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上条麗南「都合のいい身体 妻の母、妻の妹は言いなり奴隷」

上条麗南「都合のいい身体 妻の母、妻の妹は言いなり奴隷」
(フランス書院文庫、2017年10月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学教授の夫を亡くして1年ほどが経ち、ある晩涼子は長女の綾の婿となった圭介との壮絶な営みを覗き見たことを圭介に知られ、後日彼によって縛られた状態で前後の穴を犯されてしまう。亡き夫との慎ましい性交しか知らない涼子は言葉では抗うものの、次女の麻衣まで毒牙に掛かっていたと知り…。


【登場人物】

瀬川圭介
25歳。難関と言われるK大学の大学院生で何らかの研究に勤しんでいる。師である瀬川から研究成果を提供する代償として綾と結婚したが、その時に涼子と再会する。いわゆるイケメンで表面的には優しい青年を装うが、身寄りがなく施設で育ったことに強いコンプレックスを抱き、瀬川家の女たちを手中に収めんと壮絶な責めを繰り広げる。

瀬川涼子
39歳。18歳で高校を卒業すると、資産家で大学教授の瀬川と結婚して二人の娘を産んでいる。実家も資産家であり高校時代にはボランティア活動で圭介のいる施設を訪ねているが、本人は全くそのことを覚えていない。綾夫婦の寝室を覗き見したのを咎められ罰を与えられるが…。Gカップの熟れた身体付き。

瀬川綾
29歳。涼子の長女で同じ研究者である圭介を婿に迎えている。男尊女卑そのものである父親からは大して誉められたこともなく、事なかれ主義で世間知らずの涼子からも庇ってもらえなかったことに不満を抱き、圭介の甘い言葉にほだされすっかり言いなりになっている。

瀬川麻衣
高校3年生で母や姉と同じく県下での優秀校である聖セラエノ学園に通っている。ポニーテールの似合うCカップの美少女で成績も優秀だが、何事も完璧な姉の綾と比較されて劣等感を抱いており、やはり圭介の言葉に騙されてセフレ同然の扱いを受けている。


【展開】

娘の綾夫婦の営みを覗き見し圭介に咎められた涼子はある晩、その罰だとして縄打たれたまま口戯を強いられ性具を嵌められたまま発情し始めてしまう。中出し性交が終わっても圭介の怒りが収まるはずもなく、次は後ろの処女だと浣腸液を注がれ排泄しそうになるほどの恥辱を与えられた上に、アナル性交まで求められ腸内奥深くへ精液を注がれる。

翌朝涼子は娘たちのいる前で膣穴に突っ込まれた性具によって与えられる快感に耐えようとするが、圭介に悪戯されてバイブが振動を始めると体調不良を装い寝室に逃げ込む。それから三日が経ち圭介が何も仕掛けて来ないことに涼子は浴室で尻穴に指を挿れて快感を貪っていると、待っていましたとばかりに圭介の乱入を受け二度に渡る肛門性交を求められる。婿の豹変に涼子は涙を浮かべたが、始めにひどい仕打ちをしたのはあなただと圭介に告げられても何のことか全く見当が付かない。

強烈な快感による疲れもあり涼子は翌日寝室で横になっていたが、深夜になって圭介がやって来て自分に抱かれて綾は満足そうに寝ていると下衆なことを告げられる。隣室の麻衣はヘッドホンを付けて音楽を聴きながら受験勉強をしていて声など聞こえない。そこまで見越した傲岸な圭介に恐れを抱きながらも、涼子は与えられる快感と恥辱に何処かで期待をしてしまう。綾との性交で果てていなかったらしい圭介と馬乗りで繋がり膣内射精させられると、次は催淫効果のあるローションで肛穴をほじられ、正常位でアナルへ突っ込まれた後に体位を変えてバックで犯される。どうしてこんな酷いことをと涼子は圭介に問うが、自分の想いなど知らぬ癖にと同じことを返されるのみであった。

数日後涼子は麻衣の部屋のクローゼットに押し込まれ、目の前で圭介が麻衣の家庭教師をするところを目にするが、本当の目的は麻衣はとっくに圭介によって牝奴隷にされているということである。ご主人様と呼び口戯するだけでなく、浣腸まで抵抗なく受け入れセックスする娘を見て涼子は愕然とするが、麻衣が用を足している間にクローゼットから引きずり出されてしまう。お掃除フェラをしながらすっかり発情していることを圭介に指摘されるが、麻衣が戻って来ると再び押し込まれて娘のアナル性交を見ながら与えられたディルドウで後ろの穴に挿入し一緒に果てていく。

麻衣までも圭介の奴隷にされていることを知った涼子は綾に全てを打ち明けるか迷っていたが、寝室から聞こえる喘ぎ声に堪らなくなり自室でアナルオナニーを始めると、タイミングの良いことに圭介がやって来る。アイマスクを付けられての愛撫にもう一人いることに気付いた涼子は、麻衣が臆することなくプレイに加わっていたのを知って恥じらいを隠せない。それでも圭介の意のままに犯された末に、双頭性具で娘とまぐわいを強制され、圭介も加わっての二穴責めに激しく絶頂してしまう。

数日後綾のいる前でこれまで圭介にされて来た調教を披露させられて、涼子は拘束されたまま屈辱の涙を流すしかなく、麻衣とアナル性交をしている圭介が巧みに綾を洗脳していくのを見ているしかない。先に涼子をイカせたら孕ませてやると圭介に告げられた綾と麻衣は性具を着けて母親を二穴責めにするが、涼子が達したのを見るや圭介が涼子のアナルに挿入して中出ししてしまう。競い合うように母親の尻穴から出て来る圭介の子種を欲しがるのを、涼子はただ見守るしかなかったのである。


【レビュー】

2017年に2年振りの新刊を出し変わらぬ人気を誇る作者は、フランス書院文庫では珍しい女流作家の一人である。(プロフィール非公開の作家も少なくないので、実際に女流作家は何人いるのかは不明である)別名義ではホラー作品も書かれているようで、フランス書院文庫での凌辱作品の人気筋(きっかけは凌辱なれど、ハッピーエンド型のハーレム)とは違いややダークな展開と、これでもかと言わんがばかりに壮絶な調教場面が詰め込まれている。

恩師である大学教授の長女【綾】(29歳)の婿として資産家に入った大学院生の主人公(25歳)だが、ある晩夫婦のアブノーマルな営みを妻の母親である涼子(39歳)に覗き見され、その罰として辱しめを与える場面から話は始まっていく。表面的には優しい好青年であると理解していた涼子は、婿の傲岸な一面を見て本質は悪魔だったのだと知るものの抗った末に犯されてしまう。連日に渡る婿からの調教に身体は躾けられるが、弱味は握られても簡単には堕ちてはいかない。

主人公が涼子に異常なほどの拘りを見せる理由は話が進むに連れて明かされていくが、本人が語る以上のことは明かされないし内面を描いたところもほとんど無いのだから、読み手としてはイマイチ共感しずらいタイプである。またその理由を知ってもやはり納得のいくところでもないので、端的に言えば自分勝手でおおよそ知的とはほど遠いキャラクターなのだが、恵まれぬ生い立ちとその反骨心で成り立っていてある意味「哀れ」なのかもしれない。

本作ではメイン格として涼子の他に次女の【麻衣】(高校3年生)も登場するが、長女の綾同様に実は主人公によってある程度調教済みという設定で、まさにタイトル通り「都合のいい」流れである。麻衣は姉の綾にあらゆる面で劣っているとコンプレックスを抱き、綾は大学教授であった亡き父親から愛情を注がれていないという長年の不満が溜まり、お嬢様育ちの母・涼子に対しても苛立ちを抱えている。主人公は自分とは違うセレブ一家に対する劣等感からヒロインたちをそれぞれ堕とし自分のモノにするが、その原動力はやはりダークなものである。亡き恩師の家庭をメチャクチャにしたところで、果たして彼がそのくびきから解放されたのかどうか(実は虚しいだけではないか)と問われているようであった。

主人公がエスな性格で振る舞いも完璧過ぎる点やヒロインたち(特に娘姉妹)の堕ち方が「都合のいい」と断じてしまえばそれまでだが、詰め込み過ぎて官能面での淫猥さよりも圧倒感が強い印象とは言え、重い読後感を抱かせる作品と言えるだろう。






2017年に復帰されて以来2作品を出した作者ですが、3月に新刊が発売になります。

『都合のいい肉玩具 四匹の未亡人』




「あんっ……ご主人様の濃い精液をください……」
白昼のリビング、反り返る肉茎にフェラ奉仕する茜。
足の指を差し出されれば、男根をしゃぶるかのように
卑猥な音を立てて舐め、自らの秘所を指で慰める。
夫亡き後、当主となった義弟の性玩具にされた34歳。
青狼の毒牙は、未亡人の義母、叔母、女教師へ!



公式ホームページの作品紹介を見ると四人の未亡人が対象で慌ただしい印象ですが、元々官能面での濃厚さは定評があるだけに、後は似たり寄ったりにならないようどう工夫なさるのかが気になるところです。
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tag : 大学生主人公 母娘丼 凌辱作品

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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