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村崎忍「母娘みだら下宿 したがり未亡人大家」

村崎忍「母娘みだら下宿 したがり未亡人大家」
(フランス書院文庫、2017年7月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

母娘みだら下宿: したがり未亡人大家 (フランス書院文庫)
村崎 忍
フランス書院
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【あらすじ】

古い家屋の立ち並ぶ郊外の街にある美人母娘の家に下宿する事になった薫は、二度も夫に先立たれて女としての気持ちを閉ざしていた美智子、そんな継母を心配する義娘の沙織、そして異性と接するのが苦手な実娘の綾乃とそれぞれ深い仲になっていく。


【登場人物】

綾瀬薫
19歳の大学2年生。身長は一般男子の平均よりはやや小柄のようで、性格は大人しく心の優しい青年。女性経験はない。

滝沢美智子
37歳。下宿先の家主で邸宅は亡くなった再婚相手の義父母から譲り受けた。平日の昼時だけ店舗を借りて食堂を営んでおり、色白で淑やかな容貌の優しい美女。二度の結婚を経ていていずれも相手と死別しており、新しい恋愛は考えてはいないようだが、下宿人として来た薫に対し男性として意識し始めている。

滝沢沙織
25歳。美智子の再婚相手の連れ子で血の繋がりはなく、父親は病死している。営業所でも一、二を争う成績の保険外交員で、勝気で気まぐれなところがある。栗色の髪で凜々しい容貌の美女。薫と呼び捨てにして弟のように扱い、マッサージさせたり迎えに呼びつけたりしている。一昨年に恋人と別れて以来付き合っている男性はいない。

滝沢綾乃
18歳の高校3年生。美智子の初婚相手の娘で父親は事故死している。薫よりも頭ひとつほど背が高く、高校バレーボールで全国屈指の実力を持つウイングスパイカー。引っこみ思案で異性と接するのが苦手だが、薫が女子として紳士に扱ってくれたのをきっかけに好意を抱いている。年下だが「薫くん」と呼んでいる。豊麗な長身に肩甲骨まで届く黒髪で、ファッションモデルとしても通用しそうな可憐な容貌の美少女。男性経験はない。


【展開】

薫はある地方の古い家屋の立ち並ぶ街に進学のために下宿生活を始めるが、下宿先の滝沢家に着くとどうやら不動産屋の手違いで薫を女性と思ったらしく、美智子母娘は戸惑いを隠せない様子だった。しかし今さら転居するにも安い物件など空いている訳もなく、何より娘たちが嫌がる様子でもなかったことから無事滝沢家に住まわせてもらうこととなる。

下宿生活が始まって1年が経ち、美智子のショーツの匂いを嗅いでいたのを目撃されて以来薫はことある度に彼女に甘え、今晩も耳掃除をしてもらうついでに勃起したペニスを口唇奉仕してもらっていた。そんな二人の睦まじい様子を見た沙織は義理の母親の幸せを願い、薫に脈はあるのか尋ねるとどうやら何度か告白しては美智子にいなされている様子。そこで自分の身体をダシにして美智子に迫ってみなさいと告げると、手付けということで沙織が秘所を見せてあげることとなり、夜遅く薫の部屋を訪ねていく。薫は女の秘所を見せてもらうだけでは飽き足らず、無防備に開かれた股の間に顔を突っ込み長い舌で蹂躙してアクメに導くが、自分も興奮のあまりにパンツの中で暴発してしまう。

合同合宿で自宅を不在にした綾乃が忘れ物をしたということで薫は沙織の運転する車で合宿先に向かい、その帰りのドライブデートで今晩自分が外泊するから母と二人になった折に迫ってみなさいと沙織に唆され、滝沢家に帰ると浴衣姿で夕涼みしていた美智子に改めて告白する。美智子はおしゃぶりを何度もしていたのにキスは初めてという状況に緊張しながらも唇を合わせると、リビングに移動して薫を横たわらせて騎乗位で跨がり、その偉容ぶりに圧倒されながらも中出しを受け止める。少年の精力は一度の交合だけ飽き足らず二度目を求められると、美智子は身体を洗ってからと誘うが、薫の長い舌で秘穴を弄られて気を遣ってしまいバックで挿入されて好き勝手に蹂躙され絶頂を迎えるのであった。

数日後沙織は後輩に営業成績を抜かれたショックで深酒をしてしまい、迎えに来た薫におぶってもらい滝沢家に着くと、美智子と初体験を済ませたはずなのに一向に成功報酬を受け取りに来ないのは何故と問い詰める。沙織が素面のときに気持ちが変わっていなければと告げる少年の優しさに焦れながらも、またも手付けと言いながら奉仕して口内で精を受け止め、薫が自分のために部屋を譲ってくれたことに感謝しながらひとり遊びをしてしまう。翌日リビングで寝冷えしたせいか薫が熱っぽいと訴えたのを知って、沙織は申し訳ない思いで仕事の合間を縫って彼の部屋へ見舞いに訪ねたが、部屋にこもる淫臭からどうやら美智子と情交に及んだのだと知る。薫の返事を待ってからペニスに触れるとすっかり臨戦体勢で、パンツを脱がせると女の匂いをプンプンさせているのが分かり、沙織は素股のようにして愛蜜でマーキングしてから騎乗位で挿入する。今までの彼氏より断然大きい一物に貫かれて不意の中出しを受けるが流石に時間はなく、沙織は体調が快復したら次は上になってねと誘ってしまう。

本を借りるつもりで薫の部屋に入ってきた綾乃は当の本人がいないのを知り、数日前に見た母との性交を思い出しながら机の角に股の間を押し当てながら薫を想っていると、いつの間にか彼が戻ってきたらしく恥ずかしい様を見られてしまっていた。これまでの想いを告げると薫も大事にしたいとやや戸惑いながらも純潔を貰ってくれることに同意してくれ、浴室で秘所を洗うと薫の剛直に口唇奉仕し、更には女性上位のシックスナインになりアクメに導かれる。薫がまだ達していないと知ると綾乃は自分の中で出してと対面座位になって交わり、痛みよりも子宮口にまで届く一物に溺れていってしまう。この日をきっかけに綾乃は受験勉強を口実に薫を部屋に誘い次第に女を開発されていくが、心の何処かでは薫が美智子を選ぶかもしれないと不安を打ち消せずにいるのであった。

沙織や綾乃だけでなく美智子とも関係を続けていた薫だったが、ある晩娘二人が寝静まったころを見計らって美智子の部屋を訪ねる。料理の仕込みで朝早いからと言い訳しながらも、せっかちに交合を求める美智子を可愛いと思いながら一戦交えて部屋を出ると、何とトイレで起きてきた沙織と出くわしてしまう。義母との関係は承知していたものの生々しい喘ぎ声に煽られたのか、沙織は薫の部屋で抱いてと迫り汚れたペニスを清めようとシックスナインで奉仕した後四つん這いで薫を受け入れる。休む間もなく正常位でのスローセックスをしていたが、押し入れから物音がして実は綾乃が先に部屋に来ていたものの、二人が行為を始めたので出るに出られずにいたことが発覚する。妹にも恥じらうことなく楽しんで欲しいと沙織は時に挑発したりなだめたりしなから、姉妹でとことん少年の精を搾り取るつもりで代わる代わる交わり続ける。

秋を迎え綾乃の受験勉強の追い込みが本格化する前に、美智子の提案で母娘たちと薫の四人で温泉旅行に出掛けるが、娘たちが大浴場へ行っている間に美智子は薫に迫られ拒めずに正常位で受け入れてしまう。そこへタイミング良く娘二人が戻ってきてしまっては申し開きなどできるはずもなく、しかし娘たちは互いに関係をオープンにするつもりだったと切り返され、美智子は娘たちと並んで四つん這いになり薫の挿入を促すのであった。


【レビュー】

大学進学に伴い古い家屋の立ち並ぶ郊外の街へ移ることになった主人公・薫(19歳)だが、その名前が災いして実は女の子だと思って下宿を承諾したという母娘三人が本作のヒロインで、同じ作者による過去作品『溺れ母娘』とよく似た構成である。熟女ヒロインである【美智子】(37歳)は二度の結婚・死別を経て、最初の相手との娘が【綾乃】(18歳)と再婚相手の連れ子である【沙織】(25歳)が登場するのだが、本作では初対面から一年が経過しており、美智子と既に手で慰めを与えてもらう関係となっている状況から始まる。

美智子は早い段階より主人公を男として意識してはいるが、自ら愛した人が死に至った経緯から一線を越えることには躊躇もあり、それでも彼の押しの強さに負けて肉欲に溺れていってしまう。一方美智子とは血の繋がりがない沙織は彼女の幸せを願っており、また義理の妹である綾乃が主人公に恋心を抱いているのも知っていて、自らも性的な興味を持つなかで初めては美智子にという意思を尊重してやはり本番は後になってからである。

美智子や沙織との性体験を経た主人公だが同じ家に住む限り秘密を隠し通せるものではなく、綾乃も母親との関係を知って「角オナ」していたところを見てしまい処女を捧げられる。ここからの展開はやや早めで、美智子に夜這いし部屋に戻るところを沙織に見付かり、更には綾乃も加わっての姉妹丼へ発展する。本作では美智子との情交描写とほぼ同じくらいの分量が割かれており、ここ最近の黒本の傾向が単なる「熟女推し」の段階から変わりつつあるように思われる。若干気になるのはいずれのヒロインも手や口による奉仕→体位を変えながらの二度の情交というパターンであり、熟女の美智子と生娘の沙織ならば多少の変化があっても良かったと思うのだが…。

2017年7月の黒本の誘惑作品は偶然にも「熟女母親ヒロイン+娘姉妹ヒロイン」という構成だが、村崎忍作品らしくしっとりとしていて、季節柄からか匂いを意識した描写となっておりじわじわとくる官能を呼び起こさせる。例えば主人公が美智子と情交に及んだ後に沙織に迫られる場面で、他の女の匂いが残ったままの一物という描写は、分かってはいてもなかなか描かれないものである。作者は女性かもしくはその立場に立って見ることが得意な方なのであろうと思われる。


愛好家Sさんのブログにて本作が紹介されています。
4239『母娘みだら下宿 したがり未亡人大家』村崎忍、フランス書院/フランス書院文庫、2017/07 発売●あらすじ不動産屋の手違いで美人母娘の家に下宿する事になった少年が、二度も夫に先立たれて女としての気持ちを閉ざしている未亡人家主、そんな継母を心配する義娘、そして異性と接するのが苦手な実娘と深い仲になっていく。●登場人物【綾瀬薫】19歳。童貞。大学二年。おとなしい少年。【滝沢美智子(みちこ)】37歳。下宿先の家...
4239『母娘みだら下宿 したがり未亡人大家』

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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