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天崎僚介「新しい淫同居人【義母と女教師】」

天崎僚介「新しい淫同居人【義母と女教師】」
(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

涼は父の海外出張に伴い交際相手である友梨佳と1週間と同居生活をして欲しいと頼まれるが、女性の裸に興味を持つ年頃なだけに彼女の入浴姿を覗き見てしまう。それを知った友梨佳はこれではいけないと手での慰めを提案するが、実は彼女自身男性経験が無く処女であることに重さを感じていて、きっかけを作りたいと願い申し出たのであった。


【登場人物】

諏訪涼
17歳の高校3年生で私立の学校に通い、成績は優秀で細身で大人しい少年。母を亡くしてからは部品メーカーに勤める父と二人で暮らしていたが、突然自分が出張している間に交際相手の友梨佳と暫く同居をして欲しいと頼まれる。女性経験はない。

安斎友梨佳
26歳で通訳の仕事に就いており、涼の父親とは仕事を通じて知り合い、彼女の方から交際を申し出たらしい。身長165cmでスリーサイズは85-58-87というのが涼の見立てである。真面目な性格ということもあり、あまりして来なかった料理を学ぶ姿勢を見てもその一途さが伝わって来る。男性関係については奥手で、未だに処女のままなことに重さを感じていた。

井波塔子
35歳で涼の担任教師だが夫の浮気が原因で、夫婦生活の危機を迎えており子供はいない。身長160cm弱でスリーサイズは90-62-88というのが涼の見立てである。気さくな性格でかつての教え子であった友梨佳が涼と同居すると知って家庭訪問に至り、後に夫婦喧嘩の際に身を寄せることに。


【展開】

父の頼みで友梨佳の元を訪ねた涼だったが、てっきりおばさんだと思っていただけに自分とそれほど歳が離れておらず、しかも美人だと知って興味を抱き同居を始めたその日に入浴姿を覗いてしまう。翌晩も友梨佳の入浴を見計らって浴室へ向かうが、彼女がシャンプーの買い置きを取ろうとしたのと鉢合わせになり、ぶつかった弾みで全裸姿を見て興奮したまま部屋に逃げ込むが、暫くして彼女がやって来てこれから一緒に暮らすのにこんなことではいけないと諭してオナニーの手伝いをしてあげると告げられる。しかしペニスを扱くその指はどこかぎこちなく、射精させそうになってどうして良いか分からずにいると、大量のスペルマを放出させ涼の顔にまで浴びせてしまう。

涼から友梨佳の話を聞いた塔子は仕事を終えると友梨佳の部屋を訪ね、料理に不馴れな教え子のために手料理を振る舞うが、夫が浮気していて無断外泊を繰り返すことへの当て付けのつもりで敢えて連絡せずに一泊することに。友梨佳から借りたパジャマはサイズが小さくムチムチの身体を強調してしまい、それが涼の劣情を刺激して部屋に招かざるを得なくなる。流石にエッチさせてという願いは撥ね付けたものの、大人の女には淫らになりたい時があると呟きペッティングくらいなら許そうと考えて口唇奉仕をするが、欲情に負けて正常位で求めハンカチで口を覆いながら声を抑えて中出しを受け入れるのであった。

塔子と初体験を済ませてから二日が経ち、友梨佳とも毎晩のように精を放出させてもらっていたが、今日は浴室で身体を洗ってくれた上にペニスを咥えてくれた。そこへ塔子が夫と喧嘩したから泊めて欲しいと訪ねてきてこれ以上の発展は無いとがっかりするが、その晩寝静まってから夜這い同然に塔子の部屋を訪ねると、初めこそ抵抗を見せたものの意外にあっさりと応じてくれる。シックスナインで互いの秘所を舐め合い、アヌスにまで指で悪戯した後にバックにして交わってしまう。

翌日友梨佳から話があるからとメールをもらい涼は駆け足で部屋に戻ると、何と塔子との関係がバレていてしかもベランダから室内を覗き見していたと告げられる。更に自らは処女で是非涼に喪失儀式の手伝って欲しい、但しそんな関係は同居生活の内だけと約束出来ればとお願いされて承諾せざるを得なくなる。一緒にシャワーを浴びながら綺麗な身体を洗ってあげるといちいち見せるうぶな反応を確かめながら、出来る範囲で良いからとディープスロートをさせるが、やはり塔子には及ぶはずもなく先に友梨佳の部屋に向かう。そして彼女が現れると改めてキスすら初体験だと聞かされて涼は最新の注意を払いながら、ある程度濡れてきたところで正常位で交わり無事破瓜へ導くのだった。

その晩に帰宅した塔子より旦那と酒を交わしながら話し合った結果もう一度やり直そうということになり、彼の望みを受け入れて来春で教師を辞める予定だと聞かされる。そうなると今までのようにセックスを続ける訳にはいかないと覚悟し深夜に塔子の部屋に来ると、翌朝まで時間はあるからと告げられ最後の情交に及ぶ。ディープキスからのシックスナインを経て、正常位から対面座位、そして騎乗位と目まぐるしく体位を変えながらも塔子は今までにない喘ぎ声を挙げてしまう。ベランダからきっと友梨佳が覗いているはず、そう思った涼は敏感なアヌスに悪戯すると止めてと拒絶されるが、かつて夫にそこでの交わりを求められ変態だと言ったことが浮気の原因だと塔子は呟き涼に初めてを捧げると告げて交わりに及ぶ。

翌朝三人でファミレスに向かい遅い朝食を取っていると、友梨佳が嬉しそうに次の日の晩に涼の父親が帰国するからと報告し、涼も頭では分かっていても美女二人との関係が呆気なく終わることに残念そうな表情を浮かべる。それでも塔子を見送ると今日が最後だから裸を見たいとねだると友梨佳は夜になったらと返事をするが、その晩にセクシーなランジェリーを身に付けて寝室に現れる。何故メガネを掛けているのと指摘すると魅力的なストリップの仕方をスマホで検索していたと返され、真面目な友梨佳らしいと納得しながらセックスは気持ち良いものだと教え込むつもりでキスを始める。塔子との昨夜の交わりを見て同じようになりたいと言われたものの、やはり処女を喪ったばかりの友梨佳にはすぼまりに触れられたり、指ピストンで達したりすることにはハードルが高いようである。それでもシックスナインをしたいと言わせただけでも十分だと納得し、塔子と同じように体位を変えながらしようかと提案する。正常位はまだしも対面座位は流石に無理な様子で、バックに変えてペニスを叩き付けると次第に声が大きくなり射精に合わせるように身体を突っ張らせたのを見て、自分が初めて友梨佳をイカせた男なんだと満足する。

そして翌春に卒業式を迎えると、久し振りに塔子と三人で友梨佳の部屋でホームパーティーを開くことになった。退職する塔子は穏やかな笑みを浮かべ、父の求愛を受けた友梨佳も嬉しそうである。涼は夫婦となる二人を応援したいと敢えて離れた大学を受験し合格したが、友梨佳や塔子との思い出を大切にしながらも早く自分に相応しい彼女を見付けるんだと新生活に期待し意気込むのであった。


【レビュー】

誘惑的な流れの官能作品では比較的ハーレムエンドを迎える趣向が強いのだが、この作者の場合は主人公とヒロインたちとの関係性を強調しながらも至って現実的な方向へと持っていくことに拘りを持っているようにも感じられ、他の作品との差別化が図られている。本作では父親と二人で暮らす主人公が義理の母親になるかもしれない友梨佳(26歳)と1週間のお試し同居を体験していくなかで、人妻教師の塔子(35歳)が主人公の同居生活を知り自らの複雑な事情も相まって一時の関係を持ち、そして三者三様の結論を得る流れとなっている。

真面目で一途な性格の友梨佳は性の体験そのものが無くまだ少年である主人公の青い獣欲を目の当たりにし、手や口や更に身体を使って…というステップアップにて少しずつ快楽を知っていく。主人公もまた性の体験自体が無くややもすれば厚かましいところもあるが根は大人しいだけに、真面目な友梨佳を思いやってかエッチの進展はもどかしく、そこで人妻女教師の塔子の登場となるのである。彼女自身は浮気が原因で喧嘩して友梨佳の家に押し掛けるが、主人公に迫られて教師としての分別を保ちつつも夫も浮気したのだからと一時の関係に溺れ、友梨佳もまた二人の関係を知ってベランダから覗き見してしまう。そこからやっとの情交となるが先に触れたように「義理の母子になる予定」の二人であり、結論もこの設定から逸脱しないために何処か予定調和な印象も拭えないのである。

設定は至ってシンプルで情交場面も穏やかなもので、それでいて主人公の視点で描いたヒロインの女体描写はねちっこくじわじわと感じさせるものがある。性交の手数の多さやヒロインの華やかさというのが官能作品での多数である現状からすると、本作ではややあっさりとしていて多少の拍子抜けを感じさせるが、個人的には懐かしくて安心するという感想の方が強い。ただまだ六作品目である状況を踏まえればこれでいくという決め打ちはまだ早いような気もするので、次は多少の羽目を外してハーレム的なまとめ方でも良いのではないかと思う。


愛好家Sさん、DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4225『新しい淫同居人【義母と女教師】』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2017/05 発売●あらすじ急な出張で父が一週間ほど留守にする間、父の交際相手だという若くて美しい女性の家で面倒をみてもらう事になった少年。心配して様子を見に来た憧れの女教師もなりゆきで泊まる事になり、淫らな体験をする事になる。●登場人物【諏訪涼】年齢は友梨佳と九つ離れている。童貞。S学園の生徒。大学受験を控えている。人見知り...
4225『新しい淫同居人【義母と女教師】』

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新しい淫同居人-義母と女教師(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

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新しい淫同居人-義母と女教師(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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