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美野晶「とろける巫女姉妹」

美野晶「とろける巫女姉妹」
(竹書房ラブロマン文庫、2016年12月、表紙イラスト:大柴宗平)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

留学中の青年・信平はある日、義母の千都子より実家の神社の後継ぎとなって欲しいと帰国の要請連絡を受ける。しかも千都子の実娘である三人の義姉のなかから一人と結婚しなくてはならず、想い人である長姉の梨帆とは気まずいまま再会するが、何故か千都子から逆夜這いを仕掛けられ…。


【登場人物】

沢門信平
24歳の大学院生で米国留学していた。実家は神社で一応は宮司の資格を持ってはいるが後を継ぐ気はなく、先輩のつてにより大手企業に就職するつもりでいた。少年時代に長姉の梨帆に嫌われることをしたと思い込み、それがきっかけとなり家を出て暮らすことを選択していた。女性経験はある。巨根。

沢門千都子
40代半ばで信平の父親と再婚し宮司の資格を持っていて、実質的な神社の責任者的な存在。30代と言っても十分に通用するくらい若々しく、前夫との娘を三人産んだのにも関わらず垂れていないIカップの巨乳を自慢にしている。信平の持つ能力が必要となり帰国を要請したが、奥手だと思い込み逆夜這いを仕掛けてくる。

沢門梨帆
26歳。千都子の長女で神社の巫女として母の手伝いをしている。切れ長の目に黒髪のロングヘアーが似合う美女だが、生真面目な性格が災いしてか取っ付きにくい印象を与える。初めて会った時から信平に好意を抱いていたが、彼が中学の時に千都子のブラジャーを拾ったのを見て思わず頬を張ってしまって以来、ぎこちないままになっている。Hカップの巨乳。処女。

沢門桃花
25歳。千都子の次女で姉妹の中では唯一働きに出ており、神社との関わりはない。男っぽい口調と性格でガサツな一面もあるが、背が高くスタイルが良いHカップの美女。結婚の話を聞いて自らも信平の嫁候補となり、これまで抑えてきた愛情を露わにする。

沢門杏花
25歳。千都子の三女で桃花とは二卵性の双生児なので、小柄で髪も短くし少女のようにも見える。口数が少なく信平の持つ能力にも気付いていた上に、梨帆に気を遣っていたのもあって彼への好意を見せずにいた。意外に男性経験はあり、バストはFカップと姉たちよりは小さいが十分に巨乳。


【展開】

帰宅した信平は千都子の若々しさに感心し、梨帆とは相変わらず気まずいままの再会となったものの、その晩話があると千都子が寝室を訪ねてくる。唐突に神社の後継ぎとなって娘の一人と結婚して欲しいと言われ、信平は皆が知っている梨帆とのいきさつを口に出し彼女も承知しているのかと質問する。すると千都子に押し倒されてしまい自慢の一物をしゃぶられると、信平は疑問は拭えないものの義母と騎乗位で交わり中出ししてしまう。

翌日巫女姿の梨帆に見とれながら境内の掃除をしていたが、その晩に何故か杏花が巫女姿で寝室を訪ねてくる。杏花は自分のような女は興味がないかもと言いながらも、初めて会った時から信平に好意を抱いていたと告白し抱いて欲しいと求める。信平は杏花の秘所をクンニしてあげると、意外なほど激しい反応を見せたことに感動しながら正常位で交わるが、フィニッシュは外へ出そうとすると口内に出してと求められ精を放出する。

翌朝本殿で仕事をしていた信平は梨帆に話し掛けられた折に、嫌いなら無理して結婚なんてしなくてもと気遣うが、当の梨帆は涙を浮かべながらもういいと立ち去ってしまう。彼女の本意に気付かぬままその晩に入浴しているといきなり桃花が浴室に乱入し、杏花を先に抱いたのが許せないと迫られる。後先に拘る理由は教えないと意地を張る桃花を四つん這いにして指ピストンで潮を吹かせると、羞じらう姿を可愛いと思いながら正常位で交わるが、好きと言う言葉を聞いて中出しする。それでも二回戦を求めてくる桃花にたじろぎつつも、応じるのであった。

数日後社務所にいる姉たちをよそに居間にいた信平は千都子に迫られ、以前抱いた時に比べて乳房に張りが出て若返ったのではと疑念を抱きつつ、お姫様抱っこで寝室に雪崩れ込み、正常位から立ちバックへと体位を変えて膣奥に精を注ぎ込むのであった。しかしそんな千都子の変化がイマイチ腑に落ちないまま、ある日信平は触わってはいけないと言われていた境内の大岩に触れてしまい意識を失い倒れてしまう。病院で意識を取り戻した信平は体内の血が沸き立つのを自覚しつつも、入院中の氏子会の会長の病室を訪ねると、沢門一族にまつわる話を聞かされ後を継いで欲しいと頭を下げられてしまう。

会長の話を聞いて死を意識し始めた信平だったが、その雰囲気を察したのかある日巫女姿の梨帆が現れ、乳房を露わにしながら抱いた欲しいと求められる。しかしまたしても信平は自分が嫌いなら無理する必要はないと返し、流石に梨帆も激昂して彼の頬を張って出ていくが、入れ替わりに千都子が現れて梨帆の気持ちを察してやれないのかと叱られる。
翌日信平は完全に嫌われたと夕方までふて寝していると、仕事から帰宅した桃花が部屋に現れて海岸までドライブに誘われ、膝まで海に浸かりながら死ぬ時は一緒だからと全力の告白を受けて抱き合う。しかしその時高波にさらわれずぶ濡れになり、濡れた服を乾かそうと浜辺にある小屋で暖を取っていると、桃花からセックスを求められて正常位から側位、フィニッシュはバックにして中出しする。

桃花だけでなく、杏花や千都子にまで毎晩のようにセックスを求められ、信平は梨帆との仲直りの前にまずは彼女たちとの関係を整理しなくてはと溜め息をつく。そんなある晩拝殿所に人影がいるからと杏花に起こされて向かうと、賽銭泥棒とおぼしき二人組と対面するが、そこへ弓を構えた梨帆が助太刀に現れる。しかし相手も拳銃を持っていて信平が銃撃を受け万事休すと思われた瞬間、大岩に願えという男の声が聞こえて強く願うと、傷口から黒い霧が大蛇の形となってあらわれ泥棒たちを撃退する。
力を使い意識を失った信平は病院に運ばれるが、目を覚ますと巫女姿の梨帆が付きっきりだったと知り、好きと言う告白を素直に受け入れる。一刻も早く二人きりになりたいと信平は退院手続きもせずに梨帆と抜け出しラブホテルに車を走らせると、愛撫されて羞じらう彼女を可愛いと思いながらも正常位で破瓜に導き、対面座位に変えると膣奥に精を注ぎ込むのであった。

梨帆とともに神社の後継ぎとして生きていく覚悟を決めた信平の寝室に、今夜も梨帆もやって来てネット通販で購入した白いメッシュの下着とタイツ姿を披露する。羞じらう梨帆に求婚しようとした瞬間、待ったとばかりに桃花と杏花が色違いのメッシュ下着とタイツを身に付けて乗り込み、修羅場となった時に更に黒の同じ格好の千都子まで現れる。四人とも対等にということで競い合うように信平と交わるが、千都子は屈曲位で絶頂してしまい、桃花とは騎乗位で、杏花とは駅弁スタイルで一度ずつ精を搾り取られる。信平は流石に十代の時ですら三度目なんて無いのにとおののくが、梨帆に求められて対面座位で中出しする。このままだと精気を抜かれて死んでしまうのではと、信平は嬉しい悲鳴をあげるのだった。


【レビュー】

竹書房ラブロマン文庫を中心に、「優しく頼りになる女性が、官能の火に灼かれてくずおれていく描写に定評」という作者による新刊である。「巫女姉妹」というだけに舞台は米国留学中の主人公【信平】24歳が実家である神社の後継ぎとなるべく、義母の【千都子】(40代)から要請され帰国したが、彼女の実娘である三姉妹のうちの誰かを選ばなくてはいけないという話である。

主人公は長姉の【梨帆】26歳を想い人としているが少年時代に起こしたある事件が契機となり、家を出て暮らすことを選ぶ。一方の梨帆は彼に対して決して悪い感情は抱いておらず、生真面目な性格が災いしてか女心に疎い主人公ともども両想いなのに、上手く伝わらないもどかしさが本作の主題ではあるが…。そんななかで結婚の話が出て自ら主導権を取ろうと、男っぽくガサツな次姉【桃花】25歳と、口数の少ない不思議系の末姉【杏花】25歳の二卵性双生児が先に主人公に迫る展開が全体の半分を占めている。

しかし三姉妹よりも更に目立つのが義母の千都子であり、娘たちよりも先に仕掛けて美味しい思いをしているし、終盤でも母ではなく一人の「女」として主張し娘たちによるハーレムにちゃっかりと乗っかっている。生真面目な梨帆が終盤では羞じらいながらも意外に積極的になるのも面白いとは思うのだが、千都子の出番により割を食ってしまっているし、桃花と杏花の双子に至っては折角の双子なのだから、それを生かした官能描写もあって良かったのかなとは思う。主人公が後継ぎになる経緯も語られているとはいえ、全体的には巫女という題材もあってライトでお気楽な印象の官能作品で読後感は良かった。
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tag : 社会人主人公 母子相姦 姉弟相姦 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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