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鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」

鏡龍樹「本当は淫らな兄嫁 未亡人兄嫁、女教師兄嫁、年下の兄嫁」
(フランス書院文庫、2018年4月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

二浪中の隆也は受験勉強に専念するため、長男夫妻のいる東京の自宅に同居していたが、そんな折に長男がテロに巻き込まれて亡くなる。兄嫁の美希の悲しみを気遣い次男夫妻の自宅に移ったが、次男の嫁であるさやかは隆也が美希に恋していると即座に見抜き、意味深げに微笑み手解きまでしてくれる。そして三男の嫁の結衣も…。


【登場人物】

篠田隆也
20歳で現在二浪中。北関東に拠点をおく中堅商社の「篠田商事」の社長の四男だが唯一愛人との子であり、母を亡くしてからは篠田家に引き取られている。父や義母、美希などに大事に可愛がられたのもあり立場は悪くないが、三人の兄たちより勉強の出来が悪いのを引け目に感じており、現在は上京してさやか夫妻の部屋に下宿中。女性経験は無いが、20cmの巨根。

篠田美希
38歳。12年前に篠田家の長男・敦也と結婚し、東京支社の支社長と財務担当として夫婦で任されている。ところが海外出張中にテロに巻き込まれて急逝し、義父の勧めで一旦本家に戻ることになる。夫が亡くなるまでは隆也を預かっていたが、突然さやかの家に移っていったことで自分の気持ちに気付く。隆也のことを義弟というよりも、実の子どものように可愛がっていた。

篠田さやか
27歳。8歳年上の篠田家の次男・慎也と結婚したが、家業には興味がなく現在も高校教師を務めている。切れ長の目にエキセントリックな顔立ちと、モデルのように均整の取れたクールビューティーで、隆也からすれば面倒見のよい兄共々畏怖の対象となっている。いち早く隆也の気持ちを知り手解きをしてあげるが…。

篠田結衣
19歳の短大生。元々は篠田家と取引のある町工場のひとり娘で、メイドとしてアルバイトをしていたところ、三男の智也にプロポーズされ結婚したばかり。まだ熟し切れていない幼い身体付き。メイド時代より境遇の似た隆也に共感し、友達同然に仲が良い。夫婦の営みは智也が淡白で結衣も未通であり、実家への援助を示唆されてのものだったためにしっくりとはいっていない。


【展開】

隆也は長男夫妻との同居生活で美希への想いを募らせていたが、そんな折に兄が欧州でテロの被害に遭って亡くなったとの報を受ける。美希は一旦篠田家の実家に呼び戻され、隆也は彼女にどう接して良いか分からず次男夫妻の自宅に移るが、入浴していて美希にぺニスを扱いてもらうことを妄想しながら射精してしまう。その晩は自室でさやかに勉強を教えてもらうことになっていたが、湯上がりの兄嫁は昨夜の夫婦の営みに聞き耳を立てていたのと問い、そんな変態くんにはお仕置きだと言わんばかりにオナニーを見せなさいと強要される。恥辱を感じながらも甘美な思いもしていた隆也は、さやかの秘所をクンニした後で中出し性交の許可を受け童貞を卒業する。

一方実家にいた美希は隆也が何の相談もなくいなくなったことにショックを受けており、結衣から様子を見て来ましょうかと提案を受けて望みを託すことに。しかし結衣が次男夫妻の自宅を訪ねるとさやかの反応や隆也の部屋に漂う淫靡な匂いに気付き、隆也から自信たっぷりにめぐみと寝たと告げられると、おおよそ正常とは言えない関係に言葉も出ない。しかも結衣姉さんは子どもだからとセックスの悦びも知らないだろうと言われ、実はまだ未体験の結衣は全てを隆也に委ねるつもりで身体を許し、口唇奉仕や相互愛撫の仕方を教え込まれると正常位で合体する。破瓜の痛みはそこそこにピストンされて結衣も感じ出すが、流石に中出しだけは駄目と懇願し下腹部に熱い飛沫を浴びてしまう。

夫が亡くなって1ヵ月が経ち東京に戻ってきた美希は、支社長になった次男をサポートする業務に忙殺され酒量が増えたと実感していたが、その日帰宅すると隆也が帰宅しておりいきなり好きだと唇を奪われる。私は長男の嫁…という抵抗感もあるが実の子のように可愛がっていた隆也だけに、もう離れないと言われれば身体を許すのも自然のことで、進んで口唇奉仕を施すとクンニを受け入れ正常位で交わってしまう。休むことなく二度目の性交はバックにされ、巨根に突き上げられてアクメに達するのであった。

受験まであとひと月となったある日隆也はさやかの提案で美希や結衣を連れて二泊三日の温泉旅行に出掛けるが、美希とは一度きりでさやかや結衣とも全く逢っていなかっただけに、今夜は何とか美希を抱けないものかと思案する。宿に着いて兄嫁たちが露天風呂に向かうが、ほどなくしてさやかが戻って来て家族風呂に空きがあるからと誘われ、ゲーム感覚で楽しむさやかには敵わないと思いながらバックにして中出ししてしまう。
その晩遅く再び寝室の暗がりでさやかに誘われた隆也だったが、ほどなくして結衣も目覚めたようで美希にバレないようにエッチを始めようとするも、美希もやはり寝付けていなかったようで気付けば兄嫁三人を並べてすることに。さやかに仕組まれたようだが隆也は決して悪い気はせず、美希、さやか、結衣の順に挿入し結衣の中で果ててしまう。

温泉旅行をきっかけに美希の家には何かと理由を付けてはさやかと結衣も出入りするようになり、その甲斐もあって隆也は有名大学に合格したのだが、長兄の一周忌を迎えた晩に開かれた宴席でさやかに手を引かれ控え室に向かう。和装の美希とワンピース姿のさやかに結衣と三人揃って喪服姿という状況で、密着された隆也は亡くなった兄や宴席にいる二人の兄へ申し訳ないと思いつつも、淫らな兄嫁たちに圧倒され倒錯した状況に高ぶりを覚えながら交わりを繰り返すのであった。


【レビュー】

「三人の兄嫁(姉)」の鏡龍樹作品はこれまでにも何冊か刊行されており、本作ではテロに遭い夫を失ったばかりの長男の嫁【美希】(38歳)に想いを寄せる20歳の二浪中の青年が主人公で、官能小説ではお馴染みの四男ポジションらしく愛人との子である。これが凌辱作品だと三人の兄(と父)を喪って当主となった主人公が「しきたり」と称してやりたい放題となるのだが、本作はオーソドックスな誘惑作品であり、女性経験がないだけに手解きを務め話の主導権を握るヒロインが登場する。

情交場面での主役は次男の嫁【さやか】(27歳)でいち早く主人公の美希に対する恋心を見抜き、女王様然とした接し方で童貞を奪ってしまう。とはいっても従前の鏡作品ほど倒錯性の強いヒロインでもなく、主人公に性交を体験させることで他の二人の兄嫁に自ら動いてモノにするように指南する役割である。三男の嫁【結衣】(19歳)は立場上は義姉なれど主人公からすれば年下で、かつてはメイドとして働いていたこともあり、その関係性が良いバランスを保つことで意外な秘密を持つ結衣に対し、情交の素晴らしさを教え込む展開となっている。

そして夫を亡くし悲しみに暮れる美希はその年齢差もあり主人公を義弟というよりは実の息子同然と見ており、二人の兄嫁との経験を生かし背徳性も込めた情交描写となっている。こうして美希と相思相愛となったもののさやかと結衣が離れていくわけではなく、受験勉強の慰安旅行と称して旅館の露天風呂や部屋での全員での交わりをきっかけに、亡き長男の一周忌では宴席の隣の控え室でも絡み合う始末である。特に初めはウブだった結衣が開花し、淫らになっていくところが個人的にはお気に入りである。主人公を三人で可愛がったり、逆に貫かれて喘いだりとヒロインたちの品のあるいやらしさを描くところはやはりベテランの手腕によるところが大きいと言えるであろう。
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tag : 大学生(浪人)主人公 近親相姦(義) 童貞 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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