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巽飛呂彦「メイド母娘vs.割烹着母娘」

巽飛呂彦「メイド母娘vs.割烹着母娘」
(フランス書院文庫、2017年6月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

野球部の練習で肩を脱臼した洸平は幼いころから母親代わりに育ててくれた志保に勃起したところを見られてしまい、浴室で手扱き射精に導かれる。それをきっかけにもう一人の母親代わりのみのりや志保の娘の景織子とも怪しい関係となり、遂には志保に童貞を奪われる。次第に三人と親しくなる洸平をよそに、みのりの娘・唯は自分だけが除け者にされたと避けるようになり…。


【登場人物】

高森洸平
16歳の高校1年生。父親は地質学者で殆ど自宅にいない上に、産みの母は産後1ヵ月で亡くなっており、みのりと志保に育てられている。身長175㎝で日焼けした筋肉質の体格で野球部に所属しているためにイガグリ頭だが、練習の際に肩を脱臼してしまい療養を余儀なくされている。女性経験はない。

桂沢志保
41歳。洸平の亡き母の友人で夫の浮気が原因で離婚し、娘の景織子と二人で彼の隣の家に暮らしている。和服の仕立てや着付けのパートをしている内に次第に本業ぽくなり、現在では殆ど和服を着ていることが多い。96㎝Hカップの熟れた身体付き。男女の機知にはやや疎く天然っぽいところもある。

真矢みのり
38歳。志保や洸平の母親と幼なじみの友人で、同じく浮気によって唯を引き取り女手一つで育てている。自宅の1階でコーヒーショップを開いているが趣味のようで、メイドのコスプレをしながら接客をするのが楽しいらしい。間延びしたおっとり口調でスレンダーながらも90㎝Fカップと女らしい身体付き。

桂沢景織子
17歳。志保の娘で唯や洸平のお姉さん的なポジションだが、普段からマイペースで二人が翻弄されることも少なくない。同じ高校に通い学校一の美女とも言われている才女で、母親に似ずに細い身体付きで80㎝Cカップ。男性経験はない。

真矢唯
16歳。みのりの娘でラクロス部に所属し色黒なのとツインテールの髪を明るく染めているためか、ギャル風に見えてしまうが普段から洸平のお姉さんぶった態度を取りお節介を焼きがち。身長155㎝くらいと小柄な割には86㎝Eカップと肉付きは良く女の子らしい身体付きである。処女。


【展開】

授業を終えて洸平は弁当箱を渡そうと桂沢家を訪ねたもののあいにく志保は不在のようで、洗濯物を持って真矢家に行こうとして誤って洗濯の山を崩してしまう。その中に際どいTバックが混ざっていたのを目ざとく見付けてしまい景織子かまさかの志保なのかと妄想し股間を膨らませていたが、そこへ志保が帰って来て和装でパンティラインが目立たぬように穿いているのと告げられる。志保は気が動転したのかお風呂に入って行ってと洸平を連れていくが、久々に見た勃起の存在感にドキドキし、自分も後を追って浴室に入ると身体を洗ってあげるのを口実にペニスに触れてしまう。若竿は堪らずに精を放出し志保の美貌を汚すのだが、彼女は嫌がるそぶりもなく精液を口にし美味しいと呟くのであった。

翌日洸平は唯に連れられて真矢家を訪ねるが、志保に射精させてもらった余韻に浸りぼーっとしているのが唯には面白くないようで外出してしまった。それを待っていたかのようにみのりから昨日は志保とエッチなことをしたの?とカマを掛けられ、志保に手扱きしてもらい美貌を汚してしまったと打ち明ける。みのりは大爆笑したものの傷付けてしまったと気付き、お詫びの印として二階の部屋に誘いパイズリフェラで奉仕するが、どうやら洸平が乳房に甘えたいのだと気付くと授乳するように乳房に甘えさせながら手で射精に導いてしまう。
次の日から洸平を避ける態度に出始めた唯が気掛かりなものの、その日の帰りは珍しく景織子に誘われて神社に向かい、木陰にあるベンチに座って話をすることに。相変わらずミステリアスな言動を繰り返す景織子が思った以上にショタコンだと知った洸平だが、突然ファーストキスを奪われて股間を滾らせてしまう。それを見た景織子はジャージごとブリーフを下ろすと、興味深くペニスを観察した末に裏筋に舌を這わせ更には先端をペロペロと舐め始めると、洸平が堪えきれずに口内へ射精したのを嬉しそうに飲み下す。

景織子による目眩く快感に溺れた洸平は唯そっちのけで一緒に登校し始めるが、それを見た志保は娘の行動に疑問を抱き帰宅した洸平に何も言わずに迎えると、何でもして欲しいことがあれば言ってと切り出し恋人にすがるような態度を見せる。洸平のリクエストで授乳手扱きをしてもらった上に口唇奉仕までしてくれるが、志保は洸平がもうほとんどの性体験は経験していると知ると、こうするしかないと自ら身体を跨ぎ騎乗位で童貞を奪ってしまう。その淫らさに戦いたのかさよならと連呼する志保を落ち着かせようと、洸平は下から激しく突き上げてアクメに導くと中出しを許されて射精する。

翌日曜日朝遅く起きた洸平を待ち伏せするようにみのりが現れて真矢家に連れていくが、少年を尋問すべく後ろ手に拘束すると志保とは何処まで進んだかと問い詰める。勃起したペニスを露わにすると三分我慢できたら自分を好きにしていいと言いフェラチオ勝負に出るが、時間のことなどすっかり失念しがっかりした洸平に約束を守ったからと褒めると拘束を解いて風呂場に連れていく。実は志保から話を聞いたみのりが仕掛けた罠で待ち受けていた志保も加わって狭い浴室の中で母親二人と交わりを持ったのだが、他にも抱いて欲しいと思っている人がいるはずよとみのりから意味深げに言われ洸平も困惑を隠せない。

その頃唯は洸平と母親たちがふしだらな関係にあるのを知ってしまい、家にもいたくないと夕刻の裏通りをふらついていたが、柄の悪い男たちに拉致されそうになり洸平によって助けられる。辿り着いたラブホテルの一室で待っていた景織子よりみのりも心配していたと告げられても唯は素直になれずにいたが、洸平を好きか嫌いかは分からずともセックスなら出来るでしょ?と挑発され、彼女の見守る前で初体験をせざるを得なくなる。二人の処女を抱くことになった洸平は大いに緊張するが景織子に手伝ってもらいながらの正常位で唯を抱くと、休む間もなく景織子に押し倒されて騎乗位での連続性交の末に、公平に四人を愛したら良いじゃないとこともなげに言われてしまう。

こうして唯と仲直りした洸平はある日の放課後に用具室で交わるが、唯が感じすぎて恐いからお口でと奉仕を始めるのを見るや、サディスティックな感情が沸き上がりイラマチオ同然に口腔を犯して射精する。すっかり従順になった唯を見てみのりと和解したのかと聞くとどうやらまだのようで、洸平は唯を連れて真矢家を訪ねると仲直りの儀式にレズり合って欲しいと母娘に命令する。面白そうと言ったみのりが主導するものの、シックスナインの体勢になると一転して唯が母の淫核に舌を這わせ、みのりも負けじと愛撫をして同時絶頂を迎えてしまう。
その後にみのりから次にやるべきことは決まっているはずと問い掛けられたものの、洸平がまごまごしている間に母娘たちがホテルの一室を予約してしまい全員で愛する儀式へと雪崩れ込む。四人にリップや乳房での奉仕の末に放精した洸平は、次々に母娘たちと交わった末に最後は志保の中でフィニッシュし、全員が同じ幸せを噛みしめていることを喜ぶのであった。


【レビュー】

二組の母娘が登場し初めに母親二人が溺愛する主人公のために止むに止まれず性的な施しを行い、それを知った娘二人も負けじと主人公を誘惑するという流れは、同じ作者の『隣人【二組の母娘】』(2011年1月)でも使われている題材である。確かに二組の母娘が登場するが『メイドvs.割烹着』というほどコスプレ要素がある訳でもなく、登場人物の中で最も年下である主人公を「息子」のように可愛がる母親たち&「弟」のように愛する娘たちがショタコン気味に暴走する展開をほぼ全面で見られる。

・割烹着(和服)の似合うIカップ美女【志保】(42歳)&メイド服を着た若々しいFカップ美女【みのり】(38歳)

父親は仕事で不在がち、産みの母親は出産して間もなく亡くなったという主人公は、母親の親友であった隣人の母親たちとその娘たちに可愛がられていた。ある日野球部の練習で肩を脱臼してしまい志保が入浴の手伝いをしてくれた時に、男になった少年の一物を手で慰めてあげることになり、それが他のヒロインたちに知られたところから話は動き出す。その様子を覗き見ていた喫茶店を営むみのり(コスプレ好き)も主人公を可愛がるあまりに、授乳手扱きプレイで甘えさせながら精を放出させてしまう。

・一つ年上の才女【景織子(きょうこ)】&ツンデレ幼なじみ【唯】

志保の娘の景織子もまた母親の淫らな姿を見て自分も主人公を可愛がって良いのだと気付き、下校途中に神社で積極的に迫り口唇での奉仕を申し出る。ここまでの母二人と彼女のアプローチはほぼ主人公から見た描写に終始しており、いきなりの誘惑に不思議ちゃんが三人も出てきて先行きに不安を覚えたところである。そして巽作品でお馴染みのツンデレ設定の唯は、母たちによる主人公の筆下ろしを経てから順番が巡るのだが、姉のような存在の景織子が立ち会うので生娘二人の処女喪失が描かれている。

・そして全員へ…

唯は母親のみのりが主人公との関係を知って一人仲間はずれにされていたと怒っていたのだが、彼に抱かれたことで母娘たち全員が同じスタートラインに立つことになる。主人公の提案でみのり・唯母娘の仲直りの百合儀式を経て、ホテルの一室で全員公平に愛する儀式へと雪崩れ込む。(『隣人-』でもあった展開だが…。)唯のターンに回ってから筆が乗り出したのか、ヒロインたちの不思議ちゃん行動は抑えられているのだが、何せ出だしからの過半がヒロインたちによる一方的な暴走のためにイマイチ気持ちが付いていかなかったのが正直なところである。美少女文庫など(のラノベ作品全般)を愛好する作者なだけに、何かしらの作品の影響を受けた描写だったのかもしれないが、個人的にそこまで広く作品を理解している訳ではないので読み取れなかったのが残念である。
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tag : 高校生主人公 童貞 母娘丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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