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日向弓弦『住み込み先の美母娘 三人であいして』

日向弓弦『住み込み先の美母娘 三人であいして』
(フランス書院文庫、2018年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

恋人の亜季の妹である菜那が大学受験に失敗した責任を感じた圭司は、両親を亡くし悲しみに暮れる間もなく長谷部家で住み込みの家庭教師に専念するが、ある日娘たちの継母である梨絵子に欲情し手や口で精を放出させてもらう。圭司が好きなのは母や妹も同じだと知った亜季は、三人で愛してもらおうと計画を練り…。


【登場人物】

圭司
22歳の大学4年生。大学の先輩である亜季と付き合っており、両親を亡くしてからは彼女の計らいもあって長谷部家で住み込みの家庭教師のバイトをメインとしている。亜季との交際は順調でお姉さん然とした彼女に甘えるような関係である。

長谷部梨絵子
39歳。食品加工会社の社長の後妻として嫁いだが、夫を亡くしてからは跡を継いで忙しく働いている。Fカップの熟れた身体付きで気さくで優しい美女。

長谷部亜季
24歳。長谷部と前妻との長女で、大学を卒業してからは小学校教師として働いている。恋人の圭司にはお姉さんぶるところもあるが、その絶倫ぶりに溺れている節も窺える。Cカップでスレンダーな身体付きの美女。

長谷部菜那
19歳。亜季の実妹で志望大学の受験に失敗し、現在は圭司に勉強を見てもらっている。姉の恋人と知りつつも圭司に惹かれていて、願わくば処女を捧げたいと考えており、手足の長いEカップの身体付き。


【展開】

菜那が自習している間に階下に降りた圭司は帰宅した梨絵子に麦茶を出して労い、疲れているようだからとマッサージを提案すると、脚の匂いを堪能しながら屈んだ姿勢で脚に奉仕する。そこへ菜那がダイニングへやって来て圭司を探していると梨絵子に告げたが、おいそれと姿を見せる訳にもいかず、目の前にある美女の脚にまとわり付くように姿を隠してしまう。菜那が立ち去ると、その媚香に魅せられ勃起していたことを見抜かれてしまうが、日頃頑張っているからと手だけでなく口も使っての奉仕で射精する。亜季が帰宅しても姿を見せない圭司を探しながらも、菜那が浴室に向かうとちょうど圭司がやって来るところで、慌てて身を隠し入浴を始めたのを見届ける。しかし菜那は浴室に入りたい願望を押し殺しつつも、洗濯物から圭司のトランクスを持ち出すと、粘液の付いた下着の臭いを嗅ぎながらオナニーしてしまう。

その頃圭司は梨絵子の口唇奉仕の余韻に浸りながらなおも勃起したままの逸物に触れるが、そこへ亜季が服が濡れるのも構う様子もなく性交を求めてやって来るのを見て、梨絵子や菜那の気配を気にしながらも手扱きに身を委ねる。男潮を吹かされただけに性交を望むが、亜季から生はダメだと拒まれると後背位での素股で果てるも、二度の放出くらいでは収まらず部屋に誘う。男上位のシックスナインを経て避妊具を着けると、快感が鈍いのか先に亜季がイってしまうが、気を取り直し正常位のままでゴムの中に大量の精液を吐き出すのであった。

数日後菜那の家庭教師の最中に圭司はうっかり居眠りしてしまうが、菜那が興味深そうに股間に手を伸ばしペニスを露わにされては流石に目を覚まし、気まずさを隠すようにそんなに気になるなら教えてあげると申し出る。菜那は包皮を剥いて完全勃起した逸物に目を輝かせると、乳房を見せてパイズリで奉仕してあげるが、その最中に秘所がぐしょ濡れになっているのを自覚し抱いてと求める。圭司は流石に生中出しは躊躇し、破瓜を与えて絶頂に導くともうこれまでだと告げたものの、そこへ亜季が部屋にやって来る。

亜季は菜那の気持ちは痛いほど分かっているだけに浮気そのものは許すつもりだったが、一応は圭司にお灸を据えておかねばと怒りの表情を浮かべつつ、ストッキング越しの美脚でぺニスを弄って射精させる。汚れた肉茎を菜那の口唇で綺麗にさせ、騎乗位で跨がらせて射精直前にぺニスを抜いて白濁を浴びたのを見届け、亜季も馬乗りになって初めての生性交で絶頂してしまう。四つん這いに体位を変えさせて亜季や菜那に中出しした圭司だったが、かねてから梨絵子との行為を話さねばと思い自白すると、亜季はとっくに分かっていたと返し菜那と三人で愛してくれれば良いと容認される。

その頃梨絵子は一度だけ味わった圭司の逸物を思い出し寝室で秘所の疼きを癒そうとしていたが、そこに当の圭司が現れて互いに水着姿になりオナニーの見せ合いっこをすることとなり、射精する直前に水着に包んだ身体へかけてと求めてしまう。なおも勃起したままの圭司のぺニスを見て更に梨絵子は欲情するが、圭司は亜季のアドバイス通り体面を尊重し自分からセックスを迫り、ゴムを着けて立ちバックから対面座位でゴム中出しする。そして亜季や菜那から許されているからと二度目は正常位で交わり、膣奥深くに白濁をぶちまけてしまう。

1年後梨絵子と秘書になった圭司が長谷部家に帰宅すると、玄関先で待っていた亜季の前がいるにも関わらず行為を始めつつも、大学から帰ってきた菜那も加わり胸乳奉仕で射精する。そして寝室に舞台を移し母娘三人重なっての性交を始めると、亜季は早射ちながらも絶倫な恋人を頼もしく感じながら、快感に溺れていくのであった。


【レビュー】

『シングル母娘と僕ーふたりであいしてー』(フランス書院文庫官能大賞特別賞)で今年3月にデビューなさった作者だが、早くも4ヵ月の間隔を置いての2作品目が本作である。やや荒削りな印象だったデビュー作品から比べるとかなり文章も洗練されており、これほど短期間で変わるものなのかとその伸び代に感心させられる。そして官能作品では「いかにエロいか」というのめ重要だが、本作においてはそこを十二分に満たしており、また個人的な趣向に合った作風なので満点評価としたいと思う。

年上の恋人【亜季】(24歳の小学教師)と付き合っている主人公は、両親の死去をきっかけとして住み込みで彼女の実妹の【菜那】(19歳の浪人生)の家庭教師を務めることとなり、二人の継母【梨絵子】(39歳の未亡人社長)も含めて四人で暮らしていた。最近ありがちな恋人(あるいは妻)とその母とその妹というフォーマットは踏襲しつつも、恋人が最も影の薄い役割ではなく、敢えてメイン格にしてきたのが本作の大きな特徴である。恋人同士でステディな仲であるけれど、居候的な立場の主人公としてはおいそれとことに及ぶ訳にはいかず、亜季自身の性格もあって主人公と倒錯した状況の中で情交を重ねていく。

主人公が絶倫なのはお約束の範囲で亜季と恋人同士で倒錯したイチャイチャぶりや、姉の恋人に興味を持った菜那が純潔を捧げようとして亜季に見付かる場面からの3Pなど、まさに書き手の妄想を具現化したようである。お姉さん的な亜季が浴室で着衣のまま情交を求めて来たり、敏感なところを弄られての寸止めの繰り返したりと、ソフトなマゾっ気がある主人公に共感出来ればツボに嵌まるであろう。もちろん主人公もやられてばかりではなく、絶倫さを全開にして姉妹に挑む場面もあるにはあるが、胸や後ろまで弄られ射精を求められる主人公も大変かもしれない。

物語の始めで手や口だけという出番のあった梨絵子との本番は終盤であり、これまで熟女推しなレーベルだっただけに何かしらの変化を求めてのことなのかと思われる。世代交代の激しいこの時期に新人が続々と登場し、安定感を持ったラインナップに加わるのであれば大歓迎である。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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