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観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」

観月淳一郎「人妻シェアハウスは僕のハーレム」
(マドンナメイト文庫、2017年4月、表紙イラスト:妃耶八)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

高校に通う広実は自宅のリフォームで半年ほど引っ越しを余儀なくされ、シェアハウスでの同居を選択し大家の美帆と会うが、名前が災いして女子だと勘違いされていたことが分かる。渋る彼女に情で訴えて同居できることになったが、人妻三人に囲まれての生活は広実に取っては刺激的で…。


【登場人物】

川島広実
17歳の高校2年生。両親と3人で暮らしていたが、ボヤにより自宅をリフォームすることになり、建て替えの間に自ら望んで美帆が家主であるシェアハウスに半年間住むことに。名前から女性と間違えられることも多く、今回も会うまでは美帆たちに女性と思われてしまうが…。

井口亜希奈
27歳。気の強い夫と結婚したもののDV被害に遭って怪我を負い、病院で美帆と出会ってから彼女の家に身を寄せることになった。三人の中では最もグラマラスで巨乳だが、当初広実には興味が無さそうだったように見せながらも彼を誘惑して童貞をいただいてしまう。

深田小夜子
32歳。胸の辺りまで伸ばしたストレートの黒髪に銀縁のメガネを掛け、知的な印象を与える女性。夫の浮気により自宅を出て、翻訳の仕事で細々と生計を立てざるを得ず、美帆の家に身を寄せている。高校時代に付き合っていた恋人と広実がよく似ていて、亜希奈との情交を覗き見て嫉妬に駆られて誘惑してしまう。スレンダーな体格の割には不釣り合いなほどバストは豊かで、プロポーションは良い。

麻生美帆
28歳。結婚四年目の若妻で夫が海外赴任となったものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントにはまり、夫との間にすきま風が吹いていたこともあり国内に残ることに。セミロングにした可愛らしい印象を与えるが、貞操観念が強めで広実を女性と勘違いしたことでシェア自体は認めたものの、夫との約束を違えてしまい罪悪感を抱いている。釣り鐘型の豊乳。


【展開】

広実はシェアハウスの家主である美帆に呼ばれ彼女の自宅を訪ねるが、これまでメールでのやり取りだったからか自分が女性だと勘違いされていたようで、男子禁制だからと早くも美帆が断ろうとしているのが明白。そこで広実は両親は当座の転居先でワンルームだし、学校から通うのも遠いから何とかここに置いて欲しいと頼むと、小夜子や亜希奈の取りなしもあって同居を認められる。

美女三人との同居を楽しみにしていたものの、揃って結婚指輪をしていたのを見て人妻だとがっかりしたが、広実は女の園での生活に慣れ洗濯済みの下着をオカズにオナニーしてしまう。
そんなある晩亜希奈と二人きりとなりテレビを観ていたが、ショートパンツから覗くお尻に痣があるのを見付けてしまい、亜希奈は夫の暴力を受けたと告白し上着を脱いで肩口から胸のところにも痣がと言って見せ付けるような素振りを見せる。勃起していたことを亜希奈に指摘され広実は部屋に逃げ込むが、性欲処理をしていたところに運悪く彼女がやって来てしまい、まるでこうなるのを分かっているかの素振りを見せながらセックスを教えてあげるからと告げられる。
舌を絡ませたディープキスの後で口唇奉仕からの飲精をした亜希奈は、今度は自分の番だと言ってたわわな乳房を揉ませたり、陰核を吸い立てながら秘所への指ピストンをさせたりと広実に教えていく。派手にアクメしたのを恥じらいながらも亜希奈は開脚して少年を受け入れると、これまでにないフレッシュな剛棒による蹂躙を受けながら絶頂へ達するが、広実の精力は二度の放出では物足りぬようで続けての性交に溺れていく。

その頃予定を早めて帰宅した小夜子は二人のまぐわいを覗き見てしまい、亡くなった初恋の少年に広実が似ていることを思いながら、化粧瓶をペニスに見立ててオナニーを始めてしまう。そんなある晩小夜子は広実の為に夕飯を作ろうとするが、蛇口からの水が跳ねて服を濡らしてしまい黒い下着にエプロンという大胆な格好に着替える。勿論小夜子が計算付くで仕掛けた罠だが、広実が欲情を抑えようと急いで食事を終えて部屋に戻ろうとしていたのを捕まえると勃起していることを指摘し、手でしてあげると提案する。
広実はあまりの展開に戸惑ったものの小夜子の初恋の人に似ているから何でもしてあげたいと理由を聞かされ、ならば手だけでなく口でもして欲しいと求め精液を飲んでと命令する。更に小夜子に裸エプロンになるよう下着を脱いでと告げると既に秘所はぐしょ濡れのようで、和式便器に跨がるように命じると顔面騎乗位でクンニして絶頂へ導くとまだ終わりじゃないからと正常位にして貫き、セカンドヴァージンさながらにきつい膣穴に精を放出するのであった。

広実が二人と情交に及んでから数日後自宅のあちこちに漂う淫靡な痕跡に美帆が気付かぬ訳もなく、広実を受け入れなければ良かったと悔やむ気持ちよりも二人に対する嫉妬の感情が先に出て来たことに気付く。夫のいる貞淑な人妻でいようとするがそんなある晩に広実と二人きりとなり、彼が入浴中に貧血を起こして倒れ足を痛めた振りをしているとは気付かすに寝室まで肩を貸してあげるが、不自然なほどギンギンに屹立している巨根から目を離せずにいた。こんなことはあり得ないと思いながらもなりゆきでペニスを扱き口唇奉仕で射精に導いてあげるとお返しにクンニと指ピストンにより潮吹きまでさせられ、二人の人妻に対する嫉妬の気持ちも交えながら、嘘をついた罰として自ら上になり騎乗位で迸りを受け止めてしまう。

広実は牽制し合う三人の人妻たちと毎晩のように性交を重ねていくが、ある晩にリビングでTVドラマを観た後にシェアハウスの決めごとにある「モラルに反することはしない」という一文を消そうと提案し了承を得られると寝室に向かう。皆でしたいと遠回しにメッセージを送り素っ裸になり布団に入り寝た振りをしていると、三人がスケスケのベビードールを纏い広実に奉仕を始める。
交代で一人がディープスロートし他の二人からは玉舐めで快楽を与えられると、フィニッシュは全員で先端を舐められながら射精に導かれ、先を争うように美帆の執拗なお掃除フェラで萎える暇も与えられない。亜希奈と小夜子が四つん這いになり誘う姿勢を見せ指ピストンで快感を与えると、美帆は嫉妬するかのようにペニスに軽く歯を立て自分もしてとばかりに尻を突き出し、広実はペニスを挿入しながら両手も駆使して三人を抱くことに。一度出しただけに広実は余裕な様子で交互に人妻たちの膣穴を貫き、こんなに幸せなことはないと喜びを噛み締めるのであった。


【レビュー】

「叔母と美魔女 背徳のヨガレッスン」でデビューした作者は続く「ふたご巨乳ナース 僕と義母と叔母と」でもヒロインを二人としてきたが、本作ではシェアハウスを舞台に名前が【ひろみ】(広実)であることから女子と勘違いされ、主人公を巡り三人のヒロインが取り合う設定となっている。ヒロインたちは題名の通り全員が人妻であり、夫の海外赴任に伴い新居をシェアハウスとした可憐な印象の大家の元に、夫のDV被害で家を出たグラマラスで奔放な美女、夫の浮気に悩み身を寄せた生真面目系の熟女の三人が本作のヒロインである。

・グラマラスで奔放な人妻【亜希奈】(27歳)
夫のDV被害に遭いもう男にはコリゴリだとシェアハウスにやって来たが、最初はタイプではなかった気弱な主人公に対して性的な興味を持ち、二人きりになったタイミングを逃さず誘惑し童貞喪失へ導く。愛し方を教えてあげるつもりが従順な主人公の拙いテクニックにより翻弄され、精力の強さもあって立て続けの情交に及んでしまう。

・堅物で生真面目な人妻【小夜子】(32歳)
翻訳の仕事をしていて見た目からも堅物な印象を与える小夜子だが年齢の割には男性経験が少なく、夫に対しても積極的になれずにそれが浮気の原因に繋がったのではないかと考えていた。亡くなったかつての恋人に似た容姿の主人公が亜希奈と情交に及ぶのをを覗き見てしまい、自分が抱かれることを夢想し一人遊びまでした彼女は二人きりになったタイミングでハプニングを装い、下着にエプロンという扇情的な格好になり誘惑する。

・可憐で清楚な人妻【美帆】(28歳)
結婚して4年目で夫婦の営みが減ってきているなか夫の海外赴任話が持ち上がるものの、趣味で始めたフラワーアレンジメントに没頭し国内に残ることを決めた美帆。自らの勘違いがきっかけで主人公をシェアハウスに住まわせたものの、他の二人の住人が彼を巡り静かに火花を散らしていることを知って自らの本心に気付く。そんなある日主人公の一芝居により、性的な関係に発展してしまう。


ヒロイン一人に付き一章を使っての展開は、第四章にて住人同士モラルなんて気にせずに今だけでも皆で楽しもうよとばかりに、主人公が三人に提案してのハーレムプレイに発展する。主人公の立派な一物と精力の虜になっていて静かに嫉妬の応酬を繰り返していただけに、主人公からの提案は三人にとってまさに渡りに船でありタイトルの通りの結末を迎えるのである。但し本作ではこのハーレムにはいつか終わりがやって来ることも示唆しており、三人とも人妻であることを捨ててまで少年に溺れる訳でも無いし、主人公もかりそめの一人暮らしなだけで親元に戻ることは最初から分かっていることである。そんな現実的な終わり方になるのも致し方ないところであろうか。

本作では亜希奈と小夜子からはシェアハウスにて二人きりの状況で誘惑され性的な流れに発展するが、最初はお口での奉仕で発射してからお返しの愛撫で絶頂しそして合体という展開は、いずれもほぼ同じというのが気になるところである。従って個人的には男を同居させてしまった美帆が夫への罪悪感もあって退いた態度を見せていたのが、主人公が仕掛けた形がきっかけとは言え自分がリードすることに拘り上に乗って交わり快楽に浸る描写が三人の中では一番良かったと思う。

しかし人妻ヒロインたちにはそれぞれに主人公に溺れていく理由はあるものの、結局は年の差ということや期間限定の同居という設定を守ろうとしてか、シンプルで王道の作りではあるがどうしても物足りなさが残ってしまった。マドンナメイト文庫自体が250~280ページ位というフォーマットであるが故、残りのページ数を気にしてか終盤に駆け足でのハーレム描写となる上に、時間経過に伴う互いの目を盗んでの情交というスリルも一文で終わってしまったのが残念である。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2017/4/11 発売人妻シェアハウスは僕のハーレム著:観月淳一郎、マドンナメイト文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。ひょんなことから人妻ばかりが暮らすシェアハウスで夢のような生活を送ることになった童貞の僕は……。実家の建て替えで仮住まいを強いられた高校生の啓太は、一人で学校近くにあるシェアハウスに住むことを決意した。ところが手違いで、そこは人妻しかいないことが判明。双方戸惑いつ...
人妻シェアハウスは僕のハーレム(著:観月淳一郎、マドンナメイト文庫)






DSKさん愛好家Sさんのレビューでもご指摘なさっていますが、その甘々な作風から類推するとかつてフランス書院文庫で活躍なさっていたこの方の別名義ではないかと思います。

二人ヒロインでこれまで二作品出したし、今回は三人で行こうとなったのでしょうか。各々の情交場面自体は悪くないですけど、多少の手直しはあるものの亜希奈で使った展開を小夜子や美帆でそのまま使われると粗さが目立って見えてしまうのが残念です。あと本作では三人とも「人妻」設定ですが、例えばDV夫が乗り込んでくるとか、美帆が誘惑している間で夫から電話が入って背徳を覚えるとか何かしらかの捻りは欲しかったかな…と。紋切り型が悪いという訳ではなく、そう見えないように何かしら工夫が見られると良いかなということです。「人妻たちとシェアハウスで同居できて、しかもハーレムなんて夢に決まってるじゃん」と言われればまさにその通りですが、その現実が透けて見えるような蛇足な記述も見え隠れしていたのはちょっと残念ではあります。

しかし話は変わりますがマドンナメイト文庫の方向性はこうしたフランス書院文庫的な甘々誘惑路線から、ローティーンヒロインを主題にしたところまで何でもごされというラインナップです。レーベルごとの方向性に沿ってオーダーしてはいると思いますが、本作のように明らかな寸詰まりで駆け足なまとめ方にするのなら、ページを増やすかヒロインを減らすかしないと、当たり障りのない作りに終わる可能性が高い気がします。
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tag : 高校生主人公 童貞 熟女限定

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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