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青橋由高「僕とメイド母娘 ご奉仕します」

青橋由高「僕とメイド母娘 ご奉仕します」
(フランス書院文庫、2010年3月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年5月3日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

独り暮らしの圭は公園で雨宿りをしているすみれと明日香母娘を見掛け、身寄りの無いという彼女たちに同居するように持ち掛ける。そんな圭の優しさに触れたすみれはお礼も込めて筆下ろしをするが、明日香も素直になれないながらも次第に惹かれていく。

【登場人物】

南田圭
17歳。母を亡くし父は海外赴任の為不在で独り暮らし。さらさらの髪に小柄で中性的な顔立ちの少年。父子家庭だが比較的恵まれた生活を送っている。童貞。

羽月すみれ
35歳。男児を授からなかった為夫亡き後一族に追放され、圭の申し出で明日香と3人で同居生活を始めた。後に料理教室の助手のバイトを始める。女学院出身でお嬢様育ちの為か、世間知らずでおっとりした品のある性格。94cmの巨乳。

羽月明日香
16歳。すみれの娘。母と共に身寄りが無く圭に助けられた。家計の足しにと後にメイド喫茶でバイトを始める。じゃじゃ馬な性格で、年上だが幼く見える圭の事をアンタ呼ばわりしタメ口で話す。ポニーテールが似合う瑞々しい魅力的な少女。処女。

【展開】

予備校の下見から帰宅する途中で圭は、公園の桜の木の下で雨宿りしている羽月母娘を見付け、身寄りが無いのを知ると半ば強引に荷物を抱えて自宅に来るように説得する。すみれは圭の優しさに年の差を意識しつつ男性を感じてしまいオナニーしてしまうが、明日香が次第に彼との距離を縮めていくことに不安を抱く。

そして1ヵ月後にやっとすみれのパート先が見付かったものの、圭は母娘を引き離すまいと父に相談して家政婦兼家庭教師役として彼女を雇いたいと提案する。圭の優しさに触れたすみれはその晩黒いスリップと下着を身に付けて彼の部屋を訪ねると、素直に勃起させているのを嬉しく思いながら騎乗位で童貞を奪い、お掃除フェラで立て続けに射精へ導くのだった。

その翌月家庭教師を始めたすみれは圭が全く手を出して来ないことに苛立ちを見せ始め、彼の部屋のゴミ箱には自慰の痕跡があるのを見付けると自分から誘うことを決意する。すみれの拗ねた顔を見てようやく理由を悟った圭は、成績が上がったご褒美が欲しいと口実を与え開脚した彼女の秘所を愛撫し正常位で二度も交わる。ほぼ毎日圭と関係を持つようになったすみれは次第に大胆になり、ある日パートが午前中に終わるなり裸エプロンで彼を待ち受け、シンクに押し倒され愉悦を感じるのだった。

一方明日香も圭の優しさに触れ次第に惹かれていくが、ある日街中で自分の誕生日プレゼントを品定めしている母と彼の親密な様子を見て南田家に居ずらくなり、メイド喫茶でバイトを始める。すみれに頼まれて店を訪ねた圭から可愛いと言われ舞い上がった明日香は、自宅にメイド服を持ち帰って部屋の鏡を前に嬉しそうにしていたが、それを見たすみれは危機感を抱き娘の服を来て圭を誘惑し着衣のままご主人様プレイに雪崩れ込む。

数日後母と圭からの誕生日プレゼントだとバイオリンを貰った明日香は南田家の遮音室で練習を始めるが、どうしても圭を想起させてしまい弦を使って毎日のように一人遊びをしてしまう。そんなある日落とし物を見付けたと圭が入って来てアクメ姿を見られるが、半ば逆ギレ気味に告白すると正常位で破瓜へ導かれ、好きだと言われ脚を圭の腰に絡めて中出しを求めるのだった。

圭と結ばれた明日香は自分に興味を向けさせようと帰宅すると一緒に勉強を始めるからと彼を独占し、娘の恋心を察したすみれもパートの後片付けを理由に二人のイチャ付き振りを見ないようにしていた。秋も深まりつつあるある日、下校途中でゲリラ豪雨でびしょ濡れになった圭は明日香と共に浴室に向かうと、微乳な彼女の膨らみを愛撫しながら後背座位で責め立てて失禁させるほどの快感を与える。

数日後すみれは料理教室の教え子に誘われ飲みに出掛け酔って帰宅するが、圭の介抱を受ける内に本心を打ち明ける。そこへ明日香が雪崩れ込むが、素直になりきれないのを見透かしてわざと挑発的な態度に出て圭を誘う。ニーソックスを穿いた明日香の爪先を口に含まされながら圭はすみれの口唇奉仕で一度射精すると、負けじと明日香が反撃しお掃除フェラ奉仕から騎乗位で交わる。すみれは失神した娘を横たえて四つん這いになり身体を重ねると圭を受け入れるが、最後は仲良くと母娘で体位を入れ替えて合わさった秘所の狭間に剛直を挿入するのだった。

【レビュー】

本作はフランス書院文庫の弟レーベルの美少女文庫にて、2003年5月の創設時より活躍しているベテラン作家・青橋由高(あおはしゆたか)氏の黒本デビュー作である。黒本でド直球のメイドタイトルというので当時は正直驚いたものだが、読んでみるとそこまでファンタジーではなく作者らしさを出しつつ堅実で安定感のある誘惑作品として安心して読むことができるなと思う。作者は着衣での情交に拘りを持っておりメイド服のようなコスプレも多く、本作でも衣服を着ていない情交場面の方が少ない。全体的に会話主体だが読みにくさは無く魅力的なヒロインの設定となっている。

因みに2008年に作者は一度凌辱作品を集めた短編集にて黒本で作品を上呈しているが、本格的な長編は本作が初めてである。また同人誌として「青橋商店」では寝盗られ風味の作品を出し続ける一方で、『特選小説』誌でもコンスタントに短編を書いていたりとご多忙な様子である。

すみれはお嬢様育ちで世間知らずという事だが、圭に気に入って貰おうと色々コスプレしたりと頑張る所が微笑ましく見える。明日香は某アニメのツンデレ娘のようになかなか素直になりきれないが、圭を好きになると恥じらいながらも可愛らしい面を見せている。2人は母娘という事もあり、圭との関係に気付くと距離を置こうとしたり、突き放してみたけれど気になったりと、何だかんだ言ってもやはり血の繋がった者同士シンクロするものを感じさせる。

2010年前後の時期には美少女文庫で人気のある作家を黒本でもという流れが見られ、上原稜(美少女では上原りょう名義)氏、河里一伸氏、山口陽(あきら)氏と続くなかで、青橋氏や鷹羽真(美少女では鷹羽シン名義)氏が真打ちという形で進出している。現在はその流れも落ち着きを見せており、本業は美少女文庫だが官能作品は『特選小説』誌で短編として出す作家も少なくない。

逆に巽飛呂彦氏のように黒本から美少女文庫へ進出される作家さんもいたものの、ご本人は美少女文庫の方がお好きな様子…?であり、こちらが例外みたいなものと考えた方が良さそうである。年輩の黒本読者からすると美少女文庫っぽくライト過ぎるという意見もあるとは思うが、時代の変化により作風も変わるものだしこれで良いのかなと考える。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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僕とメイド母娘-ご奉仕します(著:青橋由高、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女 デビュー作品

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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