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千賀忠輔「淫獣の襲来 先生の奥さんと娘三姉妹」

千賀忠輔「淫獣の襲来 先生の奥さんと娘三姉妹」
(フランス書院文庫、2017年4月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

俊二は自宅マンションの部屋が家事に遭い、剣道の恩師である稲田家で世話を受けることになるが、ある日学校から帰ると二人きりの折りを見て幼いころから想いを寄せていた陽子を犯してしまう。膣奥まで侵入する長大な逸物に陽子はあっさりと堕ちたかのように見えたが、稲田の妻という貞操観念はなかなか拭えずに俊二は繰り返し凌辱を繰り返していく。


【登場人物】

笠間俊二
17歳くらい?幼い時に資産家の両親を、つい最近に婆やも亡くなりマンションの一室で一人暮らしをしていたが、隣室の失火により自室も焼けてしまい剣道の恩師の稲田の家に同居することになった。成績優秀で大人しい少年だが、自治会のサマーキャンプで陽子を見初めて以来、どす黒い感情を隠しつつ稲田家の道場に通い詰めていた。彼女を抱くことを想定し、女性経験はかなり積んできたらしい。

稲田陽子
39歳。高校を卒業後12歳年上の恩師である稲田と結婚し、満里奈と雪恵を産んでいる。社交的で面倒見が良く、若々しく熟れたEカップの身体付きに俊二が想いを強めていく。稲田の先妻の娘である琴音とは比較的良好な関係を築いているが、気の強い満里奈と生真面目な雪恵の娘二人の仲が上手くいっていないことに頭を悩ませている。俊二のことを実の息子のように思っていたが…。

稲田満里奈
21歳。陽子の娘で理系大学に通い、母親似の美貌に銀縁眼鏡を掛け線が細く神経質な性格で、その美しさを台無しにするくらい男子に対しては冷淡な態度を取り続けといる。特に俊二に対しては陽子への劣情を見抜いているらしく、毛嫌いする態度を隠そうともしていない。高校時代に雪恵の先輩である剣道部OBに告白され1年後に結婚する予定だが、ひ弱なフィアンセよりも最近同居し始めた俊二に対して倒錯した想いを抱く。

稲田雪恵
18歳。陽子の娘で体育大学に進学し、剣道の全国大会で数々の優勝を収めている。父親似で目鼻立ちがくっきりとした顔立ちに170㎝の長身と、ベリーショートにした髪型もあって凛々しい印象を与えるが、何だかんだ言いながらも幼なじみで後輩の俊二に対して恋心を抱いているのが陽子に丸分かりするほどウブな一面もあり男性経験は無い。母に似て女らしく巨乳の満里奈にコンプレックスを抱き、姉妹で口喧嘩が絶えない。Bカップ。

柏木琴音
28歳。稲田の先妻の娘で2年前に結婚しS県で暮らしていて、子どもはいない。舞踊家として活躍し鍛練を欠かさずにおり、満里奈や雪恵に取っては憧れの存在である。琴音自身は陽子に惹かれ黒髪を腰まで伸ばしてポニーテールにし、スレンダーながらも85㎝Dカップのメリハリのある身体付きの持ち主。陽子と並び俊二に取っては幼いころからの憧れの女性。


【展開】

俊二が稲田家で同居を始めた春休みのある日部活の帰りにお使いを頼まれたが、その途中で夕立に遭いながらも今日が陽子をモノにする日だと決意を固める。家に着くなり早く風呂に入るよう陽子に促されるが、わざとペニスを勃起させて脱衣場で待ち構えていると、彼女が着替えを持って現れ巨根を見て怯え身動きが取れないでいるのを逃さずに浴室に引きずり込む。ペニスに触れるように命じ興奮のあまりに美貌に向けて射精すると、洗い流しあげるからと着衣のまま乱暴にシャワーを掛けてずぶ濡れにし、後背位にして服を脱がしながら指ピストンで陽子を陥落させ逸物を膣奥まで捩じ込み中出ししてしまう。

稲田家の家族が帰宅するまでに更にもう一度陽子を犯したものの俊二の性欲は衰えることを知らず、リビングにいる稲田や入浴中の雪恵からは見えないダイニングテーブルに陽子を押し倒して後背位で貫く。恩師のペニスではこんな奥まで届かないだろうと嘲笑い、それでも貞淑であろうとする彼女を試すかのように責め立てて三度目の中出しをする。翌朝も登校前の慌ただしい時間に陽子を抱こうとするが、頑ななにキスを拒むのを見てどれだけ我慢できるのかと意地の悪い笑みを受けて行為を中断する。既に俊二によって深い快感を知った陽子の性的渇望は自らの指で満たされるはずもなく、更に帰宅してからも散々焦らされ、遂には眠る夫に跨がるものの中折れして満たされない。そして夜遅く階下に降りると予告された通り俊二が待ち構えており凌辱されるが、タイミングの悪いことに満里奈が帰宅しソファーの裏手に隠れると、悪態をつく娘が側にいる状況で少年にキスを繰り返し迫られながら犯されてしまう。

陽子を牝奴隷に堕としたとほくそ笑む俊二だが稲田の親類が急逝し夫婦で帰省することになり、部活も無いからと部屋で暇を持て余していたが、隣室の満里奈の部屋から壁越しに物音がして聞き耳を立ててしまう。満里奈は婚約者とのデートの約束をドタキャンし愛読書に登場する悪魔少年を俊二に見立ててオナニーしていたのだが、まさか当の本人が部屋にいるとは思わず姿を現したことには愕然とするしかない。表面的には拒む姿勢を見せるものの俊二の思わぬ偉容に犯されているという態度を保っていたが、そこへフィアンセから電話が入り俊二に命じられるがままにテレフォンセックスさながらに嬌声を挙げながら四つん這いで中出しを甘受するのであった。

バイトを終えて帰宅した雪恵は姉が俊二に犯され嬉しそうにしている姿を目の当たりにして立腹するが、翌朝父に代わって道場の稽古を終えると俊二を呼び出し問い質そうとするものの、好きという気持ちが先走ってつい告白の言葉を口にしてしまう。俊二は満里奈に続き雪恵の本心を知って計画とは違うがと苦笑しながらも道場で正常位にて二発、浴室に移動して胴着を着けたまま後背位で一発中出しする。すっかり恋人気取りの雪恵の気持ちを利用して母娘たちを纏めてハーレムにしようと試みる。雪恵が入浴している間に帰宅した満里奈に性的な悪戯を仕掛けていると、それを見た雪恵が挑発されて姉の調教に加勢し胡瓜を使って膣穴を凌辱し、自らは俊二の指ピストンで快感に達する。更にその行為の最中に満里奈の婚約者から電話が掛かって来ると、姉妹レズで犯されているのという姉の発言に興奮を覚えながら俊二から本日四度目の中出しを受けてしまう。

翌金曜日俊二は戻ってきた陽子に喪服姿での奉仕を求めるが、不在の間に二人の娘も堕としたと披露するために二階の部屋に導くと、満里奈と雪恵がレズり合っている姿を見せ付ける。俊二から既に話を聞かされていたらしく雪恵は寛容な態度で応じたものの、ディルドウを装着して姉を犯す姿に戦慄すら覚えてしまう。更に俊二に押さえ付けられ淫核を責められながら雪恵の黒棒での蹂躙を受けて潮を吹くほどの快感を得るが、休みを与えられることなく俊二の剛直を突っ込まれお義母さんと呼ばれて背徳を感じながら中出しを受ける。

俊二の最終目標は嫁に出て別に暮らす琴音も引きずり込むことで、土曜日に恩師に雪恵と正式交際することを伝えると陽子を使って琴音を稲田家に呼び寄せる。琴音が来るまでの間に薬を盛って稲田をリビングのソファーに眠らせると、あらかじめ三人の牝奴隷にはアナルプラグを仕込んで快楽を味わせておき、彼女たちを並べて次々に肛門性交に至り陽子の直腸へ迸りを浴びせていく。そして到着した琴音がその荒淫振りに戦いているのを見るや、牝奴隷たちを使ってレズ責めに遭わせて絶頂させると、琴音を後背位で貫いて膣奥や直腸に立て続けに中出しをするのであった。


【レビュー】

フランス書院が行う官能大賞にて3回連続で最終選考に残ったという実力のある作者による、「先生(恩師)の奥さんと娘たち三姉妹」を攻略していくフランス書院文庫(黒本)らしい設定を題材とした凌辱風味の作品である。惜しくも受賞こそ逃したものの新規に書き下ろしたと思われる本作にていわばワイルドカード枠からのデビューとなり、目次を見ればお分かりの通り1章を1日という設定で全部で7章だから、1週間で4人のヒロインを屈服させていく流れである。

身内を亡くし住んでいた部屋が延焼に遭い、住むところが無くなった高校に通う主人公・俊二は剣道の師範で恩師の自宅に引き取られるが、恩師の奥さんである【陽子】(39歳)に対して子どもの時から淡い想いを抱いていた。一見真面目で大人しそうな少年が悪魔に豹変するのは黒本の凌辱作風ではお馴染みの流れであり、何故彼女に惹かれたのかという詳細にまで触れられていないのでやや腑に落ちないところも残るのだが、メイン格なだけに初めの3章を使っての展開である。息子のように思っていた主人公からの裏切りに陽子は貞淑であろうと反発はするが、()を用いた心理描写では自慢の巨砲によって与えられる快感には抗うことは出来ないと述べる始末である。こうした大仰なやり取りが続くのが本作の特徴でもあり、凌辱というよりは凌色風味な誘惑作品と言えるのかもしれない。

陽子が夫とともに家を不在にした間の2章は彼女の娘である【満里奈】(21歳)と【雪恵】(18歳)の出番であり、理系大学生で男嫌いで繊細なのにフィアンセのいる前者と、中性的で幼なじみの主人公に素直に好意を現せない後者(生娘)と対比されながら主人公に堕されていく。本質的に被虐性の強い満里奈と、その姉と(特に容姿で)比べられコンプレックスを抱く雪恵との関係が逆転し、女同士での交わりまで描かれているのは面白いと思う。

姉妹を堕とした主人公の母娘ハーレム計画の仕上げとして母娘の対面儀式があり、更にここまで出番の無かった陽子の継娘【琴音】(28歳の人妻)が久し振りに実家を訪ねてきてしまい蟻地獄に巻き込まれていくまでが終わりの3章である。満里奈と雪恵姉妹のように表面的な対立は無いものの、琴音は陽子母娘と血の繋がりがないだけに彼女たちのペースによって主人公との関係を強いられ、後ろまで犯されてしまうというのは凌辱作風ではお約束な展開である。琴音もまた主人公に取っては憧れの女性だが、降って沸いたかのような四人目というのは少々多すぎる印象だった。またこれは個人的な好みの要素が強いが、快感のあまりに「イく」ことを「逝く」と書かれていたのは気になったところで、死ぬほどの快感と言えばそうかもしれないがちょっと違うかな?と感じた次第である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
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淫獣の襲来-先生の奥さんと娘三姉妹(著:千賀忠輔、フランス書院文庫)






相互リンクさせていただいているDSKさんが早くもAmazonにて、本作のレビューを投稿なさっています。

DSKさんのレビュー

編集サイドの意向が強いからなのか、本作もまたヒロインが一人多いなという感想を抱きました。途中でその存在が浮き彫りになりますが、琴音も主人公の憧れの女性であるとは言え、終盤に降って沸いたかのような登場の仕方に疑問を感じましたね。

千賀忠輔先生インタビュー(公式ホームページ)

フランス書院文庫公式ホームページの「編集部発」で作者ご本人のインタビューが掲載されていますが、明らかにページ数が足りなくなったのはやはり琴音まで取り込もうとしたからかな?とは思いました。陽子や満里奈、雪恵との情交描写にて1行で済ませてしまったところが実は個人的に読みたかった場面でもあります。逆に終盤は琴音に対して仕掛ける調教はまるで今までのおさらいであるかのようで、詰め込み感が強かったのも否めません。(【展開】でサラッと流しているのはそのためです。)

拙レビューでも書きましたがヒロインたちがそれぞれに主人公に対して何らかの愛情を抱いており、彼女たちの本音と建前が透けて見えるような描写は面白いなと感じました。次第に被虐願望を開花させる満里奈と病んでくる雪恵姉妹の関係性もまた面白く、その内に主人公と主従逆転するのでは?と思わせるものでした。そこをもっと掘り下げても良かったのかなとは感じましたが、如何せんページ数が足りないというジレンマもあるのでしょうか。同じ新人さんでも破格の大増量の方もいますし、作者さんに書かせるだけ書いてもらってからの再構築でも良いのかな?もっと読みたいと思わせる作品でした。
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淫獣の襲来-先生の奥さんと娘三姉妹(著:千賀忠輔、フランス書院文庫)

2017/4/26 発売 淫獣の襲来-先生の奥さんと娘三姉妹著:千賀忠輔、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 母娘が牝の匂いを漂わせ、美尻をさらす姿は壮観だった! 娘がいるとは思えぬ瑞々しいフェロモンを放つ熟母・陽子。 クールな美貌を恍惚に染め、肉茎をせがむ次女・満里奈。 剣道で鍛えた引き締まった尻を露わにされる三女...

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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