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本藤悠「故郷の分校にいた悩ましすぎる女教師」

本藤悠「故郷の分校にいた悩ましすぎる女教師」
(フランス書院文庫、2010年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年7月24日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

姉の美咲と相思相愛の慎哉は国の指定校の教師として郷里の寂れた学校に赴任するが、幼馴染みの真奈が突拍子もない行動を繰り返すことに頭を悩ませ、教職を続けていくことに自信を無くしてしまう。しかし美咲によって身体を使った励ましを受けただけでなく、真奈や先輩教師の佑里子も好意を抱いているからと諭され、二人からの愛情を受け入れ結ばれる。


【登場人物】

高村慎哉
22歳。幼い頃に相次いで両親を失なっており、村長の桐島家で一時期育てられ大学を卒業。文科省のモデル校指定を受けた故郷の分校配属で教鞭を取る事に。同居中の姉の美咲に対しシスコンじみた愛情を持つ一方で、幼い頃から親しく接して来る真奈に対しては庇護欲を抱いている。ひ弱な体格で少年に間違えられるような童顔。童貞。

杉山佑里子
27歳。慎哉が勤める分校の先輩教師。眼鏡を掛けストレートのロングヘアのクールビューティーだが、成績優秀で生真面目な性格の為、男との縁はあまり無かった。慎哉に興味を持っており表面上は厳しく接する一方で、Hカップの巨乳を寄せてさりげなく誘惑するなど気に掛けている。

桐島真奈
18歳。高校3年生。祖父が村長、父親が衆院議員と実力者の家系で、成績優秀で清楚な美少女。幼い頃に同居していた慎哉に強い思慕を寄せていて、年の差を気にしている彼に苛立ちを感じ、突拍子も無い行動に出る事も。Bカップの処女。

高村美咲
32歳。慎哉の実姉で、分校で美術担当の嘱託教員を勤める陶芸家。独身で処女。セミロングに伸ばした髪に弾力のあるCカップの乳房。周囲に弟への愛情を隠そうとしていないブラコンだが、真奈や佑里子の気持ちを知り弟とくっ付けさせようとする。元々高村家は村一番の長者だったが、両親たちの死去によって没落し、姉弟は一時期番頭格の桐島家に引き取られたことがある。


【展開】

真奈がタンブラーをひっくり返し床に溢れたカフェラテを拭き取ろうとしていた慎哉だったが、際どいパンティを穿いているのを見てしまいハニートラップに掛かり抱き付いたところを佑里子に見咎められ説教を受ける羽目になる。
相変わらず突拍子もないことを言う真奈とそれに激昂する佑里子との間で板挟みになった慎哉は家に逃げ帰ると、もう教員を辞めて東京へ出ようと決意し姉の洗濯物を見付けて浴室でオナニーしていたところを帰宅した美咲に見られてしまう。ブラコンの美咲は弟の言うことに納得はするものの、ただ現実から逃げようとしているだけならと自らの処女を捧げると告げるが、エッチな雰囲気に高まりきっていた慎哉は下着を脱がされただけで呆気なく果てる。美咲は嬉しさのあまりにパンティの食い込みを見てと弟を挑発しシックスナインで高ぶると、膣内で出してと叫びながら騎乗位で処女を失い中出しされて失神するが、気が付くと慎哉がピストンを再開し気持ち良さを感じながら疑似孕ませに陶酔していく。

翌朝姉の力付けもあって学校に出勤する気持ちでいた慎哉は、美咲から真奈の真剣な想いを受け止めてあげてと諭されて本当に好きなのは姉さんだけと戸惑っていると、会話の何処から盗み聞きしていたのか真奈が部屋に乱入し嬉しいと飛び付かれる始末。取り敢えず姉に言われるがままに補習授業の折に真奈のオナニーの手伝いをする羽目になるが、一旦は帰ったはずの佑里子が教室に戻ってきてしまい、真奈から奪い取らんとするばかりに挑発し淫らな行為に及ばざるを得なくなる。
教卓に佑里子と真奈を座らせて互いの秘所を口唇愛撫した慎哉は二人のイキ様を見ると、今度は二人の処女穴に指を挿入しながらキスを交わすと佑里子は激しく潮を吹き、真奈は身体を震わせて想像上のアクメへと達してしまう。お返しとばかりに二人のフェラチオを受けて早くも射精しそうになるが、佑里子は何故か真奈を黒板に手を付かせてバック姦のようなポーズを取らせると、慎哉には秘裂にペニスを押し当てるように告げ素股のように腰を遣わせる。次第に滑らかになるピストンの末に剛直の先端が真奈の膣穴に侵入したのを見届けるや、佑里子は慎哉に避妊具を渡してそそくさと立ち去ってしまう。

佑里子はどしゃ降りのなか自転車に乗って帰宅しようとするが、あまりの雨の勢いに身をすくめていたところに慎哉に保護されて彼の自宅に向かうと、雨で濡れた身体を暖めようと二人で露天風呂に入る。慎哉の力強い告白をはぐらかそうとしていたが、そこへ美咲が一緒に入ろうとやって来て弟の魅力に付いて話し合っているうちに意気投合し泡奉仕を始めることに。遅れて露天風呂へやって来た真奈も加わってのプレイの末に慎哉は美少女の口内に白濁を放出すると、側にある美咲の工房のベッドルームに舞台を移す。処女の真奈の緊張を解そうと美咲と佑里子は乳房に愛撫を施し、陰核責めをしていた慎哉はまともに潮を浴び、女二人も卑猥な言葉のやり取りと慎哉の指によって激しく潮を吹く。
ところが真奈が指二本に増やされて痛みを訴えたために、美咲の提案で慎哉は佑里子と交わることになり、真奈はろくろの上に立たされ美咲が土を盛り上げていくと美少女の秘所に迫っていく。どうやら佑里子とのセックスを見せ付けることで嫉妬を引き起こし、ヴァギナの拡張を行おうとしていたらしく、予想通り真奈は土の蹂躙を受けて二度も潮を吹き絶頂してしまう。汚れた身体を清めてもらってからいよいよ真奈の破瓜儀式が始まると美咲と佑里子も待ち切れぬとばかりに指の挿入を求め、三者三様に激しくアクメを迎えて潮まみれになりながら真奈の膣奥へ大量射精するのであった。

こうして表立って知られてはならない背徳の関係を続けていた慎哉は、六月の花火大会の夜に学校の屋上を借り切って浴衣姿に着替えた三人と一緒に花火を鑑賞するが、浴衣の下には淫らなコスチュームを着けていると誘われて花火に負けないくらいの激しい潮の打ち上げの応酬へ発展する。三人に求められて一度ずつ中出しを終えると、慎哉はあと一回ずつと意気込むも途中で気絶してしまう。数日後日曜を迎えたばかりの深夜の美術室にて、三人の花嫁と合同結婚式よろしくはしゃいでいたが、佑里子から今日は危険日だからと後ろの穴での交わりを求められ混乱しながらも押し倒されてしまうのであった。


【レビュー】

本藤悠作品では主人公が少年であることが多く、その主人公のメンタルが弱かったり、性にウブだったりと何かとヒロインたちの興味を惹きやすいせいかショタコン的な愛され方をされてしまう。本作の主人公・慎哉は新米教師という点で成人ではあるが気が弱く、優しさに裏打ちされた優柔不断さもあっていまいち感情移入のしづらいキャラクターではある。それでも実姉の美咲によって先輩教師の佑里子や、幼馴染みで教え子でもある美咲も好意を抱いていると教えられて関係を深めていくというのが本作の趣旨である。

ヒロイン三人はそれぞれの世代の身体的な成熟に合わせた特徴を持っているが、作者の拘りでもあるのか全員処女という設定となっており、いかに主人公への愛情が深いからとはいえ美咲と佑里子の初めてはやや雑にしてしまったような気がする。三人のなかでメイン格は真奈となるであろうが、真面目で清楚なお嬢様が突拍子もない不思議ちゃん的行動を繰り返す前半はやや無理があったのではないだろうか。途中からは本藤作品お得意の潮を吹く描写が多用されるもののもう何でもかんでも潮吹き一辺倒なので、読み手としては途中からは付いていけないという虚しさも感じてしまったのも事実である。もう少し緩急を付けたところは後の作品で見られるのだが、本作もやや滑った感の否めない印象だった。

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高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」

高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」
(フランス書院ロマンZ図書館、2001年9月、表紙イラスト:宇野亜喜良)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

女癖の悪い父親に悩まされ実母が離婚させられた過去を持つ征吾は、ある晩酔って帰宅した義姉の翔子を力ずくで凌辱すると、次は外泊してばかりいた義母の真世にも毒牙を向ける。更に彼は母の復讐とばかりに父の秘書たちをも犯していくが、その一方で翔子はだらしない男に溺れていき、次第に依存症のような言動を繰り返すようになり…。


【登場人物】

松宮征吾
17歳。デザイナー界の雄である松宮雪雄の長男だが、父の浮気癖により実母は離縁の上に放逐され事故死している。その原因を作った義母の真世や義姉の翔子、現在の愛人である秘書たちにも怒りを向けるが、究極的には自身も傷ものとなることで父への復讐を果たそうと試みる。風俗に通い既に童貞を卒業していた。少年らしく仮性包茎だが大人顔負けの巨根。

松宮翔子
21歳。松宮の最も古い愛人に産ませた娘だが破綻同然の両親の仲をみて反発し自らも堕落した生活を送り、大学へはほとんど行かずに男を取っ替え引っ替えしている。最近では売り出し中の俳優・吉岡と付き合い始めたらしい。

松宮真世
34歳。松宮の後妻で血の繋がらぬ翔子を軽んじつつも、後継者の征吾には何かと取り入ろうと腐心している。松宮との夫婦仲は既に破綻も同然で、自らも若い恋人を作っては夫の目を盗み逢い引きを繰り返す。

加納明美
20代?のモデルで吉岡と婚約の記者会見を開いている。吉岡が女たらしなのは承知した上で、一番愛してくれているのは自分だと信じ込もうとし、征吾の凌辱を素直に受け入れてしまう。実家は画廊を営む資産家で、明美自身も吉岡に比べると人気の面では格上である。

吉井亜伊子
25歳。松宮の秘書兼現在の愛人で、4年前に大学のミスコンで優勝するほどの美貌の持ち主。語学に長けており常に海外へは松宮に同行していたが、彼自身が糖尿病で性的に不能なためにいつも玩具で責められて不満を募らせていた。

大柴由加
22歳。入社してすぐに松宮に取り立てられて秘書となり、亜伊子も自分の立場を脅かす存在になるのではと不安を抱き始めている。身長165cmと背が高くてスタイルが良く、初経験は15歳の時と豊富な性体験の持ち主。

沢口桃子
征吾のクラスメイトで父親は著名な映画監督。征吾は自らの誕生日を祝ってほしいと彼女の自宅に招かれ、性的な関係を結ぶことに。桃子自身は恋人になりたい様子だが、若い征吾はまだ縛られたくはないようで答えを曖昧に濁してしまう。


【展開】

征吾はある晩酔って帰宅した翔子を寝室まで運び介抱しているうちに怒りがこみ上げて来て服を剥ぐが、やれるものならやってみなさいという挑発的な態度に淫裂を露わにし剛直を挿入する。凌辱されてイカされる屈辱を与えるためにピストンせず、密着した腰をのの字を書くようにして陰核に刺激を与え続けると、流石に翔子も限界とばかりに達してしまい征吾もそれに合わせて中出しする。翌朝目覚めると既に翔子は外出し、真世が帰宅するまでは帰らないだろうからと次は彼女を標的にしようと決意する。

数日後真世がホストとの外泊旅行から帰ってくると、征吾は彼女の入浴を見計らい浴室に侵入し背中を流すと告げると、背中やヒップの性感帯をさりげなくタッチする。感じてきたのを隠そうと真世が気分が悪いと先に部屋に戻ったのを追い掛け、マッサージを口実に鼠径部や淫裂近くの際どいところにまで手を出すが、彼女が期待する素振りを見せたところでお休みと言って立ち去ったふりをする。きっと一人で慰めずにはいられないと征吾が睨んだ通りドアの隙間から覗くと、真世がバイブレーターを取り出し開脚してしたいと口走っている姿を目の当たりにするのであった。

征吾は翔子が不在の間にタンスの引き出しのなかを覗くと、どうやら吉岡の玩具にされているらしく、義姉が秘所だけでなくアヌスまで晒された写真を見付けて憤怒に駆られる。翔子の電話に吉岡からのメッセージが入っていたのを聞くと次の日にホテルで待ち伏せし、吉岡が明美と別れて翔子を抱くために上階に向かったのを見るや、衝動的に明美を穢してやろうとわざと彼女の車の前に飛び出す。車の後部座席に乗り夜の大使館街に来たところで停めさせると、征吾は姉に代わって復讐するつもりで明美を犯そうとするが、当の本人は吉岡の罰を受けると殊勝な態度を見せる。辱しめを与えるはずだったのに、結局は和姦になり征吾は複雑な思いを抱きながら別れを告げる。

その翌日なに食わぬ顔で翔子と顔を合わせた征吾は、今度は真世に恥をかかせようと仮病を使い、寝室に様子を見に来た義母にマッサージするようにねだる。話の合間に若い恋人の存在に気付いていると暗に匂わせ、すっかり臨戦態勢となったペニスを晒け出し、オナニーの手伝いをしてと命じる。予告なく射精した征吾の先端を口に含まれて気持ち良さを感じると、お返しとばかりにパンティ越しに淫裂をなぞり下着を脱がせたものの、挿入はしないとバカにしたような態度を見せて浴室に向かう。真世はなおもご機嫌を取ろうとするが、断固として拒否の態度を崩そうとはしなかった。

数日後父が十数日に渡る渡欧から帰国し松宮家で慰労会が開かれるが、次に亜伊子に狙いを定めた征吾は疲れているだろうから今夜は泊まっていったらと引き留め、夜遅くなってから来客用の寝室を訪ねる。父が糖尿病で性的に不能なのを知っていただけに本物に渇望しているのに違いないと征吾が迫ると、形だけの抵抗を見せながらも亜伊子もあっさりと陥落してしまう。そして行為を終えて部屋を出ると翔子の部屋の扉が閉まるのが聞こえたので押し掛けると、犯したいならば好きにすればと告げられて徹底的に愛撫を施すも征吾には抱くつもりはなく、吉岡と早く別れた方が良いと声を掛けると義姉はあまり調子に乗らないことだと強がりをみせる。

期末試験を終えて夜の六本木を歩いていた征吾だったが、どうやらドラマのロケが行われていたらしく、吉岡を遠巻きに見守る明美の姿を発見する。もう逢うことは無いと決心したのにと征吾が告げると、明美は吉岡の収録が遅くなるからと部屋に招き、いきなり抱いてとばかりに迫ってくる。婚約はしていても上手くいっていないらしく、乱暴にしてという求めに以前から興味のあった肛門性交まで果たす。しかし吉岡が意外にも早く帰宅し殴られた征吾は松宮の名前を出すと、明美ももう別れようと強気に切り出したものの、吉岡の説得に応じたようで征吾のいる前で性交を始めてしまう。

吉岡の入籍を知って翔子の夜遊びがぶり返すようになり、征吾はある晩泥酔して帰宅した彼女を寝室まで運んであげるが、抱いてと求められせめて一時の悲しみを癒すだけでもと指ピストンで絶頂に導く。しかし翌朝には既に翔子の姿はなく、しかも真世が全く関心を抱かないことに怒りを覚え、父の居場所を聞き出すと自宅を飛び出す。宿泊先では亜伊子だけでなく新卒で採用したばかりの由加もおり、亜伊子の沈んだ様子をみるとどうやら父が由加に乗り換えたのが明白である。その晩亜伊子と由加の泊まる部屋にやって来て夜も更けたころ、征吾はメゾネットの階下にいる由加に迫ると、彼女も好き者みたく周りに聞こえるほどあられもない声を挙げる。行為を終えて亜伊子のベッドに向かうとやはり玩具を使ってお楽しみだったようで、オナニーを披露すると本物が良いと求めるのであった。

GWを迎えたある週末に桃子から誕生日を祝ってとパーティーに誘われた征吾は、会の最中に自分だけ部屋に招かれ見せてくれたアルバムに吉岡と翔子が一緒に写っているのを知って関係が復活したのではと疑う。夜になって桃子に誘われ身体を繋げるが、義姉のことが気掛かりで桃子の告白に曖昧に返事をしてしまう。そこで征吾は明美が参加するファッションショーへ向かい話を聞こうとするが、ショーが終わるなり部屋に誘われ激しくしてと性交を求められる。どうやら吉岡の女遊びは収まっていないようだと確信したなかで、今度は翔子が人目を気にしながら父の書斎から出てくるのを見付け、更に父より金庫から金品が持ち出されたようだと聞かされる。数日後金庫の暗証番号が分からず格闘する翔子を取り押さえるが、義姉は服を脱ぎ抱いてと言わんばかりで、征吾も欲情を覚え交わってしまう。

自宅と別荘を往復し不在がちの父が倒れたと聞かされ征吾が伊東に向かうと症状が軽かったようで安堵するが、どうやらお気に入りの座から陥落したらしく合流した亜伊子も含め二泊するつもりだと父に告げる。その晩寝室を訪ねて来たのはすっかり貫禄のついた由加で、父と亜伊子に睡眠薬を飲ませたとあっけらかんと告げられ、女の情念を感じつつも交わってしまう。しかし亜伊子も黙っては引き下がるはずもなく、次の日には由加を欺いて部屋に踏み込んでくる。先に口唇奉仕をしていた由加はせっかちにペニスを扱き、先端が完全露出するほどに表皮を剥き射精させると、亜伊子は征吾のすぼまりに指を挿れて前立腺を刺激して騎乗位で跨がる。由加もバイブレーターを取りに行くと、亜伊子の裏穴に挿入してペニスでイカないように対抗するのであった。

こうして征吾は父の秘書たちと爛れた関係を繰り返すようになるが、ある日翔子と真世が吉岡のことで言い争うのを聞いてしまい、その直後に翔子から真世を「あの女」呼ばわりにし凌辱するように依頼される。報酬の前払いとして翔子と交わっているなかで、真世が翔子への電話を取り次ぐ際に吉岡に積極的にアプローチしたらしく、狡猾な吉岡はその寝物語を翔子に話したのだと聞かされる。
義理の娘の情人を寝取る義母の淫らさに父を蔑ろにするのにもほどがあると憤り、征吾は真世が北海道へ旅行に行くのを利用して凌辱計画を立て現地へ向かうと、やはり吉岡の撮影に合わせて宿泊していたようである。隣室で様子を伺っていた征吾は吉岡が入浴している間に真世を自室に引きずり込み、秘所を晒し情交の痕跡を認めると正常位で剛直を挿入しせっかちにピストンして精液を顔面へ浴びせると、今度は騎乗位でと求めるがそこで真世が隙をみて逃げ出そうとする。なおも犯される立場をアピールする義母の芝居を蔑みながらも征吾は後ろの穴に狙いを定めて犯し、吉岡がロケに向かうと再び部屋にやって来た真世と二回も交わり完全屈服させてしまう。

宿泊の最終日に由加から連絡を受け父が入院したと聞かされた征吾は真世とともに病院に直行すると、思ったよりは元気そうだが次の日に二人で話がしたいと父に呼び止められる。由加に話を聞くとどうやら亜伊子は会社を辞めたらしく、数日前に電話で話したばかりなのに変わり身が早いと呆れ、翔子に電話しても連絡が取れずに苛立ちを募らせる。
翌日征吾は父から上顎腫瘍にかかっており視神経にも及んでいて手術を受けねばならないことと、近々真世とは離婚することを告げられる。更にその日の夕方には翔子が北海道で吉岡と無理心中をはかったとニュースで知り、父には知らせずにいようと考える。松宮を継ぐかは自分で判断しなさいと父から言われたが、征吾を除いて誰一人手術を見守る人のいない父を不憫に思いながら、後継者になると固く決意するのであった。


【レビュー】

フランス書院の企画ものとして刊行された「ロマンZ図書館」は2000年から2001年の三回に分けて出されており、高竜也氏と牧村僚氏と本シリーズでデビューした黒澤禅氏の三氏が二冊ずつという内訳である。当時の黒本にはまだ誘惑系というはっきりとした指針があった訳ではなく、従ってロマンス系という括りで纏められていた時期である。凌辱系では既に新書版として「ハードXノベルズ」が存在しており、そのロマンス版が「ロマンZ図書館」であり新書がまだまだ売れていた時期に実験的に刊行したものと思われる。これと似たケースがいわゆるジュベナイルポルノである「ナポレオンXXノベルズ」で、先述した牧村僚氏も黒本作品を改題しイラストを付けた作品を発売している。これが後の美少女文庫に繋がっていくもので、とかくポルノノベルは新書という拘りから、持ち運びに便利な文庫版への変化をもたらしたのであろう。

肝心な作品については新書にありがちな二段組という訳ではなく、基本的にフランス書院文庫と変わりがない。約20~30ページで1章という構成は時間がある時に少しずつ読み進められる利点でもあるが、高竜也作品らしく場数は多い割にはあっさりと終わってしまう短所もあるかもしれない。本作も主人公の父親がファッションデザイナーというセレブな一家ではあるものの、肝心な父親が女にだらしがなく、実母を追い出し死に至らしめたと主人公の恨みを買うことになる。同居するヒロインたちも愛人から後妻となった義母と、元愛人の娘である義姉のいずれとも互いに血の繋がりがなく、主の振る舞いを見て好き勝手に行動し男に依存しがちなところが見受けられる。

初めは亡くなった母の復讐を誓い義姉を犯す一方で、義母に対してはペッティング止まりとさせている違いは、義母が夫を蔑ろにして若い男にうつつを抜かしている弱味を握っているからだと思われる。義姉が次第に女たらしの俳優に溺れていくのを知ると婚約者にも手を出すし、父の秘書を愛人にしていると聞けば彼女たちを犯している。衝動的な少年主人公らしく計算なんてあってないようなものだが、唯一テクニックだけは風俗通いで習得したらしくヒロインたちを絶頂に導くことになる。しかしながらヒロインの方がやはり上手で、特に秘書の二人によって翻弄される描写もある。

次々に女たちを毒牙に掛けていくなかで、周囲に欺かれているのに気付かぬままである父の不憫さも感じるようになり、終盤で娘の情人を寝取る義母に制裁を与えるときには「復讐」の本質が変わっていく。そして父の復讐を果たす一方で義姉の心はどんどん壊れていき、本質的に利己的な義母も家庭を顧みないまま終盤に向けてピークアウトしていく。その先には主人公だけという残酷な現実は、いかにも高竜也作品らしい皮肉な結末でもある。

あくまでも個人的な推測となるが、本作は恐らく新聞か雑誌の連載用として持っていたものではないかと思う。章が変わって改めて同じことを解説する箇所が多数見られるからである。回りくどい気もするが、その丁寧さもあって官能描写の補足となっているところはやはりベテランなのだと感じる。


DSKさんのブログにて、本作が紹介されています。
2001/9/20 発売復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき著:高竜也、フランス書院ロマンZ図書館→ Amazonはコチラから。征吾、17歳のあなたに私を穢せるの?……相姦を犯す勇気が、姉を辱しめる獣性があるの?……美しすぎる21歳の姉・翔子の嘲笑。雪肌を暴かれ、組み敷かれてもなお、少年を侮る余裕に弟は、亡き母に捧げる復讐劇の開幕を宣言する。禁忌の秘肉を侵入していく征吾の姦牙。姉、義母、女秘書……青狼が貪る美しき獲物たち。...
復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき(著:高竜也、フランス書院ロマンZ図書館)


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高竜也「僕は三度タブーを冒す 姉と妹と義母」

高竜也「僕は三度タブーを冒す 姉と妹と義母」
(フランス書院文庫、2006年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

受験を控えた陽平は夜遅くに階下へ向かうと脱衣所の曇りガラスから義妹の理沙の裸体を覗き見て欲情を覚え、眠りについた彼女の手を借りたオナニーをしてしまう。理沙も兄の行動に気付かぬ訳もなく兄妹で淫らな行為を繰り返すが、義姉の真弓に知られてしまい陽平は弄ばれることに。そして義母の亮子もまた抑圧してきたおんなを剥き出しにして陽平に迫り、関係を結んでしまうが…。


【登場人物】

川村陽平
17歳の高校2年生。半年前に札幌市内で有数の医療法人を営む父を亡くし、実質的な後継者として周りから期待されている。成績優秀で真面目で大人しいが、義母の亮子やその連れ子たちに性的な興味を抱き始めた童貞の少年。

川村亮子
38歳。陽平の父親が院長を務めていた病院でナースとして働いていたことがあり、その美貌と聡明さもあって見初められ後妻となっている。前の夫との間に真弓と理沙の二人の娘をもうけたが死別しており、再婚するまでは困窮した生活を送っていたようである。従って常に陽平を前面に立てつつも自らは性的渇望を抑え込み、川村家の一員で居続けようと腐心する節が見られている。

川村真弓
19歳の女子大生。亮子と亡き父との間に産まれ、母親同様に華やかな美貌の持ち主で、自らもそれを意識して振る舞い複数の男性と交際しては別れてを繰り返している。とは言え女三人での生活の苦しさを知っているだけに、陽平を立てる素振りを見せていたが、彼の弱味を握ったことで爛れた性的関係を結ぶようになる。

川村理沙
16歳の高校1年生でチアリーディング部に所属していて、身長160cmで整った肢体の持ち主。母姉とは違ってその美貌を押し出すことはなく、奥深いものを感じさせている。陽平が女性として強く意識しているとともに、彼女も単に義兄というだけではない思いを抱いている。男性経験はない。


【展開】

進級を間近に控えた春休みに勉強中に転た寝をしていて深夜に目が覚めた陽平は何か飲もうと階下に降りるが、浴室の脱衣所に全裸の理沙がいて曇りガラス越しに瑞々しい肢体が浮かび上がっているのを見て性的興味を抱き始める。そして理沙の寝付きが良いのを利用して彼女の部屋に忍び込み、パジャマの前をはだけさせ乳房に触れていると、何か痒みを感じたらしく理沙が下腹部に手を伸ばすのを目にする。それに唆されたかのように陽平も秘所へ手を潜りこませると、愛液が滲み出ているのを知って興奮に包まれながらこわばりを露わにし理沙の手を借りて扱くと呆気なく白濁を吹き出し愛妹へ浴びせてしまう。

翌日朝遅く目覚めた陽平は理沙の部屋に忍び込むと引き出しの中の日記を発見して目を通すと、そこには理沙だけでなく真弓も自分のことを異性として興味を抱いていると書かれていて嬉しくなるが、部屋を出たところをちょうど外出しようとしていた真弓に見付かってしまう。彼女がいなくなったところで真弓の私生活が気になり部屋に入りタンスを探ると、穴あきパンティを見付け自ら足を通し穴から覗く剛直に異様な興奮を覚えてオナニーする。それだけで性欲を抑えられず深夜に再び眠っている理沙の部屋を訪ね疑似手扱きを始めるが、理沙は起きていたらしく私で良ければと射精までさせてしまう。そして部屋を出ると泥酔して階段で眠っていた真弓と遭遇し、自分の行動を見られたかもと不安を抱き始める。

次の日に陽平は理沙に無理やり迫ったことを謝るが、お兄さんのためなら何でもしてあげると言われては歯止めが効かず、手で扱いてもらう内に剛直を愛妹の口内に突っ込んで射精し飲ませてしまう。こうして次第に行為をエスカレートさせていく日々が続いていたが、三日後の昼間に理沙の部屋に来たところで真弓に呼び止められ、パンティを盗み出したことや理沙との妖しい行為を白状させられる。どうやら真弓は彼氏に捨てられたらしいと知って陽平はここは従うことを決意し、口唇奉仕を受け入れて射精させられ、更に秘所を見たり触ったりしながら自慰を命じられて二度目の絶頂を迎える。

浴室で洗いっこしてから仕切り直して再び真弓の部屋に戻ると、陽平が童貞だと言っていたことを信じたらしく、こういうやり方もあると馬乗りになって結合する。童貞を卒業した陽平はその日の夜も真弓と深夜に自分の部屋でセックスをするが、そんな二人の親密さを亮子や理沙が疑うのは時間の問題であった。ある日外出から戻った亮子は二人の性行為を知ることとなり、真弓が合宿で数日間家を空けた折りを見て陽平に問いただそうと考える。理沙に睡眠薬を飲ませて自分はワインをがぶ飲みして酔っている状況で寝室まで運んでもらい、あられもない姿になっているとやはり陽平が手を出してきたのを見てオナニーの手伝いをして射精へ導くと、愛撫する手に委ねて自ら挿入するように仕向けるのであった。

合宿から戻った真弓は母と陽平との間に漂う微妙な空気にいち早く気付きある晩酔い潰れた振りをしていると、母がわざわざ自分が寝たかどうか確かめに来たのを見てこれから性交を始めるのだと確信する。ベランダに回り母の寝室を覗くと陽平が開脚した亮子の秘所を愛撫している最中で、二人を羨ましいと思いながらも行為に合わせてオナニーせずにはいられなかった。しかし真弓は自分と性格が似ているからと敢えて母を問い質すことはせず、隙を見ては陽平との関係を続けていく。

新学期を迎え母や姉と親しい仲だと気付いた理沙はある日の放課後に映画を観たいと陽平を誘うと、母には外で食事をすると伝え暗にまだ帰りたくないとアピールする。自分と亡き父しか鍵を持っていないマンションの一室に連れて来られて自分を特別扱いしてくれていると喜ぶと、ワインを飲みたいと告げ酔いの力を借りて抱いて欲しいと求めてしまう。

こうして理沙と結ばれて自宅に帰った陽平だったが、立場を理解している義母はともかく義姉をどう関係を清算しようか思案しながら眠りにつくと、真弓が逆夜這いの如く部屋にやって来て口唇奉仕をしていたことに気付き目を覚ます。射精させられて落ち着きを取り戻すと真弓を振り払いもうしたくないからと突き放すが、翌朝起きてみると理沙の姿が見当たらない。そこへ彼女の親友から自殺を仄めかすメールが来たと連絡を受け空港に向かうと、理沙を発見するとこれから一緒に流氷を見に行こうと網走まで飛ぶ。もう流氷は岸から離れつつあり遊覧船は出ていないと聞かされた二人は宿を取り乱れた一夜を過ごし、翌朝ゴムボートを借りて沖へ出ると次第に流氷に取り囲まれ動けないことに気付くが、このままで良いからと流れに身を委ね転た寝を始める。暫くして救助船のエンジンの音が近付いてくるのが聞こえた陽平は、自宅に帰ればきっと母や姉は何ごとも無かったかのように振る舞うのだろうと思うのだった。


【レビュー】

個人的な印象として高竜也作品では北海道や北陸といった冬寒い地域を舞台にすることが多く、本作も札幌で医療法人を営む一家の相姦物語である。父親を亡くし後継者として期待を一身に浴びている17歳の主人公だが、義母とその娘たちとは血の繋がりがなく何処かでは他人同士という趣もある。

女性たちのなかでは義妹の理沙に対して最も親愛の情を抱いているのだが、ぎこちないながらも性的な戯れを繰り返していくうちに義姉の真弓にバレてしまう。奔放な彼女は男性に依存していかないと心が持たないようで、母の再婚相手の家の体面に多少は気を遣いつつも好き勝手にやっている様子である。恋人と別れたばかりでフレッシュな少年の性欲の強さに溺れていくが、当の主人公は絶頂の瞬間に義妹の名前を口にするくらいだから心はまた別物なのかもしれない。

体面を気にしてというのは義母もまた同じでナースとして働いていたときの生活の苦しさを思えば、別の恋人を見付ける訳にもいかず性的渇望を抱いている。そんななかで長女と主人公との性交を知って自らもそうなりたいというのは無理もないかもしれないのだが、血の繋がらぬ母子の相姦という面からすればちょっと弱いのかなと思われる。作者としては娘姉妹ヒロインに力点をおきたかったのかもしれず、義母との情交場面は一章だけである。

母や姉が主人公と性的な関係を結んでいると知った義妹はまた自らの純潔を捧げようと身を委ねるが、姉と対峙して衝動的な行動に出るのはまだ未成熟というのもあるのかもしれない。同じ時期に活躍していた鏡龍樹氏の作品ならば、ここで自分に振り向かせたいから負けないと淫らになることが多く、こうした書き手による違いを楽しむのも一つの考え方ではないかと思う。

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弓月誠「大人への階段 三人の個人教授」

弓月誠「大人への階段 三人の個人教授」
(フランス書院文庫、2007年2月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年7月レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校の卒業式の日に憧れの真理子先生に告白するが断られてしまった弘明は、彼女に相応しい人物になろうと決意する。教員を目指す中で出会った2人の女性が施す個人授業を経て、弘明は新米教師となり真理子の前に再び姿を見せる。


【登場人物】

沢木弘明
第一章の時点では17歳。憧れの真理子に一筋で卒業式の日に告白して断られてしまい、大学に進学してからは彼女に相応しい人物になろうと教師を目指す事に。

芦川真理子
第一章の時点では25歳。英語担当で弘明のクラスの担任。教師になって三年目で全校生徒の憧れの巨乳とやや派手めな美貌の持ち主。弘明の想いに気付いているが、教師という立場からなかなか受け入れられずにいる。

中嶋玲奈
32歳。大学生になり20歳の弘明が帰省した時に通っていた自動車教習所の教官。真理子同様に大きな乳房の持ち主だが、和風な顔立ちで母性愛を感じさせる性格。

高岡麻紀
30歳。母校で教育実習中の弘明の教育係。弘明が卒業してから配属になった為、高校時代の弘明と面識は無い。落ち着いた雰囲気を持つが実は童顔。元バイト先の上司と不倫関係にあった。


【展開】

朝の満員電車の中で辟易していた弘明だったが、途中駅で真理子が乗り込んで来て着ている服を押し上げる胸の膨らみに夢中になってしまい、電車が急停車した折りに胸に触れてしまう。獣欲のままに真理子の乳房を揉みズレたブラジャーから尖った乳首を探し当ててチカンさながらに悪戯をしていると、流石に真理子も黙っている訳にはいかず厳しく叱り付けられる。すっかり嫌われてしまったと落ち込み英語スピーチの練習をサボるが、ある日の放課後に真理子に呼び止められ再び練習を再開させることに。

やがて卒業式を迎え音楽室に呼び出された真理子は予想していた通り弘明から告白を受けるが、彼の理想通りの女ではないし何より年齢が違いすぎると茶化して受け流そうとする。しかし弘明の真摯な態度に気付かぬ訳もなく、最後の思い出にと乳房を露わにして好きなようにして良いと甘えさせるが、執拗なまでの愛撫に危うくアクメを迎えそうになりお返しにと乳間奉仕で射精へと導く。何故そこまでしてくれたのかとの教え子の問いに、三年間頑張ったご褒美だと言い自分の気持ちに区切りを付けようとするが、弘明から魅力的な男になってみせると告げられて曖昧な約束をせざるを得なくなる。

上京し大学3年生になった弘明は夏休みの帰省を利用して近くの自動車教習所に通い出すが、担当教官の玲奈の胸の大きさに気もそぞろで運転が疎かになってしまう。そして道端に停車を命じられもしかして童貞なの?と問われて真理子の話をすると、どうやら玲奈は弘明に興味を抱いていたらしく、ならば私が初めての相手になってあげるとマンションの自室に誘われる。入浴の途中だったのかバスタオルを身体に巻き付けた彼女に出迎えられ一緒に浴室に入ると、おっぱいを使って全身を洗ってくれただけでなく、背中に密着されての手扱きで射精させてくれる。更に風俗さながらに乳房で顔を洗われては弘明も手出しせずにはいられず、お返しとばかりにパイズリフェラで二度目の放精に導かれる。そしてベッドへ移動すると秘所を見せてくれて指挿入やなめなめさせてもらい、遂に正常位で童貞を卒業するのであった。

4年生になった弘明は母校で教育実習を受けるが、どうやら真理子は別の私立校に赴任したらしく麻紀の指導の元で一週間を過ごすことに。何とか実習も終わり勝手知ったる近道をして校内の駐車場を通り抜けようすると、麻紀が電話で恋人と喧嘩をしているところに出くわし、間の悪いことに彼女に知られてしまう。それでも麻紀から夕飯を作ってあげるからと自宅に誘われ、今夜は寂しいのとアプローチを受けると、洗ってもいないぺニスを口に含まれあまりの気持ちよさに射精する。麻紀の秘所にクンニしてすっかり乱れさせると騎乗位で交わり、呆気なく果ててしまうものの彼女を四つん這いにして二度目の性交に及びフィニッシュは馬乗りパイズリで果てる。

玲奈や麻紀と関係を持ったものの弘明は真理子に成長した姿を見て欲しいと私立校に赴任することを決めるが、なかなか告白できずに一学期もそろそろ終わりを迎える時期となる。すっかり真理子に嫌われていると思い雨の中を歩いて帰ろうとすると、真理子から傘を差し出され相合い傘で一緒に歩くことに。私の口から言わせるのとばかりに真理子から誘われ彼女の部屋に向かうと、すっかり臨戦態勢となっているぺニスをいなしながら真理子の入浴を待ち、ベッドでは女性上位のシックスナインで絶頂へと導く。遂に真理子と結ばれた弘明は長くは持たずに膣内射精するが、まだ萎えていないのを知った真理子が今度は上になって二度目の性交を始める。おっぱい大好きな弘明の為に真理子は交合を解き乳間にぺニスを挟むと射精に導くが、順番が逆になったけどと照れながらも付き合ってと告白し、乳頭でぺニスを刺激してすっかり硬くなったのを見ると再び乳戯を始めるのであった。


【レビュー】

初恋の人である担任教師を忘れられずにいた主人公が教習所教官や先輩教師との関係を経て、少しは大人になった姿で女教師と再会するが、なかなか思うようにはいかなくとも最後は結ばれるというドラマ性を内包した誘惑作品である。弓月誠氏の作品と言えば巨乳好きな主人公が多く、まだ初期の時代であるから必然性を伴っての乳戯描写も用いられている。

メインヒロインである担任教師は主人公の想いに気付いてはいたものの、歳の差を意識して素直に受け入れられず、彼が成人して再会しても自分からはなかなか告白を切り出せない。そんな葛藤を幾分の可愛らしさも含めて描写しているのが弓月誠作品らしく、「最後はひとり」という拘りから外れることもないのである。従ってサブ格に当たる教習所教官や先輩教師の登場とその別れも些か唐突な感じもしなくはないのだが、それぞれに主人公を可愛がり絶頂に導かれ恥じらってと、メインに決して負けていない可愛らしさを感じさせていると思う。


DSKさんのブログにて、本作をご紹介なさっています。
2007/1/24 発売大人への階段-三人の個人教授著:弓月誠、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。→ 【honto】の電子書籍はコチラ。→ ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉→ 総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。「弘明くん、気持ちよかったら、我慢しないでいいのよ」騎乗位で腰を揺らす30歳の女体に浮かぶ羞恥と恍惚。担任教師が締めつける膣襞はあまり...
大人への階段-三人の個人教授(著:弓月誠、フランス書院文庫)


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イズミエゴタ「ハーレム学園吹奏楽部 美人姉妹の禁断レッスン」

イズミエゴタ「ハーレム学園吹奏楽部 美人姉妹の禁断レッスン」
(竹書房文庫、2017年6月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

「ブラバンの神姉妹」と呼ばれる美少女二人を姉に持つ慎太は高校入試を控えたある日、長姉の美咲の洗濯済み下着を見付けてオナニーしていると、当の本人に見付かり見られながらのオナニーを強制される。更に次姉の陽菜も彼の性態に興味があるらしく、過激なペッティングを繰り返していき、遂には脱・童貞まで果たすのだが…。


【登場人物】

江口慎太
高校1年生。慎太の母親と美咲・陽菜姉妹の父親が再婚したことにより、義理の姉弟となって10年近くになる。漠然と進路を決めていたようで、姉たちと同じ高校に進学しただけでなく、吹奏楽部に所属するようになった。性に興味のある年頃で身近な姉に関心を示す。トランペット担当。

江口美咲
高校3年生。妹の陽菜とともに「ブラバンの神姉妹」として人気があり、部長兼クラリネットを担当している。長い髪を学校ではツインテールにすることも多く、清楚で大人しい性格。慎太は「お姉ちゃん」と呼び、美咲は「慎ちゃん」と呼んでいる。性的好奇心はほどほどある様子だが男性経験の有無は不明。

江口陽菜
高校2年生。姉の美咲とともに吹奏楽部で人気があり、ショートカットで快活な性格の持ち主である。トロンボーンを担当し、秋になると姉の後を引き継いで部長に就くことに。美咲同様に慎太に性的興味を抱くが、彼が姉と並行して関係を持っていたことには気付かずにいた。男性経験はありそう。

漆原小梢
高校1年生。ショートボブに切り揃えた髪型で清純そのものの美少女。江口姉妹の評判を聞き付けて吹奏楽部に入部したが、中学時代よりトランペットで活躍しており早くも1年生にしてレギュラーの座に就いている。男子部員の少ない部内で慎太の教育係として熱心に教えていたが…。


【展開】

姉たちの通う高校への受験を控えて慎太は友人から下着を持ち出して欲しいと頼まれたことを思い出し、家族がいない時を狙って乾燥機に入っていた美咲のショーツを取り出すと、自分の下半身に通してオナニーを初めてしまう。帰宅した美咲にショーツを返してと言われて奪われるが男子の性処理には興味があるようで、オナニーを続けてと言われてその生々しさに思わずペタン座りをした姉の見る前で達する。
そして受験前夜に慎太は姉妹を目の前にしてコタツの中で美咲の秘所に足を伸ばすと相手もその気のようで悪戯を楽しむが、実は陽菜と間違えていたのだと知りどういうつもりかと問い詰められるも、彼女も興味津々なようでキスをしながら手扱きをしたくれただけで留まらない。秘穴に指二本挿入させてアクメに達するとフェラチオで精液を飲んでくれたのでなく、更に翌晩には部屋を訪ねて来て同じことをすると、合格していたならもっとスゴいことをと約束してくれるのであった。

数日が経ち高校に合格した慎太はその夜陽菜の部屋に呼ばれ女性上位のシックスナインを堪能すると、陽菜が我慢できないと言わんばかりにずり下がって背面騎乗位になり童貞を奪われてしまう。そして三日後の中学校の卒業式には何と美咲が訪ねて来て何か欲しいものはあると問われ、慎太は今穿いてるショーツが欲しいと言い、姉もリクエストに応えて高校のセーラー服に着替えてきてくれる。調子に乗った慎太はパンチラを拝ませるだけに留まらず、後ろから抱き付き唇を奪いながらペニスを剥き出しにして素股のように柔肉の間に挟ませ精を迸らせる。
慎太は美咲が決して嫌がっていないと更なる戯れを期待していると、入学式を終えた週末に彼女に誘われて近くの神社の境内へやって来るが、どうやら吹奏楽部に入って欲しいらしくその代償にエッチなことを許してくれる。小さいときの思い出話の末に美咲が小用を足す瞬間を目の当たりにすると、求めに応じて秘所だけでなくすぼまりまでにも舌を這わせてしまう。それでも入部を渋っていたが、クラスで一目惚れ同然の小梢に誘われるように吹奏楽部へ引き込まれるのであった…。

学園生活が始まって吹奏楽部に入った慎太はクラスメイトの小梢が教官となって毎日のようにタンキングの遣い方を教わるが、その親密さが姉たちを刺激したようである日の昼休みには陽菜に誘われて図書室の書架に紛れて立ちバックでの性交を求められてしまう。一方で美咲からは屋上での朝練の途中で抜け出すように迫られて踊り場で乳首を弄られ、お返しとばかりに膣穴へピストンしながらすぼまりを舐めながら絶頂へ導いてしまう。その晩にまだショーツを渡していなかったからと美咲に蠱惑的に微笑まれ、またまた倒錯したオナニーを披露する羽目になる。

夏休みを迎え吹奏楽部は全国大会への進出を決めると、たまには骨休めも必要だと美咲が遊園地のプールへ遊びにいくことを提案し、プールの中で陽菜の秘穴を指ピストンしながら美咲に勃起を弄られてしまう。そんな余韻も残る次の日、両親と美咲が不在なのを良いことに陽菜に誘われて部屋の中で交わると、階下の居間に降りてきて姉にのし掛かれて連続射精に導かれる。相変わらず美咲は気分屋で八月の花火大会の夜に隣にいる小梢のヒップを触りなさいと唆し、自らは慎太の勃起を弄り射精させる。
次の日の練習の合間に慎太は小梢から声を掛けられ教室に向かうと、チカンみたいなことをされてビックリして頬を張ってごめんなさいと謝られ、積極的に秘所を見せてくれただけでなく抱いてと求められて交わってしまう。夏休みが終わり二学期が始まり慎太は小梢から一緒に帰ろうと誘われ彼女の自宅を訪ねるが、花火大会の一件で美咲から慎太はスケベだと吹聴されて疑問を抱きながらも、再び小梢に誘われて大量の白濁を膣内に吐き出す。そして翌日曜日の朝に美咲から声を掛けられ、まるで小梢との性交を知っているかのように問われるが、姉が嫉妬しているのが丸分かりでセックスを求められバックで抱いてしまうのであった。

十月の全国大会を間近に控えてストレスが溜まっていたのか、慎太が放課後の練習を終えると美咲に声を掛けられ、準備室の片付けを手伝わされる。片付けもそこそこに美咲は小梢の覗きを知っていたのか彼女に見せ付けるように慎太を求めるが、小梢が自分もと口にしたのを聞くと手を拘束して開脚させると、慎太へはまるで凌辱するかのように激しくピストンなさいと命令する。そして義弟の腰に密着してシンクロさせるように、三者三様に快感に溺れていく。美咲だけでなく陽菜も欲求不満のようで大会前夜に止まった宿舎の空き部屋に誘うと、サドっ気を露わにした慎太に手を縛られてのセックスに嵌まってしまう。
大会で金賞を受賞した慎太たちは両親からご褒美として家族旅行に誘われ姉弟三人で同じ部屋に泊まると、我慢できないとばかりに美咲にアプローチされて眠る陽菜の側で性交を始めてしまう。陽菜に挑発的な視線を送った美咲は姉弟で交わるように唆すと、自らは陽菜の裏穴に指を指し向けて二穴責めでアクメに導き慎太には今度は私がと微笑むのであった。
そして吹奏楽部も三年生が引退して部長も美咲から陽菜にバトンタッチされたものの、暫く性的な関係のなかった慎太は中間試験の最中に小梢に誘われて彼女の自宅へ向かう。ダイニングテーブルで一緒に試験勉強をしようと言われて肩透かしを受けた気分に陥っていると、暫くして美咲もやって来て小梢の部屋で何かを始めるらしく二階へと上がっていく。準備室での3Pの時の展開を期待する慎太だが一向に呼ばれる気配がなく小梢の部屋に向かうと、何とペニバンを着けた小梢に姉が奉仕している姿を目の当たりにし、しかも慎太よりもこっちが良いと言われる始末。それでも何とかエッチに発展するが、美咲の心を取り戻すことは出来なかった…。


【レビュー】

マドンナメイト文庫にて「ハーレム学園もの」を主題に作品を出してきた作者の3作目は、高校に進学したばかりの主人公が吹奏楽部に所属し、「ブラバンの神姉妹」と呼ばれる2人の義姉とクラスメイトの3人のヒロインによって性的な興味の対象として誘惑されていく。女性にないものを付けていると一物を観察され、弄られてというのはこれまでの同シリーズと特に変わりはなく、ヒロインたちの心境を敢えて覗かせない描写もあってミステリアスな雰囲気も醸し出している。本作の舞台は前2作とは別の学園で主人公が進学する直前から既に官能描写は始まっており、吹奏楽部部長の長姉が引退する秋までの約半年間であるが、2人の義姉がメインであるだけに結末もある程度予想のつくものである。

吹奏楽部に入った主人公【慎太】は三年生の【美咲】や二年生の【陽菜】の二人の姉とは違って音楽的には素人同然であり、クラスメイトになった【小梢】の指導の元でトランペットを吹けるようになるところまで上達する。県大会レベルの高校だけに部長の美咲だけでなく、妹の陽菜もストレス発散のつもりなのか突然義弟である主人公を誘惑してくる。比較的早くに関係を持つ次姉とは違い、長姉はペッティング止まりで焦らし続けるが、当の主人公も血の繋がりは無いとは言え近親相姦を冒すことには幾ばくかの抵抗を持っている。県大会から全国大会までの夏から秋に掛けては花火大会など様々なイベントを挟みながら、美咲の悪戯心もあって小梢もその関係に引き摺り込まれるが、この辺りから全員ハーレムを期待すると思わぬしっぺ返しに遭うことに…。

前2作に比べてヒロイン3人と人数を減らしたことも相まって、総じて背徳に満ちた官能描写は濃厚だと思う。しかし姉弟相姦に何処かで罪悪感を抱き、姉たちからのアプローチにより常に受け身な主人公であるため、どうしてもその場面は似たり寄ったりな印象が否めない。そして禁忌を冒した罰はいつか受けざるを得ないものなのか、最終章で突然とも言える現実的な別れが訪れる展開なのはやや拙速に過ぎるし、マドンナメイトのレーベルカラーを反映させているとは言えあんまりな気もしなくない。ここは個人的な趣向とは異なるので、星を落とす要因となったのをご理解いただきたい。

tag : 高校生主人公 童貞 姉弟相姦

2017年6月刊情報

【6/1更新】

●フランス書院文庫2017年6月刊情報

ベテランから新人まで、3年振りの刊行となる方など多彩な顔触れとなっています。






上原稜『夢の一夫多妻』

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-06-26



「お願いです、疼いてしょうがないんです……だから」
美乳をたわわに揺らし、和弥の硬直へまたがってくる真琴。
18歳、27歳、39歳――極上美女が僕の「妻」になるなんて。
おはようセックス、お風呂で女体奉仕、魅惑の裸エプロン。
三人の妻が代わる代わる、いたれりつくせりで大ハッスル!
性愛と淫夢に満ちあふれた最高の一夫多妻生活、開幕!



上原稜さんは2014年6月刊行の「癒しづくし 母とふたりの姉」以来、3年振りのフランス書院文庫での刊行となりますが、タイトル自体は(仮)が抜けただけです。今回随分とポップな表紙となっていますが、恐らく八月薫さんによるイラストではないかと思われます。

癒しづくし 母とふたりの姉
上原 稜
フランス書院
2015-03-20



美少女文庫での最新刊はこちらです。









小日向諒『てほどき初体験 女教師未亡人と隣りの未亡人』




「初めてだからって、恥ずかしがらなくていいのよ」
悠斗の耳元で優しくささやく隣家の未亡人・瑠美。
おっぱいの触り方、女陰の味わい方、荒腰の使い方……
濃厚レッスンを経て未亡人女教師・春奈との性交に挑む悠斗。
祝福してあげるべき立場の瑠美の心にはなぜか淫らな炎が……
二人の未亡人が競って仕掛ける甘美なてほどき三角姦係!



「体験学習 隣人母娘と年上ナース」から10ヵ月振りの刊行となりますが、小日向作品の倒錯した作品観が個人的に好きなので楽しみにしています。

最新刊はこちらです。

体験学習 隣人母娘と年上ナース
小日向 諒
フランス書院
2016-12-16








榊原澪央『帰国子女姉妹【全裸調教】』




「頼りなさそう。典型的な日本の男って感じね」
初対面から見下すような発言を繰りかえす美姉妹。
イケメン外国人と付き合い、島国根性を馬鹿にする。
高慢な20歳と18歳がネクラな青狼の標的に!
三穴に肉杭を穿たれ、奪われる理性とプライド。
気丈な顔は汗みどろに崩れ、淫性を暴かれる!



2017年注目の作家さんとして前作の帯に載せられていますが、最近は刊行ペースが上がって来ていますし、2017年は3冊目の刊行もありそうですね。






巽飛呂彦『メイド母娘vs.割烹着母娘』




「太くて硬い……私の指、火傷しちゃいそう」
美熟女の手のひらにぴったりとおさまる熱い肉茎。
みのりが男根をしごきだすと、ヌルヌルした滴が。
両隣の家は、洋のメイド母娘と和の割烹着母娘。
いつでもごっくん、ナマで中出し、お尻の穴まで……
知らず知らず競い合い、ご奉仕はエスカレートし……



題名から既にネタバレのようですが、母娘二組の誘惑合戦を繰り広げそうですね。こちらも(仮)が抜けてちょっと直しただけです…。両隣りの二組の母娘が競い合う作品を以前に拝読したなと思ったら、こちらがそうでした。

「隣人【二組の母娘】」




※今月中に再読レビューを更新したいと思います。






綺羅光『未亡人社長・瑛理子 座敷牢の美囚』




「……精子、呑ませてください。錦田さん」
屈辱の口上を述べ、肉袋の縫い目を舐め上げる舌。
怜悧な美貌を歪ませ、口技を使う相手は部下!
罠に堕ち、暗い檻の中で前後から貫かれる肢体。
股縄勤務、オフィス姦、奴隷島への『出張』……
31歳の美しき女社長がたどる牝娼婦への道!



長いキャリアをお持ちの綺羅光さんですが、刊行ペースが落ちることもなく第一人者として活躍なさっていますね。




不知火竜『義母と女教師と引きこもりの青狼』




(もう元の母子には戻れない、堕ちていくしかないのね)
義母の女膣へ狂ったように硬直を突き立てる純一。
空閨を冒される度に熟母の唇からは悦楽の嗚咽が……
引きこもった息子を不憫に思い女体を捧げる美枝子に、
元教え子の様子が気になる女教師・奈緒が訪ねてきて……
淫らな牙を研ぎ続けていた青狼は、寝室で覚醒する!



いかにもネタではないかと思ってしまうペンネームですが、果たして既存の作家さんの別名義なのか、それとも官能大賞の応募作からのデビューなのでしょうか?

因みに4月にデビューなさった千賀忠輔さんは、第14回から第16回まで3回続けて官能大賞の最終候補となられた方のようです。

千賀忠輔先生インタビュー(公式ホームページ)








●フランス書院文庫X2017年6月刊情報

結城彩雨『人妻・肛虐の運命』

人妻 肛虐の運命 (フランス書院文庫X)
結城 彩雨
フランス書院
2017-06-12



14年前にハードXノベルズで刊行されたこの作品がベースとなっているようですね。







杉村春也『【決定版】美姉妹・奴隷生活』




元々は1989年に上下刊で出された作品を1996年にハードXノベルズで刊行しています。恐らく本作をベースとしているのではないでしょうか?












DSKさんのブログでは、6月発売予定の「気になる」官能作品を取り上げています。
2017年6月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!▼フランス書院文庫X 2017/6/12 発売【決定版】美姉妹奴隷生活(著:杉村春也)→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。父と夫を失い、巨額の負債を抱えた洋子と奈保子。債権者と交わした契約は「奴隷契約」そのものだった!妹だけは助けたい一心で恥辱の調教を受ける洋子。緊縛、浣腸、路上ストリップ、アナル輪姦……姉...
2017年6月の気になる官能書籍








●美少女文庫2017年6月刊情報

美少女文庫公式ホームページで情報が出ましたので5/25更新します。

これから出る本(公式ホームページ)


青橋由高/HIMA(イラスト)『僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます』




(やっぱりこれがお姉ちゃんの逆鱗なんだ)
汗で濡れた姉の首に張りついた小さな鱗へそっとキスをしていく。
弱点を責められた龍子の反応は、驚くほどに激しかった。
「ひゃめっ、そこはらめえぇぇぇぇ!」
汗と涙と涎にまみれた姉のイキ顔を視姦しながら容赦なく逆鱗と膣道を責め続ける辰希。
対面座位というスタイルや姉との体格差もかまわず、秘口を突きまくった。抉り続けた。
「お姉ちゃん、弟にイカされまくっちゃう!もうらめぇ、お願い、一緒にイこ? お姉ちゃんのとろとろマ××にぴゅっぴゅしよ?」
こんな余裕のない龍子は、初めてだった。
狂おしげに弟の頭を掻き回しながら、最愛の姉ドラゴンは精を放つ辰希の腕の中で壮絶なアクメを極めてくれた。



青橋由高さんとHIMAさんのコンビ継続で今回は姉もののようですが、何故にドラゴン?というのはとりあえず突っ込まないでおきましょう。






天那コータ/てんまそ(イラスト)『灼炎のエリス 私、勇者やめて雌豚になります!』




なんで、灼炎のエリスとも称えられた私が、こんな契約書を読み上げなきゃいけないの!
「ふぇ、フェラ豚契約書! 私、エリス・ヴァイオレットは、キリュウ様のフェラ豚及び、チ××ザーメン処理係として、この身を……肉便器として譲渡することを誓います!
こ、これが無様にもあなた様のチ××に敗北した認定勇者のケツ穴と新品ま××です!
い、今から丸見えになるまで、ガバ開きに致しますので、必死こいて子宮守ってる処女膜をどうぞご確認ください!
な、なお!寛大なご厚意により……わ、私の……くそほどの役にも立たない処女は便器の例外とみなされます! あ、ありがとうございます!
代わりに、その他のすべてはキリュウ様のものです! フェラ豚として肉便器として、誠心誠意チ××の限り尽くしますっ!」



天那コータさんは恐らく『異世界コンシェルジュ』などを刊行なさっている天那光汰さんのことでしょうが、ご本人がTwitterをなさっているのでその内にアナウンスが出るかと思われます。









アナルカン/西E田(イラスト)『スケベで鬼畜な師匠と素直で従順で美少女な弟子』





美少女文庫公式ホームページでは箕崎准さんの作品に代わり、アナルカンさんの作品が発売になります。6/2に近刊情報が更新されてAmazonでも予約中となりました。






◎管理人の気になる官能作品


6月はさまざまなレーベルより管理人が気になる官能作品が多数刊行されます。購入した上でレビューする予定です。


・竹書房ラブロマン文庫

河里一伸『みだらに餌づけて』




貧乏学生で童貞の彰吾は、ひょんなことからアパートの美人大家で未亡人の静乃に自宅へと招かれ、夕飯をご馳走してもらうようになる。27歳の静乃がかもし出す色気に憧れる彰吾は、彼女の友人の人妻たちから誘惑され、その媚肉快楽に浸りながらも静、乃との距離を縮めてゆき…!? 淑やかで優しい巨乳妻の静乃、筆下ろししてくれたゴージャス美妻の蘭子、快楽を求める若妻の美幸。3人の美女の手料理と肉体ご奉仕を味わい尽くすお呼ばれハーレム長編!



最近は3作品連続で竹書房ラブロマン文庫から刊行なさっている作者ですが、これはまた主人公が「搾り取られる」淫らな作風になりそうで楽しみです。






・マドンナメイト文庫

イズミエゴタ『ハーレム学園吹奏楽部 美人姉妹の禁断レッスン』

同じブラスバンドに所属する二人の姉は学校中の憧れの的で……。



毎年この時期に刊行されるイズミエゴタさん(常盤準さん)名義の3作品目ですが、「二人の姉」だけにフォーカスしてくれないかな…。でもハーレムですから上級生と下級生が登場しそうですね。






・リアルドリーム文庫

早瀬真人『恥辱の別荘地 美しき牝奴隷たち』

劣等生の浩太は同学年の美少女と美人教師に恥辱の限りを尽くすべく、合宿名目で山奥の別荘に連れ込む。用意周到に行動するが……



「行動するが……」の先にはヒロインたちに逆襲される展開に期待です。

テーマ : 二次元総合 漫画・エロゲー・小説・エロアニメなど
ジャンル : アダルト

巽飛呂彦「メイド母娘vs.割烹着母娘」

巽飛呂彦「メイド母娘vs.割烹着母娘」
(フランス書院文庫、2017年6月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

野球部の練習で肩を脱臼した洸平は幼いころから母親代わりに育ててくれた志保に勃起したところを見られてしまい、浴室で手扱き射精に導かれる。それをきっかけにもう一人の母親代わりのみのりや志保の娘の景織子とも怪しい関係となり、遂には志保に童貞を奪われる。次第に三人と親しくなる洸平をよそに、みのりの娘・唯は自分だけが除け者にされたと避けるようになり…。


【登場人物】

高森洸平
16歳の高校1年生。父親は地質学者で殆ど自宅にいない上に、産みの母は産後1ヵ月で亡くなっており、みのりと志保に育てられている。身長175㎝で日焼けした筋肉質の体格で野球部に所属しているためにイガグリ頭だが、練習の際に肩を脱臼してしまい療養を余儀なくされている。女性経験はない。

桂沢志保
41歳。洸平の亡き母の友人で夫の浮気が原因で離婚し、娘の景織子と二人で彼の隣の家に暮らしている。和服の仕立てや着付けのパートをしている内に次第に本業ぽくなり、現在では殆ど和服を着ていることが多い。96㎝Hカップの熟れた身体付き。男女の機知にはやや疎く天然っぽいところもある。

真矢みのり
38歳。志保や洸平の母親と幼なじみの友人で、同じく浮気によって唯を引き取り女手一つで育てている。自宅の1階でコーヒーショップを開いているが趣味のようで、メイドのコスプレをしながら接客をするのが楽しいらしい。間延びしたおっとり口調でスレンダーながらも90㎝Fカップと女らしい身体付き。

桂沢景織子
17歳。志保の娘で唯や洸平のお姉さん的なポジションだが、普段からマイペースで二人が翻弄されることも少なくない。同じ高校に通い学校一の美女とも言われている才女で、母親に似ずに細い身体付きで80㎝Cカップ。男性経験はない。

真矢唯
16歳。みのりの娘でラクロス部に所属し色黒なのとツインテールの髪を明るく染めているためか、ギャル風に見えてしまうが普段から洸平のお姉さんぶった態度を取りお節介を焼きがち。身長155㎝くらいと小柄な割には86㎝Eカップと肉付きは良く女の子らしい身体付きである。処女。


【展開】

授業を終えて洸平は弁当箱を渡そうと桂沢家を訪ねたもののあいにく志保は不在のようで、洗濯物を持って真矢家に行こうとして誤って洗濯の山を崩してしまう。その中に際どいTバックが混ざっていたのを目ざとく見付けてしまい景織子かまさかの志保なのかと妄想し股間を膨らませていたが、そこへ志保が帰って来て和装でパンティラインが目立たぬように穿いているのと告げられる。志保は気が動転したのかお風呂に入って行ってと洸平を連れていくが、久々に見た勃起の存在感にドキドキし、自分も後を追って浴室に入ると身体を洗ってあげるのを口実にペニスに触れてしまう。若竿は堪らずに精を放出し志保の美貌を汚すのだが、彼女は嫌がるそぶりもなく精液を口にし美味しいと呟くのであった。

翌日洸平は唯に連れられて真矢家を訪ねるが、志保に射精させてもらった余韻に浸りぼーっとしているのが唯には面白くないようで外出してしまった。それを待っていたかのようにみのりから昨日は志保とエッチなことをしたの?とカマを掛けられ、志保に手扱きしてもらい美貌を汚してしまったと打ち明ける。みのりは大爆笑したものの傷付けてしまったと気付き、お詫びの印として二階の部屋に誘いパイズリフェラで奉仕するが、どうやら洸平が乳房に甘えたいのだと気付くと授乳するように乳房に甘えさせながら手で射精に導いてしまう。
次の日から洸平を避ける態度に出始めた唯が気掛かりなものの、その日の帰りは珍しく景織子に誘われて神社に向かい、木陰にあるベンチに座って話をすることに。相変わらずミステリアスな言動を繰り返す景織子が思った以上にショタコンだと知った洸平だが、突然ファーストキスを奪われて股間を滾らせてしまう。それを見た景織子はジャージごとブリーフを下ろすと、興味深くペニスを観察した末に裏筋に舌を這わせ更には先端をペロペロと舐め始めると、洸平が堪えきれずに口内へ射精したのを嬉しそうに飲み下す。

景織子による目眩く快感に溺れた洸平は唯そっちのけで一緒に登校し始めるが、それを見た志保は娘の行動に疑問を抱き帰宅した洸平に何も言わずに迎えると、何でもして欲しいことがあれば言ってと切り出し恋人にすがるような態度を見せる。洸平のリクエストで授乳手扱きをしてもらった上に口唇奉仕までしてくれるが、志保は洸平がもうほとんどの性体験は経験していると知ると、こうするしかないと自ら身体を跨ぎ騎乗位で童貞を奪ってしまう。その淫らさに戦いたのかさよならと連呼する志保を落ち着かせようと、洸平は下から激しく突き上げてアクメに導くと中出しを許されて射精する。

翌日曜日朝遅く起きた洸平を待ち伏せするようにみのりが現れて真矢家に連れていくが、少年を尋問すべく後ろ手に拘束すると志保とは何処まで進んだかと問い詰める。勃起したペニスを露わにすると三分我慢できたら自分を好きにしていいと言いフェラチオ勝負に出るが、時間のことなどすっかり失念しがっかりした洸平に約束を守ったからと褒めると拘束を解いて風呂場に連れていく。実は志保から話を聞いたみのりが仕掛けた罠で待ち受けていた志保も加わって狭い浴室の中で母親二人と交わりを持ったのだが、他にも抱いて欲しいと思っている人がいるはずよとみのりから意味深げに言われ洸平も困惑を隠せない。

その頃唯は洸平と母親たちがふしだらな関係にあるのを知ってしまい、家にもいたくないと夕刻の裏通りをふらついていたが、柄の悪い男たちに拉致されそうになり洸平によって助けられる。辿り着いたラブホテルの一室で待っていた景織子よりみのりも心配していたと告げられても唯は素直になれずにいたが、洸平を好きか嫌いかは分からずともセックスなら出来るでしょ?と挑発され、彼女の見守る前で初体験をせざるを得なくなる。二人の処女を抱くことになった洸平は大いに緊張するが景織子に手伝ってもらいながらの正常位で唯を抱くと、休む間もなく景織子に押し倒されて騎乗位での連続性交の末に、公平に四人を愛したら良いじゃないとこともなげに言われてしまう。

こうして唯と仲直りした洸平はある日の放課後に用具室で交わるが、唯が感じすぎて恐いからお口でと奉仕を始めるのを見るや、サディスティックな感情が沸き上がりイラマチオ同然に口腔を犯して射精する。すっかり従順になった唯を見てみのりと和解したのかと聞くとどうやらまだのようで、洸平は唯を連れて真矢家を訪ねると仲直りの儀式にレズり合って欲しいと母娘に命令する。面白そうと言ったみのりが主導するものの、シックスナインの体勢になると一転して唯が母の淫核に舌を這わせ、みのりも負けじと愛撫をして同時絶頂を迎えてしまう。
その後にみのりから次にやるべきことは決まっているはずと問い掛けられたものの、洸平がまごまごしている間に母娘たちがホテルの一室を予約してしまい全員で愛する儀式へと雪崩れ込む。四人にリップや乳房での奉仕の末に放精した洸平は、次々に母娘たちと交わった末に最後は志保の中でフィニッシュし、全員が同じ幸せを噛みしめていることを喜ぶのであった。


【レビュー】

二組の母娘が登場し初めに母親二人が溺愛する主人公のために止むに止まれず性的な施しを行い、それを知った娘二人も負けじと主人公を誘惑するという流れは、同じ作者の『隣人【二組の母娘】』(2011年1月)でも使われている題材である。確かに二組の母娘が登場するが『メイドvs.割烹着』というほどコスプレ要素がある訳でもなく、登場人物の中で最も年下である主人公を「息子」のように可愛がる母親たち&「弟」のように愛する娘たちがショタコン気味に暴走する展開をほぼ全面で見られる。

・割烹着(和服)の似合うIカップ美女【志保】(42歳)&メイド服を着た若々しいFカップ美女【みのり】(38歳)

父親は仕事で不在がち、産みの母親は出産して間もなく亡くなったという主人公は、母親の親友であった隣人の母親たちとその娘たちに可愛がられていた。ある日野球部の練習で肩を脱臼してしまい志保が入浴の手伝いをしてくれた時に、男になった少年の一物を手で慰めてあげることになり、それが他のヒロインたちに知られたところから話は動き出す。その様子を覗き見ていた喫茶店を営むみのり(コスプレ好き)も主人公を可愛がるあまりに、授乳手扱きプレイで甘えさせながら精を放出させてしまう。

・一つ年上の才女【景織子(きょうこ)】&ツンデレ幼なじみ【唯】

志保の娘の景織子もまた母親の淫らな姿を見て自分も主人公を可愛がって良いのだと気付き、下校途中に神社で積極的に迫り口唇での奉仕を申し出る。ここまでの母二人と彼女のアプローチはほぼ主人公から見た描写に終始しており、いきなりの誘惑に不思議ちゃんが三人も出てきて先行きに不安を覚えたところである。そして巽作品でお馴染みのツンデレ設定の唯は、母たちによる主人公の筆下ろしを経てから順番が巡るのだが、姉のような存在の景織子が立ち会うので生娘二人の処女喪失が描かれている。

・そして全員へ…

唯は母親のみのりが主人公との関係を知って一人仲間はずれにされていたと怒っていたのだが、彼に抱かれたことで母娘たち全員が同じスタートラインに立つことになる。主人公の提案でみのり・唯母娘の仲直りの百合儀式を経て、ホテルの一室で全員公平に愛する儀式へと雪崩れ込む。(『隣人-』でもあった展開だが…。)唯のターンに回ってから筆が乗り出したのか、ヒロインたちの不思議ちゃん行動は抑えられているのだが、何せ出だしからの過半がヒロインたちによる一方的な暴走のためにイマイチ気持ちが付いていかなかったのが正直なところである。美少女文庫など(のラノベ作品全般)を愛好する作者なだけに、何かしらの作品の影響を受けた描写だったのかもしれないが、個人的にそこまで広く作品を理解している訳ではないので読み取れなかったのが残念である。

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上原稜「夢の一夫多妻」

上原稜「夢の一夫多妻」
(フランス書院文庫、2017年6月、表紙イラスト:八月薫)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

夢の一夫多妻 (フランス書院文庫)
上原 稜
フランス書院
2017-06-26




【あらすじ】

父親と兄の急逝により一条家当主となった和弥は兄嫁だった真琴から求婚されて妻としたが、その直後に淑やかな義母の小夜子からも妻にして欲しいと求められる。一条家跡取りが二人を娶ったと聞いた許嫁の優花としては当然自分こそが正妻に相応しいと屋敷に乗り込み、二人の見守る前で処女を捧げてしまう。ここで第一夫人の座を巡る三世代の妻たちのバトルの火蓋が切って落とされたのだが…。


【登場人物】

一条和弥
一条家の次男で相次いで父親と兄を亡くしたために、大学受験を控えた年齢にも関わらず急遽当主の座に就いている。これまでの境遇と打って変わっての状況に真琴の助力を得ただけでなく、彼女のセックスレッスンによって次第にテクニックを身に付けていく。人並外れた巨根と精力の持ち主だが、他には大した取り柄の無さそうな普通の少年。

一条小夜子
39歳。和弥を出産して間もなく亡くなった第一夫人に代わり、第二夫人として一条家先代の妻となり家内を取り仕切っている。長い髪に和風の顔立ちで貞淑な印象そのものだが、和弥のことを実の子のように気に掛けていて、夫が亡くなるとともに自分も妻として名乗りを挙げることに。三人の中では一番の巨乳。

進藤真琴
27歳。和弥の兄の妻となっていたが、一夫多妻制とは別に浮気癖の強い夫に愛想を尽かして離婚していた。和弥が跡取りになる際に求婚を申し込む周囲を上手く説得し、一番初めに彼の妻として名乗りを挙げ、毎晩のようにセックスレッスンを施しては寵愛を受けている。互いに呼び捨てにしているだけに実の姉弟のように仲が良い。砲弾型の張りの良い巨乳。

橘優花
18歳。高校に通っているようで次男という立場だからこそ橘家の両親も納得して和弥の許嫁としたが、真琴や小夜子を妻にしたと聞いて優花自身は黙っていられずに屋敷に乗り込むことに。まだまだ成長中だが同世代の女子に比べると豊かなバストの持ち主である。処女。


【展開】

真琴の求愛を受け入れて和弥は今夜も寝室で騎乗位で貪る妻に委ねていたが、中出しをした直後にドアを開けられて小夜子が自分も妻にして欲しいと求められる。真琴は先輩として小夜子に対し体液で汚れた剛直を口腔で清めてと命ずるが、小夜子の口戯は想像した以上に巧みで呆気なく二度目の射精に導いてしまうと、休む間もなく対面騎乗位で跨がり巨根を受け入れる。亡き夫では届くことのない奥の奥を義理の息子によって穿たれている事実に、小夜子は早々と気を遣ってしまうものの和弥のフィニッシュに合わせるかのように連続アクメに達するのであった。

その頃優花は和弥となかなか逢えないことを気に掛けていたが、そんな折りに義母や兄嫁を娶ったとネットニュースで知り、立場が変わったのだから諦めなさいという父親の説得に反発して単身で一条家にやって来る。真琴や小夜子の見守る前で和弥に初めてを捧げることになったものの、これまで経験者にされるままのセックスばかりだった彼のために、優花の秘所を使って女体の仕組みをレクチャーさせられてしまう。和弥の指ピストンで果てた優花は剛直に貫かれるも、真琴や小夜子に敏感なところを愛撫されると次第に痛みも収まり、最後は自ら濃厚な子種を求めるくらいに乱れてしまう。

渋々ながらも橘家の了承を得られ優花も妻にした和弥だったが、肝心なことに誰を第一夫人にするかを決められずにいて朝は寝起きを迫られて小夜子と騎乗位で交わり、学校から帰宅すると三人から裸エプロンでの歓待を受ける。食堂で料理の味を聞きながら両端から小夜子と優花に身体を密着させられただけでなく、テーブルの下からは真琴が這い出てむき出しにしたぺニスを胸乳で挟まれ射精させられては食事どころではない。お仕置きのつもりで三人を四つん這いにさせてオナニーするように告げるが、中でも真琴が一際盛り始めているのを見ると、今日は真琴を犯すからと告げて激しいピストンの末に中出ししてしまうのであった。

夏の暑さも次第に増していくある日和弥は体調が思わしくないにも関わらず起こしにきた優花と一戦交わるが、熱が出て倒れてしまい流石に妻たちも和弥が良くなるまでは自重しようと申し合わせる。しかし看病に来た真琴や小夜子が思わせ振りなことをしておきながらもお預けを食らわさせられ、優花の時には身体を拭いてもらうだけでなく口で剛直を清めてくれと命令してしまう。その瞬間真琴と小夜子が部屋に乗り込んで来て約束を破ったと優花を非難するが、一応病人を労りながらもまぁ本人がヤる満々なんだしと納得し小夜子、真琴、優花の順に跨がり中出しを求めてしまう。

流石に毎晩では和弥の身は持たないと三人は「休交日」を設けたが、夜になり最初に真琴がシースルーのエロい格好で和弥の寝室を訪ねて来て、して欲しいと頼まれたからにはしてあげると言わんばかりにベロチュー手扱きを始める。次に優花が訪ねて来て真琴をベッドの下に押し込むが、優花も大胆にも乳谷を露わにしてパイズリフェラを始めてしまう。そこへ小夜子がやって来て折りしの台風で停電したみたいだと暗がりに紛れて訪問し優花をクローゼットに隠すが、素股同然にして跨がられては和弥も我慢の限界を迎えてしまい、真琴と優花が黙っている訳もなく姿を現し約束を破ったと押し問答になる。
隙を見て優花が和弥に跨がると二人に引き剥がされ、次は真琴、そして小夜子とこれでは落ち着く暇がないからと妻たちは一突きごとに交代しフィニッシュした人が子種を独り占めだと勝手に決めてしまう。和弥は小夜子の膣内で果てたものの他の二人が納得するはずもなく、結局いつものように全員に中出しとなるのだが、そんな狂乱も終えると真琴から生娘だった優花のために何かプレゼントを考えてと諭され旅行を計画する。

八月に入り受験勉強の合間を見て和弥は三人の妻を連れて山奥の別荘へ向かうと、優花だけでなく真琴や小夜子にもプラチナリングを渡し改めて求愛する。そして別荘の温泉で全身を洗ってもらいながら滾った剛直を三人の乳房で挟まれて射精すると一番に立候補した優花を正常位で抱き、次は真琴に騎乗位でのし掛かられ不服そうな二人には裏穴を指で弄って倒錯した喜びを感じる。最後に小夜子とは背面騎乗位で交わり、他の二人に密着されながら同時絶頂に達し、これからも幸せな日々が続くようにと願うのであった。そして…。


【レビュー】

美少女文庫でもヒット作品を刊行している上原稜(美少女文庫では上原りょう名義)氏によるフランス書院文庫での新刊は、2014年6月の『癒しづくし 母とふたりの姉』以来ちょうど3年ぶりである。ハーレム作風を得意としているだけに本作もストレートな誘惑作品であるのだが、その前提として国策による「資産に応じた一夫多妻制の奨励」があり、資産家の次男坊である主人公が父親と兄の急逝により突如三人の妻を娶ることとなる。表紙イラストが人気漫画家の八月薫氏によるものであることから、美少女文庫っぽく挿し絵を入れても良かったのかなとは思うのだが、そこは黒本として一線を引いておきたいということであろう。

三人の妻はなった順に兄嫁の【真琴】(27歳)、義母の【小夜子】(39歳、父親の第二夫人)、許嫁の【優花】(18歳)であり初めの二章で相次いで主人公の妻となる過程が描かれている。優花は年上の二人が妻となったのを知って実家を飛び出して主人公の元を訪ね、破瓜に至るまでのプロセスに触れられているので事実上の第一夫人的な扱いだと思われる。しかし主人公が優柔不断なために結論を出さないことから、第三章以降は三人入り乱れての誘惑合戦となっていく。個人的にはありきたりでも各人を妻にしていくまでのプロセスを見たかったので、三人の年代は違えど基本的にヒロインから動いていく展開は若干評価を下げざるを得ない部分である。

上原稜作品はどちらかと言えば主人公が動くよりもヒロインの方が積極的とも言えるし、一章毎に何かしらのエピソードを交えつつも三人の方から誘惑を仕掛けていく流れなので、せめて一章だけ(あるいは一人だけ)でも違う流れならば違った印象になったのかもしれない。貞淑なはずの義母、肉食的なお姉さん的な兄嫁、生娘だった許嫁とバリエーション豊富なのだが、情交場面ではさほどの違いが見られないので、積極的に迫られ過ぎてやや食傷気味でもある。ヒロインに迫られて労せずにハーレムゲットな展開がお好きな方にはオススメだが、個人的な好みとはずれていたのが残念である。

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小日向諒「てほどき初体験 女教師未亡人と隣りの未亡人」

小日向諒「てほどき初体験 女教師未亡人と隣りの未亡人」
(フランス書院文庫、2017年6月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

中学時代の恩師である春奈と付き合い始めた悠斗だったが、いよいよ初体験…という折りに失敗してしまい意気消沈して帰宅する。偶々両親が不在で隣人の未亡人である瑠美に面倒を見てもらうこととなるが、これまでも恋愛のアドバイスを受けてきただけに失敗したことが露呈してしまい、しかしながらそんな瑠美から自分が教えてあげると告げられ…。


【登場人物】

小林悠斗
斎美市立高校の3年生。両親と三人で暮らしているが、父親も母親も不在がちで隣人の瑠美のお世話になることも多い。中学時代の恩師である春奈とバイト先で再会し、未亡人となった彼女を慰めてあげている内に恋人として付き合うようになった。同世代はおろか大人を凌ぐほどの巨根だが女性経験がなく、しかも初体験に失敗してしまう。

八重樫瑠美
38歳。小林家の隣りに一人で暮らしており、複数の料理店を経営している。ヒールを履くと170㎝を超えるほど背が高く、母性を感じさせるIカップの熟れた肢体の持ち主。度々悠斗の面倒を見てあげているが、家事全般はあまり得意ではない。10年前に夫を亡くしており、悠斗が春奈と付き合うようになったのを知って応援してあげたいと思っていたものの、悠斗が初体験に失敗したと聞いて自らの身体を使ってレッスンしてあげると提案する。

久城春奈
28歳。中学教師で悠斗は教え子の一人である。夫を亡くしたばかりで傷心していたところ、偶々常連として通っていた店で悠斗がアルバイトをしていたのがきっかけで再会し恋人関係になる。しかし教職という立場もあって、表に出来ない関係だと気遣い悠斗に余計なプレッシャーを掛けていたのが原因で初体験に失敗し傷付けてしまう。小柄ながらもFカップとスタイルは良い。


【展開】

春奈の部屋で入浴中の彼女を待つ悠斗は自分がリードしなくてはとガチガチに緊張していたが、いざ彼女を目の前にするとヤりたいという気持ちが先走ってしまい、いよいよ…というところで貧血を起こして倒れ病院で診察を受ける羽目になる。

春奈と気まずい雰囲気のまま別れて帰宅した悠斗を待ち受けていたのが瑠美で自ら経営する中華料理店の炒め物などを用意するが、少年の態度を見ておおよその察しはついたらしく絶対笑ったりなんてしないからと約束しながらも、話を聞くとテーブルを叩きながら大爆笑してしまう。より一層ションボリとした姿を見せながらも、少年の股間は現金なことに密着した瑠美の薫りに刺激されたのか大きく膨らませているのを見付けてしまう。
すかさずリビングのソファーに悠斗を押し倒し顔面騎乗さながらに跨がるとシームに透けたパンティ越しの秘所を見せたり、Iカップの爆乳を露わにして乳房や頂点の尖りを触らせたりすると、今度は着衣のままのクンニリングスと発展していく。エスカレートしていくレッスンに今日はまだ未放出の悠斗も流石に我慢できなくなり、瑠美がペニスを露わにしてあげるその偉容ぶりを誉めるしかなく、避妊具を付けさせて正常位で筆下ろしをしてあげることに。腕立てをするように不自然な格好をしているのにも限界があり悠斗が瑠美に抱き付きながらキスを仕掛けると、丁度いい具合に嵌まったようで次第にピストンを早めながら避妊具の中に夥しい精液を吐き出してしまう。瑠美は少年の剛直からゴムを取り外すとザーメンの多さに感心しながら逆さにして白濁を口内へ流し込み飲み下すと、満足しきるまで教えてあげると淫蕩な笑みを浮かべるのであった。

瑠美のレッスンを受けながらも少しずつ春奈との仲を修復し始めた悠斗は、ある夏の日に斎美市から離れた街でアミューズメント施設でのデートを楽しむとその帰りにラブホテルへと誘う。ここは瑠美とも来たことがあるホテルだと感慨に耽っていると春奈から何だか変わったみたいと指摘されどぎまぎしながらも、今度こそはとキスの段階からリードして乳房や秘所への愛撫、更には手マンで潮を吹かせるほどの快楽を刻んでいく。そしていざ合体となった時に春奈から男の子が悦ぶことをしたいからとあの日以来ピルの継続飲用を打ち明けられ、好きなだけ生中出しして良いということでこれまで避妊具越しに感じていた膣の中の嵌め具合を堪能することに。亡き夫に替わって快感を上書きしているのだと思うとついサディスティックな言葉も吐き出すが、一度目の中出しを終えると春奈が四つん這いになりセックスを求められては二度目に突入するのは必然と言えるかもしれず、休憩時間を二回延長して女教師の身体を堪能してしまう。

秋を迎えて瑠美はすっかり性戯が上達した悠斗から離れたくないと性的な関係を続けていたが、その気持ちは悠斗も同じようで両親がいない日に瑠美とドライブデートへ出掛けると、紅葉の景色が一望できる特別な部屋に泊まることに。春奈と比べて口唇奉仕が上手だと悠斗に誉められた瑠美は改めて自分が単なるセックスレッスンの相手に過ぎないのだと実感し、ならばせめて「ママ」と呼んでと頼むと、悠斗も実母より「ママ」らしいよと返し暫しの相姦ごっこを始める。剛直に穿たれてアクメを迎えた瑠美は駅弁スタイルで景色が見渡せる窓ガラスまで繋がったまま連れて来られ、まるで怒り狂ったかのように見せ付けてやろうよと繰り返す少年の意図にやっと気付く。二回りも歳の違うカップルなだけにオープンに出来ない関係に苛立っているのだと知って悠斗に謝ると、ますます激しくなる突き上げにお漏らしするほどの快感を得るのであった。

冬を迎えたある晩にラブホテルに春奈とやって来た悠斗だったが、瑠美とのいやらしいSNSでのやり取りを見られてしまい鉄拳制裁を受けてしまう。春奈も殴って出ていったまでは良かったが別れを切り出せる訳もなく、次第に心身に支障をきたすようになってきたある晩、瑠美の訪問を受けて彼女が経営するレストランで話をすることに。瑠美の素性を知らない春奈は彼女が悠斗とやり取りをしていた熟女だと気付くが、着ているものから立ち居振舞い、何もかもが自分の方が劣っていると思い別れるよう迫られるかと覚悟する。しかし実際は悠斗のためにもう一度やり直して欲しいと懇願され、春奈は何故そんなに自分たちのためにしてくれるのかと問うと、瑠美は同じ未亡人なだけに他人事とは思えず隣家の少年の喜ぶ顔が見たかったからと告げる。ならば自分と一緒に悠斗に愛されて欲しいと春奈が返し、こうして三人での淫らな関係が始まるのである。翌春進学を機に自宅を出た悠斗は春奈や瑠美が揃っての情交を始めようとするが、いつも決まって女同士が仲良く絡み合うことに嫉妬しながらも、自分を求める未亡人たちを大事にしようと固く誓うのであった。


【レビュー】

2011年に『姪姉妹【寵愛】』でデビューなさって以来本作で10作品目を数えることとなったのだが、情交場面では着衣(特にストッキング着用の美脚)に拘りを持ち、描写自体の回数は他の作者に比べて少ないものの濃密さでカバーしている。基本的にハーレムな終わり方だが、ヒロインたちの惚れた弱みというかいがみ合うことなく併存を選択するのも小日向作品の特徴であり、本作では二人の未亡人が高校に通う少年を好きになりタフな主人公に翻弄されていくこととなる。

主人公【悠斗】はバイト先の飲食店で中学時代の恩師である【春奈】(28歳)と再会したものの、かつてとは違い何処か憂いのある表情を浮かべがちで、実は若くして既に未亡人になっていたことを知る。これまで抱いていた気持ちが昇華して恋愛関係へと発展していくが、そんな彼にアドバイスをしていたのが隣人で未亡人の【瑠美】(38歳)である。教師という立場から常に受け身な春奈を主人公が終始リードし遂にベッドイン…となったところで失敗してしまうが、意気消沈している少年に対して瑠美が自らがレクチャーしてあげると告げ、瞬く間に上達していく主人公に溺れてしまうまでが前半である。

ここまで情交場面は瑠美とのたったの一度であり元々その描写の密度の高さを重視していたとはいえ、これはある意味で賭けに出たのかもしれないと思われる。しかも第三章の春奈との初めてまで進行しても既に全体の三分の二まで到達していて、「起承」に大きく偏った構成であるのは否めないが、そのシンプルさ故に情交場面の濃密さを際立たせているのは言うまでもない。

後半に入り瑠美と二股を掛けていたのが春奈にバレてしまい、そこから瑠美がどう行動するのかが終盤に向けての山場であり、主人公だけでなく未亡人としては後輩に当たる春奈までまとめて愛情で包み込もうとする。小日向作品でほぼ毎回登場する思慮深く面倒見の良いヒロインがまさに瑠美そのものであり、主人公がいかに春奈を好きなのか、年上である春奈はどう応えてあげれば良いかを優しく諭し望むべき結末に導いていくのである。情交場面の節々でSっ気の強い主人公とは言え、終わってみれば瑠美の掌で転がされているのに過ぎず、三人で暮らすちょっと先の未来の場面はやはりらしい終わり方だと思う。

※他作品とのリンクが小日向諒作品のお楽しみ要素であるが、本作の舞台はこれまでと同じ斎美市。ヒロイン瑠美が38歳、春奈が28歳で同い年のヒロインが他の作品にも登場すること、主人公は市立高校の三年生でありやはり同級の少年少女がいるので面識があるかもしれませんね。


作者による自著解説

DSKさんのブログにて公開されている本作の紹介記事です。
2017/6/26 発売てほどき初体験-女教師未亡人と隣りの未亡人著:小日向諒、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ Kindle版はコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「初めてだからって、恥ずかしがらなくていいのよ」悠斗の耳元で優しくささやく隣家の未亡人・瑠美。おっぱいの触り方、女陰の味わい方、荒腰の使い方……濃厚レッスンを経て未亡人女教師・春奈との性交に挑む悠斗。祝福してあげるべき立場の瑠美の心...
てほどき初体験-女教師未亡人と隣りの未亡人(著:小日向諒、フランス書院文庫)



tag : 高校生主人公 童貞

小日向諒「喪服の未亡人兄嫁【三十二歳】」

小日向諒「喪服の未亡人兄嫁【三十二歳】」
(フランス書院文庫、2014年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2017年6月25日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)

喪服の未亡人兄嫁【三十二歳】
小日向 諒
フランス書院
2014-12-26




【あらすじ】

兄の一周忌法要を終えた晩に智也は同居する兄嫁の千紗のしどけない喪服姿に欲情し、酔いの勢いに任せて力ずく同然に関係を結んでしまう。翌朝何事も無かったかのように振る舞う千紗を見て、智也は謝罪するとともに長年の想いを告白するが、彼女は自分に性欲を抱いているだけで発散させれば解消するだろうからとセックスだけを受け入れると告げるのだが…。


【登場人物】

原田智也
19歳。地元の大学に通う1年生で成績優秀で顔立ちの良い青年。幼い頃に母親を亡くし、智也の兄が千紗と結婚した後で父親を失って以来兄夫婦に引き取られ、現在まで同居している。中学を卒業した春休みに玲奈と初体験を済ませて以来、人並み以上の逸物を駆使し豊富な性体験を積んでいる。

原田千紗
32歳。7年前に智也の兄と結婚したが、夫は昨年に脳梗塞で死別した。実家は料亭を営む名家で、千紗も和風美人でおしとやかな性格で料理教室を開いている。智也が地元の大学に進学したのは自分のせいだと思い込み告白を受け入れられずにいる一方で、夫同様に性豪な義弟に抱かれる事を望んでいる。

小河原玲奈
25歳。千紗の実妹で姉と対照的にセミロングヘアで可愛らしい顔立ちとモデルのようなスラッとした美脚の女性。喜怒哀楽が激しく、実父から一時期勘当されたのを智也の兄の尽力で解決してくれた事が有り、恩に報おうと智也と千紗との間に入る。智也には庇護欲と共に処女を捧げる位愛情を抱いている。


【展開】

兄の一周忌法要を終えた後に智也は小河原家の縁者たちに飲まされ、同じく泥酔した千紗と共に玲奈に車でマンションまで送ってもらうと、寝室までおんぶして運ばざるを得なくなり何とか性欲の高ぶりを抑えようとしていた。眠りにつく前に一風呂浴びようと階下へ降りたところ千紗が喪服を着たまま廊下でうずくまっているのを見付けて介抱するが、酔っているのか兄嫁は抱っこして運んでと求めてきて寝室に向かったものの、ベッドの側まで来たところで押し倒す形となり衝動的にキスをしてしまう。喪服をはだけさせて巨乳を愛撫した後に秘所に指を忍ばせると異常なほどに濡らしているのが分かり、智也は剛直を剥き出しにすると躊躇なく兄嫁を貫き、サディスティックな言葉を吐きながら膣奥へ何度も子胤を注ぎ込むのであった。

翌日昼近くになって目覚めた智也は朝まで繰り返した凌辱を思い出し暗澹たる気持ちを抱きながらも、謝罪しなくてはと階下に降りて千紗に謝罪しようと決意するが、当の本人は酔っていてよく覚えていないらしく謝るきっかけを失ってしまう。ところが千紗がふと智也の着ていた服を洗濯に出してと口にしたことで昨夜の狼藉を隠そうとしているのに気付き、智也はここぞとばかりに長年抱いてきた愛情を告げたものの、千紗は全く聞く耳を持たずに性欲が溜まっているだけだからと自ら股間に手を差し伸べる始末である。ペニスを露わにさせられ手扱きで射精させられると、智也もお返しとばかりに千紗を押し倒し秘所を濡らしているなんてと辱しめを与えながらも、組み敷いてストッキングのシームを引き裂き正常位で中出しすると休むことなく二回戦に突入し分かってくれるまで抱くつもりだとセックスを繰り返す。

朝から晩まで千紗を抱きその度に兄嫁から同じ拒絶を返されていた智也は次第に彼女が何か隠しているのではと訝り、兄に懺悔を求めるように街を見下ろせる場所に立つ墓地にやって来ると、玲奈が洋装の喪服を身に纏い先に墓参しているのを見付ける。彼女の車に乗せてもらい学生だった時に亡き兄の尽力もあって実家の勘当を解かれたのだと経緯を聞かされて納得したが、逆に智也自身が一人で来たことを突っ込まれ、カマを掛けられて千紗との性的な関係を白状させられる羽目になる。三年前に筆下ろしをしてくれた時に交わした約束を果たしたら千紗の秘密を教えてあげると玲奈に言われ、智也は初めて性体験をしたラブホテルの部屋にやって来るが、いざ身体に触れると敏感な反応を見せたことに他の男に開発されたのだと嫉妬してシーム越しに秘所を愛撫して潮吹き絶頂へ導いてしまう。実は智也に処女を捧げてから一切男に抱かれていなかっただけに、玲奈に取っては成長した智也の巨根はかなりキツく、やっと秘穴の緊張が解けた時には智也の方が我慢できず暴発してしまう。消沈する義弟を見て玲奈は自分にできることがあればと慰め、互いに呼び捨てにしながら恋人同士のように二度目の交合で絶頂へ上りつめていく。

その頃千紗は毎日与えられる快感に身を委ねつつも、精神的には智也に愛される資格などないと責め続けていた。というのは夫を亡くし心を病んでいた時に玲奈や智也に迷惑を掛けた挙げ句、智也と離れたくないがばかりに遠方に第一志望の受験に落ちてくれればと願い、その結果として智也の進路選択に大きな影響を与えたからだと思い込んでいたからである。料理教室を終えて千紗が帰宅すると玲奈が待ち受けており、智也がこのままセックス漬けの自堕落な生活を送るなら私が引き取ると言われ、しかも童貞処女を捧げた関係だと知らされて目の前で立ち素股のように智也を射精に導くところを見せ付けられる。せめて智也が出ていく前に真実を告げようとした時、彼の口から自分が選んだ進路だからと聞かされると、千紗は抑えていた感情を露わにしてリビングに横たわり智也を受け入れる。それを見届けた玲奈は祝福しなくてはいけないのに涙が止まらず、姉からは今度は私が助けてあげる番だからと、智也からは恋人になって欲しいと告げられると姉と二人妻として胤付け性交を求めるのであった。


【レビュー】

題名の通りメインヒロインが主人公の兄嫁である千紗(32歳)であり、対抗するヒロインが彼女の実の妹(主人公に取っては義理の姉)の玲奈(25歳)である。小日向諒作品では情交場面でヒロインの服や下着を全て脱がせるという描写は探してみないと分からないくらい頻度が少なく、本作でもグラマラスな千紗や美脚な玲奈に対して用いられていて興味深い。章立てが四章+終章という組み合わせで、第一章と第二章は千紗、第三章は玲奈、第四章は大団円という流れだが、姉妹で主人公を取り合いとはならずに穏やかなまとめ方である。

本作では前年に亡くなった主人公の兄の存在がクローズアップされており、主人公からすれば全能の兄で千紗には最愛の人であるのだが、玲奈に取っては学生時代に勘当状態にあったのを修復してくれた大恩人である。この恩に報いようと玲奈は主人公の筆下ろしをしながらも良き義姉でいようとその後は距離を保ち、姉との不適切な関係を知っても現実的な解決法を導き出そうと一芝居打って出るだけの健気さがあって、最後にこういうヒロインが報われる終わり方にはほっとするもの。千紗は妹とは別の意味で良き義姉であろうとして結局妹や主人公に助けられるのだが、無理しなくて良いんだよ、甘えて良いんだよというところが今の時代のハーレムに必要な要素なのかもしれない。一昔なら姉妹がいがみ合って別離を選んだり、それ以上に悲惨な結末が訪れるのが官能小説でいうところの「背徳」の決着の付け方であったのだから…。


DSKさんのブログで取り上げられている本作の紹介記事です。
2014/2/26 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。喪服の襟もとから覗くうなじ、色香を放つ白いふともも。僕を妖しく惑わせつづける千紗は美しすぎる兄嫁。兄の一周忌の夜、酔いのまわった千紗を抱きしめた時に垣間見えた女の貌が、封印していた智也の牡欲を甦らせた!もっと義姉さんを味わいたい、あの身体を貪りたい!許されないと知りつつ二人は獣に――最高の禁愛生活!★★★★★ 背徳のジレンマに憂い揺...
喪服の未亡人兄嫁-三十二歳(著:小日向諒、フランス書院文庫)


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tag : 大学生主人公 姉妹丼 未亡人

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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