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蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」

蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」
(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:丹野忍)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父を事故で亡くした拓海は義母の綾子に性的欲望を抱いていたが、一周忌が過ぎたのを機に籍を抜くことを告げられ衝動的に押し倒してモノにしてしまう。実は叔母の香織の手解きを受け女性の扱いに慣れていただけに、青年は用意周到にその日が来るのを待ち受けていたのであった。


【登場人物】

新堂拓海
川崎市に住む19歳で予備校に通っているらしい。1年前に父親を事故で亡くしているが、その前から綾子に対して性的な視線を向けており、当の彼女が避ける素振りを見せていただけに苛立ちを募らせていた。産みの母親が離婚して別れた影響もあってか熟女好きで、20㎝級の巨根。

新堂綾子
36歳。5年前に新堂と結婚し夫婦仲は良かったが、拓海とは距離を置いて接していた。多少なりと財産目当ての結婚でもあり、喪が明けたら義父母や香織の勧めを建前に籍を抜き、付き合いのある男と再婚しようかと考えている。

桜井香織
36歳。新堂の実妹で2年前に夫を事故で亡くしている。綾子とは表面上仲良くして来たが兄の遺産相続を巡り快く思わなくなり、拓海を肉体で誘惑し筆下ろしだけでなく女の扱い方まで教え込んできた。川崎の隣駅の蒲田に住んでいる。

東雲和紗
36歳。拓海の中学時代の英語教師だったが、結婚を機に家庭に入っているものの夫は2年前に急逝した。香織とは大学時代からの友人でもあり、拓海にも興味を抱いていて際どい関係寸前まで至ったことがあってから、接触を避けるようになった。東京都の葛飾区在住。

志摩
39歳。拓海の産みの母親だが夫のサディスティックな性的趣味に耐えかねて離婚し、年下の男性と再婚したものの2年前に急逝している。彼との間に子供はおらず、現在は横須賀市の佐島の高台に一人で暮らしている。


【展開】

香織から電話を受けた綾子は将来を考えて早く籍を抜いた方が良いと説得され、確かに自分を見る拓海の好色な視線や性的な悪戯に耐え切れないと感じてその晩に帰宅した彼に事情を話すが口喧嘩になり、最後くらいは母娘らしいことをと求められ背中を流してあげることに。ところが臆面もなくぺニスを晒し出しているのを見て綾子は怒って浴室を立ち去ろうとするが、逆上した拓海に押し倒され頬を張られてしまう。
交合だけは避けようと手でペニスを扱きながら拓海の乳首や鎖骨などを舌で愛撫していた綾子は射精させようと試みるが、待ったをかけるように男上位のシックスナインに体位を入れ替えられてしまい、剛直に口腔を穿たれてしまう。秘所を責められ挿入してと言わさせられた綾子は彼の類い稀なほどの巨根に子宮口まで貫かれてしまい、淫らな本性を剥き出しにして青年の精を一滴残らず搾り取ろうと腰を遣う。駅弁スタイルで繋がったまま寝室へ連れていかれ、綾子は快楽に溺れながらもこのまま拓海を自分の身体の虜にしてしまえば、亡き夫の遺産は自由に使えるのだから出ていく必要は無いと考えを変えるのであった。

綾子を犯してから三日が経ち義母を全裸にして椅子に縛り付けたまま外出した拓海は、移動しながら綾子の後ろの穴を犯したことや、逃げられないように預金通帳などを盗み出したことを告げられた時の義母の悔しそうな表情を思い浮かべながらニヤリとする。今日はどう調教してやろうと考えながら家に着くと綾子の姿が無く、状況から見て香織の仕業だと見て自宅を訪ねると、香織はしどろもどろになりながらも隠そうとするものの拓海に「お預け」にされては口を割らざるを得なくなる。和紗の元に匿っていると聞いて一度情交に及ぶと、拓海は運転する車の中で口唇奉仕をする叔母の淫らさに呆れつつも和紗の自宅へ到着する。

事情を聞き身内でそんなことをするなんてと和紗は綾子と香織を糾弾するが、拓海は中学時代に筆下ろしを約束してラブホテルに自分を連れ込んだものの、怖じ気付いて手扱きやフェラしてくれただろうと打ち明ける。それを聞いた二人の熟女からここぞとばかりに口撃を受けた和紗は、初体験を叶えてあげられなかったお詫びのつもりで拓海の巨根に奉仕し始め、拓海も頃合いを見て押し倒しペニスを挿入する。その交合を綾子が羨ましそうに眺めていたにも関わらず素直になれないのをみた拓海は、義母の目の前で香織だけ抱いてお預けにしたまま綾子を自宅へ連れて帰る。

香織からその淫乱ぶりは実母譲りと聞かされ、拓海は居場所を聞き出すとふと訪ねてみようと考えて実母の自宅にやって来る。心の何処かでは涙ながらの再会を期待していたのに、インターホン越しに掛けられた志摩の第一声は誰と訝るものであった。感情を見せないどころか、父の遺産の話をすると興味深そうな反応を見せたことに拓海の怒りは頂点に達し、友人の葬儀から戻ったばかりで喪服姿だった志摩を寝室で押し倒す。志摩も綾子と同じように交合だけは避けようとあれこれと分別臭いことを言って説得しようと試みるが、男上位のシックスナインに持ち込むと貪欲なまでに剛棒に食らい付き始める。復讐するつもりでヤり捨てようと拓海は考えていたが、実母の蜜壺は他の三人とは比べ物にはならぬくらいの心地よさで、フィニッシュはバックで中出ししてしまう。

志摩との身体の相性の良さに迷いを抱きながらも、帰りのバスの中で拓海はこれから帰ると綾子にメールする。ミニスカートの中はノーパンという淫らな服装で拓海を待っていた綾子は、志摩を抱いてきたのねと嫉妬を剥き出しにしながら口唇奉仕を始め、更にダイニングで食事をしている最中も奉仕を続ける。そして剥き出しの秘所に拓海の足指を受け入れると孕ませたいと聞かされ、感極まったのか涙を流しながら息子と対面座位で交わろうとして、「熟女の怖さを知るのはこれから」と囁きながら交合を始めるのであった。


【レビュー】

「暴虐小説の鬼才」という触れ込みで2016年最後の月に登場した新出作家「蜜蟲(みつむし)」氏による、熟女好きな主人公拓海(19歳)が四人の未亡人を次々に手を掛けていく凌辱テイストの作品である。主人公は幼い頃に産みの母親が他に男を作り家出した苦い過去があり、1年前には父を病気で亡くしてからは義母の性的魅力に悩みつつ…という状況から始まる。


・未亡人義母【綾子】36歳
5年前に主人公の父親と結婚し肉体的にも充実していただけに、亡き夫との営みは極めて濃厚であったのだが、それが義理の息子である主人公を刺激していたとは気付かずにいた。夫が亡くなり周囲の勧めもあって第二の人生を考え始め、主人公にそれを告げたことにより犯されてしまう。本質は彼との距離感に悩みつつも、計算高く割り切った一面も。

・未亡人叔母【香織】36歳
主人公の父の妹で実母が去ってからは実質的な母代わりの立場であり、中学時代に筆下ろしをして以来定期的に身体を重ねている。兄の遺産相続を巡り綾子に複雑な感情を抱き追い出そうと画策し、主人公を手元に置こうと考えている。唯一和姦テイストの強い情交場面である。

・未亡人女教師【和紗】36歳
主人公の中学時代の英語教師で、香織とは長い友人でもある。かつて一度だけ主人公と際どいところまで迫られたが、教師としての理性が勝り踏み留まったものの、主人公の心に深い傷を負わせることに。綾子と香織に巻き込まれる形で主人公と関係を強いられる。

・未亡人実母【志摩】39歳
いかなる理由があるにせよ、主人公からすれば他に男を作り自分を棄てた女と見なしており、香織から居場所を聞き出すと断罪するつもりで押し掛けて力ずくで関係を持つ。

叔母の香織に女の愛し方を学んだ拓海は自慢の巨根を駆使し、義母の綾子をモノにするところから話が始まるが、彼に愚弄されていく内に次第に綾子は内心では欲深い一面もあるのだと描写されている。自ら毒婦とまで言うくらい義理の息子を手玉に取ってやろうと応戦するくらいの気の強さであり、これが誘惑官能小説ならば興が削がれるものの本作はあくまでも凌辱作品である。
そして綾子だけでなく香織までも拓海が相続した財産を狙って浅ましいまでの淫蕩ぶりを見せ付けるし、二人に巻き込まれる形で関係させられた和紗もほぼ同じような振る舞いである。ここまであけすけだと凌辱作品としての生々しさより、真っ正直過ぎる熟女たちの反応が微笑ましいとさえ感じさせるのだから不思議なものである。

実母の志摩は香織がふと口にした「(主人公の)淫乱ぶりは実母譲り」との言葉から会ってみようと思い付き、いざ顔を会わせるとすっかり自分のことなど忘れていると知って罰を与えようと押し倒す。友人の葬儀からの帰りだったのでこの場面でのみ喪服が登場し、何とか交合だけはしまいと志摩が説得を試みて、次第に手や口だけの奉仕から本番へとなし崩しに関係を強いられる点に妙味を感じさせた。

終盤では気の強い綾子がすっかり従順になったかと思いきや「熟女の怖さを知るのはこれから」と囁き、必ずしも凌辱作品にはありがちなご主人様と牝奴隷たちという関係では着地しないだろうなと感じさせる纏め方で、先に「凌辱テイスト」と書いたのはその辺りから来る個人的な読後感によるものである。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/12/26 発売四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母著:蜜蟲、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。「ああ、拓海、お願い、奥ばかり突かないで」夫の遺影の前で息子に蹂躙される未亡人美母。犯されながらも憂いを帯びた表情には色香が匂い、欲情を煽られた青狼の律動はさらに激しくなる。言葉では拒みながらも熟れた躰は溺れはじめ……淫欲の泥沼に囚われる四匹の喪服妻たち!(引...
四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母(著:蜜蟲、フランス書院文庫)





2016年最後の新出の作家という触れ込みでありますが…、読み進めていく内に「蜜蟲」さんはある既存の作家さんではないかと感じました。セリフの言い回しや情交描写にその方と共通する特徴を何ヵ所かで窺えたように思います。その作家さんの作品と考えれば主人公は荒ぶるタイプではあるものの、他の凌辱作品のように拘束したり乱暴したりなどということはしないようですし、単に熟女好きでストレートに感情をぶつけるのが苦手な青年と考えれば納得のいくところです。


2016年最後の新出の作家の作品を取り上げたことですし、既に12月も終わりに近付いています。ここで今年フランス書院文庫からデビューした方の作品を挙げていきたいと思います。


御室悠二「兄嫁の家で居候 さらに美母娘が…」(2016年1月)




第14回フランス書院文庫官能大賞の最終選考まで残った応募作品をブラッシュアップさせたのが本作ではないかと思われますが、独特の捻りを入れずにストレートな誘惑作品でどうかを見てみたいですね。


鷹山倫太郎「熟女家政婦と僕【青い初体験】」




2016年のフランス書院文庫の話題の一つとして、鷹山倫太郎さんのデビューを挙げるべきかもしれません。今年は凌辱作品の巻き返しが著しい中で、ド直球の誘惑作品でデビューなさったのは、誘惑官能小説好きとしては嬉しい限りです。因みに鷹山さんの三作品目は2017年1月に発売になります。

鷹山倫太郎『てほどき未亡人兄嫁【独り身】』

版元ドットコムの作品紹介ページ

永峰彰太郎「したがり若未亡人 未亡人義母と未亡人兄嫁と未亡人女教師」





「第15回」の特別賞受賞作品ですが、今後も作品を出すとなると熟女オンリーだと競合が激しそうな気もしないではないですね…。


川俣龍司「禁鎖に繋がれたママと女教師とメイド」




こちらは「第16回」の新人賞受賞作品となります。例えとして合っていないかもしれませんが、硬質な文章とやや捻りを加えた展開にかつてのフランス書院文庫の匂いを感じさせました。


一柳和也「完全支配 彼女の母、彼女の姉、先生の奥さんを…」




新出の作家さんということなのですが、個人的には榊原澪央さんの影響を随分と受けられたのかなと感じてはいます。しかし榊原さんの別名義にしては刊行ペースが詰まり過ぎな気もします。同じ凌辱作品でももう少し違う流れの作品を見てみたいとは思いますが…。


多久間太「絶対独占 未亡人、新妻、令嬢女子大生、美母娘」




フランス書院文庫でデビューするには、基本的に「官能大賞」の応募というのが早いのではと思いますが、多久間太さんの場合は本作に似た応募作品が見られなかったので、別の作品で書き直したのかなと見られます。


御前零士「兄嫁と継母と義弟【二階に棲む淫獣】」




リアルドリーム文庫で活躍していたベテラン作家がフランス書院文庫へ進出ということで、作品が刊行される度に根強い人気を誇っていますね。しかし1年に黒本で3冊、フランス書院文庫Xでも1冊とまさに大活躍でしたが、来年はどうなるのか動向に注目したい作家さんの一人です。


御前零士さんの黒本デビュー作品はこちらです。





2016年は凌辱作品の巻き返しもあって、ここ数ヵ月は「誘惑作品2、凌辱作品4」という状況です(涙)2017年は引き続き動向に注目しながらも、他のレーベルにも少しずつ手を付けていこうかと考えてはいます。
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tag : デビュー作品 大学生(浪人)主人公 熟女限定

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四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母(著:蜜蟲、フランス書院文庫)

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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