FC2ブログ

芳川葵「ママ 美母へのお願い」

芳川葵「ママ 美母へのお願い」(フランス書院文庫、2005年9月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

両親の離婚を間近に控えた洋明は母子水入らずの温泉旅行で沙枝子に筆下ろしをしてもらう。次第に禁断の関係に嵌まっていく2人だが…。

【登場人物】

高井洋明
15歳の中学3年生。沙枝子の息子。2年前に性に目覚めてからは沙枝子に女を感じ、入浴姿を覗いている。

高井沙枝子
32歳。高校2年生の時に社会人になりたての夫と結婚したが、現在離婚協議中。洋明の子育てにひと区切り付いてから勉強し弁護士になった。肩先まで伸ばした髪型で知性漂う美女。Gカップ。

彩香
20代前半?沙枝子とは姪、洋明に取っては従姉に当たる。女子大生で教育実習を受けていたが、丁度離婚協議の為実家に預かって貰っていた洋明と再会する。栗色のストレートヘアに均整の取れた体つきの美女。

【レビュー】

本作は作者の芳川葵さんが「第3回フランス書院文庫官能大賞」の特別賞を受賞したデビュー作です。
主軸は離婚を控えた沙枝子が息子の洋明と2人暮らしを始めるまでの日々を、母子それぞれの視点で切り替えながら描かれています。独白調と言いますか、当事者から直に話を聞かされているような臨場感が有ります。

作中では母子相姦に彩りを添えるかのように彩香が洋明を誘惑したり、彩香に憧れる少年が似た雰囲気を持つ沙枝子に痴漢まがいの事をするなど、どこかに捻りを入れていてひと昔前の黒本の雰囲気を感じました。

沙枝子は才媛ですが夫から指摘されるように洋明に多少甘い所も有り、実家での一夜では眠っている洋明をパイズリで射精させたりと結構大胆な一面も有ります。

彩香は小悪魔的な性格の持ち主で教え子が沙枝子に悪戯したのを聞くと、洋明を連れ出してその教え子に痴漢させた後エッチしたりと突拍子もない事をします。

個人的には彩香のこのパートの描写は取って付けた感が否めず、あまり楽しめるものでは有りませんでした。洋明が嫉妬するのを楽しむなら、せめて教え子には痴漢させる位に留めた方がしっくり来たかもしれません。

【トラックバック】

愛好家Sさんのブログ官能小説★綺羅光作品テイストにおいて芳川葵さんの作品に触れています。本日よりトラックバックさせて頂きますので、宜しくお願い致します。

エントリー記事はこちら
1380『ママ 美母へのお願い』
1380『ママ 美母へのお願い』芳川葵、フランス書院/フランス書院文庫、2005/09 発売●あらすじ罪悪感を抱きながらも美しい母を性欲の対象として見てしまう少年が、両親の離婚話が進む中、母からの積極的なアプローチで思いがけず肉体関係となり、母子の絆を強め、離婚成立後の母子生活を待ちわびる事になる。
関連記事

コメント

非公開コメント

トラックバック

トラックバックについて、よく分かっていなかったのですが、FC2のマニュアルでトラックバックの説明にある「絵文録ことのは」を参照してみると、トラックバックは、一方がしたら、それで相互リンクが成立するので、返しは不要なのだそうですね。返すのがマナーなのかと思い、こちらも同じようにトラックバックする旨書いてしまいましたが、「絵文録ことのは」の通りにしたいと思います。無知故に、混乱するような事を書いて、すみませんでした。これからもよろしくお願い致します。

Re:

>Sさん

おはようございます。
トラックバックの件でお気を遣わせてしまったようで申し訳有りませんでした。
こちら側からトラックバックさせると相互リンクとなるようですので、お手を煩わせる事は無いかと思います。
これからも宜しくお願い致します。

トラックバック補足

横から失礼致します。
DSKです。

トラックバックはキホン相互リンクですが、双方がFC2ユーザー同士の場合に、最初からトラックバックするつもりの書き方をされると本文中にトラックバック先の記事がダイジェストで入れられます(そのダイジェストを添削することもできます)。

逆にトラックバックされた側は、その文中には記されず、末尾の「トラックバック」欄に数が記されるのみですので、そこをクリックしないと、あるいは該当記事をダイレクトに見ないとトラックバック記事の存在が分かりません。本文の下にひっついている感じでしょうか。

言ってしまえば、トラックバックはする側の一方的な行為でもありますから、その分、された側の対象記事が、した側によって、より紹介されるということですね。で、された側はブログ内の「最新トラックバック」に一覧で『トラックバックされている(自分の)記事』が分かるという仕組みかと。

いらんおせっかいさせていただきました~。
ではでは~。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR