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常盤準「【甘い夜】夏の個人教授」

常盤準「【甘い夜】夏の個人教授」
(フランス書院文庫、2010年7月、表紙イラスト:野中昇)

ネタバレ有り。御注意下さい。
2016年6月25日レビュー再編集。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

中学で野球部に所属する浩志。久々に出会った深雪と偶発的な接触をきっかけに童貞を卒業する。そんな中で姉の奈緒や妹の絵美も性に関心を持つようになり、浩志と関係してしまう。

【登場人物】

田村浩志
15歳。野球部に所属する中学3年生。坊主頭であどけなさが残る少年。童貞。

深雪
25歳。浩志たちの従姉。茶色でウェーブの掛かった長い髪。百貨店の紳士服売場の担当。出張中の夫とはセックスレスが続き、久々に出会った浩志に過激な性教育を仕掛ける事に。

田村奈緒
16歳。浩志の姉で高校1年生。成績優秀で清楚なツインテールの美少女。自分の下着で浩志がオナニーする現場を目撃し、性に興味を持つ。処女。

田村絵美
13歳。浩志の妹で中学1年生。ショートヘアで端正な顔立ちで未成熟な身体ながらもチアリーダーをしている。ややませた所が有り、積極的に浩志に迫って来る。処女。

【展開】

深雪の来訪を受けた浩志は友人から借りた性のハウツー本を見付けられ、取り合いになる内に押し倒す形になると、彼女に主導されて椅子の上で対面座位のような姿勢で密着し口付けを交わしながら手コキされる。その数日後百貨店の試着室で口唇奉仕を体験し、更に日曜日に修学旅行の土産を渡そうと浩志は深雪の部屋を訪ねる。夫婦の寝室で初体験を迎えると、数日後にホテルのスイートルームに連れ込まれ、顔面騎乗し舌での愛撫を求めるいやらしい姿に圧倒されてしまう。

深雪の美臀だけでなく奈緒のヒップにも興味を抱いた浩志は姉と二人きりの次の日曜日、洗濯物のショーツを穿いてオナニーしようとしていたところを見付かってしまう。弟のいやらしい姿を見て興味が湧いたのか奈緒は毎晩のように部屋を訪ねてはスキンシップを取るようになるが、浩志に四つん這いにされショーツ越しに疑似性交を求められて恥ずかしくなり、それ以降来訪は途絶えてしまう。

翌日曜日に深雪に呼び出され図書館で書棚の影に隠れてのキスや多目的トイレでの情交を終えると、自宅で裸エプロン姿を披露されて寝室ではアナル舐めを経験し、お返しに舐めてあげるとそこでも感じるのだと新たな悦びを知る。そして野球部の市大会を前夜に控え、久し振りに部屋を訪ねて来た奈緒から借りたハウツー本の知識を披露すべく口唇奉仕を受けると、彼女の秘所をクンニしてから処女穴に中指をピストンさせ快感を与えるのだった。

市大会で活躍を見せた浩志はチア部の応援で駆り出された恵美と帰る途中で神社に寄ると、人目の付かない場所でキスを求められる。勃起に触れてくる妹の積極さに主導されて浩志も秘所に指を伸ばし、陰核と指ピストンの二点責めで絶頂に導く。そして県大会で泊まり掛けの遠征に向かった晩、旅館の布団部屋に誘われた浩志は体操服姿の恵美に魅了され、正常位で繋がるとバックに入れ換えてフィニッシュする。

県大会は1回戦敗退で部活を引退した浩志は、夏休みに入り母親の言い付けで奈緒に勉強を教えてもらうが、友人や恵美も交えた勉強会で妹に悪戯されてしまう。そして恵美と二人きりになると部屋を訪ねY字バランスをさせながらお返しとばかりに悪戯するが、飲み物の瓶を使ったオナニーを見てとばかりに挑発されると我慢出来ずに交わってしまう。

翌週に両親や恵美が泊まり掛けで外出した日に浩志は奈緒に迫るが、拒絶されて衝動的に深雪の部屋を訪ねる。しかし夫がいる以上はエッチが出来る筈もなく家に引き返すと、一人にされ心配そうな顔の奈緒に出迎えられる。居間で姉を破瓜に導くと残った課題をやろうと奈緒に促されるが、勉強どころではなく再び彼女を押し倒すと正常位から屈曲位、更にはバックにして二回戦を済ませる。

その四日後久々に休日を迎えた恵美に買い物に付き合ってと誘われるが、百貨店でスクール水着を買うとその足でラブホテルに連れて行かれ、浩志は買ったばかりの水着を着て欲しいと所望する。四つん這いにさせて着たままで交わると騎乗位にさせ中出しした後で、休むことなく二度目の情交に突入する。一方で毎晩のように姉の部屋を訪ねては、奈緒のリクエスト通りに目隠しや緊縛してのセックスを重ねていく。浩志はこの夏休みに学んだのは、女はセックスをするとエッチになるということだったのかもしれないと納得する。

夏休みも終わりに近付いたある日、父親の提案で一泊二日の旅行に出掛けることになるが、子供たち三人は両親とは別々の部屋となった。浩志は恵美と混浴風呂でイチャイチャしていると、奈緒も気恥ずかしそうに後からやって来る。その余韻を残しつつ寝静まった恵美をよそに浩志が奈緒と交わっていると、いつの間にか妹が覗いているのに気付く。対抗意識むき出しで四つん這いの挿入を求める恵美に対して、奈緒も比べてとばかりに隣に並び、更には恵美のアナルを指でほぐし快感を二穴の快感を与えるのだった。

翌春無事志望先に合格した浩志は、奈緒の責めにより深雪との関係を自白させられるが、当の深雪は四人と楽しもうと週末になると夫のいない部屋に呼び寄せていた。そしてゴールデンウィークを迎えたある週末、深雪は二人の姪の見守る前でアナルセックスを求め、淫らな姿を披露する。

【レビュー】

これまで凌辱作品メインだった常盤準氏の3作目は誘惑作風に方向転換したものの、黒本でのこの名義での刊行は最新作という位置付けに当たる。凌辱系でデビュー、その後は誘惑系にチャレンジ(その逆もそうだが)というのは、多くの愛読者を得られるきっかけになり得るし、その逆のリスクも付きまとうから悩ましいとは思うのだが…。

主人公が進学を控えた中学3年生で相手が従姉25歳はまだしも、実姉や実妹と関係しそれぞれ16歳、13歳というのは、かなり年齢や近親度という設定面で攻め込んだ印象を受けた次第である。従姉の淫らなお姉さんに教えられ、メイン格の実姉には迫り、オマセな実妹に迫られと官能面でのボリュームは満載と言えるであろう。

惜しむらくは題名の通り甘い夏の夜を主題としており、主人公の部活生活と絡めて舞台が頻繁に転換していて分かりづらい一面が見られたこと、終盤で姉妹3Pから従姉も交えた4Pへと発展していく過程はページ不足で結論を急ぎすぎた感が否めない。しかしそれを除いてもヒロインそれぞれの主人公との立ち位置の差がしっかりと書き分けられており、情交描写が多めとあらば官能小説として十分なレベルではないかと思われる。

DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2010/7/23 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「私のここ、すごく濡れてるでしょ?……ほら」浩志の手を取り、蠢く秘唇の奥へと導く深雪25歳。黒い絹草の感触、膣襞の締めつけ、匂い立つ芳香……。少年を虜にする熟れた女体は羞恥と恍惚に赤く染まりゆく。「私のすべてを、あなたの好きにしてもいいの」二人きりの寝室で行われる「夏の夜の個人授業」!★★★★★ 従姉、実姉、実妹……3人とも素敵過ぎる!, ...
甘い夜-夏の個人教授(著:常盤準、フランス書院文庫)






その後の作者はマドンナメイト文庫やその他官能レーベル、ウェブログでの配信と、マルチに活躍なさっているのは周知のことと思います。

その中で昨冬「イズミエゴタ」名義でこの作品が刊行されています。




拙ブログでの本作の紹介記事はコチラです。

イズミエゴタ「ハーレム学園演劇部 放課後の禁断レッスン」(マドンナメイト文庫、2015年12月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)【あらすじ】高校に入学した太一はクラスメイトの果純を追って演劇部に入部したものの、何と男子部員は自分一人という状況に嬉しさと戸惑いの入り交じった心境に。ある朝部長の美帆と登校の折に混雑したバスの中で身体を密着させた事から次々と先輩...
イズミエゴタ「ハーレム学園演劇部 放課後の禁断レッスン」



こちらの作品の売れ行きが良かった様子で、2016年8月には続編?と思われる作品が刊行される予定です。

ハーレム学園テニス部(仮) マドンナメイト文庫

同じ舞台、同じ主人公かは不明ですが、テニス部という運動部、刊行時期が夏というのもあって夏の合宿や日焼けした肌と白い柔肌とのコントラスト、汗の香りなどフェチ要素も盛り込めそうな気がします。8/10刊行とのことで楽しみです。
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tag : 中学生主人公 童貞 姉弟相姦 処女

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甘い夜-夏の個人教授(著:常盤準、フランス書院文庫)

甘い夜-夏の個人教授(2010/7/23) → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 「私のここ、すごく濡れてるでしょ?……ほら」 浩志の手を取り、蠢く秘唇の奥へと導く深雪25歳。 黒い絹草の感触、膣襞の締めつけ、匂い立つ芳香……。 少年を虜にする熟れた女体は羞恥と恍惚に赤く染まりゆく。 「私のすべてを、あなたの好きにしてもいいの」 二人き...

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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