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櫻木充「二人の美臀母」

櫻木充「二人の美臀母」
(フランス書院文庫、2005年5月、表紙イラスト:小玉英章)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

二人の美臀母 (フランス書院文庫)
櫻木 充
フランス書院
2012-08-17




【あらすじ】

父が亡くなり義母の加南子と暮らしていた慎也だったが、数ヵ月前に産みの母親の志穂から引き取りたいと連絡を受け悩んでいたせいか、暫く日課にしていた義母の下着への悪戯を控えていた。一方で加南子も悪戯を黙認していたのだが、パッタリと収まったのを見て寂しさを感じ、次第に慎也を誘惑するかのように大胆な振る舞いを繰り返していく…。


【登場人物】

北原慎也
17歳の高校に通う少年。半年前に研究者だった父親を脳溢血で亡くし、義母の加南子と共に暮らしているが、彼女を女性として見てしまい悩みを深めている。最近になって産みの母親の志穂から引き取りの申し出があり、そのことも悩みを抱く原因となっている。仮性包茎だが成人を凌駕するほどの巨根。

北原加南子
29歳。学生時代より慎也の父親の元に通い詰めて助手同然となり、5年前に籍を入れた。父親と18歳の差もあってか慎也は義母というよりは歳の離れた姉のように慕っていた。身長165cmでCカップとスタイルは悪くないが、安産型の95cmLサイズの巨臀が慎也に取ってはたまらないようである。

宮田志穂
36歳。慎也の産みの母親だが研究に没頭する北原に愛想を尽かして離婚したが、実家からも結婚を反対され駆け落ち同然で生活のためにやむなく親権を放棄していた。勤務先の社長である宮田と結婚したが、最近になって慎也が権利を有している新素材特許を目的に手元に置いても良いと言われ、慎也を引き取りたいと提案し手なづけようとするが…。90cmを越える豊満なバストとメリハリのある肢体で若々しさを感じさせる。


【展開】

ふた月前に突然再婚した実母の志穂から引き取りたいとの連絡を受けていた慎也だったが、それを機に改めて同居する加南子との関係に悩みここ暫く日課にしていた下着への悪戯を控えていた。夏休みに入り志穂の暮らす宮田家を訪ねる前夜に加南子が扇情的な服装をしていた上に、入浴する前にこれ見よがしに下着とガードルが目につくところに置いてあるのを見て、まさか志穂と連絡を取っていることに気付かれたかと警戒する。されど目の前にオカズが置かれているのを黙って見過ごす訳もなく、加南子がドア越しに様子を窺っているとは気付かずにオナニーしてしまう。

翌日宮田家を訪ねた慎也は若々しい志穂を見て性欲を抱いてしまう自分の浅はかさに舌打ちし、引っ越してくれば部屋を用意しているとまるで金で自分の気を惹こうとする様子に気付きウンザリするものの、宮田と顔合わせした後に自宅の中を好きに巡っても良いと告げられる。そして二階の夫婦の寝室の隣にあるシャワールームにやって来ると志穂のパンティが残されており、慎也は思わず手に取って秘所の匂いを嗅いでしまうが、それ以上の行為は出来ないと理性を取り戻しそそくさと立ち去るのであった。
その帰りに慎也は駅前の商店街で加南子に声を掛けられてデパートに誘われるが、まさか女性下着の店にまで来るとは思わずにいたせいか戸惑いながらも、下着姿を披露してくれると約束してくれたのもあり数点購入した後に自宅へ戻ることに。実は志穂から慎也を引き取りたいとの連絡を受けていただけに、加南子としては自らの身体を餌にしても手元に置きたいと考えるようになり、大胆な振る舞いを繰り返していたのである。下着ショーの最中に着替えるために寝室へ向かうと、慎也が選んでくれたフェミニンなパンティを穿いてキツキツの状態で部屋から出ないでいると、案の定慎也が心配になったのか訪ねて来て露骨なまでにギラギラした視線を向けたのを見て満足感を得る。そして言葉で散々煽った挙げ句に手扱きしてあげると、筒先をパンティで覆いながら射精へ導いてしまう。

ある日慎也は再び宮田家を訪ねると自宅プールの側にあるチェアで昼寝していた競泳水着姿の志穂の肢体を目の当たりにし、思わず秘所ぎりぎりのところまで顔を近付けて匂いまで嗅ごうとしたところを見咎められるが、何も無かったかのように振る舞われてしまう。そこで慎也は母の気持ちを試してみたいとパンティと競泳水着をシャワールームから持ち出し、部屋でオナニーしながら彼女が訪ねた頃合いを見計らって夥しい精液を放ち浅ましい姿を見せ付けるが、一旦は動揺して立ち去ったものの依然として志穂が母親の振る舞いを見せたことに安らぎを覚えるのであった。

一方で義母への獣欲を募らせていった慎也は夜遅く寝室を訪ねてまた手でしてと迫るが、加南子としては下着姿を披露したあの日以来慎也が気恥ずかしくなって距離をおいていたのを見ていただけに困惑を隠し切れない。志穂と逢うようになって加南子に対して母というよりは女として慕う気持ちの方が強いと聞かされ、加南子も更なる性のエスカレーションに踏み出す覚悟を決め、ベッドに横たわって秘所を露わにして披露したり口唇奉仕で射精に導いたりする。少年の興味はすぼまりにもあるらしく、アニリングスの末に指の襲来を受けた加南子は異質の快感を得られながらも三度に渡る射精を受け入れ、今度はセックスもして良いのだからと告白してしまう。

加南子の約束を引き出した慎也は再び宮田家を訪ねると志穂にパンティを盗んだことを謝罪するが、相変わらず母としての態度を崩そうとはしない。競泳水着に着替えて撮影させてと甘え倒すと実母は応じてくれるものの、これ以上の発展は同居を受け入れてくれれば考えると突き放されてしまい許してはくれそうにもない。慎也はその頑ななまでの反応を見て加南子を選ぶことを決意するが、志穂は息子の心変わりに気付く由もない。しかもその晩志穂は夫の口から慎也を受け入れる目的は亡き元夫の新素材特許だとはっきりと告げられ、それでも夫から与えられる快感には逆らえないことを実感せざるを得なくなる。

翌晩に加南子とデートを終えてシティホテルに向かった慎也は滅多に履かないというストッキングで蒸れた秘所の匂いを堪能すると、騎乗位でリードされて童貞を失うと更に正常位やバックと抜かずの三連発を決める。しかし本当に欲しいのはアナルだと知っていた加南子は浴室で準備を済ませてから出てくると、処女を捧げるために玩具で慣らしていたと明かし慎也の蹂躙を受ける。朝まで狂乱の交尾を繰り返していたが、加南子は慎也の愛の告白を受けて性と愛情を取り違えていると内心で理解しつつも、分別がつくその時までは応じてあげようと騎乗位でアナルセックスを始めるのであった。

数日後志穂の自宅を訪ねて加南子との同居を続けると告げた慎也だったが、志穂のお願いで一泊することになり彼女の夫が出張で不在というのもあって妖しいハプニングを期待し、志穂が入浴を済ませてスリップ姿でダイニングに現れるのを見るや股間の高ぶりを抑えられずにいた。夫の女だと再認識した志穂は息子の心変わりの原因が加南子だと気付いていたが、せめて一夜だけは慎也の願いを受け入れたいと薬を盛っていた。こうして志穂の筋書き通りに相姦劇の幕が開き一度目は口唇奉仕で、続けて子宮内に届くほど巨根化した逸物で貫き、最後は四つん這いにしてお漏らしさせるほどの肛交で母を失神へと導いてしまう。こうして情事を済ませると志穂は夫が慎也との同居を認めた理由を明かすが、慎也は母がそれだけ彼のことが好きなのだからと特許を使うことを認め、加南子がいなかったら他の男を好きになる志穂を許せなかっただろうなと告げる。志穂も私も同じだと返し、加南子との関係が慎也のあらゆる可能性を阻害するのならば…と念を押すのを忘れなかった。


【レビュー】

主人公を巡って実母の志穂と義母の加南子による愛憎の応酬…と言えども、ここは櫻木充作品なだけにドロドロした展開は避けつつ、フェチな趣味は全開というのは毎作の通りである。主人公の慎也は義母の加南子が好きで特に美臀に対する拘りが強いが、志穂と出逢い巨乳でグラマラスな肢体に女としての興味を抱くのは割と自然な流れではあるものの、比較優位にある加南子と味比べをするしたたかさも持ち合わせている。

またヒロインたちも息子とは言え血の繋がりのない加南子、血の繋がりはあるが女として伴侶のいる幸せを噛み締めている志穂といったように、それぞれの立場から退いた目で主人公を見ている節も窺える。その思いをストレートに描写するのも櫻木作品ならではだが、作品によっては白けてしまうことにも繋がるようで、生々しい本音は婉曲的にしても良かったのでは…というモヤモヤがあり、本作の読後感に繋がるような気がした。
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tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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