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高竜也「【僕の初体験】叔母姉妹」

高竜也「【僕の初体験】叔母姉妹」
(フランス書院文庫、2006年3月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任により亮は横浜に住む朋子と恵美の叔母姉妹に引き取られることになった。夫と離れて暮らす恵美が自宅に男を連れ込み肛姦までしているのを見て、亮は恵美にセックスを迫り親しい仲となる。しかし母屋に住む朋子が二人の不適切な関係に気付いてしまい、禁欲を強いられた亮の性的な関心はこの未亡人叔母へと向かっていく。


【登場人物】

村木亮
16~17歳くらい?の高校2年生。父親は新潟が勤務先の石油会社だが、ウラジオストクに赴任が決まったために急遽父の実家のある横浜の磯子区に移ることになった。新潟では男子校に通っていて、横浜に引っ越してきたばかりなので付き合っている女子はいない。童貞で性欲を持て余している。

川畑朋子
38歳。亮の父親の妹で兄に代わって村木家の家屋を相続しているが、2年前に夫を亡くしてからは一切の男性関係は無い様子。子どもはいない。中学で教員を務めており常識人で、艶やかな長い髪と豊満な身体付き。

富田恵美
36歳。亮の父親や朋子の妹で市内にある某自動車メーカーに勤務する夫と結婚してから村木家の敷地に新居を構えたが、あいにく夫は現在技術指導のためにアメリカへ赴任中。栗色の短い髪型に細身ながらも、バストやヒップは外人モデル並みに張り出した魅力的な身体付き。かつての同級生と不倫関係にある。


【展開】

横浜に越してきて叔母姉妹の歓待を受けた亮は恵美の私生活に興味を抱き、その二日後に合鍵を使って富田家に忍び込む。二階の寝室を覗くと恵美が高橋という情人を連れ込んでおり、口唇奉仕で飲精した後にクンニリングスを受けてあられもない声をあげ始めていた。更に四つん這いになった恵美は何とアナルセックスまで許していたようで、衝撃的な光景に立て続けに三度も射精した亮は高橋が膣交をせずに慌ただしく立ち去ったのを見送ると、当て付けがましくオナニーしようとしていた恵美の元を訪ねる。関係は全て知っていると甥に脅された恵美は観念しながらも、せっかちに挿入しようとして自失した亮の精力に感嘆しつつ、教える姿勢を崩さずに騎乗位で童貞を奪うのであった。

教員の朋子は帰宅時間が18時過ぎと決まっており、専業主婦の恵美と高校に通う亮に取っては夕方の数時間を使って、セックスに明け暮れる日々を送ることになる。そんななかで恵美が必ずと言って良いほど最初に手扱きをしてくれたが、わざと気張ってから美貌に白濁を浴びせると陶酔したのを見て、もしやマゾ性があるかもと性癖を見抜いてしまう。高橋がしたように肛姦まで許してくれたのを見てますます恵美に溺れていくが、そんな関係はある日朋子が所用を早く済ませた日に富田家の浴室から聞こえた喘ぎ声に気付いたことで終止符が打たれる。

朋子に諭された亮だったが恵美がバイトに出るようになると欲情を抑えられなくなり、富田家に侵入し寝室のタンスから赤いパンティを取り出してオナニーを始めてしまう。そこへ朋子が訪ねてきて恵美にバレないように隠し通してくれたが、その日の夕飯に珍しく朋子がワインを飲み始めたことに違和感を抱いていると、パンティを使う行為は始めてかと問われる。次第に朋子の話の内容が妖しくなり恵美のは使うのに何故自分のは使わないと詰られケアが必要なようだと告げられるが、勃起に気付いているのに一向に埒があかないことに苛立ち亮が手淫を始めると、とうとう朋子が手を貸してくれて射精に導いてくれたのだった。

翌晩も朋子は酒の酔いの力を借りると少年がケアを求めてくるだろうと期待していると、入浴を終えた亮がしてと甘えて来たので猛烈なスピードで扱き射精させる。我慢が必要だと教え込むためにやんわりとペニスを扱き、更に乳首が尖り出すほどに舐めて焦らすと口内に先端を含んで射精させ、なおも勃起が衰えを見せていないのを知り亮の手に乳房を委ねながら再び白濁を飲んでしまう。次の朝に生理が終わったばかりの朋子は亮が浴室に入ってきたのを拒めずに手扱きで射精させると、まだ寝たいからと寝室に戻り亮がいる前で狸寝入りし始める。予想したように亮が身体にタッチし始めると、次第に愛撫を受け入れて乳房だけでなくパンティを脱がすことにも協力してしまい、更には舌による秘所への蹂躙も許してしまう。寝た振りをしていたのも忘れ朋子は亮の言いなりになり四つん這いになると、アニリングスを受けながらの指ピストンでアクメに達するが、これ以上はダメだと理性を取り戻し口で射精に導き終わりを宣告する。

数日後朋子の夫の三周忌を迎えて亮は今日くらいケアを求めずに寝ようとするが、ふと富田家を見ると恵美が新たな不倫相手を家に引き込むのを見て苛立ち、やはり朋子の慰めを受けようと仏間を訪ねる。そこで喪服姿の朋子がオナニーをしており亮は今度は自分がケアしてあげる番だと襲い掛かるが、拒否する態度を取り続けていた朋子も剛直の侵入を受け、焦らしに焦らされ立て続けにオルガスムスを迎える。こうして亮が朋子に迫るという体での蜜交は毎日のように繰り返されるが、恵美がバイト先の社員旅行に出掛ける直前に亮が大人になったみたいと指摘されどぎまぎする。そして恵美のいない夜に朋子と肉欲に溺れるが、そこへ雪で足留めを食らったからと恵美が帰宅し性交を見られるが、彼女は二人を糾弾するのではなく自らも裸になり少年を求めてしまう。

淫らな行為が終わった後朋子はアメリカにいる恵美の夫から一緒に暮らそうと電話があったことを妹に告げると、恵美も高橋に付きまとわれていたから清算する良い機会だと渡米を承諾する。数日後恵美を見送った亮は気兼ねなく朋子とセックス三昧だと浮かれるが、そこへ父親が体調を崩し帰国するとの報せを受け恵美に新潟に帰るよう勧められ、亮はいつか二人の叔母との思い出も忘れてしまうのだろうかと感慨に耽るのであった。


【レビュー】

高竜也作品で頻繁に用いられる「近親との新生活」を題材にした相姦作品である。未亡人の朋子と夫の海外赴任に伴い一人きりの恵美の叔母姉妹だが性格は正反対で、教職の朋子はお堅い印象なのに対して恵美は奔放的な性格で夫がいても身体の欲求不満は別で男に次々と手を出してしまう。二人の甥に当たる主人公に取って身近な女性に性的な興味を抱くのはいた仕方ないところで、まして恵美は前述の通り奔放的であるから、彼女の浮気現場を見た主人公が関係を迫るまでの流れは至ってスムーズである。

私が教えてあげるという姿勢を崩さない恵美との情交場面は総じていやらしく、性に盛んな主人公なだけにその技巧の上達も早いので、恵美が本質的にマゾ性であるのを見抜きプレイをエスカレートさせていく。但し凌辱作品ではないのであくまでもごっこ遊びの範囲とも言えるのだが。

朋子は妹が主人公との不適切な関係を知って咎めるが、一度禁断の味を覚えた者に我慢を求めるのは無理な話であり、自らも教師として生徒たちに性的な匂いを嗅ぎ付けて悶々としてしまう状況である。とは言えお堅い職業で未亡人叔母という立場からそう素直に求める訳にもいかず、主人公のわがままに仕方なく応じる姿勢を貫いている。そのなかでお仕置きとばかりに少年の乳首を舌で舐めて焦らし、射精寸前にまで追い込むのは彼女の持つ女王様気質の一部なのかもしれない。高竜也作品では割と珍しく最後は叔母姉妹での3P描写もあるのだが、結末はいつものように夢の終わりを示唆するものである。
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tag : 高校生主人公 童貞 姉妹丼

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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