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美原春人「もっとしたいの 家主母娘と押しかけ女教師」

美原春人「もっとしたいの 家主母娘と押しかけ女教師」
(フランス書院文庫、2017年9月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

国立大に合格し佐奈恵が家主であるマンションに暮らす友吾だったが、ある晩に彼女の部屋に招かれ思い掛けず告白され関係を結んでしまう。数日後筆下ろしをしてくれた元担任の里未がやって来て告白され二股だと悩むが、更に佐奈恵のひとり娘の恵里那にも迫られ…。

【登場人物】

三田寺友吾
19歳歳の大学2年生。兵庫県北部にある某高校の出身で難関と言われた国立大の工学部に合格、ちょっとした偶然も重なり松浪家が管理するマンションに入居することになった。佐奈恵の夫の父が営む酒屋で配達などのバイトをすると共に、恵里那の家庭教師を務めることとなる。高校卒業時に里未に告白され筆下ろししてもらっている。

新岡里未
28歳。友吾が通う高校で生物を担当する教師。友吾が1年の時に赴任しており、2年からはクラス担任として友吾に色々と相談し頼っていた。肩まで伸ばした髪に眼鏡を掛けて女教師然とした凛々しさと、90㎝を超えるナイスボディの持ち主。男性経験はあるが、ここ数年恋人はいない様子。

松浪佐奈恵
37歳。松浪家の三男の嫁だが、夫は既に亡くなっている。義父がマンションの一階に酒屋を構え、自分たちは最上階で大家として暮らしている。栗色のウェーブ掛かった髪型に100㎝を超えるバストを持つグラマラスな身体付き。未亡人となってから男性経験はない。

松浪恵里那
18歳の高校3年生。佐奈恵のひとり娘で、この春から女子大の寮に入ることが決まっている。黙っていると冷たい印象を与える整った顔立ちと、健康的に日焼けした美脚とCカップバストの持ち主。友吾が家庭教師になる直前は佐奈恵とぎくしゃくした関係だった。処女。


【展開】

ある冬の日バイトの合間につい居眠りを始めていた友吾が見た夢とは…。ちょうど2年前に友吾は卒業式を間近に控え里未に呼ばれて学校の理科準備室へとやって来ると、ストーブが焚かれ熱気のこもる部屋の中で、これまで助けてくれたお礼だからと口付けをされる。里未の乳房を露わにしてその弾力を確かめると、ソファーに横たわった彼女の秘所も舌で味わい、求めに応じて正常位で繋がるが呆気なく果ててしまう。授業の開始のチャイムが鳴る頃には二度目の中出しをしたが、そこへ里未が電話の用件をメモしようと後背位になったのを見て悪戯を始め、女教師に求められるままに三度目の合体を果たし、行為を終えるとお掃除フェラで清めてくれる。友吾の告白に里未はまずは自分で努力なさいと告げ、それでも寂しいのならと再会を約束してくれた。

うたた寝から目覚めた友吾は配達を済ませて再び酒屋に戻ると、店主から佐奈恵の部屋に品物を届けてから直帰して良いと告げられるが、マンションの最上階に向かうと佐奈恵に中に入るように招かれる。先に風呂を済ませてからダイニングにやって来ると、まるでパーティーでも開きそうなほど豪勢な食事が並べられていて、どうやら今日が友吾の誕生日だと勘違いしていたことが分かる。夕飯をご馳走になるとリビングのソファーへ移り、佐奈恵から恵里那の合格のお礼を言われるが、友吾は至近距離で話す内に勃起してしまう。青年の股間の盛り上がりに気付いた佐奈恵は屈んでぺニスを露わにすると口唇奉仕の果てにごっくんしてするが、自分もしたいと服を脱いで対面座位で跨がり中出しを受け止める。まだ衰えを見せない友吾に抱っこされて浴室に舞台を移すと、Iカップバストで剛直を挟みながら佐奈恵も秘所を弄り、同時絶頂を迎えるのであった。

佐奈恵と結ばれて一週間が経ったある日、酒屋で留守番をしていた友吾の元に里未がやって来る。教員の会合で近くまでやって来たからと里未が事情を話していると、そこへ佐奈恵も訪ねて来て友吾のことを話す内に意気投合した様子で部屋に泊まっていくように話し、友吾にも夕飯をご馳走するからと告げて立ち去る。松浪家で食事を済ませると里未は佐奈恵の目も気にせずに甘え出し、和室に移動すると口唇奉仕を始めるが、白濁を全て飲み下せなかったと泣き出してしまう。落ち着いた頃を見計らってローテーブルに伏せると友吾のクンニを受け、後背位で交わると激しく攻め立てられながら連続射精される。ところが佐奈恵にその交わりを覗かれたと知ると、友吾に彼女も抱くように命じ二人の結合部に舌を這わせながら陰核を弄り絶頂を迎える。

二人を好きになり悩んだ友吾は店主に相談するがバイトを終えたバレンタインの夜、佐奈恵が部屋にやって来て私がお世話したいのと迫られベッドで口唇奉仕を受けて射精した後、シックスナインで潮を吹かせ騎乗位で交わり中出しする。汗ばんだ身体を流そうと浴室に移動すると狭い浴槽で密着しながら愛し合い、立ち上がってバックで交わると立て続けに白濁を注ぎ込むのであった。

佐奈恵と交わってから二日後の夜卒業旅行から帰って来た恵里那が友吾の部屋を訪ねて来て、遅いバレンタインのプレゼントと共に自分の純潔をもらって欲しいと迫られる。不馴れな恵里那に口唇奉仕の仕方を教えるが、うっかり亀頭に歯を立てたことを気にするあまりに泣き出したのを見て可愛らしいと思いながらも、クンニをして濡らしてから処女穴を貫く。お母さんと比べないでという言葉を聞いて正常位から対面座位に体位を変えて中出しするが、行為を終えて佐奈恵がいつの間にか部屋に侵入していたことに気付き言い訳も出来ずにいた。娘の為にと感謝の言葉を述べられ汚れたぺニスに舌を伸ばし綺麗にしてもらうと、キッチンへ移動して佐奈恵をバックにして交わるが、意識を取り戻した恵里那も競い合うように性交を求め汁まみれの夜は続いていく。

二月も最終週の土曜を迎え二十歳になった友吾は、配達を済ませて再び酒屋に戻ると佐奈恵たちに連れられ、温泉旅館に到着する。そこでは何と里未も待っていて友吾の誕生日のお祝いをしてくれることになるが、友吾はその場で悲壮な覚悟を決めて土下座しながら三人に告白する。先に言われてしまったと笑い受け入れてくれた三人と一緒に食事を済ませ離れにある露天風呂に入ろうとすると、恵里那がやって来てイチャイチャし始める。陰核へのタッチで絶頂した少女を横目に里未もエッチを求めて来て交わると、二年前からの約束だからとアナルセックスをせがまれ、恵里那の見守る前でフィニッシュは背面座位で中出しする。一同が片付けを済ませ湯に浸かっていると、女将と長話になったと遅れて佐奈恵も合流し、朝食をうちで食べて欲しいと遠回しな求愛をされ他の二人の目の前で佐奈恵を抱く。繋がっただけで絶頂した彼女に変わり里未と対面座位で交わると、意識を取り戻した佐奈恵が跨がり連続射精を果たすのであった。


【レビュー】

2017年2月にデビューし5月に二作目、そして本作が三作目と新人としてはかなり早いペースの刊行だが、誘惑官能小説として高レベルで安定した作品を書き続けており、既に新人という括りで評価するものではないのかなと思う。本作ではこれまでとは少し趣向を変えて主人公は既に経験済みであるが、その筆下ろしの相手である独身女教師とマンションの家主である未亡人の二枚看板に、家主の娘である女子高生と10代から30代までバランス良く配置されたヒロイン構成なのは前作と同様である。

・担任女教師【里未】(28歳)
間もなく成人を迎える主人公の初体験は担任で生物担当の里未によるもので、高校卒業を間近に控えた2年前の冬の日のことである。学級委員としてアシストしてくれた教え子への感謝もあって彼女から交わりを求め、主人公は童貞で早撃ち気味だが精力に満ちているだけに、「もっと」と里未にせがみ連戦に及ぶのである。

・未亡人家主【佐奈恵】(37歳)
大学進学に伴い郷里を離れて一人暮らしを始めた主人公は、ふとした偶然が重なって佐奈恵が家主を務める学生向けマンションに住むことになるが、マンションの一階で酒屋を営む彼女の義父の元でバイトをしている。(この義父もなかなかの好人物)最近まで娘の家庭教師も務めた縁もあるが、娘が卒業旅行中で不在の間に佐奈恵の方からアプローチを掛けて結ばれ、後には青年を想う者同士で里未と意気投合する。

・先生と慕う少女【恵里那】(18歳)
卒業旅行で不在にしていた恵里那は自宅に漂う淫靡な雰囲気に気付き、元より家庭教師の主人公を先生と呼んで慕っていただけに彼の部屋を訪ね私もと迫り結ばれるが、その後に母親の佐奈恵と鉢合わせになり競い合うように交わりを重ねていく。

成人を迎えた主人公は誕生日を祝ってくれた三人に対して告白し、いつしか通じ合っていた彼女たちも彼に先を越されたと言いながらも受け入れるのは、こうしたハーレム路線でのお約束と言えよう。官能面ではいずれのヒロインも主人公に対する想いの強さが暴走して絶頂したり、泣き出したりとその様子はなかなか面白いと思う。一昔前ならヒロイン同士の嫉妬が絡み合うことも多かったのだが、その要素を排したのは現代の誘惑作品らしいところなのかもしれない。敢えてデビュー作品から三作続けて似せた作風に寄せた印象も窺えるだけに、その次の一手はどうなるのか楽しみな作家さんである。
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tag : 大学生主人公 母娘丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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