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美野晶「みだら和服の義母」

美野晶「みだら和服の義母」
(竹書房ラブロマン文庫、2018年4月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学からの帰りに苦手な犬に追いかけられた冬弥は、自宅に着くと汗を流してからキッチンで全裸になりビールをぐい飲みしていると、華道家で義母の美織や三人の教え子たちに立派な一物を見られ恥ずかしさのあまりに部屋に逃げ込む。人妻の千晶を始め周りの女性たちからは冬弥と美織の仲はバレバレで、浮気OKで奔放な千晶の手解きにより童貞を失い、更に梨沙や芽依までも積極的に関係を迫ってくるが…?


【登場人物】

佐々岡冬弥
20歳の大学生。幼いころに生母を亡くし中学の時に美織を義母に迎えたが、美織の見せる可愛らしさにいつしか女性として意識し始める。痩身で色白と頼りなさそうだが、一物だけは人並み外れており、梨沙曰く「アナコンダ」らしい。女性経験はない。

佐々岡美織
35歳。冬弥の父親の後妻で二年前に夫と死別したが、冬弥が社会人になるまでは実家に戻る気はないようで、彼と二人で暮らしている。結婚する前から華道家として活躍するが、感情が高ぶると性格が幼くなるらしく、千晶を始めとした教え子たちからは愛されキャラとして慕われている。Hカップで和装の似合う身体付き。

江藤千晶
38歳。美織の教え子で冬弥とも仲良くしている専業主婦。夫に寝取らせの性癖があり、浮気を大っぴらに容認されているせいか、偶然冬弥の巨根を目にしたのをきっかけに大胆に迫ってくる。Iカップと四人の中で最もバストが大きいが、ふくよか過ぎる訳でもなくメリハリの付いた身体付きとショートボブの似合う美女。

真田メアリー梨沙
22歳でコロンビア人の母を持つ褐色の肌が眩しいグラマラスな美女。市長の通訳係を担当するなど交際範囲は広く、本業のモデルもこなすなど華やかな印象を与える。付き合っている男性はいないようで、千晶の話を聞いて積極的に関係を求めるが、「アナコンダ」と連呼するように身体だけと割り切っているようである。Gカップ。

三崎芽依
19歳。市内でも著名な旧家の一人娘で、既に結婚相手は決められていて花嫁修業の一環で美織に教わっている様子。お嬢様然としているが意外にもセックスの体験はあるようで、父親からもタフな男なら別の男と付き合っても構わないと容認されている。他の三人よりは慎ましやかとは言え、Eカップと巨乳の分類に入る。


【展開】

子どものころから犬が苦手な冬弥は大学からの帰り道で大型犬に追い掛けられ振り切ったものの、すっかり汗だくになって帰宅すると、華道教室で美織がいないことを知り汗を流してキッチンで全裸のまま覚え始めたビールを味わう。しかしそこへ美織や教え子三人と出くわし、梨沙に「アナコンダ」と揶揄されて気恥ずかしさを覚え慌てて自室に逃げ込むが、ほどなくして千晶がやって来て今から部屋の片付けを手伝って欲しいと頼まれる。片付けなどただの口実に過ぎず千晶は冬弥を寝室に連れて来ると、大胆に迫りながら夫が寝取らせの性癖があって浮気は容認されているからとあっけらかんと告げる。初めての口唇奉仕で呆気なく果てたものの、冬弥は千晶に教えられた通りに合体し自慢の一物で貫き中出しするが、実は海外赴任中の千晶の旦那に実況中継されていると知り逃げ出してしまう。

一度千晶と関係を結んでしまっただけに冬弥は美織にバラすと脅されては情交に応じるしかなく、今日は千晶の自宅の和室でセックスしようとするが、隠しカメラが仕込まれていることに気付く。こうなったら開き直るまでだと冬弥はビデオカメラを抜き取り、もっと近付けて嵌め録りした方が良いでしょと告げ、長襦袢姿の千晶を四つん這いにして交わりアフターピルがあるから大丈夫だと言われて中出ししてしまう。そして千晶宅から出た時に偶然通りかがった美織に気付かず、キスを迫られ玄関先で千晶と口付けを交わすのであった。

美織に見られたとは知らない冬弥は何故義母が怒っているのか見当も付かぬまま大学に向かうが、その帰りに梨沙に待ち伏せされてドライブに付き合わされ、市の郊外にある温泉リゾートホテルに連れて来られる。梨沙は生地の少ない真っ赤なビキニを身にまとい、ひとしきりプールで恋人同士のようにはしゃぐと、部屋に繋がる個室プールに戻り胸の谷間に飲み物を注ぎおっぱいグラスで召し上がれと誘う。仕切りがあるとは言え身体を求められ冬弥は躊躇するが、バックスタイルになった梨沙に抗うことは出来ず交わり中出しすると、繋がったまま二度目はスローセックスで精を搾り取られてしまう。

千晶との逢瀬を知って美織は意識せずにはおれず華道教室の場で冬弥を弄ばないでと注意するが、そこに梨沙も加わり肉体関係にあると開き直られてしまう。冬弥は千晶からのメールで美織に知られたと気落ちするが、影で美織が地団駄を踏むほど悔しがっているのも知らず、次第に義母との仲はギクシャクし始める。そんなある週末に今度は芽依から自宅で花火大会を観ませんかと誘われて屋敷に向かうと、浴衣姿の彼女が出迎えてくれて庭のベンチで鑑賞していたが、ふと芽依の父親が現れていかにも性にタフそうだと豪快に笑われて違和感を抱き始める。しかも離れの客間での芽依と二人きりになっての会話は妖しいものとなり、今夜は旦那さまになって欲しいと求められては断ることなど出来ず、清純な芽依がエッチになっていくのを楽しむのであった。

相変わらず美織とはギクシャクしたままの冬弥だったが、千晶に温泉旅行に誘われ部屋で一戦交えてから露天風呂に入っていると、どうやら梨沙と芽依も招かれたようで冬弥も自棄気味になり二人と相次いでアナル性交に及んでしまう。その数日後千晶宅で4Pに及んでいた冬弥は、美織と上手くいかない苛立ちをぶつけるように対面座位で芽依の後ろの穴を犯していたが、千晶が突然庭に面した窓のカーテンを開けると何と美織が立っていて何も言わずに逃げ出す。千晶に促され冬弥は後を追って自宅に帰り教室に使っている和室へ向かうと、泣き崩れている美織を顔向かせて好きなんだと告白し、美織もまるで子どものように喚きながらも受け入れる。

そんな美織が可愛いとエッチでは冬弥が主導権を握り、バカップル同然にイチャイチャする毎日を過ごしていたが、ある日温泉でエッチするための予行練習と称して空き部屋にブルーシートを敷いてローションをぶちまける。そこへ千晶から貰ったスクール水着の上にシースルーの浴衣を着た美織を招き、ローションまみれになりながら背面座位で絶頂を与え、更にアナル性交で激しく喘ぐのを楽しみながら中出ししてしまう。美織一人だけだと甘い言葉を吐き出そうとしたその時、ベランダのないはずの部屋の外側から乱暴にノックする音が聞こえ、黒ずくめの衣装を来た千晶たち三人が侵入してくる。母子の性交を隠し撮りして弱味を握り皆で冬弥を共有しようとする企みのようで、カメラを奪い返そうとぬるぬるしながらも必死な美織を見て、冬弥は当分こんな生活が続くのだろうなと溜め息をつくのであった。


【レビュー】

美野晶作品の中では流行りとなっているのか、本作でも20歳の大学生主人公は見た目が頼りなく中性的とも思わせるような記述があり、子どもの握り拳くらいの先端に負けず劣らずに太い竿(いわゆる巨根)とのギャップを引き立たせようということなのかもしれない。こうした巨砲主義に乗っ取ってか、偶然にも彼の一物を目にした三人のサブヒロインたちから誘惑されそれを返り討ちにするものの、本命である義母の【美織】(35歳の華道家でHカップ)にバレてしまうのではないかと悩む描写が本作の前半を占めている。

主人公は寝取らせ趣味の夫を持つ人妻の【千晶】(39歳の専業主婦でIカップ)との初性交をきっかけとして、ラテン系のハーフモデルの【梨沙】(23歳のGカップ)、旧家の一人娘【芽依】(19歳のEカップ)と次々に関係を迫られる。千晶とは海外赴任中の夫に情交中の動画を見せ付けたり、梨沙とは温泉リゾートでイチャイチャしたり、お嬢様の芽依とはしっとりとしたエッチを体験したりと一応の工夫は凝らされている。ただシチュエーションを変えても意外なまでに官能場面としての手数は多くなく、ヒロインが全員巨乳なのもあって似たり寄ったりの印象も拭えないのだが…。

義理の母子というのもあり美織に対してはぎこちないやり取りの続く主人公だが、心はともかく一物によってメロメロにされた千晶が姦計を巡らし、二人をくっ付けようと試みるのが後半である。美織も表向きは母親だと口にするものの主人公が気になってしょうがなく、企みに嵌められて相姦に至ってしまう訳だが、感情が高ぶると子どものように拗ねてみせる点でギャップ萌えするならば破壊力満点であろう。ただ和装の似合うヒロインの割には、あまりそこを生かせていないのはちょっと残念で、終盤のコスプレ的な情交場面も個人的にはそこまで捻らなくても良かったのかな…と思うところである。


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tag : 大学生主人公 童貞 近親相姦(義) 4人以上ヒロイン

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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