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美原春人「したくてしたくて 義母と子連れの未亡人」

美原春人「したくてしたくて 義母と子連れの未亡人」
(フランス書院文庫、2018年2月、表紙イラスト:二見敬之)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

ある夏の晩に階下に住む子連れの未亡人・佑里恵と知り合った昭典は、雨の中傘に入れてあげたのをきっかけに、ラブホテルで初体験に及び親しい仲となる。しかし昭典と同居していた義母の未沙紀は昭典を想いオナニーをするほどで、二人の関係を知るやまるで少女のように甘えて迫り、母子で相姦に及んでしまい…。


【登場人物】

高塚昭典
19歳?の大学1年生。うどん店のひとり娘だった母親が飲食店チェーンの社長、父親が専務という状況で会社を成長させて来たが、10年前に母親が事故で5年前には父親が病気で亡くなっている。母が亡くなってから未沙紀が義母となったものの、特に揉めることもなく母子仲良くマンションの一室で暮らしている。女性経験はなく未沙紀に対して密かに女性としての欲情を抱いている。

奥藤佑里恵
27歳。4年前に高塚家が暮らすマンションの7階の部屋に新婚夫婦として引っ越して来たが、夫はひとり娘が産まれてから間もなくして亡くなっている。授乳も終わったばかりで100㎝を超えたGカップの巨乳を持て余しており、伸ばした黒髪を束ねると女子大生としても通じるくらい若々しい。

高塚未沙紀
36歳。妻が亡くなってから経営に携わった高塚をサポートし、昭典の保護者の代わりとして後妻となっている。現在は高塚から継いだ会社を成長させ続けており、多忙な日々を送る反面で家事全般は昭典に頼りきり。栗色に染めた長い髪の美女で細身な割にはHカップと出るところは出ている。昭典を可愛がる余りに恋愛感情を抱くようになり、「あき君」と呼び誘惑する気配を見せるのだが、その度に昭典から窘められている。


【展開】

高校時代の友人と遊んだ帰りの車中で夕立が降り始め、昭典は買ったばかりの大きな傘が早速役に立つと考え最寄り駅に降りると、佑里恵が遊び疲れ寝ている娘を抱えホームのベンチに座り浮かない表情なのを見掛ける。大きな傘だから2人入っても大丈夫と昭典が提案しマンションに辿り着いたものの、肩はずぶ濡れになっているのを佑里恵に見付かり、お茶をご馳走しますと部屋に招かれる。佑里恵の身の上話を聞きながらふと胸に視線を向けると、いつの間にか母乳が溢れてシャツを汚しているのを見付け、ちょうど娘が目を覚ましたタイミングもあって昭典は慌てて退散する。
昭典が自室に戻ると未沙紀も帰っていたようで、何故か自分の着古したワイシャツと下着だけという扇情的な格好で迎えられる。注意されて未沙紀は下も履いたものの相変わらず胸の谷間は丸見えで挑発するような格好のままで、昭典と夕食を食べて仕事を済ませると自室に入るなり、抑え切れぬとひとり遊びを始める。昭典が今日着ていた服のフレッシュな汗の臭いを嗅ぐと激しく高ぶり、乳房と秘所の尖りを愛撫しただけではもの足りずディルドウを持ち出すと、後ろのすぼまりへ出し入れしながら絶頂へ達してしまう。

その二日後佑里恵がお礼がしたいと昭典の運転する車でランチを食べに行き、買い物を済ませて帰る途中でゲリラ豪雨に遭い、やむを得ず道脇にあったラブホテルへと避難する。雷雨の勢いは激しく取り敢えず建物の中へ入っていくが、部屋に着くなり昭典がもう我慢出来ないと彼女に抱き付いてしまう。佑里恵は先にシャワーを浴びさせてと入浴するが、この部屋は亡き夫とも使ったことがあり何かの縁があるからきっと許してくれると昭典に抱かれることを決意する。照明を落とした暗がりで生乳を見た昭典は早くも興奮し、佑里恵がリードして騎乗位で交わるが呆気なく果ててしまい、それでも持ち前の若さで復活し更に二発中出しする。そして2人で浴室に向かうと洗いっこしている内にまたも勃起してしまい、昭典は佑里恵に言われるがままに膝枕してもらい、授乳してもらいながら手で射精させてもらうのであった。

翌日の晩帰宅した未沙紀の為に昭典は料理に腕を振るうが、何か疚しいことがあるとやり過ぎる性格なのを未沙紀に見抜かれていて、しかも昨日遅くに石鹸の匂いを漂わせて帰って来たのは何故かと問い詰められる。すっかり観念して佑里恵との経緯を告白すると、未沙紀も我慢の限界だとばかりに相姦願望を口にして抱き付いてしまう。リビングでストリップさながらに裸を披露しただけで軽いアクメを迎え、ソファーに横たわり秘所を露わにすると絶頂するほど未沙紀は興奮し、昔見たのより成長した若勃起に貫かれると最早喘ぎ声を抑えられない。もっと襲ってとすぼまりを弄られ潮を吹き、立ちバックでベランダに面した窓際で貫かれ思わずお漏らしするほどに達していく。

翌朝未沙紀の寝室で目覚めた昭典はお目覚めフェラが出来たと喜ぶ義母を少女のようだと思うが、およそ少女とは言えない淫らな身体に欲情しシックスナインをさせた後に立て続けに二度も交わってしまう。流石に亡き父親に対する罪悪感も芽生えたが、どうやら未沙紀とは全く営みがなかったようで、純粋に自分を愛してくれていることを知って嬉しく感じる。昼を迎えた頃佑里恵が肉じゃがを作り過ぎたからとお裾分けを持って来るが、未沙紀は情事の後という様子を匂わせながら姿を見せ、どうやら対抗意識丸出しである。未沙紀に浮気しないように釘を刺されたにも関わらず、昭典はその二日後に奥藤家を訪ねると娘と同伴して買い物に出掛けただけでなく、お乳が張って…と佑里恵に誘惑されてしまう。

結局佑里恵を抱いてそのまま一泊したものの、翌日朝早くから仕事のはずの未沙紀がチャイムを鳴らし奥藤家に乗り込んで来る。娘に頼まれ別室で遊んであげながら女2人で何を話し合うのか不安でいたが、未沙紀がお互いを知るためにと昭典と佑里恵を自社の新店舗のバイトに採用すると大人の対応を見せてくれた。バイトにも慣れたある日未沙紀に誘われ海沿いのホテルのレストランでディナーを楽しむが、昭典は朝から未沙紀の態度のぎこちなさが気掛かりでならず、階上の部屋のベッドルームで一戦交えた後未沙紀を縛って拘束してしまう。すかさず連絡を取っていた佑里恵も姿を見せレズプレイの如く未沙紀を乱れさせてから話を聞くと、どうやら昭典の思い過ごしだったようだが、二人の痴情に煽られた佑里恵は未沙紀の上に身体を重ね一緒にとせがまれる。二人の膣奥に精を放ったものの未沙紀は満足していないようで佑里恵を促すと、夜景の広がるホテルの窓際で並んで立ちバックになり昭典に貫かれながら喘ぐのであった。

この3Pをきっかけに佑里恵母娘は高塚家の部屋に移り4人で新生活を始めたが、八月も中旬を迎えた頃佑里恵の案内で実家近くで開かれる夏祭りへやって来る。昭典は浴衣姿になった未沙紀と佑里恵に見取れていたが、佑里恵に手を引かれて車に戻るとして欲しいと誘われ、母乳を吸い立てながらのカーセックスに興じ花火の音に紛れて絶頂の声を挙げる。ほどなくして未沙紀が佑里恵の娘が眠ってしまったからと車に戻り、バトンタッチとばかりに昭典を外へ連れ出すと、海岸沿いの倉庫の裏手で青姦に及んでしまう。
これで終わりか…と昭典が思っていると何と佑里恵が実家に娘を預け、未沙紀とともに予約していたラブホテルへ車を走らせるよう告げられ、浴室でソーププレイに興じた後未沙紀から後ろの穴の交わりを所望されアナル初体験に及ぶ。一休みして佑里恵が望んだ行為は緊縛しての性交で、ロープでくびり出された100㎝級のバストから母乳が噴き出すのを見て激しく興奮し中出しする。そして一息付こうと昭典は二人に夜店で買ったおもちゃの指輪を差し出し、二人とも幸せにするからと約束するが、未亡人たちはもっとしたくてと迫って来て嬉しい悲鳴を挙げる。


【レビュー】

昨年2月のデビューより早くも4作品目となる作者による新作も主人公ラヴを惜しみ無く出し、早々と高ぶっては絶叫してしまう二人のヒロインによる甘々成分満載の誘惑官能小説である。登場するのは主人公の義母【未沙紀】(36歳)と、同じマンションの階下にひとり娘と二人で暮らす未亡人の【佑里恵】(27歳)で、大学生の主人公と接していくなかで題名の通り「したくてしたくて」堪らないと誘惑合戦を繰り広げていく。

勤め先の社長と専務(主人公の母と父)に感謝し妻を亡くした主人公の父に請われて結婚するも、その夫も失って主人公と暮らしていた未沙紀だが、その接し方は義母としてよりはちょっと歳の離れたお姉さんという趣である。ことある度に主人公に襲って欲しいと大胆な誘惑を仕掛けるが、血の繋がりは無くとも母親であるだけに主人公としてはおいそれと触る訳にはいかない。そんななかで佑里恵(と幼い娘)と知り合った主人公は、肉付きの良い未亡人とある出来事をきっかけに関係を結ぶが、元から義理の息子に強い想いを抱いていた未沙紀の知るところとなる。未沙紀が佑里恵に提示した案は競い合うことではなく共存することで、展開としてはひたすら甘い流れのまま終盤へと進んでいく。

序盤から主人公を想ってはひとり遊びに興じ高ぶってしまう未沙紀、乳離れしても豊かな胸乳を持て余す佑里恵といずれも見事なまでの巨乳ヒロインであり、未沙紀の趣向もさることながら佑里恵が主人公に与える癒しもなかなかの破壊力が感じられる。官能成分としてはこれでもかと言わんばかりなのだが、個人的には義理の息子と交わる未沙紀や娘のいる佑里恵という立場なだけに、年若き主人公との性交に恥じらい躊躇する描写もあっても良かったのではと感じる次第である。






美原春人作品ではデビュー作「お世話します【未亡人母娘と僕】」以来となるダブルヒロイン設定で、ヒロインを減らした分本作ではどれだけ情交描写をたくさん盛り込めるか、そこを意識なさった作りだったのではないかと思いました。仕事はきちんとこなすけれども甘え気質な義母の未沙紀と、若くして夫を亡くし娘の成長に伴い職を探す必要がありそうな佑里恵との組み合わせはある意味で対比できるものの、主人公を想うと暴走気味になる点では似た者同士と言えます。

本作の主人公・昭典もこのヒロインたち同様に声をあげて喘ぎ、続けて何度も精を放出できるタフな青年ですが、義母想いで佑里恵にも優しく接するなどよくありそうな優しいタイプに見えて、意外にも未沙紀を縛って拘束するなどワイルドなところもあるようです。誘惑官能小説ではこういう味付けの主人公が最も好感を持たれやすいと思いますし、今後も王道で楽しめる作品を書いていかれるのではないかと楽しみでなりません。


【追記】2018年5月には新刊『いっぱいしてあげる』が刊行予定です。相変わらずの筆のお早さだと感心するばかりですが、本作ではどのような展開になるのか発売が楽しみです。
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tag : 大学生主人公 童貞 母子相姦 巨乳

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が300冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
一部で関係者(作家さんや編集者さんなど)と思われているようですが、全くの見当違いです。
官能作品に関わる全ての方に感謝しつつ、読み続けていきたいと考えています。

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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