FC2ブログ

美野晶「ふしだらコスプレ熟女」

美野晶「ふしだらコスプレ熟女」
(竹書房ラブロマン文庫、2017年9月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

大学の友人に誘われイベント会場のコスプレ姿の撮影にやって来た凉太だったが、そこに付き合い始めた恋人の母親の美奈代が熟れた身体を見せたコスプレをしていて驚きを隠せない。美奈代の幼なじみの桜子に誘われエッチした凉太は、大学の先輩の柚葉や恋人の瑞希とも関係してしまい、次第にコスプレエッチの深みに嵌まっていく。


【登場人物】

守本凉太
20歳。F芸術大学写真科に所属する細身の青年。写真科でトップクラスの腕前で、他の科より依頼を受けてしばしば撮影を行っている。それが縁で瑞希と知り合い恋人として付き合い始めた。巨乳フェチで柚葉の手解きで童貞を失ってからセックスの経験はそれなりにあり、女性たちから感嘆されるほどの巨根。

仙堂美奈代
38歳。瑞希の母親で娘を産んでから間もなく夫を病で失っている。資産家の実父の仕事を手伝っているせいもあって生活に余裕があり、控え目ながらも人懐っこいところもある熟女。衣装の裁縫が得意で瑞希に内緒でイベント会場で桜子に付き合わされアニメのコスプレをしていたが、ある日凉太に見付かってしまう。Hカップ。

新田桜子
美奈代の友人。極度のマザコンの夫と形だけの夫婦関係で浮気も完全に公認となっていて、コスプレでは常に奔放的でGカップの熟れた身体を惜し気もなく披露している。本業は通訳業で来日した外国人タレントとの仕事をこなす。衣装を作ってもらっている美奈代と度々イベントに参加していたが凉太に見付かり、瑞希には口外しないことを条件に肉体関係を迫ってくる。

遠野柚葉
22歳前後?写真科の四回生で凉太の高校時代からの先輩。クールビューティと呼ぶのに相応しいサバサバした性格で、凉太の筆下ろしをしてあげて以来身体だけの関係を1年ほど続けている。世界中の街並みを撮影出来るからと趣味と実益を叶えるため、航空会社のキャビンアテンダントの内定を得ている。Fカップの巨乳。

仙堂瑞希
19歳。美奈代のひとり娘で凉太と同じ大学の舞踏科に所属しており、体育会系の快活で勝ち気な性格でショートカットの似合うスレンダーな美女。Eカップ。凉太が撮影に訪れていたことに共感を持ち、彼女の方からアプローチして付き合い始めた。但し彼とはキスすら交わしていないが、性体験自体はある様子。


【展開】

コスプレーヤー好きの友人に連れられてイベント会場へやって来た凉太は、カメラを構えると勘が冴える持ち主のため被写体である女の子たちが自分を撮ってと言わんばかりに欲情するのが手に取るように分かり、次第に人物を撮影することに嵌まっていく。
そこへ友人が二人組のコスプレーヤーが来ているからと撮影を頼まれるが、凉太は千という女性が美奈代だと気付き熟れた身体の魅力に惹かれ撮影が疎かになっていると、友人が早く撮れと凉太の名を呼んだことで美奈代に気取られ逃げられてしまう。そこへサクラこと桜子が話があると凉太をホテルの地下駐車場へと連れ出し、彼がバニー衣装に興味津々なのを見ると悩殺ショットを収めさせ自らの車に導く。美奈代が露出癖の気があり娘には知られたくないようだと口止めを求め身体で報酬を与えようとするが、凉太のヘソ上まで到達するほどの硬く反り返った剛直を見ると激しく濡れてしまい、四つん這いで貫かれ中出しを求めてしまう。

数日後凉太はイベントで撮った写真を部室で編集していると柚葉が現れ、コスプレに興味があるのねと納得したようで、次の日に自分の部屋へ来るように告げられる。部屋を訪ねると柚葉から航空会社の内定をもらったと聞かされ、元々セフレのような扱いを受けていただけにそろそろ関係を清算する時期かと覚悟するが、何故か彼女はキャビンアテンダントの制服に着替え始める。普段とは違う装いに欲情した凉太はいつものようにセックスの時だけは優位に立ち、衣装を身に付けたままの先輩を貫くと対面座位に変えて中出しするのであった。

コスプレするといつもより激しかったと言われて凉太はそんな趣味は無いのにと憤っていたが、ある日書店で買い物をしていると偶然にも美奈代と出会いカフェに移動し、今のフェミニンな装いを撮りたいと口説き落とす。そして川の遊歩道の人目に付かない場所で撮影を始めると身体の線の出やすいポーズを取らせてカメラに収めていくが、美奈代が上気した挙げ句にバランスを崩したので抱き寄せ、凉太が唇を奪うと美奈代が我に返ったようで再び逃げられてしまう。
その三日後桜子に呼び出され仕事部屋にやって来た凉太は撮影だけかとがっかりするが、桜子の衣装は造花で乳房や秘所を覆っただけの際どいもので、欲情しながらもお預けを食らっていた。するとタイミングを見計らったように桜子に押し倒され拘束を受け、美奈代に何をしたのか白状させられてキスしただけだと答えると桜子が何やら企みを思い付いたらしく、パイズリ奉仕を早められ射精に導かれてしまう。

数日後出張中の桜子からの依頼で仙堂家を訪ねた凉太だが、何故か美奈代から外に顔見せ出来ないのでと入るよう言われて玄関を開けると、ゲームヒロインの格好に合わせたメイド服に革ブーツという非現実的な姿で迎えられる。桜子の指示通りメイド服の撮影を終えてデータを送ると、どうやら要求とは違ったらしく美奈代に完全戦闘モードになりなさいと返信が来てしまい、そこで彼女がメイド服を脱ぐと何と中はラバーのボンテージであった。撮影で次第に顔を赤らめながら喘ぐのを見て凉太は美奈代の性癖が本物と確信し、フロントチャックを開けて胸の膨らみの先端やヘソまで覗かせる姿を楽しんでいたが、そこへ瑞希が桜子から連絡を受けたと帰って来てしまう。
凉太はどうやら桜子に一杯食わされたと後悔するが、勝ち気の強い瑞希はお母さんに譲る気はないと宣言し、自分の部屋に凉太を連れて来ると上着を脱いで誘惑してくる。スレンダーながらも母親譲りの巨乳なだけにその起伏のある身体付きを見て楽しむと、処女じゃなくてと謝る瑞希を可愛いと思いながら交わり、対面座位にして剛直を打ち込み精液を膣奥に注ぎ込む。帰る間際に瑞希が凉太に抱かれたけど、お母さんはどうするのか任せると宣言したのを聞いて凉太は悩みを深めていく。

その二日後手料理を振る舞うからと再び柚葉に呼ばれた凉太は悩みを打ち明けると、他の女にデリケートな相談をするなんてと呆れられながらも、何か企みがあるようで裾から覗くタイツを思わせ振りに強調してくる。実は全身タイツを纏っていた柚葉のいやらしさに凉太は元気を取り戻し、Sっ気たっぷりに攻め立てるとタイツを破ってペニスを挿入して中出しし、情事を終えると自分の思うようにしたらと柚葉にアドバイスされる。

一向に連絡が来ないので凉太は美奈代にもう一度コスプレ姿を撮りたいとメールすると、意外にも彼女も応諾し日時と場所はこちらで決めると返信が来て喜び、当日イベント会場近くの公園に向かうとシンプルなメイド服姿を披露してくれる。やはり撮られている内に美奈代が上気していくのが分かり、休憩の時に抱き寄せてキスをすると流石にここではと拒まれるが、アニメヒロインの服装でと要求されて驚きを隠せない。どうやら桜子に許可を得ているらしく担当するタレントが予約したホテルのスイートルームにやって来ると、金髪碧眼に破れた純白のワンピース姿に変身した美奈代は、凉太の求めに応じてポーズを取ってくれる。その先はと問う青年にアニメのように凌辱して欲しいと美奈代が求め、すっかり悪役になりきった凉太に貫かれて絶頂してしまう。

美奈代とのコスプレエッチから10日ほどか経ち、凉太はいつものように母娘にメールするが返答が全く無く不審を抱きながら大学を出ると、外車に乗った桜子が姿を表しタレントが予約している例のスイートルームに連れて来られる。そこで悪役のナース姿に着替えた桜子から衣装を渡された凉太は自分も悪役に扮することで何の作品かに気付くが、凌辱されるヒロイン姉妹の役は誰がと疑問を抱きながら寝室に向かうと、何と拘束されマスクをした美奈代・瑞希母娘が尻を突き出した格好で待っていた。
コスプレエッチが忘れられない母親と演技の勉強になるからという娘の要望らしく、凉太は悪の理事長になりきり指ピストンで潮吹き絶頂する母娘を桜子に撮影させると、巨根で美奈代を貫き正常位にして二度目の絶頂を与え気絶させてしまう。続いて瑞希を乱暴に犯してペニスを挿入し、フィニッシュは対面座位で中出しするが、目覚めた美奈代は自分には出していないと不満な様子。桜子が電話で場を外した隙にバスルームに移動し、湯が溜まるのももどかしくずぶ濡れになりながら立ちバックで二度目の中出しを決めて出て来たが、待ち受けていた瑞希は暫くはこのままで良いかもと淫らな関係を容認するようである。更に桜子から自分を抱かないの?と誘われ、凉太は一人に決めるまで相当絞り取られると嬉しい悲鳴を挙げるのであった。


【レビュー】

「コスプレ熟女」のタイトル通り本作では登場する四人のヒロイン全員が何らかのコスプレ要素を持つのだが、メインヒロインの未亡人の【美奈代】(38歳)は普段は貞淑そうに見えながらも実は露出癖があり、友人の【桜子】にイヤイヤ付き合わされている体を装いながらもコスプレイベントに参加していた。そこへある日娘の【瑞希】(19歳の女子大生)の彼氏である主人公がこちらも友人に無理やり付き合わされる形で偶然にも出くわし、カメラマンを目指す青年に正体がバレてしまうところから話が始まる。

逃げた美奈代の態度に不審を抱いた桜子が主人公との関係を知ると、かりそめの夫婦生活に不満を持っていたこともあり車の中で誘惑するが、この手の作品ではお約束の巨砲ぶりに感嘆しセフレにでもと企みを巡らせることとなる。主人公には【柚葉】という二つ上の先輩がおりカメラを志す者同士だが、残念ながら身体だけとはっきりと宣言されてしまっているセフレがいる。そんな中で瑞希から告白されて付き合い始めたがその母親である美奈代にも惹かれていき、前半は自慢の巨砲ぶりが桜子と柚葉の誘惑を招く一因となり二人の出番が多い。

桜子は美奈代にも快楽を与えようと企むが勝ち気な娘の瑞希を利用し、やや回りくどい形ながらも主人公と結ばせるが、最後は誰も退く気などなく主人公も優柔不断なので結末はハーレム型である。今回の題材であるコスプレ要素はあらすじ通りで、順に「バニーガール」、「CA」、「凌辱されるアニメヒロイン」といった具合である。特に美奈代(更には母娘)との場面では被写体とされることに欲情し、悪役になりきった主人公による責めに喘ぐところは見せ場の一つである。

但しここ最近の竹書房ラブロマン文庫の路線方針なのか、様々なタイプのヒロインを多く登場させることにより、メインヒロインが割を食う展開もよく見られる。柚葉の情交場面は大人しく見える主人公のSな一面を描いてはいるし、母娘に対しても主人公もコスプレして激しいエッチを楽しむが、個人的には官能面でもっと濃厚でも良いのかな?と感じた次第である。
関連記事

tag : 大学生主人公 人妻

コメント

非公開コメント

プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR