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本城山羊「七日間同棲 受験生と三人の女教師」

本城山羊「七日間同棲 受験生と三人の女教師」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:渡邉康明)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

暴力事件を起こし退学を余儀なくされ父親からダメ人間と烙印を押された祐介は、事件の真相を知る洋子の来訪を受けて大学受験前の勉強の面倒を見てくれると聞いて喜ぶ。しかしナイスバディな洋子と同棲生活を始めると、女と意識してしまい性処理をしていたところを見付かり筆下ろしをしてもらうことに。


【登場人物】

柏木祐介
19歳の青年。表面上は暴力事件を起こし高校を退学させられ、経営者である父親から金を与えられ一人暮らしをしているが、実は地元の議員の息子が洋子を犯そうとしていた現場に出くわし鉄拳を振るっただけである。父親を見返してやろうと高卒認定を取り、今度は大学へ進学しようと勉強を続け反骨心を失っていない。童貞だが巨根。

水島洋子
28歳。祐介が通っていた高校で教鞭を取り、黒髪ロングストレートでEカップとナイスバディな英語教師。凌辱未遂事件で助けてくれた祐介に恩を感じており、生徒ではなく男として意識しつつ押し掛け同然に彼の部屋へやって来る。性体験はそこそこありそうで、持ち前のリーダーシップの強さと包み込むような母性もあってか積極的にエッチを重ねていく。

倉島茜
32歳。洋子の同僚でミディアムヘアで眼鏡を掛けた日本史教師。保守的な夫の要望に反し教師を続けたことで彼が浮気相手の元へ入り浸りになり、現在は仮面夫婦そのものとなっている。生真面目で軍の教官のようにスパルタ式の教育をしているが、性根は優しく面倒見が良い。Cカップ。

春日美嘉
22歳。元々柏木家の隣に住んでおり、大学に通うのに当たり口利きをしてもらい、格安で祐介の隣の部屋で暮らしている。現代文担当として四月から教師デビューをする予定。祐介は弟であり一人の男としても意識しており、洋子と茜が来た時には卒業旅行に出掛けていて留守だった。Cカップの処女。


【展開】

大学受験を控えて一週間前となったある日、洋子がキャリーバッグを携えて訪ねて来て勉強を進捗を見てあげると言われて祐介は喜びを隠せない。これまでも何度か洋子が訪ねて来たものの、ナイスバディな女性と同棲生活をするのは初めてなだけに、祐介はムラムラした気持ちを鎮めようと寝室のベッドでオナニーを始める。そこへちょっと待ったとばかりに洋子が現れ、これまでに秘めていた想いを打ち明けられて何でもしてあげると告げられ、手扱きで射精に導いてくれる。若者の精力は一度の放出だけで収まるはずがなく、洋子はパイズリフェラで飲精した後で馬乗りになって祐介の童貞を奪うのであった。

洋子はとにかく祐介に自信を付けて欲しいと考え、翌朝ご飯を作るときに裸エプロンで待ち構えると、案の定教え子が性欲剥き出しにしてバックで交わりを求めてくるのを見て挿入を受け入れる。その後で膝枕をしながらオッパイに甘えさせ、手扱きで二度目の放出をさせてから勉強に臨まさせるが、どうやら日本史はちょっと自信が無い様子である。そこで洋子は茜と飲んだときの話を思い出し家庭教師に加わってもらうが、祐介は洋子とエッチ出来ないからと少々不満な様子で、その晩寝室でオナニーしようとすると洋子がやって来て阻止されてしまう。結局洋子と変わりなくセックスを始めるが、その様子を茜に見られているとは知らずにいた。

翌日洋子が外出し茜と二人きりになり祐介は話すきっかけを見付けられずにいたが、茜の方から何故退学に至ったのかを聞かれて真相を話すことに。価値の無い人間だと評されているのは自分も同じだと茜から夫との生活が破綻していると聞かされ、しかも洋子との情交を見ていて私も抱いて欲しいと迫られるが、口唇奉仕の最中に乱暴にされるのが好きだと言われてイラマチオ同然にして射精する。四つん這いにして尻叩きをしながらのセックスで中出しすると、彼女の被虐性を更に開発しようとアナルにも挿入して果てるが、その瞬間を洋子に見られてしまう。

家を出たいという茜の気持ちを汲んで呼んだこともあり洋子は二人の関係を受け入れるが、一応はけじめをつけねばと考えて祐介には暫くエッチはお預けと告げて勉強に取り掛からせる。それでも祐介が入浴する頃には褒美も与えながら追い込みを掛けねばと思い直し、茜と二人で浴室に乱入しダブルパイズリで射精させると、浴槽に入って洋子の前の穴と茜の肛穴へ祐介を導いていく。受験まであと三日となり祐介は現代文も自信が無いようだが流石に家庭教師を頼める人などいる訳もなく、大丈夫だと強がってみせ外出する二人と玄関でキスを交わしていたが、その様子を卒業旅行から戻ったばかりの美嘉に見られていたとは知る由も無かった。

いつの間に祐介に恋人がと思い悩み一夜を明かした美嘉は翌朝問い詰めるつもりで合鍵を使って彼の部屋を訪ねると、リビングで祐介が洋子や茜と淫らなことをしている現場に出くわしてしまい、怒りに任せて自分の立場をわきまえなさいと叱る。その怒りを洋子や茜へも向けるが生娘の一喝に動じることもなく、祐介が好きだったら素直になりなさいと切り返されてしまい、売り言葉に買い言葉の様相となり寝室でレッスンを始めることになる。手扱きからフェラチオの仕方を教わり飲精すると、返礼とばかりに祐介のクンニで潮を吹かされ二人の女教師の見守る前で処女を失った美嘉は祐介が現代文に悩んでいると知り、教師の卵だけどと言いながらも家庭教師を引き受ける。

翌朝美嘉のお目覚めフェラから騎乗位で交わった祐介だったが、茜が教える番になると集中力を鍛える訓練だからと告げられ、課題をこなしている側でオナニーでアナルまで弄っているのと挑発される。課題を済ませると茜はご褒美とばかりに挿入を求めるが、アナルセックスで犯されるように乱暴にされお漏らしするほどの快感に達してしまう。次は洋子の番となり茜が粗相したのを知って微笑み、祐介に課題を与えながらパイズリフェラで焦らした末に精を浴びると、問題が出来たのを確認してからベッドに誘い正常位で交わり二度目は騎乗位でお仕置きだと精を搾り取る。しかし祐介の底無しの精力は美嘉の時に発揮され、節操が無いと詰られながらも口唇奉仕や対面座位で再び搾り取られてしまう。

こうして迎えた大学受験で手応えを得た祐介は合格を知ってマンションの自室へ戻り、三人の祝福を受けながらまずはトリプルフェラで放精して美貌に白濁を浴びせると、精液交換と称してレズキスをする女教師たちに激しく欲情する。代わる代わる行われた性交も果てを迎え、祐介は大学に入ったら一層勉強に励み親父を見返してやると決意し、三人に囲まれる幸せを噛み締めながら眠りにつくのであった。


【レビュー】

美少女文庫でも活躍中の作者のフランス書院文庫作品は、『新しい母、新しい姉妹、新しい先生』以来約1年半ぶりの刊行となる。本作では19歳の主人公が大学受験を控えた直前の「七日間」に渡る女教師たちとの淫欲にまみれた同棲生活を描いており、一章で一日を使い結末はハッピーエンドという端的に言えばライトな分類の誘惑作品である。

とある事情で高校を退学せざるを得なかった主人公は経営者の父親から薄情と言えるほどの仕打ちを受けており、退学に至った当事者である元担任の【洋子】(英語担当の28歳、独身)がその生活を心配して押し掛け同然に個人教師として住み始める。女性として成熟した性的魅力を持つ洋子に主人公が欲情するのは自然な話で、実地で保健体育の授業を教えてあげるとばかりにリードする流れでシンプルそのものである。

主人公が他の科目に自信がないと知った洋子は先輩教師の【茜】(日本史担当の32歳、人妻)を呼ぶが、実は茜の夫婦生活は冷め切っており主人公と接することで何かのきっかけになればと考えたものの、二人の情交を覗き見て自分も積極的になろうと誘惑する。ただ性的知識はあまり無いだけに途中からは主人公に躾けられる展開であり、その被虐的快感に溺れていくタイプである。

三人目のヒロインは【美嘉】(現代文担当の22歳、処女)はまだ教職には就いておらず、元々主人公とは隣人でお姉さん的なポジションであり、自分が卒業旅行に出掛けていた間に「弟」である主人公が二人の女性を連れ込んでいると知って激怒するところから始まる。単に弟なだけでなく好意を抱いていたのもお約束通りで、洋子たちに丸め込まれる形で淫らな関係に巻き込まれていく。

美少女文庫でも多才な一面を見せているだけに、フランス書院文庫でも同じ誘惑作品とは言え作品ごとに色々と模索なさっているように感じられる。シンプルで予定調和な展開なだけに気楽に読めるのであるが、各章をほぼ40頁か50頁という枠に収めようと計算し尽くされた印象もあり、欲を言えばもっと淫らで情の深いヒロインが居れば良かったのかなとも思える。様々な女教師とプレイが揃っているのだが、もうワンパンチ欲しいなというところであろうか。






レビューでも触れたように多才な活躍を見せる本城山羊さんは、2017年9月と10月に相次いで美少女文庫でも作品を刊行される予定です。


9月:『オカされ上手な河合さん』(イラスト:ひなたもも)

「ふーん……アナルセックス、なんかに興味あるんだ。やっぱり東方くんは変態なんだ」
言葉だけではない。春香は尻を突き出すような姿勢まで取って見せてきた。スカートの裾を捲り上げ、ギリギリ下着を見せない程度まで引き上げる。そして、とどめをひと言。
「東方くんは――ヘ・ン・タ・イ」
 ブチッ――!
「襲われるってわかってて、俺をからかってんだろ!望み通り、変態でからかい上手な河合さんを犯してやるよ!」
 机に顔を押しつけられ、下着を引き下ろされる。尻たぶを広げられて肛門が晒される。
(東方くんって、本当に……最高ね)
 ドM系からかい女子・河合春香は、胸をキュンキュン高鳴らせる。



10月:『サキュバステードライフ(仮)』(原作・イラスト:笹森トモエ)
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tag : 高校生主人公 童貞 女教師 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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