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西門京「義母・卒業旅行」

西門京「義母・卒業旅行」(フランス書院文庫、2005年9月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

高校進学を目前にした春休みに義母の美和子と2人きりで卒業旅行へ出掛けた拓海。
ぎこちない様子の拓海との距離を縮めようと胸乳を触らせた事から、母子は後戻り出来なくなる。

【登場人物】

津田拓海
15歳。中学を卒業したばかり。卒業旅行で一家で北海道に行く予定だったが、仕事で父親だけキャンセルし美和子と二人になった。彼女を女性として意識し出している。童貞。

津田美和子
30歳。5年前に拓海の父と結婚した。肩まである軽くウェーブした薄茶色の髪に知的な印象を与える端正な顔立ち。豊かな胸乳でスタイルの良い身体。

【展開】

ホテル側の手違いでダブルの部屋に泊まる事になった2人。美和子を意識して離れて寝ようとする拓海の様子に、距離を縮めようと彼の求めに応じて胸乳を触らせてあげます。
剥き出しの胸乳を触ったり吸ったりしている内に興奮して自失した拓海ですが、翌日にプールで足が吊った美和子の為にマッサージする機会が巡って来ます。
水着越しにタッチして来る彼の愛撫に美和子はベッドで直に女陰に触れられ絶頂するも、拓海に挿入されそうになり我を取り戻し激昂します。
その晩に熱を出しうなされる拓海を見て剥き出しの胸乳を与える美和子は愛おしさが募り、翌朝拓海の求めに応じて筆下ろしをしてあげる事に。
旅行中はひたすら交わり合い家では元の母子に戻ろうとする美和子ですが、高校の入学式を控えた夜に拓海の熱意に負け目の前にある愛に身を任せようと翻意します。

【レビュー】

2005年という時期は誘惑作品が徐々にハーレム化し、単独ヒロインの相姦系が徐々に力を失って来た中でのベテランの西門京さんの17作品目です。

単独ヒロイン作品はいずれ関係を結ぶ事が明白で有りそこへどう繋げていくか、結ばれた後は如何に結論へ持っていくかのバランスが非常に難しいと思います。
本作は274ページと少ない方でいざ合体となるまでに250ページも費やされていますから、セックスの描写よりはそこに至るまでの葛藤を楽しむものと言えます。
旅行中は淫らになろうとしたり、家に戻り拓海に身を任せようと決意した後で、美和子の乱れっぷりを正直見たかったのですが仕方のない部分でも有りますね。

90年代後半の雰囲気を色濃く残した西門京さんの作品も次作「僕のママと女医 最高のレッスン」で一区切りとなり、改めて時代の流れの早さを感じさせます。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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