FC2ブログ

神瀬知巳「義母と温泉旅行【ふたりきり】」

神瀬知巳「義母と温泉旅行【ふたりきり】」
(フランス書院文庫、2017年4月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

妻のみちるの実家である綾川家に婿入りした壮介は妻が海外出張で不在にした晩に、酔った勢いで姑の浅子を妻と勘違いしセックスしてしまう。焦った壮介は翌朝みちるに連絡して謝罪するが、意外にも彼女からは浮気を容認するかのような返事が返って来て…。


【登場人物】

綾川壮介
23歳。医療機器メーカーに勤める新社会人。三男ということもあり綾川家に婿入りしていて、結婚してまだ1年に満たない。性行為に恐れを抱くみちるとのセックスライフに支障をきたしているものの、ペッティング自体は頻繁に行っている。

綾川浅子
42歳。亡き夫の後を継ぎ、学習教材や知育玩具を販売する会社の社長に就任。二人の娘を女手一つで育てており、壮介の婿入りをきっかけに一軒家を建て同居生活を始めている。背格好がみちると似ており、四十代とは思えぬ若々しさ。バスト97cmのFカップ。

綾川早紀
16歳の女子高生で浅子の次女で陸上部に所属。髪型をポニーテールにし、活発で人懐こい性格の持ち主。幼いころに浅子の恋人だった男から性的な悪戯をされて以来男性不信に陥ったが、大学生時代の壮介との交流により彼に淡い想いを抱いていた。

綾川みちる
24歳。年下の壮介と結婚したものの、みちる自身が早紀にまつわる事件に遭って以来性交にプレッシャーを感じてしまい、未だにセックスレスに近い関係のままでいる。輸入食品の販売会社に勤めており、出張で家を不在にしがち。巨乳。


本作は「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」の後日談に当たる作品であり、登場人物の設定などは変わりません。

参考作品





【展開】

みちるが海外出張より帰宅してから一週間が経ったある晩、仕事のミスで叱られたらしく壮介が酒に酔って帰宅して来た。母の浅子は多忙でまだ帰宅していないし、妹の先は早寝早起きだから既に就寝している安心もあって、先に帰宅していたみちるは大胆にもリビングで夫を癒してあげようとディープキスをしながら剛直を手で扱き射精に導いてあげる。一度で満足出来ない夫のために口唇奉仕をしてあげようと跪くと、何故か壮介から後ろ手に縛って目隠しまで求められて奉仕を始めるが、そこへ自分の身体を這う手が増えたことに困惑を隠せない。寝たはずの早紀が加わり自由を奪われたみちるの秘所や乳房を愛撫され、口腔には逞しい剛直を出し入れされた挙げ句に迸りを注がれながらアクメに達してしまう。更にソファーに横たわった妹の身体に重なるように四つん這いになると、姉妹でキスをしながら壮介の挿入を受けて中出しされる。

早紀と交わってから二週間が経った日曜日、壮介が勉強を見てあげた甲斐もあってテストで好成績を取った早紀からご褒美を求められ、対面座位の姿勢で5分近くもディープキスをすることに。妻が帰国してから早紀だけでなく浅子とも一切交わりを持たなかっただけに、壮介は早紀としたいという衝動に駆られ外出中のみちるへ連絡を取ると、妹には恩があるからと快諾されそのまま二人は椅子で抱き合ったまま交わり射精する。繋がったままベッドへ移動し正常位で瑞々しい乳房やまだ産毛すら生えていない脇下を責め立てながら二度目の中出しをし、更に四つん這いにさせてデジカメを使って早紀のオナニー姿を収めると、バックで剛直を挿入して三回目のフィニッシュへ駆け昇るのであった。

翌日曜日の朝多忙を理由に全く肌を合わせる機会すら与えようとしない浅子のために壮介が手作り弁当を渡すが、早紀に言われたことが頭をよぎり浅子に食事の約束などで男に何度誘われたか問うと、思った以上に多いのを知って独占欲が沸き上がり口唇奉仕をするまで出勤させないと関係を迫る。そして浅子の口腔に精を注ぎ込むと早紀の文化祭を回ったらみちると三人で温泉旅行でもどうかと誘い送り出すが、その三時間後に忘れ物をしたと浅子から駅に呼び出された上に発車する特急の車内に押し込まれてしまう。駆け落ちみたいとはしゃぐ浅子は娘たちに壮介とデートするからとメールを送ると電源を落とし、持ってきてもらったバッグの中には玩具が詰め込まれているのを壮介に見せて今晩は沢山玩具にしてねと微笑む。既に壮介が臨戦態勢なのを知り個室であるのをいいことに浅子は対面座位で股がり、後ろの穴を指で蹂躙されながら今夜はこの穴を捧げることを夢想しながら連続アクメの末に中出しを受けてしまう。

行為を終えて旅館に着くまでロータープレイに興じた浅子は壮介が従業員に妻と紹介したことに喜びつつ、部屋付きの露天風呂で泡姫のように奉仕すると壮介が我慢出来ないと腰を引き付け、背面座位で交わり中出しされる。部屋に戻ってもイチャイチャは続き壮介から早紀が思わずお漏らしをするほどのクンニをしたと聞かされて奉仕を受けていると、そこへ当のみちると早紀から電話が入りクンニをされていると恥じらいながら自白し絶頂に達してしまう。そして対面座位で壮介を受け入れて快楽を貪っていると、仲居さんが料理の準備に現れても結合を解こうとはせず、尻穴を弄られながらイキ顔を見せないように振る舞おうとするものの達してしまう。

夕食を終えて隣室のダブルベッドに舞台を移すと、後ろ手に縛られた浅子がヒップを高く掲げてアナルスティックによる蹂躙を受けていた。デジカメでその姿を収められそうになり羞恥を覚えるが、脇にあるテレビモニターには早紀のオナニー姿が写し出されていて、娘も自分と同じようにお願いを断れない性格なんだと納得する。そして尻穴に壮介の剛直が侵入して来るとモニターはみちると早紀による奉仕の画面へ切り替わり、改めて壮介が全員に満遍なく愛情を注いでいることを実感し、玩具で膣穴を責められながらの二穴責めに気を遣ってしまう。壮介とのセックスは終わることなく続き早朝になって露天風呂で一休みしていると、みちるや早紀とともに孕ませたいと求められてデキやすい体質なのかもと応諾する。

温泉旅行を終えると浅子は一階の浴室をリフォームしてもらい壮介や娘たちも含めて四人が入れるように改造し、何でも話し合える場所にするからと提案する。みちるはまだ壮介と二人でのセックスには抵抗があるみたいだから母や妹がいてくれた方が好都合だと言い、早紀も壮介が喜んでくれるならと賛成の様子。浅子からは壮介の子を身籠りたいと告げられ、後継者にみちるを指名すれば大丈夫と言わんばかりである。壮介も反対する理由などなく三人に密着されて交わるが、最後はやはり妻みちるだと決意し孕めと言わんばかりに膣奥へ子種を注ぎ込むのであった。


【レビュー】

20作品目に到達した神瀬知巳氏の新作は、昨冬に刊行された『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』の後日談に当たるのだが、本作から読み進めても特に問題はないように説明がなされている。
社会人になりたてで結婚したばかりの【壮介】(23歳)が一つ歳上で聡明な妻【みちる】の実家に婿入りし、ある晩に泥酔した壮介が嫁と勘違いして義母の【浅子】(42歳)と関係を持ってしまい、更に結婚する前から主人公と面識があった嫁の妹【早紀】(高校1年生)に知られた上で結ばれてしまう。みちるの事情により夫婦の営みは上手くいっておらず、不義を働いた壮介が多少の罪悪感を抱きつつ、妻公認の浮気の相手として浅子や早紀がみちる不在の間に性の相手を務め、帰宅した彼女も巻き込みハーレム状態となるところまでが前作『淫らな新居-』の流れである。
その後日談的作品であるが故本作では取り立てて話が大きく進むことはなく、前二章が妻みちると義妹の早紀との情交場面、後三章が題名の通り浅子との温泉旅行でのエッチ三昧、終章は全員でという構成なので「短編二編+中編+短編」というのが実態だと言えるのかもしれない。

前二章ではみちるがトラウマを克服しようと淫らなご奉仕をしてあげるものの、でも母や妹に見られてのエッチの方が良いと気付き早紀が加わっての3Pとなり、みちる公認で早紀との関係が続き中出しを繰り返すまでが描かれている。出だしから第二章半ばまでの約90頁まではフランス書院公式ホームページにて先行Web公開されていた部分であるが、大幅な加筆・修正がなされているので先行公開というのは意識せずイチから読み進めることをお勧めしたい。
娘二人との情交の最中に義母浅子が押しに弱く他の男に取られてしまうかもと焚き付けられ、壮介も彼女のそんな一面をよく知るだけに数週間ぶりに関係を迫って仲を復活させ、本気になった浅子から温泉旅行へ連れ出されエッチな一夜を過ごすのが後三章である。ここではみちると早紀の介入は電話やメールのやり取りというのが最低限あるものの、何故か色々なグッズが出てくるのはやや唐突な気もするが「ふたりきり」の状況で官能描写は満載で濃密と言えるだろう。

終盤には妻がいながらも浅子や早紀も妻とし、更には孕ませ願望まで剥き出しにする主人公・壮介の姿に最初のような気弱さは無く、タフネスぶりを発揮する主人公に付き従うヒロイン像も含めいかにも神瀬作品らしいとは思う。しかしこれまでの作品とあまり変わりない着地点を考えると、わざわざ二冊にするほどのことは無いかなとは疑問を抱いた次第である。2015年の連作の二番煎じという印象で、特に浅子との情交場面は起伏らしいものもなく延々と繰り返される調教めいた展開はこれが好きな読者ならともかく、間延びして「まだヤっている」感がした。後日談にしたいのならば最初から50頁程度増やして一冊に纏めてくれた方がスッキリするし、次作からは別の新しい話を読めるという期待が持てるので、そちらの方が望ましいと思うのだがいかがであろう。

DSKさんと愛好家Sさんによる本作のレビューです。
2017/4/26 発売義母と温泉旅行-ふたりきり著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「この旅行中はすべてを忘れて私に溺れてほしいの」浴衣をはだけ、勃起した先端に手を絡ませる義母。ちろちろと舌先でくすぐり、ゆっくり深く咥えていく。家族の目を盗んで出かけた温泉宿、束の間の恋人気分。濃厚なキス、秘所の洗いっこ、湯船での肉交……熟女のやわ肌と至福のひとときに浸る...
義母と温泉旅行-ふたりきり(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2016/12 発売4220『義母と温泉旅行【ふたりきり】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2017/04 発売●あらすじ入り婿して妻の家族と同居している青年が、妻の出張中に酩酊して帰り、妻と間違えて義母と性交に及んでしまうも、ある事情から妻公認で義母との関係が続き、それを知った義妹とも深い仲になってしまう。●登場人物【綾川壮介】23...
4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』、4220『義母と温泉旅行【ふたりきり】』

関連記事

tag : 社会人主人公 母娘丼 姉妹丼

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

義母と温泉旅行-ふたりきり(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2017/4/26 発売 義母と温泉旅行-ふたりきり著:神瀬知巳、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「この旅行中はすべてを忘れて私に溺れてほしいの」 浴衣をはだけ、勃起した先端に手を絡ませる義母。 ちろちろと舌先でくすぐり、ゆっくり深く咥えていく。 家族の目を盗んで出かけた温泉宿、束の間の恋人気分。 濃厚なキス、...

コメント

非公開コメント

初めまして。いつも興味深く拝読させてもらっています。
上巻でお話自体は決着がついてしまっているので、新しい話やキャラを読みたいと思う人には不満でしょうが、個人的には、上下巻方式は歓迎です。
一冊だとエピローグのみで終わっていまう、キャラ達の幸せなハーレム生活。すでに自分のモノにした女達との愛欲の日々。それらを思う存分読みたいと常々思っていました。
確かに上巻で話やキャラが気に入らなっかたら、下巻に続くのは嫌ですけどね…

Re:

夢追い人さん

初めまして、にゃらです。コメントいただきありがとうございます。

>上巻でお話自体は決着がついてしまっているので、新しい話やキャラを読みたいと思う人には不満でしょうが、個人的には、上下巻方式は歓迎です。

>一冊だとエピローグのみで終わっていまう、キャラ達の幸せなハーレム生活。すでに自分のモノにした女達との愛欲の日々。それらを思う存分読みたいと常々思っていました。

>確かに上巻で話やキャラが気に入らなっかたら、下巻に続くのは嫌ですけどね…

レビューとは違うと思われるかもしれませんが、上下巻方式は個人的には肯定的な意見です。一作品ごとに熟考を重ねた上での年イチペースと思えば、神瀬さんの現在のポジションの裏付けでもありますし、それを読めるというのは贅沢なことであるかもしれません。

次は今冬?となるのだと思われますが、新刊はどういう傾向になるのか。神瀬さんだからこそ今一度若いヒロインに特化した作品も読んでみたいかなあとリクエストしておきたいと思います。

>神瀬さんだからこそ今一度若いヒロインに特化した作品も読んでみたいかなあと

神瀬作品だとJKヒロインは母娘丼要員になってしまいますからね。
でも若いヒロインだけだと単なる若年カップルのイチャコラに終わってしまうし、官能小説らしいインモラルな雰囲気や背徳感をどうやってだすのかという問題が出てくると思います。

神瀬作品の主人公で魔少年物とか出すとは思えないし、個人的に実母、実姉妹の近親相姦は苦手なので。

でも神瀬さんは実母ヒロイン・上下巻方式・社会人主人公等新しいことにチャレンジしているので、若いヒロインに特化した作品も可能性はあるかもですね。

Re:

夢追い人さん

にゃらです。コメントいただきありがとうございます。

>でも神瀬さんは実母ヒロイン・上下巻方式・社会人主人公等新しいことにチャレンジしているので、若いヒロインに特化した作品も可能性はあるかもですね。

おっしゃる通りで「神瀬知巳」だからできるチャレンジもあるし、逆にできないこともあるような気がします。もしかするともう挑戦なさっているのかもしれませんが、いっそのこと「神瀬知巳ではない誰か」として違う路線で攻めてみるということも考えているのかもしれませんね。

官能小説という特性上、作家さん買いの人はどのくらいいるのかは分かりませんが、それでも「神瀬知巳だから買う」という方は恐らく他の作者さんよりは比率が多いと思われます。個人的には新しい話を読みたいしページ数が多過ぎて高くなっても良いから、一冊完結でいって欲しいという考え方です。神瀬さんの次のチャレンジに期待したいと思います。

※一部敬称を略しました。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

〈リンク・トラックバック〉
基本的にフリーですし、特にお知らせ頂かなくて構いません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR