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但馬庸太『夜這い調教 妻の母、妻の妹を』

但馬庸太『夜這い調教 妻の母、妻の妹を』
(フランス書院文庫、2018年7月、表紙イラスト:佐藤ヒロシ)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻の紗雪の実家である篠塚家で同居を始めた透は、妻の母・綾子や妹の真奈美に性的興味を持ち、妻が不在がちなだけに綾子の弱味を握り性的な関係に及んでしまう。更に性交を覗き見した真奈美にもその毒牙は向けられ…。


【登場人物】

篠塚透
28歳?の会社員。職場の上司でもある紗雪と結婚しており、ひと月前から篠塚家で同居を始めている。嗜虐的な性向の持ち主で紗雪に対しても常にサディスティックな交わりを求める。巨根。

篠塚綾子
42歳。地元では資産家として有名な篠塚家の当主的な立場で、亡き夫の会社を切り盛りし現在は部下に任せているようである。透に男を感じてしまい、指での戯れに浸っていたのを彼に見られて犯される。亜麻色の髪にGカップの熟れた身体付き。

篠塚真奈美
18歳。現在浪人中のようで大学受験を控えゼミに通っている。綾子の娘だが姉とは血の繋がりがないとの記述があるので、紗雪は義理の姉のようである。紗雪が透を連れて同居生活を始め、彼の優しさに惹かれていくが、母との性交を覗き見し糾弾しようとして犯されてしまう。処女。

篠塚紗雪
20代後半?職場の部下である透と恋愛結婚して婿に取っており、綾子や真奈美とともに同居生活を始めたばかりである。立場上出張が多く不在がちで、普段は透に甘え性交では屈服させられてばかりだが、仕事では手厳しい様子。


【展開】

同居生活を始めて1ヵ月綾子や真奈美の行動を覗き見していた透だったが、ある晩綾子にマッサージを施すとすっかり発情しきっており、しかも寝室からオナニーをしている声まで聞こえて来る。姦るのなら今夜だと決意し真奈美には睡眠薬を飲ませ、紗雪を抱いて絶頂疲れで眠らせると、すっかり寝入っている綾子の部屋を訪れる。乳房や秘所へのタッチで淫夢を見ていた綾子は、それが婿による辱しめだと気付き目覚めたものの結束バンドで手を縛られ、問答無用とばかりに透の巨根に貫かれて中出しされる。

アクメした美貌や白濁にまみれた割れ目をスマホで撮られ弱味を握られたと綾子は観念するが、「犯す」と言う割には口唇奉仕ばかりで抱かれることを心の何処かで期待している自分に恥じらいを覚える。お預けを食らわせて綾子からおねだりさせようと透が仕組んでいたもので、多忙な紗雪はまたも出張中で真奈美もゼミの合宿で二人きりとなったある日の晩、イラマチオだけで済まされた綾子はオナニーだけで我慢出来なくなる。求められた透はほくそ笑みながら後背位で貫き、何度もメス逝きさせると騎乗位にさせ服従宣言をさせて中出しする。

翌朝透は綾子を浴室に連れていくと紗雪はここでも悦ぶのだとアナルセックスを所望し、更に昼間にはリビングでも二度目の後ろでの交わりも済ませたが、泊まりのはずの真奈美が昨晩から帰って来ていて一連の性交を覗き見していたのを把握していた。案の定真奈美から不倫なんて止めてと問い詰められたものの、透はそんな真奈美の言動の裏で覗き見しながらオナニーをしていたを知っていただけに、じわじわと言葉責めにあわせながらシックスナインでの絶頂勝負を挑ませる。やはりウブな真奈美の方が先に達してしまい、一応は純潔を守るとは言いながらも透が目標にしたのはすぼまりで、そのうち前も欲しくなるからと自信満々に告げ肛門性交へ及んでしまう。

真奈美に攻略対象を移した透は下校して来た彼女に毎日のように口唇奉仕を要求するが、ある日綾子が帰宅していて覗き見をしているのを分かっていた上で行為を済ませると、電マを使って真奈美の秘所に当てて焦らし続ける。そして真奈美の口からしたいと言わせるとわざと綾子に見えるように正常位で犯して中出しし、二回戦に突入しても動けずにいた綾子を呼び寄せると、さすがに綾子も実の娘相手に嫉妬なんてと恥じらいつつ本音を打ち明ける。綾子にすがり付かれ真奈美を抱きながらも、透はレズキスを続ける母娘に興奮し同時絶頂を迎える。

数日後会社から帰宅した透は綾子がタイトミニのスーツ姿で、真奈美は制服姿で出迎えてくれたことに少しばかり驚きつつも、奉仕させてと言われて王様気分になり母娘の口唇奉仕で白濁を綾子に浴びせる。全裸になり真奈美から口移しでステーキを食べさせてもらい、テーブルの下では綾子におしゃぶりさせて満足したところで精を放つと、お預けですっかり発情しきった真奈美を後背位にして貫く。次は綾子が折角スーツを着ているのだからと透はロールプレイを思い付き、女社長とダメ社員という構図で綾子に顔面騎乗させたが、当の本人はすっかりサドに目覚めた様子である。クンニ絶頂の後に戸惑う透を騎乗位で犯し、ママと呼びながらイきなさいとプレイに浸り中出しされるのであった。

そして迎えた篠塚の三回忌の夜久し振りに透に抱かれた紗雪は性戲の上達振りを訝るが、透から他の女と浮気していたからだとことも無げに言われたものの、十数回と連続絶頂を味わっていただけに言われた意味を理解できずに眠ってしまう。透は仏間に向かい和洋の喪服に身を包んだ綾子と真奈美を重ね餅状態にし、上になった真奈美が犯されるのを物欲しそうにする綾子に羞恥の言葉を吐かせると、フィニッシュは密着した肉裂に淫棒を挿し入れる。そして射精が終わると次は綾子…と乱れた夜は終わることを知らない。

父の三回忌の晩から淫夢を見るようになった紗雪。誰かが秘所と胸の尖りを愛撫してくれて絶頂を迎えて気だるいまま起きるのだが、十日ほど経ったその晩は紗雪の手足を拘束され、母と妹が全裸で見守っていたのである。夫から浮気を受け入れろと迫られ離婚を口にするが、自由の効かない身体で綾子と真奈美によって連続絶頂させられ、十数回目にしてやっと紗雪が受け入れる。篠塚家の女たち全てを手に入れ満足した透は、彼女たちから迫られ自慢の精力を駆使して愛するのであった。


【レビュー】

2009年デビューで16作品目となる但馬庸太氏の約1年振りの新作だが、これまで一部の作品を除いては母子相姦を主題としていただけに、本作での「妻の母、妻の妹」というシチュエーションは意外にも初めてとなる。(過去に『絶対服従』という作品があり「彼女の母、彼女の姉」も対象だったが、主人公の義母がいる時点で違うテイストと捉えているのでご了承いただきたい)しかし「妻の母」【綾子】(42歳)と「妻の妹」【真奈美】(19歳)に対し、「疑似母子(または兄妹)」を意識させる主人公の言動が見られるので基本的なテイストは変わりが無いと言えるだろう。

余計な説明は無用とばかりに第1章から綾子に夜這いを掛けモノにする主人公であるが、その傲岸不遜ぶりはまさに凌辱者らしく、意図したものであろうか彼自身の心情描写はほとんど無いために「この自信は何処から来るのであろうか」という疑問が付いて回る。元営業マンである故に綾子に対してその後は本番なしでお預けを食らわせ、彼女からしたいと言わせようとする駆け引きに長けていて面白いと思う。

そんな二人の密交を覗き見た真奈美は正義感に駆られて主人公を糾弾しようとするが、生娘を翻弄するのはいとも容易くそれでも初めては後ろの穴というところが変則的である。元々義兄である主人公に好意を持っていただけに、惚れた弱みというのか綾子以上に犯される快感に浸っていく。この母娘をモノにしたいという主人公の本音は分かりかねるのだが、妻の【紗雪】(職場では上司に当たる)に対してもサディスティックな面が見られるので、そういう性格なのだと割り切って読むのが良さそうである。

母娘の対面儀式を経て次は紗雪に認めさせる過程で呆気ないほどに幕切れを迎えるのだが、個人的に気に入った場面は真奈美との3Pで綾子に対し、ロールプレイで彼女にエスの役目を与えさせるところである。女社長(実際に綾子は社長に近い立場である)と部下という役割で、主人公が逆凌辱に近いこのプレイで嬉々として受け入れるのだが、いっそのこと終盤までその関係性を続けさせても良かったのかもしれない。紗雪や真奈美には強気だが、綾子に対しては服従というサドとマゾの両面性を持たせてみれば、また違った味わいになったのだと思う。






久し振りの新作ということか、本作では但馬作品の得意な近親ものは控え、流行りになっている「妻の母と妻の妹(そして妻自身)」ものに挑んでいます。そろそろこの路線も飽和状態な気もしますが、逆に主題が同じで作家によってどう味付けを施すのかという点から見れば、読み比べてみるのも面白いかもしれません。

とは言え作者に取ってはこの路線変更が思ったよりも難儀だったのかなと管理人が感じたのは、視点がほとんどヒロイン目線であり主人公・透から見ての描写が少ないのもあって、展開がややぎこちなく見えました。透が綾子から「ママと呼びなさい」と犯される場面と、真奈美には「お兄ちゃんと呼べ」と犯す場面との対比から、あまり肉親との情に恵まれていないのかなと推察できます。序盤で妻の紗雪と妹の真奈美とは血の繋がりが無いと書いておきながらも、その後全く触れられていないようでしたし、この設定をもう少し使っても良かったのかなとも思います。
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tag : 凌辱作品 社会人主人公 母娘丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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