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但馬庸太「暴風檻【オリ】二人の母と姉狩り」

但馬庸太「暴風檻【オリ】二人の母と姉狩り」
(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:赤尾真代)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

強力な台風が接近中で外出も憚られる暴風雨の天気で、智也は義母の泉が自分に黙って義姉の舞を連れて出ていくと知って裏切られたと感じ、母娘を犯し自分のモノにしようと企む。しかも二人が出ていく理由が実母の裕香の関与によるものだと知り、彼女をおびき寄せて犯してやろうと決意する。


【登場人物】

三柴智也
高校1年生。3年前に実父が泉と再婚したが、昨年亡くなっている。義母に当たる泉や義姉の舞に性欲を抱いているものの、父が亡くなってから泉の態度がよそよそしいことに気付き始めている。童貞。

三柴泉
38歳。大手企業で経理部長の職に就く才媛で智也の父親と再婚しており、始めの夫との間に舞をもうけている。三柴が既に性的に不能だったこともあり、玩具による責めを受けていたことが多い。裕香より智也の性的思考を聞かされて恐怖を抱き、彼に内緒で娘と共に別居する予定でいた。

三柴舞
高校3年生。泉と前の夫との間に産まれたひとり娘で、ダンス部に所属しており手足が長くプロポーション抜群。身近な男子ということもあり義弟の智也に淡い想いを抱いている。処女。

白川裕香
42歳。智也の産みの母親だが7年前に彼に凌辱されそうになり、夫と言い争った末に離婚し家を出てしまう。現在は翻訳家として生計を立てているが、元夫の一周忌の折りに泉と会い智也の獣欲の犠牲にならぬよう何かと相談に乗っている。付き合っている男性はいない。


【展開】

大型台風が接近中の関東地方は外出するのも躊躇われるほどの暴風雨となっており、この日智也に内緒で転居しようとしていた泉は思わず溜め息をつくしかなかった。そこへ二階から降りてきた舞を見て、智也が股間を滾らせているのを知って汚らわしいものでも見るかのようにいたところ、彼が不審を抱いたのに気付かずにいた。その晩遅く入浴していた泉は突如停電に見舞われて思わず声を挙げてしまうが、その頃話をしようと部屋に侵入した智也が裏切りに気付き犯す決意を固めていたとは知る由もなく、現れた智也に寝室に連れていかれるとスーツ姿で四つん這いにさせられ凌辱を受けてしまう。

狡猾な智也は見捨てられる位なら泉と舞の二人をモノにしてやろうと考えており、泉が舞の純潔を守るためと言いながら身体を差し出すのを見て、次第に暴君として目覚め義母に辱しめを与えていく。凌辱を繰り返えしたのに一向に衰えない獣欲のままに朝のダイニングで舞がいるすぐ側で口唇奉仕させると、浴室に舞台を移しローションでの奉仕でパイズリ射精し、更に立ちバックで貫くとそこへ磨りガラス越しに舞が話し掛けてくる。何も知らない舞が智也に話をしてから引っ越しすべきだと言われて泉は取り繕うしかなく、娘が立ち去ると緊張から解放された反動で絶頂を迎え気を失う。

智也は舞との話で脈ありだと判断し義母を寝室へ連れていくと、今度は義姉の部屋を訪ね無垢な弟の振りをして離れたくないと甘えセックスしたいと迫る。嫌だと言って分別を求めながらも口唇奉仕からの飲精で喜ぶ制服姿の義姉を見て押し倒し、予想した通り秘所は充分に潤っていて正常位で剛直を貫くと、感じるさまを見せたくないと舞が恥ずかしがるのでタオルで目隠しをしてしまう。すると舞の感じ方は激しくなり遂にアクメを迎えたのを確かめると膣内射精するが智也の欲望に際限はなく、もう何度目かの性交で対面座位になると舞に自分たちの仲を認めさせるには泉を堕とすしかないと協力を求め、承諾が得られると下卑た笑みを浮かべるのであった。

三日目を迎え喪服姿のリクエストに応えた泉はリビングで半刻にも渡る智也の愛撫を受け、何度もアクメを迎えた末に自ら嵌めてとおねだりをする羽目になるが、その様子を舞に見られ智也が描いたシナリオ通りに泉が欲求不満の痴女だとレッテルを貼られてしまう。舞によるクンニで潮を吹いた泉は汚した娘の服を着てと智也に命じられ制服と喪服を交換すると、押し倒されて娘にのし掛かられたまま子供同士のセックスを目の当たりにさせられる。娘のアクメ顔を見た後に今度は自分が犯されて意識を失うが、目を覚ますとリビングに誰もいないのを確認し雨具を持つと裕香にスマホで連絡を取ろうとする。しかし智也に見付かって庭の松の木まで引っ張られ、逃げ出そうとした罰だとしてアナルまで犯されてしまいずぶ濡れになりながら絶頂を迎える。

暴風雨も収まり始め日付も変わる頃に助けを求められた裕香は車で三柴家を訪ねると、リビングで白濁にまみれた泉や舞と対面させられてようやく息子の仕掛けた罠だったと気付くことになる。智也が歪んだのは裕香が出ていったせいだと曲解されて反論する間もなく、四つん這いのままで尻を叩かれて元夫から与えられた愛のある辱しめを思い出してしまう。母娘の前でアナル処女を奪われた裕香はアクメを迎えると、智也の巨根による掘削機さながらの激しいピストンの末に中出しされるのであった。

一度は解放されたものの性交の動画を撮られているからという理由で三柴家に戻って来た裕香だが、ある日曜日に嬉しそうに奉仕する母娘を見て自分も参加せざるを得なくなり、イラマチオ同然に口腔を犯されてしまう。対面座位でアナル処女を捧げた舞や、繰り返される前後の穴での性交で何度も絶頂を迎えた裕香の淫らさに当てられたのか、泉は自ら犯されないという選択肢があるにも関わらず犯される道を選ぶ。台風一過で外は穏やかな陽気を見せる中で、三柴家のリビングでは狂乱が過ぎ去ってもまだ智也という淫獣の性欲は尽きることはなさそうである。


【レビュー】

ノベライズを除くオリジナルの作品としては1年3ヵ月振りとなる作者の新刊は、これまでの作品群と同様に義母や義姉、更には実母という近親相姦を題材とした凌辱的な官能作品である。父を1年前に亡くし義母の【泉】(38歳)や義姉の【舞】(18歳)と暮らす主人公は、義母の態度が妙によそよそしいことに疑念を抱いていたが、台風が接近しつつあるある日に彼女の一方的な裏切りを知って暴力的に犯してしまう。それとともに実母である【裕香】(42歳)が自分を置いて家を出ていった理由も知ることとなり、義姉の舞をも毒牙に掛けていくまでが前半の山場で題名の通り暴風雨で外には出られず、野獣が放たれた自宅という檻の中でヒロインが一方的に凌辱されてしまう展開そのものである。

元は他人同士で私生活では一線を画していたところのあった義母、年の近さもあって仲の良かった義姉と主人公がヒロインをモノにしていくプロセスは真逆であり、舞との情交場面はまさに誘惑作品そのものに近い甘さを感じさせる。一方で泉としては主人公の獣性に気付いてしまった以上は「娘を守る」という口実で身体を開かざるを得ず、秘かに主人公が画策していたとは言え舞との関係を知った後にプライドが崩壊していく様は凌辱作品らしいところと言えよう。

後半では実母の裕香が家を訪ねて来るが、主人公は過去の自らの不義の行いは棚に上げつつも、自分を捨てていったと心理的に追い詰めていく。既に牝奴隷となった泉・舞母娘の前で身体への制裁を与えるのは悪魔少年らしいところだが、ここ最近の但馬作品の設定が主人公やヒロインともに似たり寄ったりなところも見受けられるためか、義母と実母で際立ったプロセスの差が欲しかったところでもある。母に見捨てられるというところで主人公の本質的な甘えん坊の部分が裏返しとなり暴虐的になるのは理解出来るのだが、そろそろ何らかの新味が欲しいかなと読み手としての勝手な感想も抱いた次第である。
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tag : 高校生主人公 童貞 近親相姦 母子相姦(実) 処女 熟女(40代)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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