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高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」

高竜也「熟叔母三姉妹【秘悦】」
(フランス書院文庫、2006年11月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

父の海外赴任に伴い裕吾は父方の叔母三姉妹に預けられるが、有希叔母のパンティを使ってオナニーしていたところを麻衣叔母に見付かってしまい、罰としてマッサージをして欲しいと命じられる。過去に残酷な目に遭った麻衣は少年の性に触れて、自らの慰めに利用しようとしていたのだが…。


【登場人物】

柏原裕吾
15歳。自動車メーカー勤務の父が中国の工場へ赴任するため、鎌倉の実家に住む真紀子たちに預けられる。性欲旺盛で特に私生活がミステリアスな有希に対し、強い関心を抱いている。医師を目指す成績優秀な少年で、週三回東京の進学塾に通っている。

柏原麻衣
27歳。柏原家の三女で自宅近くの女子高に勤めバレー部の顧問の一人として活躍している。かつて高校に通っていた時に肉体労働者らしき男に凌辱されて以来異性に恐怖を抱き、次々に優男風の相手と短期間の交際を繰り返していた。

柏原真紀子
37歳。柏原家の長女で裕吾の父に当たる兄が家業の資産管理に興味を抱かなかったために、彼女が実質的な家長の立場に就いており、5年前に夫を亡くして以来は実家に戻り再婚も一切考えずにいる。

柏原有希
30歳。柏原家の次女で大学医院に勤める有能な心療科医だが、プライベートは一切姉妹には明かさずに逆に裕吾の関心を招くことに。実は根室在住の妻子持ちの医師との不倫関係が続いており、陰では苦悩を重ねている。


【展開】

裕吾は自宅に戻るとおめかしした有希が珍しく慌てた様子で出ていくのを目の当たりにし、いつもは部屋を施錠するのに開いていたことに気付き、部屋に侵入し有希の下着を見付けるとベッドに横たわりオナニーを始める。その頃部屋で惰眠を貪っていた麻衣が有希の部屋の異変に気付き、裕吾の行為を目にしてしまう。その晩に罰を与えるという口実で部屋に裕吾を呼び付けるとマッサージをしてと命じるが、好奇心から手を出して来るだろうと期待し狸寝入りする。予想した通り秘所に目を向けた時に目覚め、叱り付ける振りをしながらも手伝いをしてあげると裕吾の勃起を晒すと、大人顔負けで仮性のペニスに圧倒されながらも手扱きで射精に導く。
このままでは済まないだろうと予感した麻衣は翌日体調不良で早退し裕吾の帰りを待ち受けると、案の定彼はセックスしたいとストレートに訴えてくる。ひとまず手扱きで一度射精に導くと浴室に逃げ込むが後を追って来て、更にもう一度射精させて今度は施錠して部屋でオナニーに浸ろうとするが、裕吾が執拗に扉をノックしていていかにも仕方なくを装い中へ招く。裕吾が上になり身体を重ねると麻衣は積極的に少年の乳首を愛撫するが、それだけで身体に挟まれた勃起が打ち震えるのを感じ、同じように丁寧に愛してと指戯によってエクスタシーを味わう。それでも時間がないからと翌土曜日に二人で湯河原に日帰り旅行へ出掛けると、念願の筆下ろしを叶えてあげるのであった。

しかし端から裕吾と深い関係に浸るつもりが無いだけに、性欲旺盛な彼の執拗な求めにウンザリし始め、女子バレー部の宿舎に住み込みでの寮長の話を受けると逃げるように引っ越ししてしまう。しょげる裕吾を見た真紀子は自分が二人の関係を知って引っ越すきっかけを作っただけに、週末に麻衣が忘れ物を取りに来ると連絡を受けて、裕吾が再び関係を迫るのではと危惧する。
麻衣は所用があり今晩は泊まらない、そんな事情は知らず塾から帰ってきた裕吾は、彼女が寝室に寝ているものと思い込み夜這いをかける。セックスを迫る前に手を借りて一発抜いたものの、うめき声をあげながら目覚めたのは何とネグリジェ姿の真紀子だった。ペニスを握らされて性的渇望に囚われただけに巧みに裕吾からして欲しいと言わせると、握っただけで呆気なく射精するが、十代の旺盛な精力を見せられて今度は口唇奉仕でイカせてしまう。
今度は自分の番と裕吾は真紀子の秘所を見せてもらうと舌で味わうが興奮のあまりに果ててしまうと、ぐったりとした叔母を浴室に連れていきシャワーを浴びせる。そしてバックで交わり膣内射精すると、寝室に先に引き上げ戻ってきた真紀子に今晩だけはならば何度しても良いねと言質を取り、指ピストンで膣内を撹拌して絶頂へ導く。そして四つん這いにすると興味のあったアナルへの挿入も果たすのであった。

一夜限りという約束を守り何ごともなかったかのように振る舞う真紀子を見て、裕吾は自分のために犠牲になってくれたのだと納得するが、麻衣がお見合い結婚をすると聞いて穏やかな気持ちでいられない。かねてより興味のあった有希宛てにある日手紙が届いたのを見て裕吾は密かに中を覗き、根室に付き合っている男がいてクリスマスに札幌で逢う約束をしていたのを反故にすると知るが、うっかり手紙を汚してしまいあわよくばを期待して有希には知らせずにいた。
先回りして札幌のホテルの同階の部屋を取りクリスマスディナーで正装した有希を見送ったものの、叔母を惨めに晒すのもと思い男は今晩来ないことを告げる。真相を知った有希は思い切り酔うと共に、後腐れのない甥だからこそと開き直り淫らになろうと決意する。
有希はマッサージを口実に身体を触らせて勃起しているのを目にするとまずは手で放出させ、汚れた手を洗って裕吾に浴室に連れていってもらい身体を洗わせる。飾り毛を剃られて興奮したせいか秘芯を舐められると潮を吹くほどの快感を得て寝室へ戻ると、今度は裕吾の乳首を舐めながらペニスを扱き口唇で精を受け止める。日付けが変わる頃有希は馬乗りになり裕吾の旺盛な性欲に溺れるが、翌朝早く置き手紙だけを残して部屋を立ち去る。
遅く目覚めた裕吾はフロントで有希が石垣島に向けて旅立ったと聞いて、叔母らしいと苦笑いしこのまま羽田に向かうのもつまらないと行き先を考えていたが、そこへ真紀子から電話があり父が本社に栄転し帰国すると聞かされる…。


【レビュー】

本作も三人の叔母を題材として中編を繋ぎ合わせた連作となっており、過去に凌辱されて刹那的な恋愛しか出来ない三女の麻衣、夫を亡くして以来ひとり身の長女の真紀子、不倫関係に嵌まっている次女の有希と三者とも傷を負った女性たちとの情交をメインに描かれている。性欲旺盛な16歳の主人公だけにペニスに触られただけで射精するほどだが、一晩で何度も勃起出来るほどの逞しさに叔母たちも溺れてはいくものの、やはり叔母と甥という関係は切っても切れない訳で一度きりになってしまう。

その一度きりだからこそ交合するまでのプロセスは実にいやらしく、高竜也作品ではお馴染みのオナニーの見せ合いや、白濁を浴びて身体に塗りたくるなどの描写が秀逸である。近年一人一章型で最後は…という作品が多いのだが、一章におけるパターンの豊富さでは近年の方が勝ると思うが、濃厚さと丁寧な描写においては高竜也作品も決して負けてはいないと思う。
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tag : 高校生主人公 童貞 叔母

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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