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上条麗南「青獣の烙印 義母と姉が牝になる寝室」

上条麗南「青獣の烙印 義母と姉が牝になる寝室」(フランス書院文庫、2013年9月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。2014年8月10日レビュー再編集。

【あらすじ】

亡き実母に瓜二つの雪江が父親と再婚し、彼女と義理の母子となった遼。彼女やその連れ子の葵に劣情を抱き寝室を盗聴するが、それが葵に発覚してしまう。

【登場人物】

狩野遼
16歳。産みの母は病弱で幼くして亡くしており、父親が家庭をあまり顧みず親戚の家に預けられる事が多かったので当初は引っ込み思案な性格。童貞。

狩野雪江
38歳。遼の父の再婚相手で遼の実母の妹(叔母)で、実母に瓜二つの美女。前の夫は4年前に事業の失敗を苦に自殺したとされているが…。現在は友人と共同で雑貨店を営む。

狩野葵
17歳。雪江の連れ子で遼の義理の姉(従姉)。ミッション系の女子高に通う、整った容姿に儚げな雰囲気を持つ美少女。父の死の直前に起きた出来事を境に荒んだ性格に変貌し、遼や雪江に皮肉めいた言動を繰り返している。

【展開】

葵の寝室に盗聴器を仕掛けた遼は何時になく激しい姉のオナニーを盗み聞きしながら自らも絶頂に達するが、盗聴に気付いていた葵に部屋へ踏み込まれその現場を見られてしまい成り行きで彼女と初体験する事となる。

数日後姉弟相姦を覗き見た雪江は衝撃を受けつつも自らも夫に抱かれていないと指戯に浸っていた所を遼に見られてしまい、相姦を咎める所か逆に弱味を握られ緊縛されて犯されるが、膣出しを避ける為にと口で精を受け止める羽目に。

ある日雪江は遼に性具を仕込まれて夫や娘の前で悪戯された後、久々に夫に抱かれても満足出来ない身体に戸惑いを感じつつも遼の部屋を訪ねるが、交合の最中にカメラを持って部屋に乱入して来た葵を見て、全ては娘の企みと知り愕然とする。

雪江に浣腸させて粗相をさせたり、アナルセックスをさせたりとことん母親に罰を与えようとする葵に嫌気が差した遼は、主導権を奪おうと避妊薬を棄てたと告げて膣出しした上に雪江の目の前で後ろの処女を奪うのだった。

数日後雪江は姉の墓前で相姦の罪を犯したと懺悔するがそこに皮肉な笑みを浮かべた遼が現われて犯された後自宅に戻ると、性奴に堕ちた葵と共に暴君に奉仕したり互いにペニスバンドを付けて母娘で交わったりと爛れた一夜を明かすのだった。

【レビュー】

「最強の女流新人」との触れ込みでデビューした上条麗南(かみじょうれな)さんの処女作。緻密に組み込まれた伏線をしっかり回収したり、必要な調教要素を効率良く盛り込んだりと本当に新人なのかと疑うほど完成度は高いと思う。

葵とは盗聴が発覚して部屋に踏み込まれたのがきっかけで初体験に至るまでの流れはまさに和姦そのものだが、後に主人公自身が良いように利用されていたと理解してから主導権を奪う流れはやや性急過ぎるように思えた。

雪江に付いては葵の言いなりになっていた側面が有ったにせよ想い人で有る筈の彼女に対し何故ここまでする必要が有るのか、母親(雪江に取っては姉)の敵討ちだとしても終盤の墓前の野姦自体はやや理解に苦しむ所で有る。

個人的にはあまり凌辱作品を読まないので勉強不足なのを承知の上で申し上げるなら、延々と主人公が攻め一方で次から次へと手品のように調教を繰り出されると逆に白けてしまうというか、正直クライマックス手前でお腹一杯になってしまったと言うか。

新人らしからぬ調教描写は確かに読んでいて圧倒されるものは有るが、あらゆる要素を詰め込んだのが却って器用貧乏さを感じさせてしまうし、デビュー作品なのだからこれが自分の作風だという特徴を前面に出しても良かったかもしれない。
昨年9月にデビューした上条麗南さんも8月に新刊が出ますので、これで1年で3作品と新人としてはハイペースと言えます。近年は新人と言ってもセミプロだったり、別のペンネームで書いていた方が心機一転で参入していますからね。

上条さんの新刊は、「夜這い【母に、叔母に、姉に】」というタイトルで、既にAmazonや近刊検索サイトではあらすじが出ています。
それを見る限りでは幾分ソフトな路線かなと推測出来ますが、過去にも3作品目で勝負に打って出る方が居ましたから果たして…?
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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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