瀬川圭介
25歳。難関と言われるK大学の大学院生で何らかの研究に勤しんでいる。師である瀬川から研究成果を提供する代償として綾と結婚したが、その時に涼子と再会する。いわゆるイケメンで表面的には優しい青年を装うが、身寄りがなく施設で育ったことに強いコンプレックスを抱き、瀬川家の女たちを手中に収めんと壮絶な責めを繰り広げる。

瀬川涼子
39歳。18歳で高校を卒業すると、資産家で大学教授の瀬川と結婚して二人の娘を産んでいる。実家も資産家であり高校時代にはボランティア活動で圭介のいる施設を訪ねているが、本人は全くそのことを覚えていない。綾夫婦の寝室を覗き見したのを咎められ罰を与えられるが…。Gカップの熟れた身体付き。

瀬川綾
29歳。涼子の長女で同じ研究者である圭介を婿に迎えている。男尊女卑そのものである父親からは大して誉められたこともなく、事なかれ主義で世間知らずの涼子からも庇ってもらえなかったことに不満を抱き、圭介の甘い言葉にほだされすっかり言いなりになっている。

瀬川麻衣
高校3年生で母や姉と同じく県下での優秀校である聖セラエノ学園に通っている。ポニーテールの似合うCカップの美少女で成績も優秀だが、何事も完璧な姉の綾と比較されて劣等感を抱いており、やはり圭介の言葉に騙されてセフレ同然の扱いを受けている。


【展開】

娘の綾夫婦の営みを覗き見し圭介に咎められた涼子はある晩、その罰だとして縄打たれたまま口戯を強いられ性具を嵌められたまま発情し始めてしまう。中出し性交が終わっても圭介の怒りが収まるはずもなく、次は後ろの処女だと浣腸液を注がれ排泄しそうになるほどの恥辱を与えられた上に、アナル性交まで求められ腸内奥深くへ精液を注がれる。

翌朝涼子は娘たちのいる前で膣穴に突っ込まれた性具によって与えられる快感に耐えようとするが、圭介に悪戯されてバイブが振動を始めると体調不良を装い寝室に逃げ込む。それから三日が経ち圭介が何も仕掛けて来ないことに涼子は浴室で尻穴に指を挿れて快感を貪っていると、待っていましたとばかりに圭介の乱入を受け二度に渡る肛門性交を求められる。婿の豹変に涼子は涙を浮かべたが、始めにひどい仕打ちをしたのはあなただと圭介に告げられても何のことか全く見当が付かない。

強烈な快感による疲れもあり涼子は翌日寝室で横になっていたが、深夜になって圭介がやって来て自分に抱かれて綾は満足そうに寝ていると下衆なことを告げられる。隣室の麻衣はヘッドホンを付けて音楽を聴きながら受験勉強をしていて声など聞こえない。そこまで見越した傲岸な圭介に恐れを抱きながらも、涼子は与えられる快感と恥辱に何処かで期待をしてしまう。綾との性交で果てていなかったらしい圭介と馬乗りで繋がり膣内射精させられると、次は催淫効果のあるローションで肛穴をほじられ、正常位でアナルへ突っ込まれた後に体位を変えてバックで犯される。どうしてこんな酷いことをと涼子は圭介に問うが、自分の想いなど知らぬ癖にと同じことを返されるのみであった。

数日後涼子は麻衣の部屋のクローゼットに押し込まれ、目の前で圭介が麻衣の家庭教師をするところを目にするが、本当の目的は麻衣はとっくに圭介によって牝奴隷にされているということである。ご主人様と呼び口戯するだけでなく、浣腸まで抵抗なく受け入れセックスする娘を見て涼子は愕然とするが、麻衣が用を足している間にクローゼットから引きずり出されてしまう。お掃除フェラをしながらすっかり発情していることを圭介に指摘されるが、麻衣が戻って来ると再び押し込まれて娘のアナル性交を見ながら与えられたディルドウで後ろの穴に挿入し一緒に果てていく。

麻衣までも圭介の奴隷にされていることを知った涼子は綾に全てを打ち明けるか迷っていたが、寝室から聞こえる喘ぎ声に堪らなくなり自室でアナルオナニーを始めると、タイミングの良いことに圭介がやって来る。アイマスクを付けられての愛撫にもう一人いることに気付いた涼子は、麻衣が臆することなくプレイに加わっていたのを知って恥じらいを隠せない。それでも圭介の意のままに犯された末に、双頭性具で娘とまぐわいを強制され、圭介も加わっての二穴責めに激しく絶頂してしまう。

数日後綾のいる前でこれまで圭介にされて来た調教を披露させられて、涼子は拘束されたまま屈辱の涙を流すしかなく、麻衣とアナル性交をしている圭介が巧みに綾を洗脳していくのを見ているしかない。先に涼子をイカせたら孕ませてやると圭介に告げられた綾と麻衣は性具を着けて母親を二穴責めにするが、涼子が達したのを見るや圭介が涼子のアナルに挿入して中出ししてしまう。競い合うように母親の尻穴から出て来る圭介の子種を欲しがるのを、涼子はただ見守るしかなかったのである。


【レビュー】

2017年に2年振りの新刊を出し変わらぬ人気を誇る作者は、フランス書院文庫では珍しい女流作家の一人である。(プロフィール非公開の作家も少なくないので、実際に女流作家は何人いるのかは不明である)別名義ではホラー作品も書かれているようで、フランス書院文庫での凌辱作品の人気筋(きっかけは凌辱なれど、ハッピーエンド型のハーレム)とは違いややダークな展開と、これでもかと言わんがばかりに壮絶な調教場面が詰め込まれている。

恩師である大学教授の長女【綾】(29歳)の婿として資産家に入った大学院生の主人公(25歳)だが、ある晩夫婦のアブノーマルな営みを妻の母親である涼子(39歳)に覗き見され、その罰として辱しめを与える場面から話は始まっていく。表面的には優しい好青年であると理解していた涼子は、婿の傲岸な一面を見て本質は悪魔だったのだと知るものの抗った末に犯されてしまう。連日に渡る婿からの調教に身体は躾けられるが、弱味は握られても簡単には堕ちてはいかない。

主人公が涼子に異常なほどの拘りを見せる理由は話が進むに連れて明かされていくが、本人が語る以上のことは明かされないし内面を描いたところもほとんど無いのだから、読み手としてはイマイチ共感しずらいタイプである。またその理由を知ってもやはり納得のいくところでもないので、端的に言えば自分勝手でおおよそ知的とはほど遠いキャラクターなのだが、恵まれぬ生い立ちとその反骨心で成り立っていてある意味「哀れ」なのかもしれない。

本作ではメイン格として涼子の他に次女の【麻衣】(高校3年生)も登場するが、長女の綾同様に実は主人公によってある程度調教済みという設定で、まさにタイトル通り「都合のいい」流れである。麻衣は姉の綾にあらゆる面で劣っているとコンプレックスを抱き、綾は大学教授であった亡き父親から愛情を注がれていないという長年の不満が溜まり、お嬢様育ちの母・涼子に対しても苛立ちを抱えている。主人公は自分とは違うセレブ一家に対する劣等感からヒロインたちをそれぞれ堕とし自分のモノにするが、その原動力はやはりダークなものである。亡き恩師の家庭をメチャクチャにしたところで、果たして彼がそのくびきから解放されたのかどうか(実は虚しいだけではないか)と問われているようであった。

主人公がエスな性格で振る舞いも完璧過ぎる点やヒロインたち(特に娘姉妹)の堕ち方が「都合のいい」と断じてしまえばそれまでだが、詰め込み過ぎて官能面での淫猥さよりも圧倒感が強い印象とは言え、重い読後感を抱かせる作品と言えるだろう。






2017年に復帰されて以来2作品を出した作者ですが、3月に新刊が発売になります。

『都合のいい肉玩具 四匹の未亡人』




「あんっ……ご主人様の濃い精液をください……」
白昼のリビング、反り返る肉茎にフェラ奉仕する茜。
足の指を差し出されれば、男根をしゃぶるかのように
卑猥な音を立てて舐め、自らの秘所を指で慰める。
夫亡き後、当主となった義弟の性玩具にされた34歳。
青狼の毒牙は、未亡人の義母、叔母、女教師へ!



公式ホームページの作品紹介を見ると四人の未亡人が対象で慌ただしい印象ですが、元々官能面での濃厚さは定評があるだけに、後は似たり寄ったりにならないようどう工夫なさるのかが気になるところです。

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神室磐司「武家妻くずし 仇討ち秘話」

神室磐司「武家妻くずし 仇討ち秘話」
(時代艶文庫、2012年2月、表紙イラスト:加藤美紀)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)






【あらすじ】

私は一人でも笠間の家を守って参ります……辻斬りに斬られて落命した夫。後家として生きる咲江は、武家女の誇りと、持てあます肉欲の狭間で葛藤する。亡夫の背後にちらつく他の女の影、密通の噂、謎の浪人集団……咲江は事件の真相を知り、夫の仇を討つため、義弟の千三郎に助けを求める。困難と情念の果てに、二人がたどりついた衝撃の真実とは? 

(公式ホームページより引用)


【登場人物】

笠間千三郎
二十一歳。江戸の神田にある旗本五百石の笠間家の三男坊だが、今のところ婿養子先が決まらず冷飯ぐらいの厄介叔父と自称している。小遣いも少ないことから悪所通いはせずに、道場に通い詰めて剣術に打ち込んではいるものの、剣術より算術という時代に取り残されている感が否めない。性格は三兄弟の中では一番穏やかで優しく里美を好いているが、身分違いの恋であると承知している。女通いの経験はある様子。

笠間咲江
三十一歳。笠間家長男で御納戸役の恭一郎の妻として嫁ぎ、長男の達義をもうけている。跡継ぎができた為なのか夫に構ってもらえず、義弟に当たる榊原勇次郎の荒々しさに惹かれ密通に及ぶが、それがきっかけで夫を殺されてしまうことに。後に達義の後見人となった千三郎と再婚。

榊原奈津
二十三歳。旗本三百石の榊原家の長女で、笠間家より次男の勇次郎を婿に迎えている。勇次郎の粗暴な振る舞いが原因で無役に置かれており、それが苛立ちに拍車を掛け悪所通いだけでなく義姉の咲江との密通にまで及んでいる。夫の自堕落振りに心を痛めつつも何もできずに悩んでいた時に、千三郎に抱いて欲しいと求めてしまう。

角野里美
十八歳。神田松永町にある剣術道場「剣泉館」を営む甚右衛門の娘で、黒目がちの美貌に気立てが良く剣術の腕も立つ。千三郎とほぼ相思相愛の仲だが旗本と牢人(主を持たぬ侍)の娘という身分の差もあり、到底叶わぬものとなっている。後に御家人の次男坊を婿に迎えるがその前に純潔だけはと彼に抱かれることを求める。

常磐木元九郎
常磐の国出身の浪人で諸国を巡り銭稼ぎをしながら武者修行に励んでいた。見た目はむさ苦しく粗野に見えるが、千三郎とまみえて心を入れ替え剣術の修行に励む。我流の剣術は奇策を伴い腕っぷしには確かなものがある。しかし土蜘蛛一味の道場破りに来た際に打ちのめしたことで恨みを買い、その晩に待ち伏せされ滅多斬りにされて命を失う。


【展開】

剣泉館より屋敷に戻った千三郎は中間の権六より主の恭一郎から咲江の監視を依頼され、不忍池のほとりにある出会い茶屋で彼女の義弟に当たる勇次郎と密通しているらしいと報告を受け胸騒ぎを覚える。小者で短気な恭一郎は恐らく妻の密通を確信しての尾行で、報告を受けたら何かしでかすかもしれぬと危惧していたが、その晩恭一郎が一人で出掛けたと聞き急いで榊原家へ向かう。勇次郎に行方を尋ねると一杯酒を交わし話を終えてから何処へ出ていったとのことで、見送りに出た奈津の表情が強張っているのを気にしつつも笠間家へと戻る。そして翌日神田和泉橋の袂で侍の遺骸が見付かったと聞いて向かうとやはり恭一郎で、腹を刺され首を斬られて堀に投げ込まれたらしく、財布が無いことから物盗りの仕業と思われた。恭一郎の亡骸を前に勇次郎と奈津、そして咲江も集まったが千三郎は密通の話がどうしても真実とは思えずにいた。

数日が経ち達義の後見人となった千三郎は咲江が実家に戻るのではと恐れていたが、息子を見守りたいから後家を貫く所存だと聞いて安堵したものの、街の噂では跡目狙いで千三郎が殺したのではと根も葉もないことになっていては無実を証明する他に無さそうである。恭一郎が亡くなっても咲江は勇次郎との密通を止めようとはせず、その晩寝室であろうことか勇次郎の名を呼んで手慰みをしているのを耳にした千三郎は劣情を覚えながらも密通が発覚すれば死罪となるだけに何とかせねばと決意する。そんなある日奈津からの文をもらい榊原家を訪ねるが、奈津は勇次郎が女遊びをしているのは知っていても相手が咲江とは気付いていないようで、勇次郎をどうにかして欲しいと頼まれる。そして自分が女として魅力があるならば抱いて欲しいと求められ身体を重ねるのであった。

奈津を抱いた翌日千三郎の元に剣泉館の門弟がやって来て、道場破りが参ったので男手の助太刀を頼まれる。江戸界隈では道場破りを繰り返している者がいるらしくひょっとしたら兄を殺した下手人ではと脳裏に浮かぶが、いざ現れた相手は常磐木という浪人である。熊のような大男に正攻法で何とか勝った千三郎に常磐木は改心し剣泉館で修行させて欲しいと頼み、里美は改めて千三郎への恋心を露わにしたものの身分違いだけはどうすることも出来ず切ない表情を浮かべるしかない。その一方で千三郎は咲江に密通を止めるように進言するが取り合ってもらえず、ならば勇次郎と逢った時に言うしかないと後を追うが、尾行に気付き殺気だった兄に恐れを抱き逃げ出してしまう。屋敷に戻り改めて咲江に諫言するとならば千三郎が慰めてくれるのかと問われ、二度も身体を重ね遂に一線を越えてしまう。

恭一郎殺しの下手人の手掛かりは一向に掴めず焦る町方は巷で噂になっている土蜘蛛一味の三人の話を聞き後を追うが、火盗改め方に捜査権が移ることになり町方衆は跡目狙いで千三郎が疑わしいと周囲を嗅ぎ付け始める。その頃千三郎は父から咲江を娶ることを提案され、兄嫁が何を考えているのか真意を図りかねつつも受け入れるが、その晩夫婦になるのだからと咲江に迫られその淫らさに溺れ二度も放精してしまう。ある日剣泉館で里美が常磐木と稽古に励んでいると、かの土蜘蛛一味が里美を賞金代わりに道場破りへとやって来るが、邪法には奇策とばかりに常磐木が返り討ちにして追い出す。その晩祝杯とばかりに千三郎は常磐木と飲んだ後に別れるが、翌朝一味の闇討ちに遭い滅多斬りにされた常磐木の遺骸が発見される。
兄が殺されてはや五ヵ月、常磐木も殺され土蜘蛛一味への仇討ちを果たさねばと千三郎は決意するが、一味の顔を見ていないだけに会ったところで判別のしようがない。そんななか常磐木の初七日法要の為寺に参った千三郎は勇次郎と話をしていると、待っていましたとばかりに町方の同心に声を掛けられるが、自分を疑っているのかと勇次郎が激昂し斬り捨てようとする。千三郎が何とかその場を収め同心が去ると勇次郎に対し密通を止めて欲しいと頼むが、勇次郎は求めてくるものは仕方ないし、お前も奈津を抱いたであろうと斬りかねない勢いである。真剣勝負では勇次郎には敵わないと分かっているだけに、千三郎は引き下がるしかなかった。

その頃町方衆は土蜘蛛の潜伏先を突き止め功を焦るばかりに即席で人を集めて捕らえようと試みるが、手負いに遭った上に取り逃がしてしまい、土蜘蛛の一件も火盗改め方に捜査権を奪われてしまう。一方千三郎は父より自分が疑われているから行動を慎むように告げられ、それでも探りを入れようと小料理屋で同心と話をした後で、店の女将から恭一郎が殺された晩に怪しい二人組の侍と侍の妻らしき女性を見たと話を聞く。
捜査権を奪われたとは言え機会を伺っていた同心一味は独自の捜査網を駆使し、土蜘蛛一味が盗人に雇われていることを掴み、千三郎に助太刀を依頼して潜伏先にいた一味の内の一人を捕獲する。供述によれば常磐木殺しは認めているものの、拷問に掛けても頑として恭一郎の件は認めていない様子。それでも残る二人との待ち合わせの寺の場所を聞き出すと、大立ち回りの末に千三郎は二人を斬り身柄を確保することに成功する。やはり恭一郎殺しの件はと千三郎は決意を固め咲江を抱くと、次の日勇次郎の屋敷を訪ね単刀直入に兄者が殺したのではないかと問う…。

勇次郎が自害し罪を認めたことで榊原家は取り潰しとなったが、奈津は嫁ぎ先が見付かり咲江との密通も表沙汰にはならず収まったある日、剣泉館での稽古を終えた千三郎は里美から文をもらい不忍池のほとりにある出会い茶屋にやって来る。里美の気持ちを痛いほど分かっていた千三郎は、他の男のものになる前に抱いて欲しいという彼女の願いを受け入れ、初めての男になるのであった。


【レビュー】

2010年12月から隔月で2~3冊ペースで刊行されたフランス書院の官能時代小説レーベル、「時代艶文庫」の第9弾ラインナップとして本作が刊行されている。神室磐司名義での刊行は小説賞を受賞された『斬恨の剣 仇討ち異聞』と本作のみである。

斬恨の剣―仇討ち異聞
神室 磐司
学研パブリッシング
2010-02



時代小説に官能的な要素を加えた「官能時代小説」はちょうどこの頃がブームであり、フランス書院としてもブームが定着化に至るのかどうかを見極める意図もあってのレーベル設立だったのではないかと思われる。そのモニタリングの結果として定着化には至らないとの判断に至ったとみられ、第9弾での休眠(実質的な終了)に繋がったようである。

官能時代小説としてのジャンルを定着させるには、歴史的考証もある程度必要でかつ官能的要素もこなせる書き手が必要だと考えるのだが、多少の知見を持つ方ならばあれこれと口を出してみたいものであろうか。ざっくりと江戸時代だとしてそれを背景とした官能的な娯楽ものとして楽しむのには、あれこれと歴史的な情報を手に入れやすい時代になり、純粋にフィクションとして受け入れてもらうのは難しいのかもと思う次第である。

本作は旗本の三男坊が兄嫁の密通を知り、それが長兄の耳に入り密通相手に直談判しに行って非業の死を遂げてしまい、その真相を探る話が主軸である。時代小説ならばその兄嫁が仇討ちを…となるところだが、当の兄嫁が密通している当事者で、手を下したのはその相手である。後家となった兄嫁が仇討ちをする必然性もなくそこに纏わる凌辱的な展開もないと考えれば、江戸界隈を騒がせている剣術一味と斬られ役の浪人の話を絡ませたのは目新しく読み物として純粋に楽しめた作品だったと思う。兄嫁・咲江が男なしではいられぬその淫らさに、三兄弟がそれぞれに溺れていくだけに官能的な要素としては、千三郎視点ではなく咲江視点での展開であればまた違った味わいになったのかもしれない。






時代艶文庫は18冊刊行されましたが、御堂乱さんが5冊、八神淳一さんが5冊、北川右京さんが3冊と実質的にはこのお三方頼みの印象が強く、残り5冊は神室さんを除いて社内の書き手を何とか総動員したように思います。若月凜さんはわかつきひかるさん、星野蜂雀さんは星野ぴあすさん、神楽稜さんは(恐らく)巽飛呂彦さんの別名義で、あとは当時リアルドリーム文庫でもご活躍されていた芳川葵さんです。
隔月の刊行ペースでしかも2~3冊ずつの上に、他にも並行して書かれている作家さんばかりですからいずれ書き手不足にも陥るであろうし、少々結果を出すことを急ぎ過ぎたのかなと思います。これが月1冊ペースで2~3年辛抱強く出し続けていたらまた違った状況だったかもしれませんね。
余談ですが翌2012年にはフランス書院文庫Grandeが創刊(現在は休眠)され、夢野乱月さんのハードXノベルズ作品の加筆修正作品と、北川さんの官能時代小説が1冊ずつ刊行されています。前者は後のフランス書院文庫Xに繋がる流れですが、残念ながら時代小説の方はこれで撤退のようです。


【参考作品】

芳川葵「【お伊勢参り】ごくらく道中」




こちらの作品は純粋に誘惑的展開で剣術や仇討ち要素もありますが、ヒロインが暴虐に遭うという要素は全くありませんので、誘惑官能小説好きな方にお勧めします。

tag : デビュー作品 官能時代小説

霜月航「奥さまはS級捜査官」

霜月航「奥さまはS級捜査官」
(フランス書院文庫、2018年2月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

セレブや有名人を誘拐し売春行為をさせる闇の組織の存在を掴んでいた特命捜査官の真紀だったが、直情的な性格の相棒の遥が組織のアジトへ潜入し捕らわれたと知り自らも向かうことに。組織には長年の因縁のあるハッカーの丸山がおり、遥を人質に取られては抵抗などできるはずもなく次々と屈辱的な行為を強いられる。


【登場人物】

津川真紀
32歳。旅行雑誌の編集者…と夫には伝えているが、実は官邸直属の特命機関の人妻捜査官。表向きは後輩の遥とともに歌舞伎町でボンテージショップを営み、闇組織に関わる情報収集の場としている。かつては外交官で母親も同じように特命捜査官だった影響か正義感が強く、時に危険を顧みずに潜入してしまう。Dカップの豊乳にクールな美貌の持ち主。男性経験は夫のみだが、外交官時代にはレズ経験もある。

成宮遥
25歳。真紀と同様に特命捜査官の地位にあるが、かつて特命機関とは知らずにハッキングして捕まった経緯があり、その知見を真紀に買われて現在に至る。いわゆる天才型でしかも直情的な性格の為に破天荒な行動を取ることも。170㎝近い長身にメリハリの付いたアスリートボディでかつては水泳選手だったが、Fカップまで成長した巨乳が原因らしく成績が伸び悩み引退した。

丸山
闇組織の実行部隊を率いており、年齢不詳でこれと言った外観上の特徴の無い中肉中背の男。セレブや有名人の弱味を握っては脅しアジトへ連れ込むと、上流階級を相手にした売春婦にすべく監禁し調教を仕込んでいる。かつてアイドルの所属事務所へのハッキング事件を起こして真紀が担当したが、それ以来彼女に執着し自分だけのモノにしようとするものの、単純かつ独りよがりな性格が部下たちの反感を招いているとは知る由もない。


【展開】

今日から1週間出張に出た夫を見送った真紀は夜の歌舞伎町を抜けてボンテージショップに着き、遥から有名女優の行方不明事件の話をしていると、ほどなくしてその女優が首輪と貞操具を着けた姿で助けてと飛び込んで来る。彼女の話によるとどうやらこの店の場所が現在追っている闇の組織に知られているようで、真紀たちは間一髪のところで抜け出したものの店は炎上し、女優は遠隔操作でバイブを使われ街中で腰をくねらせながら叫ぶ始末で警官が駆け付けるのが見える。自らの驕りで思わぬ事態を招いたと真紀は悔やみ遥を連れアジトに逃げたものの、女性たちをこんな目に遭わせるなんて許せない、今すぐにでも闇の組織のアジトへ踏み込むべきと遥が訴えるのを叱り付け黙らせるしかなかった。

翌晩真紀の命令に背き単独でアジトに潜入した遥だったが、男たちに奮戦しつつも数で敵うはずもなく拘束されてしまう。そこへ現れた丸山は遥を拘束してラバースーツを剥がせて乳首と陰核の二点責めで絶頂へ導くと、媚薬効果のあるローションを使って更に女体をなぶり、それでも遥が一向に真紀の居所を吐かない為ペニスを挿入する。凌辱されて沸き上がる快感に戸惑うものの、遥は鍛え上げられた体幹を利用し膣をきつく締めて丸山の射精を促すと、フィニッシュを迎えた瞬間に腰を捻って外出しさせて絶対に屈しないという姿勢を見せるのであった。

翌日真紀は遥から送られた組織の機密ファイルを受信し機関に捜査を依頼したものの、一向に連絡が無いのを訝りアジトへ潜入するが、遥が人質に取られバイブで連続絶頂を強いられているのを見て抵抗などできるはずもない。丸山の言われるがままに屈辱的な謝罪をさせられ、特殊警棒を使ってオナニーショーを披露した後にX字に拘束されてしまう。挿入された特製極太バイブからは精液さながらに媚薬ローションを中出しされ、真紀はその効果に高ぶりを抑えられず丸山に対面立位で貫かれて、更に指を使って後ろの処女を奪われてしまう。それでも真紀も快感に完全に溺れぬよう意識を保ち、中出しだけは回避しようと隙を見て丸山の耳たぶへ噛み付き、その痛みで後方に尻餅を付きながらみっともなく射精するのを見届ける。

二人に無様な姿を晒した丸山は仕返しで恥辱を与えようと次の日真紀と遥に露出の多いコスチュームに着替えさせ、別棟にある建物へ連れていき組織の男たちと2vs.2のタッグマッチと称して顧客たちの前で披露させるが、卑劣な男だけにあらかじめ真紀たちに利尿剤を飲ませていた。始めにリングへ上がった遥は善戦し媚薬ローションを奪い取り対戦相手の男を強制射精させるなど調子に乗るが、端から公平など望むべくもない状況で追い込まれた二人は媚薬の効果で敗北してしまい、淫具を装着させられ公開お漏らししてしまう。遠隔バイブで連続絶頂を強いられ喘ぐ二人の捜査官を前に、すっかり興奮した観客たちも他の売春婦たちと乱れた饗宴を繰り広げるのであった。

翌日反撃の機会を伺っていた真紀は、監禁部屋のベッドに並んで寝ていた遥に脱出作戦を告げるが、監視カメラに見られまいと身体を寄せてレズプレイを装って話し合う。前日のマッチプレイで貝合わせを強制されての絶頂を思い出し、演技のつもりが真紀に乳房を揉まれると媚薬の影響か本気になり、シックスナインで激しい喘ぎをあげていく。カメラ越しに見ていて興奮したのか丸山の待つ部屋に呼び出されるが、真紀と遥は打ち合わせ通り甘い声色で迫り誘惑すると、単純なことに人払いして三人でやろうと丸山に提案される。真紀と遥は丸山の部屋の浴室でソープ嬢さながらに奉仕を始め、身体を密着させての手扱きと寸止めを繰り返した果てに丸山を射精させる。勃起薬を乱用しているだけにいつ倒れてもおかしくはないが丸山はしぶとく、二人が騎乗位で跨がっても二度目どころか先に女たちがイってしまい、それでも真紀は気を取り直し正常位で遥を犯していた丸山の尻穴に指を挿入し何度もドライオーガズムへ導く。やっと果てた丸山を休ませぬと今度は真紀が後ろの穴での交わりで誘い三度目に導くと、やっと彼が発作を起こしたかのように悶絶し倒れてしまう。

警備が手薄でアジトの地図を盗み見ていた真紀と遥は部下がやって来るとあっさりと打ちのめし、特命機関へ連絡して人質となっていた女性たちと一味の身柄の確保を要請しアジトから脱出することに成功する。しかし次の日に二人で渋谷での買い物を終えた帰りに、街頭テレビで見た某国の外相秘書の首元に丸山たちが使っていたのと同じ首輪をしているのを見付けると、彼らがこれから官邸で首相と会うのを知って胸騒ぎを覚える。そしてタクシーを拾い官邸へ急行しようとしたが、その途中で丸山の手下たちが運転するバンに追突され、衝撃で意識が朦朧とするなかで二人は別のアジトに連れ込まれる。

真紀と遥にさんざんコケにされ憤る丸山は、二人を全裸にして縄で縛ると意識を取り戻した真紀を吊し上げ、遥に真紀を救いたければとフェラチオを強制し飲精させる。今度は遥の秘所に縄が食い込むようにして吊し上げられ、真紀も同じように口唇奉仕を強いられるが、捜査官としての観察力で部下たちが丸山への不満を募らせていることに気付く。媚薬の効果が切れていないのか真紀は次第に高ぶり始め、丸山に二穴責めにされながらキスを受け入れ遂に中出しされるが、有頂天になった丸山がはしゃぐ様に部下たちが黙って見ているのも限界のようである。俺たちにもヤらせろと彼らの怒りを見た丸山が逃げようとするが、真紀はこの機を逃すまいと遥を解放すると、悪党たちを一網打尽に打ちのめすのであった。


【レビュー】

2018年のフランス書院文庫での新人作家第1号であるが、最近の傾向だと官能大賞の最終選考作品(最終に残らずとも二次までの作品)からの手直しが多いのに対し、本作においては似た作風の選考作品が見当たらない。(デビューが決まり新規に書き始めたという線もあるが)個人的な所見として他社レーベルで活躍中の官能作家の変名か、もしくはその方の作風からオマージュされたフランス書院の作家による別名義の可能性があるとだけ述べさせていただく。

本作の帯には「この奥さま、要注意!!」と書かれているのだが、その宣伝文句の通りメインヒロインは「S級」捜査官で人妻の【真紀】(32)であり、その相棒として独身の【遥】も彼女と同等かそれ以上とも言える見せ場を与えている。「S級」と言うとアダルト映像作品ではしばしば聞かれるフレーズであるが、熟女らしい丸みも備えた真紀とアスリートボディの遥はスタイルもそうだし、捜査官としてもやはりS級の設定としている。(真紀は真面目型、遥は天才型という違いはあれど男性経験は乏しいという点は共通する)作品の概要は特命捜査官である二人が闇の組織をマークしており、ある事件を契機として単身潜入を試みた遥が捕らわれ真紀も後を追うが、遥を人質に取られて真紀も屈辱的な行為を調教者から強いられ…という流れで捜査官ものの官能小説の王道パターンである。

この調教者は真紀とは因縁があり彼女を捕らえてからこれまでの偏執ぶりがあってか、イマイチ調教者らしくないキャラクター設定である。この手の作品での調教者はヒロインの心まで見透かすほど振る舞いはパーフェクト、しかも無尽蔵と言えるほどの精力に人並み外れた一物の持ち主というイメージだが、本作では単純な性格でかなりツメも甘いタイプである。だから作中では「S級」である真紀や遥に手玉に取られることが多いし、更には二人から誘惑され徹底的に搾られる「作戦」まで仕掛けられている。一応は凌辱作品なので調教者が溜飲を下げる場面もあるが、本作を捜査官凌辱ものとして期待すると思わぬ肩透かしに遭うかもしれない。

二人の捜査官を犯すのは調教者一人だけであり、一竿主義が好まれる近年の傾向に沿ったものとも言えるのだが、個人的には媚薬の「効果だけ」で調教するスタイルが単調に思えた。ヒロインたちの精神力はこの調教者よりも遥かに勝っており、凌辱されても立ち上がって斬り捨てる女剣士に置き換えれば、官能時代小説のテイストをも感じさせて興味深いのだが…。 ちょっと残念なのは先述の通り官能面での単調さと、終盤で慌ただしく話が追加された点(作中での「六日目」)、真紀が人妻という設定を活かし切れていない点を踏まえて星3つとしたい。

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tag : デビュー作品 女性主人公 人妻 凌辱作品

桐島寿人「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」

桐島寿人「美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…」
(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年3月6日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

帰郷した歩は町役場に勤める事になり掃除婦の未亡人である君枝に告白し関係を結ぶが、若い労働力として駆り出された先である農家の夫人や介護施設のヘルパー、高校のPTA会長と相次いで30過ぎの熟女たちとも交わってしまう。


【登場人物】

新那歩
21歳。IT企業を辞め郷里の町役場に勤めている。性格が優しく都会のぎすぎすした人間関係に疲れて帰郷した経緯がある。童貞。

宮川君枝
40歳。町役場の掃除婦のパートを務める未亡人。5年前に夫を亡くし、高校に通う娘と2人で暮らしている。普段は冴えない服装に化粧っ気が無く地味だが、清楚で若々しく見える。若い頃は88㎝のGカップだった。

土屋涼子
34歳。農家を営む夫に嫁いで来たが、タイミング悪く怪我で入院した為に急遽歩に収穫の手伝いをしてもらう事になる。日焼けした肌と巨乳が魅力的で快活な印象を与える黒髪のポニーテールの美女だが、夫とはセックスレスらしく歩の滾りを見て誘惑してしまう。

藤崎志乃
42歳。歩の高校時代の同級生の母親で、栗色の巻き髪でHカップと巨乳で密かに憧れを抱いていた。夫は町会議員で忙しく不在気味で、息子も独立した事から資格を取り、介護施設でヘルパーとして働いている。

松井智恵子
39歳。高校生の息子が通う学校のPTA会長で、夜間に見回る人手が無い事から志乃を通じて歩に依頼する。栗色の髪を肩辺りまで伸ばし銀縁メガネを掛けていて、気位の高さを感じさせる教育ママタイプ。

【展開】

役場で上役に言い寄られていた君枝を助けようと仲介に入った歩だが突き飛ばされ怪我をしてしまい、彼女の勧めで自宅を訪ね脱衣所で着替えようとして洗濯物の中に彼女の下着を見付け、匂いを嗅いだだけで興奮のあまり射精してしまう。取り繕うとして早々に退去しようとするも勃起に気付かれオナニーを披露する羽目になるが、秘所を見せられると君枝に抱き付いて口唇奉仕で射精に導かれる。そして翌日会議室で2人きりになるのを見計らい、本番がしたいと机に押し倒すのだった。

それ以降君枝に避けられ続けていた歩は、怪我をした夫の代わりに手伝う為涼子と2人で炎天下で畑の収穫に追われるが、木陰で彼女の巨乳に見とれて勃起しているのを知られ、積極的な涼子に主導されて口唇奉仕からシックスナインで精を放ってしまう。翌日夫の退院を控えてもう歩と逢えないと寂しい気持ちに陥った涼子はビニールハウスでナスを使って慰めていると、そこに忘れ物を取りに来た歩と遭遇し手首をベルトで拘束されながらクンニで絶頂に導かれると、自ら青年に股がり快感に浸っていく。

お盆を迎えヘルパーが帰省して人手が足りないと施設の要請を受けやって来た歩は、5年振りに志乃と再会する。翌日介護の訓練として共同浴場で水着姿の志乃と密着した事から勃起した歩は、想いを打ち明けるとキスをしながら手で射精に導かれる。数日後志乃と二人きりで休憩していた歩は給湯室でお茶の準備をする彼女に抱き付いて対面立位で交わり、更に浴場に舞台を移し浴槽の中で再び愛を交わす。

志乃と関係を続けていた歩はある日智恵子の依頼を受けたその晩に校舎を見回っていると、保健室で彼女に逆恨みする少年たちにまさに犯される寸前の所で助ける事になる。酒を飲まされて淫らになり自分が志乃や他の女たちの代わりになるという滅茶苦茶な智恵子の言動に可愛いと感じながらも、妊娠を嫌がる彼女の為にアナルで交わるが、結局2回戦は膣内にと求められ精を放ってしまう。

ある日役場の応接室で、智恵子に奉仕されているのを君枝に見られてしまった歩。自分を避ける態度からすっかり振られたものと勘違いしていたのに気付き、会議室に逃げ込んだ君枝に再び求愛し一戦交えて仲直りする。その日の仕事を終えて別々にラブホテルに向かった二人は相互愛撫で存分に愛を確かめ合い、数日後の秋祭りの晩に屋外で交わる。しかし歩に呼び出しが掛かり会場に戻ろうとすると、相次いで他の3人の熟女に見付かって囲まれ、秘密が露呈してしまう。志乃の口からアナルで交わったと聞かされた智恵子や涼子は対抗意識を燃やし、自分とも交わって欲しいと休む事なくセックスさせられ、歩は喜びを噛み締めつつも心の中で君枝に謝罪するのだった。


【レビュー】

デビュー作品『姉姦』から4年2ヵ月のインターバルをおいて2作品目の出版となったが、本業も執筆に関わる仕事をなさっているのか、これといって変な方向に捻った部分も見られず読みやすい印象を与える。物語は帰郷した青年が掃除婦、農家の夫人、ヘルパー、PTA会長と一人ずつ攻略するが、やはり未亡人という点からも本命は掃除婦であり、一旦は彼女ひとりに絞ろうとするが、他の3人の逆襲に遭い精を搾り取られる結末である。

PTA会長のみ初回で本番に至るが、先の3人は初回は主人公に手や口の奉仕に留めたり、或いはヘルパーのように2回目立て続けに交わったりと無理なく情交場面を纏めており、ヒロイン4人でも問題ない展開である。次回作は近い内に出されるのかは不明だが、ややぎこちない面もあるものの誘惑官能小説を描く機会が出来たのであれば今後の作品に期待したい。


愛好家SさんとDSKさんのブログにおいて、本作をご紹介なさっています。
4079『美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…』桐島寿人、フランス書院/フランス書院文庫、2015/05 発売●あらすじ都会での人間関係に疲れて田舎町に戻って再就職した青年が、しっとりした未亡人の清掃婦、健康的な農家の人妻、親友の母である介護ヘルパー、クールビューティなPTA会長と出会い、次々に関係を持っていく。●登場人物【新那歩】21歳。童貞。町役場の職員。年上好きの素直で繊細な青年。母は歩が幼い頃に...
4079『美熟女ざんまい 未亡人、人妻、友人の母、令夫人…』

2015/5/22 発売美熟女ざんまい-未亡人、人妻、友人の母、令夫人…著:桐島寿人、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。エプロンでは隠しきれない悩殺女体の熟未亡人。柔らかそうな二の腕が刺激的で悩ましい農家の人妻。昔より美しく成熟し濃厚な色香を振りまく友人の美母。教育ママの仮面を脱ぎ捨て淫らな牝に変わる令夫人。青年のまわりにはなぜか素敵な美熟女たちが集合!欲望を昂ぶらせ...
美熟女ざんまい-未亡人、人妻、友人の母、令夫人…(著:桐島寿人、フランス書院文庫)

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上原稜「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生 」

上原稜「僕と四人の女教師 未亡人・人妻・独身・新任先生」
(フランス書院文庫、2008年12月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2018年3月5日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣人の桜子に想いを寄せる一樹は彼女の弱い面を知り関係を結ぶが、彼の周辺にいた他の女教師とも相次いで関係を持つ事に。

【登場人物】

篠原一樹
16歳。高校1年生だが、陸上部で短距離走の有力選手に挙げられている。両親は海外赴任により独り暮らし。童貞。

樋口桜子
27歳。一樹の隣の部屋に住む現代文担当の教師。長い黒髪に女子大生を思わせる若々しさに慈愛に満ちた美貌を持つ。3年前に夫と結婚したが、単身赴任の為別居生活が続いている。病で夫がEDになりその苛立ちもあってか浮気を疑われ、結婚生活を維持するか迷い始めた。豊満な身体付きで100cmを超えるバストの持ち主。

立花夏紀
27歳。女子陸上部の顧問教師。一樹より背が高く、ショートカットが似合うシャープな体型だがそれなりに巨乳の女性。桜子とは幼馴染みで一樹のこともそれなりに気に掛けているが、独身で男性経験はある。

遠野紫織
36歳。学年主任。セミロングの髪に銀縁眼鏡をしていて、見た目通り厳格な性格の女性。一樹の母親の妹で夫を病気で亡くしている。小玉スイカ位の豊かなバストの持ち主で、夫を亡くしてからは男性との付き合いはない。

吉野阿耶香
24歳。中途採用で赴任して来た新任教師。日英のハーフで瑠璃色の瞳にポニーテールにした金髪と目立つ容貌。一樹と幼馴染みで過剰なまでにベタベタと接してくる。男性にモテそうだが一樹を真剣に想うあまり処女のまま。


【展開】

インターハイの代表に選ばれた一樹は毎日のように根詰めて練習に励んでいたが、ある日夏紀にからかわれ冗談のつもりが桜子の部屋に招かれ夕食をご馳走になることに。しかし疲れもあって寝てしまい夜遅く目覚めると自分のウェアが無いことに気付き、取りあえず声を掛けようと桜子の部屋を覗くと、汗まみれのウェアの臭いを嗅ぎながらひとり遊びに興じているのを見てしまう。一度はアクメに達したものの桜子はもの足りぬと、今度は一樹のズボンを持ち出し股間部分を嗅いで激しく喘ぎながらディルドウを使って果て、一樹も大量の精を吐き出すと桜子と目が合ったと思いそそくさと立ち去る。

翌日寝不足で練習もままならない一樹は主将から今日は練習止めと告げられるが、桜子のオナニーを思い出し股間を膨らませていると、夏紀に声を掛けられ悪戯な笑みを浮かべながら体育倉庫へ連れていかれてしまう。色気が無くて悪いと謝罪されながらも夏紀の積極性に押され、一樹は二度も射精した後に帰ろうとするが、職員用の駐車場にたどり着くと桜子が夫に電話越しに詰られていて落ち込むのを目の当たりにする。桜子に見付かったものの今日こそは夕食を食べてと誘われ彼女の部屋に来るが、痛々しい桜子を見て自分が守ってあげると抱き付く。秘めた欲望を見抜かれて桜子に筆下ろしをしてもらうが、行為を終えると恋愛と性欲を混同しているだけ、忘れなさいと諭され却って困惑を隠せない。

一樹は自室に戻ると何故か阿耶香が部屋にいて戸惑うが、先に自分の両親の同意を得ていて合鍵も貰ったらしく、その晩から秘密の同居生活を始めることに。翌日から露骨なまでに桜子に冷たくされ消沈した一樹を見てか、部屋に戻った阿耶香はこれまでの想いを吐き出すと、一樹の手慣れた様子に疑いを抱きながらも健気に奉仕を行い避妊具を着けさせ騎乗位で純潔を捧げるのであった。

相変わらず記録が伸び悩んでいた一樹は一番最後に練習を終えて片付けをすると、珍しいことに紫織がグラウンドへやって来て、他の職員たちは飲み会でいないからと自宅で夕食を食べるよう誘われる。どうやら紫織は嫌われてまで生徒を厳しく指導することに迷いを抱いているようで、一樹はそのままで良いからと慰めるが、彼女が父親に好意を抱いていたのは初耳である。その紫織の振る舞いに誘われていると感じ一樹は彼女を押し倒すと、露わになった秘所に触れて絶頂させ、お返しとばかりにパイズリフェラで射精に導かれる。本気になるわよと紫織に迫られ一樹は正常位で交わるが、感極まったのか彼女が先に達したのをみると、四つん這いに変えて中出ししてしまう。

次の日一樹が紫織の元で夕食をご馳走になったことを知った阿耶香は彼女を連れて進路相談室に連れていくと、一樹を呼び出しどちらかを選ぶように迫る。一樹はまさか桜子がこの二人のやり取りを聞いていたとは知らず、口唇奉仕で迫られて美貌に白濁を浴びせると、精液舐めからレズり合う姿に興奮して重ね餅状態の二人を交互に貫いて絶頂へ導く。やっとの思いで逃げ出すと、今度は夏紀が待ち構えていて空き教室に引っ張り込まれると、洗いざらい行状を白状するように迫られてしまう。分かった桜子とのことは任せろと言ったものの、夏紀も女たちをたぶらかすその一物を味わいたいと服を脱がせずにズボン越しに射精へ導き、更にはイラマチオ紛いにされながらも口唇奉仕で精を搾り取る。それでも桜子を裏切れないと躊躇する一樹にアナルセックスを提案し、底無しの性欲に屈服させられるが、行為を終えて桜子と鉢合わせになってしまう。

次の日桜子は夏紀から一樹と付き合っているかのようなことを仄めかされ、前の日のこともあり気になって下校する一樹を追うと、夏紀とともにラブホテルへ入っていくのが見えた。勢いのまま部屋に乗り込んだ桜子はそれが夏紀の仕掛けたものと気付くが、純情な一樹に対していつまで嘘をつき通す気だと一喝され、ようやく好きだと本心を打ち明ける。夏紀の見ている前で裸にされ発情した桜子は一樹に抱かれるが、悪戯な夏紀は教え子の肛穴を舐め前立腺を刺激して中出しさせると、桜子の秘所にも舌を差し出し精液を吸引し始めてしまう。素直になれないのは夏紀も同じだと桜子が言うのを聞いて一樹はペニスを挿入し、夏紀が手にしたディルドウで貫かれていた桜子も同時絶頂を迎える。

数日後夏紀は桜子とともに一樹の部屋へ紫織と阿耶香を呼び一樹が本当に好きなのは桜子だと話すと、紫織は一樹の気持ちを最優先にとしたいと身を退くようだが、阿耶香は納得がいかないようで夏紀にまで手を出していたと聞いて皆で競い合い一樹が誘惑に耐えられるかどうか試そうと提案する。両親の寝室へ移り桜子の見ている前で三人に口唇奉仕されフル勃起した一樹は、始めに阿耶香と交わり中出しすると、次は紫織と、更に夏紀とはアクロバティックな体位でお漏らしさせるほどの絶頂を与える。タフな一樹はすっかりお預けを食らった桜子と交わると、その二人の交わりの濃密さに敗北を認めざるを得ず、一樹は四度目とは思えない濃厚な胤汁を膣奥深くに吐き出すのであった。


【レビュー】

美少女文庫の主力作家である上原稜氏による三作品目は、ハーレム王子と称される作者らしく4人のヒロインが全員女教師で、24歳の幼馴染み処女から36歳の未亡人叔母まで幅広い属性を揃えたものとなっている。本命は隣人でもある桜子で憧れのお姉さんという位置付けだが、人妻であるとは言え夫婦仲は冷えきっており、真面目な主人公に男を感じて倒錯したひとり遊びに興じてしまうところもある。これを覗きみた主人公は幻滅するどころか、より一層彼女に対する想いを強めていくのだが、他の女教師たちもそんな彼を放っておく訳がない。夏紀は顧問として、阿耶香は幼馴染みとして、そして紫織は叔母という立場からアプローチを掛けていく。

端的に言うなら一人一章の紋切り型であるけれど誘惑する理由付けはなされていて、最終的には桜子との純愛を貫き通した主人公にフラレるとは言え、なかなかに魅力的なヒロインを揃えている。そんな主人公も成績優秀でスポーツもインターハイに選出されるような文武両道タイプで、ただ優柔不断で流されやすく持ち前の性豪ぶりを発揮してヒロインをメロメロにしている。当時は1冊350ページと量があり、各人それぞれに濃淡を付けずに書かれているので情交場面は総じて多めである。上原作品では主人公のモノは20㎝巨根であり、その大きさに驚くとともに男の臭いに拘る一面もあって官能作品としては良かったと思う。


DSKさんのブログにて本作を紹介なさっています。
2008/12/22 発売僕と四人の女教師-未亡人・人妻・独身・新任先生著:上原稜、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「だって先生も君とセックスしたかったから…」清らかなブラウスを脱ぎ、肢体を見せつける女教師。白いふとももの奥には、憧れ続けた大人への扉...
僕と四人の女教師-未亡人・人妻・独身・新任先生(著:上原稜、フランス書院文庫)








2008年当時で考えるとかなり激甘要素満載で、美少女文庫での経験を踏まえてヒロインのタイプも豊富ですよね。ヒロインが4人と多めなのはこの時期のフランス書院文庫が350ページ近くの作品が割と多いこともありますし、複数プレイに様々な彩りを持たせられるというのもあります。

2018年の黒本で刊行される新作も、お得意の4人ヒロイン体制でお隣りさんという設定のようです。




「今夜は私だけを愛して、あなたの子供が欲しいの」
頬を朱に染めキャミソールを肩からはずしていく美菜子。
豊満な乳丘の先端には羞恥に震える熟れた乳首が……
「新しい嫁」は、信也が憧れつづけた隣家の四姉妹。
「第一夫人」の座を狙い、昼夜なく甘い性戯を仕掛けられ……
美菜子、綾女、翔子、栞――美女四人と一夫多妻生活!

tag : 童貞 高校生主人公 処女 女教師

庵乃音人「とろ蜜満淫アパート 隣人は女子大生・OL・未亡人」

庵乃音人「とろ蜜満淫アパート 隣人は女子大生・OL・未亡人」
(リアルドリーム文庫、2017年9月、挿絵:木静謙二)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

ある事情で祖母が管理する女性専用のアパートへ引っ越して来た徹は、真上の部屋に住む女子大生の里穂に一目惚れするが、自慰行為を見られてしまい気まずい仲となる。若い二人を応援する隣室の未亡人・綾子が筆下ろししてくれ勇気づけてくれたものの、ある日里穂が見知らぬ男とラブホテルへ入っていくのを見てしまい、酔い潰れていた折に里穂の隣に住む由真と意気投合しいきずりの関係を結んでしまう。


【登場人物】

矢口徹
19歳の大学生。住んでいたアパートが取り壊しとなり、期間限定で祖母が経営するアパートの一階に住まわせてもらうことになった。引っ越して来てから4ヵ月が経つが、夏休みの予定はバイトだけで、童貞であることに負い目を感じている。

白川里穂
20歳の女子大生。徹の上の階に住んでおり、お嬢様ばかりの大学に通っている。誰にでも分け隔てなく明るく接し清楚で純情だが、スレンダーなモデル体型でGカップの巨乳を持つ。大学1年生の時に父を亡くし一時は学生生活を諦めようとしたが、母親の後押しもあり今のアパートに移り生活費を貯めようとしている。処女。

牧野綾子
35歳。徹の隣の部屋に住む母性愛豊かな未亡人で柔和な人柄だが、叱るべき所は叱ってくれる。Hカップのむちむちした完熟の女体で里穂と気まずくなった徹の為に、大胆に関係を迫る一面もある。

時村由真
27歳。里穂の隣の部屋に住む生真面目で暗い印象を持たれるOL。クールな眼鏡美人の雰囲気とは裏腹に、好色でMっ気が強い。Fカップでモデルのような体型。


【展開】

ある夏の日の朝ゴミ出しに向かった徹は里穂と顔を合わせたが、高嶺の花でしかもホットパンツを張り付かせるほどムッチリしたヒップに見惚れていた後ろめたさもあり、ロクに会話も出来ずに終わってしまう。夕方には郷里からもらったスイカをお裾分けしてくれると約束し、バイトを終えて徹は部屋に戻り窓を開けて換気しようとすると、タイミング悪く階上から里穂の純白のパンティが舞い落ちてきてしまう。里穂がスイカを届けにもうすぐやって来るから、素直に差し出せば良いと理性で欲情を抑え込もうとするが、誘惑には抗えずに妄想のなかで里穂を恥ずかしい格好をさせ夢想しながらオナニーを始める。フィニッシュは巨根の先端にパンティを被せ、大量に白濁を放出するものの、いつから居たのか里穂が玄関に立ち固まった表情でいたのを目の当たりにしてしまう。

数日後夕飯に呼ばれ綾子の部屋を訪ねる徹だったが、未亡人は何でもお見通しだと言わんがばかりに、里穂が好きなら告白しちゃいなさいとアドバイスする。どうやら綾子は里穂から徹の行状を聞き出したらしく、里穂が高嶺の花で告白しにくいのならば、私が経験させてあげると積極的に誘われてしまう。勢いに身を委ねたものの未亡人のテクニックの巧みさに翻弄され、徹はパイズリフェラで飲精してもらっただけでは収まらず、対面座位で誘われ初体験の快感に圧倒され中出しする。

次の日綾子に勇気付けられた徹はバイトから帰ったら里穂に告白しようと意気込むが、街中で里穂がイケメンと並んで歩くのを見付け後を追うと、そこはラブホテル街で既に彼氏はいるのかと早合点しやけ酒を煽る。夜の歓楽街を歩いていると泥酔した由真に突然絡まれ二次会に連れていかれるが、ふと気付くといつの間にかSMプレイ専用のラブホテルの部屋に雪崩れ込んでいた。酔いの勢いで身の上話をした由真は徹に私を拘束して激しく犯しなさいと所望するが、自棄になっていたのは徹も同じで演技とは言え強引に拘束されて怯え出し抵抗を見せようとする。徹は由真が演技なのか本気なのか見定めが付かぬまま彼女の秘所や尻穴、挙げ句には汗ばんだ腋の下まで舐め回すと、屈曲位のままで貫き興奮に駆られながら中出ししてしまう。

数日後夕飯を買いにスーパーに向かった徹は里穂とバッタリ顔を合わせ、下着を汚した件を素直に詫びた後で、里穂から男の人ってみんなエッチなのと問い掛けられる。どうやら街で見掛けたイケメンは単に身体目当てに口説いて来ただけで、里穂には特定の彼氏などいない様子でチャンスはあると思った瞬間、由真が現れて親しげに腕を絡められてしまう。由真は若い二人に漂う親密さにジェラシーを抱き、部屋の前で里穂と別れると徹を連れ込むなり抱いてと誘い、里穂に聞かせるかのように隣室に接した壁に手を付いて立ちバックを所望してくる。隣室の里穂も二人の行為を聞かされ、好意を抱いていた徹が他の女性と交わっている事実を拒みながらも、一人遊びに興じていく。

由真と付き合い始めてから数週間後デートに出掛けようとしていた徹は綾子に呼び止められ、里穂が他の男とデートに向かおうとしているがそれで良いのかと問われ、自棄になり由真と付き合って誰にも迷惑を掛けていないだろうと返す。綾子からガッカリしたと頬を張られ徹はこれ以上自分に嘘はつけないと由真との待ち合わせ場所へ着くと別れを切り出し、再びアパートへ戻ると丁度出るところだった里穂を捕まえ好きなんだと告白する。自分も捨て鉢になっていたと里穂も受け入れると、徹の部屋に移り年下の青年の欲望に従って純潔を捧げるのであった。

里穂と正式に付き合い出してから秋を迎え、若いカップルが転居して新たな生活を始めようと準備していたある日、里穂の気遣いで綾子と由真を自室に招きお礼がしたいと四人ですることを提案する。由真のレクチャーでいつもよりいやらしく口戯してくれた里穂に煽られ、綾子が徹とシックスナインになる体位を取ると、もう我慢できないと徹が綾子を四つん這いにして交わり中出しする。続いて由真と正常位で交わり幸せになるのよと告げられ果てると、里穂も待ちきれぬとばかりに馬乗りで情交を求め、今までになく激しく喘いだ末に同時絶頂を迎える。数日後綾子と由真に見送られ、徹と由真は新居へと旅立っていく。


【レビュー】

近年刊行ペースが落ちてきており今後の安定的な継続にかなりの不安を感じさせるリアルドリーム文庫(キルタイムコミュニケーション社刊)であるが、作者の庵乃音人氏の定番の『とろ蜜』シリーズの最新刊が2017年の同レーベルの最新作品となる。本作もメインヒロインの立ち位置が早めに決まっているなかで、回りのサブヒロインたちの配慮もありハッピーエンドに導かれていくまでの甘酸っぱい思いも感じさせる作風が特徴である。

大学進学に伴い一時的に祖母の管理する男子禁制のアパートに住むことになった主人公だが、階上に住むお嬢様タイプの【里穂】(20歳の女子大生)に惚れていくものの、彼女の洗濯物を拾い劣情を刺激されてひとり遊びしていたところを本人に見咎められてしまう。早くも彼女の心証を最悪なものとした訳だが、それを見かねて隣人の【綾子】(35歳の未亡人)が部屋に招き優しく筆下ろしをしてくれる。
アパートにはもう一人里穂の隣室に住む【由真】(27歳の独身OL)がおり初めはあまり良い印象を抱いていなかったが、あることをきっかけに親密な仲となるものの、主人公の心のなかには里穂の存在が残ったまま。由真もそんな彼の気持ちに気付いていて、年甲斐もなく破廉恥に振る舞い次第に住人たちの感情もギクシャクするなかで綾子が動き、望むべき結論に導いていく。

官能面で仲介役となる綾子、望むべき恋人の里穂の情交場面が少なめなのは致し方ないところで、実はメイン格なのは由真ではないかと思う。クールビューティな才女なのに歳の離れた主人公を振り向かせようと淫らになり際どいプレイにも自ら誘うのだが、気持ちが離れていく主人公に対してみっともないところも見せるし、最後は自分が年上だからと敢えて道化に振る舞ってもいて実に人間味溢れたヒロインである。こうした人間臭さを書くのが庵乃音人作品の真骨頂で本作でも十分堪能できるのだが、レーベルが持つ宿命というのか分量としては物足りない印象も抱く。三人出すのには綾子の人となりをもっと掘り下げて欲しかったし、由真も三人目のヒロイン的な立ち位置となってしまい、ならば二人でも良かったのかなという気はする。


「美少女文庫 レビューブログ」のみきりっちさんによる本作のレビュー記事です。
とろ蜜満淫アパート 隣人は女子大生・OL・未亡人 (リアルドリーム文庫)posted with amazlet at 17.10.07庵乃音人 キルタイムコミュニケーション (2017-09-30)売り上げランキング: 14,488Amazon.co.jpで詳細を見る9月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。大分遅れましたが、読み終わったので、レビューです(汗)主人公は、ごく普通の大学生です。そんな彼は、祖母が経営するアパートに期間限定で住まわせてもらう事に。そこで主人...
リアルドリーム文庫 とろ蜜満淫アパート 隣人は女子大生・OL・未亡人 レビュー

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tag : 大学生主人公 童貞 処女

庵乃音人「淫ら兄嫁づくし 若兄嫁、熟兄嫁、未亡人兄嫁」

庵乃音人「淫ら兄嫁づくし 若兄嫁、熟兄嫁、未亡人兄嫁」
(フランス書院文庫、2018年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

長兄の嫁・千鶴子と2人で暮らす豊は密かに彼女への切ない想いを抱き続けて来たが、ある日末兄の嫁・綾花に迫られ肉欲のまま童貞を失い罪悪感を抱えながらも、ある晩千鶴子の入浴を覗いた挙げ句にオナニーしていたのを見付かってしまう。次兄の嫁・涼子の提案で綾花を招くものの、亡き夫への妄想に駆られた彼女に迫られ交わっていたところを千鶴子に見られてしまい…。

【登場人物】

倉石豊
倉石家の四男で両親と三人の兄は既に亡くなり、現在は千鶴子と共に暮らしている。出来の良すぎた兄たちとは違い、中性的な顔立ちに凡庸な才能なのを気に掛けている。まだ大学受験には早いものの高校に通う少年にしては20㎝を超える極太の持ち主で、兄嫁たちが溺れていってしまうことに。童貞。

倉石千鶴子
35歳。95㎝のGカップと肉付きの良い身体をした熟女。5年前に倉石家の長男で夫の友典を病気で亡くしている。現在は豊を引き取り一緒に暮らしていたが、義弟から注がれる欲情の眼差しには気付いていない。生真面目な友典と本人の性格もあり身持ちは固く、豊の想いを知り戸惑ってしまう。

倉石涼子
29歳。同じ総合商社で働く先輩だった倉石家の次男・和樹に見初められ結婚したが、3年前に病気で亡くしている。亡き夫のことは引きずらずに複数の男と付き合ったものの、今のところ再婚したいとは考えていない。現在も同じ会社で働き頭の回転も良く、栗色の長い髪と整った美貌が妖しさを感じさせるとともに、スレンダーな割には85㎝のFカップと巨乳。

倉石綾花
24歳。半年前に三男で夫の章吾を自動車事故で亡くしたばかりで、生前の章吾と際どいことを繰り返していたようで、顔立ちの似ている豊にも誘惑を仕掛けるが…。まだ女子大生と言っても通じるくらい若々しく、肉付きの良い身体に正比例してFカップの巨乳の持ち主。


【展開】

ある週末千鶴子に見送られ実家を出て綾花の家に向かった豊。その頃綾花は亡き夫の仏壇の前で寂しさと身体の疼きを癒そうと、生前夫にされたように淫らな格好でひとり遊びに身を委ね絶頂の余韻に浸っていた。出迎えた豊がますます夫に似て来たのを見て綾花は膝枕で耳掻きをしてあげるが、突然豊を抱き寄せ一度だけで良いからとセックスを迫ってしまう。豊は千鶴子という想い人が脳裏に浮かんだものの、ストリップさながらに裸を披露する綾花の魅力に抗えず、がに股にさせて秘所や後ろのすぼまりまで目にする。一方の綾花も少年の20㎝超の極太を目にして欲情に駆られ、濃厚な口戯の後で対面座位で童貞を奪ってしまい、果てには押し倒して騎乗位になり膣内射精を受け止める。

数日後セックスの快楽を知った豊は勉強に集中などできる訳がなく、何か飲もうと自宅の階下に降りていくと千鶴子が入浴しており、これまでは理性で抑え込んでいた「見たい」という欲望を抑え切れずに浴室に向かう。その頃千鶴子は昼間涼子から女の嗜みで秘毛をツルツルにしていると聞かされ、興味本位でがに股になり鏡で自らの剛毛振りを見て少しだけ…と剃刀を使い始める。後ろから覗いていた豊は兄嫁のお尻の穴や鏡に映る剛毛を目にして堪らなくなり、勃起をズボンから取り出すと一心不乱に扱き、欲情に駆られるままに白濁を放出してしまう。そして気付けばドアの隙間から放った精液は千鶴子の熟れ巨尻にかかり、兄嫁が固まった表情を浮かべているのを見て己のしでかしたことの重大性を悟る。

翌日千鶴子は喫茶店で涼子と会いことの顛末を話し何か良い案は無いかと尋ねると、落ち込んでいる綾花を招いて一緒に暮らしてみたらと返される。しかし2人は豊と交わって以来、綾花が取り憑かれたかのように関係を迫っていて義弟が悩んでいるとは知らず、この選択が最悪の事態を招いてしまう。綾花と同居を始めた豊は度重なる誘惑をかわし続けていたが、ある晩トイレで小用を足していた際に綾花に迫られ、便座に座って対面座位でセックスに溺れていく。2人の放つ声を聞き付けた千鶴子は、豊と綾花の乱れた姿を見て卒倒しかねないほどの衝撃を受ける。

千鶴子からの連絡を受け涼子は自分が暫く面倒を見るからと自宅の空いた部屋に義弟を寝泊まりさせるが、二週間が経ったある夜豊の部屋から千鶴子の名を呼びながら自慰に浸っている声を聞いてしまう。引き戸から覗いた涼子は豊のイチモツの大きさに驚きを隠せなかったが、綾花とめくるめく体験をした筈なのに千鶴子を想っていることを知り、好奇心と身体の疼きに堪えられず部屋に侵入する。今晩一度だけならと抱いて良いのよと服を脱ぎながら豊を誘うが、それはできないと拒まれ闘争心に火が付き、押し問答の果てに千鶴子にさせたいことを代わりにしてあげるからと同意させる。顔面騎乗を望む義弟のいやらしさに涼子も溺れ、シックスナインから四つん這いで誘うと、巨根のピストンに圧倒されながら同時絶頂を迎えていく。

豊の想いを理解した涼子は千鶴子に一度だけで良いから抱かれてあげてと頼み、だめ押しをするように自分も抱かれたと話し千鶴子の嫉妬を煽って何とか納得させることに成功する。2人が話をしてから4日後久し振りに実家に戻った豊は、亡き長兄の仏間に招かれ千鶴子から一度きりと聞かされると有頂天になり、最早千鶴子の哀願にも耳を貸そうともせずここでしたいと駄々をこね始める。流されるように獣になった豊を千鶴子は可愛いとつい思ってしまったものの、兄から寝取ったと言わんばかりの義弟にとことん翻弄されて、フィニッシュは仏壇に突き合わせられ中出しされてしまう。

一度きりの約束を破り執拗に千鶴子へセックスを迫る豊を持て余し、一週間後自分の元に戻って来たのを見て涼子はバカなんだからと苦笑する。しかし千鶴子が好きなんだと苦悶の表情を浮かべ泣きながら告白するのを見てしまっては、仕方ない一肌脱ぐかと決意を固める。そして三日後涼子の家に兄嫁全員が集められ豊は何が起こるのかと不安に駆られていると、突然涼子の口から千鶴子が引き取らないなら自分と綾花が面倒を見るからと聞かされる。しかも「アッチの世話」もすると、大胆にも豊のペニスを露わにして綾花と2人で口唇奉仕を始める始末である。身体の反応と千鶴子への想いとの矛盾に苦しむ義弟の顔を見た千鶴子は我慢など出来るはずがなく、2人を押し退け私が面倒を見るからと言い放つ。
これを聞いた涼子と綾花は苦笑いしながら「アッチの世話」もするのね?と焚き付けると、千鶴子は今までになく積極的になり豊の剛直を咥え、馬乗りになって受け入れてしまう。望むべく展開になったと2人の兄嫁は微笑むも、四つん這いに変えられ貫かれた千鶴子の淫らさに煽られ涼子はオナニーを始めてしまい、綾花は豊のすぼまりを弄り三者三様に乱れていく。千鶴子の前でがに股になった涼子は秘所を舐めてもらい、綾花に妖しい快感を引き出された豊も高ぶり中出しするが、今度は綾花が最後のお願いと情交を求めてくる。しゃにむに腰を遣い射精した豊は、突っ伏したまま白濁を秘所から垂れ流す千鶴子を見て欲情し、再び挿入し膣内で果ててしまう。そして数日後千鶴子との二人暮らしに戻った豊は、彼女と毎日のように恋人さながらに睦み合う生活を送るのであった。


【レビュー】

両親だけでなく出来の良すぎた三人の兄までも逝去してしまった高校に通う少年と、夫を失い未亡人となった兄嫁たちとの間で繰り広げられる愛情物語で、庵乃音人作品でお約束の「がに股・デカ乳輪・剛毛」の要素も内包させた誘惑官能小説である。(主人公も中性的で頼りなさそうだが、20㎝を超える極太の持ち主で、最近の庵乃作品で頻繁に使われている要素である)フランス書院文庫では約1年振りの刊行であるが、他のレーベルで出された官能作品と基本的な流れに違いはないため、作者の愛読者であるほど入りやすい設定ではないかと思う。

高校に通う主人公は長男の嫁である【千鶴子】(34歳)と暮らしており、兄嫁に対して女性としての恋愛感情は抱いているものの、良き義弟でいようと日々の生活を過ごしていた。そんなある日三男の嫁【綾花】(24歳)に呼ばれ家を訪ねるが、偶然にも主人公は三男に顔立ちがよく似ており、しかも綾花自身も未亡人となって間もなく悲しみを引きずったままである。そんな彼女が亡き夫を主人公に投影させ童貞を奪ってしまうのだが、千鶴子が本命の彼に取っては心と身体との矛盾に悩み、綾花からのアプローチを拒もうとする。

ある晩偶然にも千鶴子の入浴を覗いてしまい、性交の気持ち良さを知っただけに欲情を抑えられず出歯亀行為の果てに本人に気付かれてしまう。そこで千鶴子は次男の嫁【涼子】(29歳)に相談するが、綾花と義弟との経緯を知らないだけに一緒にしてはまずい当事者を招くことを提案され受け入れてしまう。起こるべくして起こった事態を一番見られたくない人に見られた主人公は、涼子に引き取られ…とここまでが主人公と三人の兄嫁たちとの関係である。

涼子や千鶴子とはどのように情交に及ぶのか、作者の愛読者ではあればおおよそ察しが着くだろうし、そこから導き出される結論もほぼ想定の範囲内である。初めに述べたヒロインの三要素は全て千鶴子に寄せており、一番貞淑である彼女が仏間で義弟の想い出作りに協力しつつも、若さに屈服させられ恥じらう描写は良かった場面である。生真面目なヒロインほど想いが募り感情を露わにさせた時とのギャップが大きく、終盤で彼女が見せる主人公への可愛がり振りも見せ場の一つと言えよう。多彩な作風を手掛けているものの、本作はシンプルな誘惑官能小説であり、兄嫁たちのどれかがツボに嵌まればその良さを満喫出来ると思う。






レビュー記事が追い付いていませんが、最近個人的に庵乃音人さんの作品を読む機会が増えています。本作の主人公は高校に通う少年ですが、作品によって青年と呼ぶべき若者や中壮年を題材とした回春ものまで幅広く手掛けているなという印象です。特定のレーベルに拘らず複数に渡り色々とご活躍のようですけど、ここ近年は矢継ぎ早に作品を刊行なさっていますね。








桃色の宿 (悦文庫)
庵乃音人
イースト・プレス
2018-02-08




3月にはこちらの作品が竹書房文庫より刊行される予定です。

庵乃 音人
竹書房
2018-03-19



※2月28日現在では書影及びあらすじは未公開です。

これだけ精力的にお書きになられるのは多分に「自分の型」が固まっていて、しかもその仕上がりに自信があるからこそと推察していますが、個人的にこれからも楽しみにしたい作家さんのお一人です。


tag : 高校生主人公 童貞 未亡人 叔母

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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