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梶怜紀「二段ベッドが揺れる【美姉妹蟻地獄】」

梶怜紀「二段ベッドが揺れる【美姉妹蟻地獄】」
(フランス書院文庫、2012年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

両親が仕事の関係で渡英することとなり、義姉の小雪や義妹の麻実と三人で暮らすことになった翔太は、ある日小雪に奴隷になって欲しいと迫り調教を交えた性交を繰り返すが、両親の元から帰国した麻実にも同じように服従を求めていくのであった。


【登場人物】

伊東翔太
21歳。地元にある国立大の工学部に通っている。幼い時に母親と小雪や麻実の父親が再婚して以来、義姉の小雪に想いを寄せているものの、元来の嗜虐的な性格もあって調教じみた愛し方しか出来ない。身長180cmほどでガタイが良く、男臭さを感じさせる。女性経験は豊富。

伊東小雪
23歳。東京の有名私大に通っていたが、この春から地元に戻り隣の市役所で働いている。義弟の翔太を溺愛し結ばれぬ仲だからと諦め上京して別の男と付き合ったものの、やはり忘れられずに帰郷を選んでいる。長い黒髪に淑やかな印象を与える美女。身長158cmで華奢な割に、Gカップでベストプロポーションの持ち主。

伊東麻実
19歳。小雪の実妹で、義兄の翔太にベッタリなブラコン妹。地元の私立大に入学したばかりで、夏休みを利用して渡英した両親の元へ遊びに行っている。170cm近い高身長で手足が長いモデル体型に、目鼻立ちがクッキリとした美女でFカップ。但し幼い頃から翔太だけを見ていたために、男性経験は全く無い。


【展開】

麻実が渡英して翔太と二人きりの生活を始めたある休日、小雪はいきなり翔太から奴隷になって欲しい、さもなくば家を出てひとり暮らしを始めると無理難題を押し付けられる。小雪は自室に逃げ込み二段ベッドの下段で伏せっていたが、家を出ていくと義弟のしょげた声を聞かされると態度を一変させ素直に奴隷になることを告げ、早速とばかりに巨根に口唇での奉仕を求められて迸りを飲み込む。
返礼とばかりに小雪は翔太に可愛がられるとベッドでは窮屈だからと隣の部屋に移動し、正常位で交わり中出しされると二度目はバックから対面座位と体位を変えて、フィニッシュは再び四つん這いにさせられ胤付けされる。夕飯の買い物や真っ裸になっての食事、そして二人きりの入浴から騎乗位での性交と翔太とラブラブ気分で小雪はその日一日奴隷プレイに興じるのであった。

翌朝まで二段ベッドの下段で翔太と交わり目を覚ました小雪は朝勃ちしている剛直に奉仕しようとするが、義弟から許可を得ずに自ら仕掛けるとは何だと叱られ罰を与えるべく和室に連れて行かれてしまう。床にブルーシートを敷き天井には滑車を付けられた異様な雰囲気のなかで、小雪は高手小手に縛られロープで吊るされベルトを鞭代わりにして十二回もお尻を打たれるが、痛みを感じながらも愉悦を得て対面座位で交わる。
小雪はお掃除フェラで剛直を清めるが義弟からいかにも男に慣れたやり方だと指摘され、言葉なぶりにされた挙げ句にお漏らしさせられて、今までの性体験を告白させられる。そしてリビングに移動し対面座位で繋がったまま小雪は二年前に翔太が受験のために上京した際に彼の男らしさに惹かれたこと、義弟のそばにいたいから内定を蹴って帰郷したことを打ち明けると、翔太の歪んだ性癖を受け入れようと中出しを求めるのだった。

姉弟が関係してから二週間後麻実が帰国する日の朝、小雪はいつものように口唇奉仕での飲精から高手小手に縛られての対面座位で交わると、仕上げとばかりに房鞭でお尻と乳房に打たれながらも激しく感じてしまう。そして身体を滑車を使って空中まで吊り上げられると、麻実の居る前では大胆なことは出来なくなるから今まで付き合ってくれてありがとうと翔太に言われ、今までにない快感に浸りながら精を受け止める。

帰国して三日後の朝麻実はキッチンで寝惚けた姿を翔太に見せて色気が無いなとからかわれつつ、際どい話ばかりを振られる内に抱いて欲しいと告白してしまうが、奴隷宣言をさせられて困惑しつつも真っ裸になると後ろ手に手錠を掛けられる。クンニされて潮を吹いただけでなく飾り毛を剃られてしまい、しまいには淫乱娘にはお仕置きだと十数回もお尻を打擲されて戸惑いながらも、翔太の部屋に移動して正常位で処女を捧げられて喜ぶのであった。翔太は浴室で義妹に泡姫奉仕の仕方を教わり対面立位で二度目の性交を終えると、高手小手に縛り上げ犬のように昼食を取らせた後で例の和室に連れて行く。小雪と同じようにしながら反応を窺う内に麻実もお漏らししてしまうが、縄を解いて立ちバックで攻め立て三度目の中出しを喰らわせる。

夕方までプレイが続いたのもあり翔太は帰宅した小雪に三人で外食しようと誘うが、姉妹にはノーパンでミニスカートを履くように命じると、わざと高台にあるレストランから遠いところに車を停めて階段を昇る時に悪戯をして楽しむ。そして帰宅すると入浴中の姉の目を盗んで麻実に口唇奉仕を求め、入れ違いに麻実が入浴すると小雪を部屋に連れて行き、二段ベッドの下段でボールギャグをくわえさせ拘束すると玩具責めにして部屋を立ち去る。
風呂から上がった麻実を見付けると翔太は義妹の部屋に連れて行き亀甲縛りにするものの、トイレに行かせている間に彼女がオナニーしたのに気付き、ベッドに四肢を拘束すると放置プレイの罰を与えると出ていってしまう。小雪の部屋に戻りすっかり義姉が気を遣っているのを見ると、翔太は乳房責めに遭わせた後で剛直を挿入し中出しするのであった。

翌朝寝坊寸前で義姉が慌てて出勤したのを見届けると翔太は麻実の様子を見に部屋を訪ね、尿意を訴える義妹に目の前で小用を足すように命じて羞恥を与える。小雪に比べると麻実はよりハードなプレイに順応するはずと見抜いた翔太は和室に連れて行くと房鞭でお尻を叩き、立ちバックで交わり中出しする。更にプレイ用のロウソクを取り出して乳房とお尻にロウを垂らすと、その美しさに夢中になりながらマングリ返しで交わり腰が抜けるほどの性悦を味わう。なおも健気にお掃除フェラを求める義妹を今度は騎乗位にすると、翔太は三度目の放精に向かい駆け上がっていく。

数日後翔太は帰宅した小雪を待ちかねて全裸に縄化粧すると和室に連れて行き、彼女の部屋から移動させた二段ベッドを見せる。下段は何故かカーテンで覆われているが、小雪は上段に上がると四つん這いにさせられてバックで剛直を貫かれてアクメに達する。その時シーツを剥がされアクリル板で透けた板から下段で拘束されている麻実と対面させられ、一瞬にて性悦が覚めるとともに妹も奴隷になったのだと察知する。
翔太の前で姉妹は自分だけと求めるがそれが奴隷として相応しくないと責められ、言われるままに鞭で打擲されただけでなく、剛直を交互に貫かれて絶頂を迎えてしまう。ひとり達していない翔太は入浴と食事を済ませると、フェラチオゲームと称してイラマチオ同然に二人の口腔を犯し、それでも射精させられないから罰を与えると告げ二人に浣腸のお仕置きをして辱しめに遭わせてしまう。
後始末をしてもらいやっと姉妹のわだかまりも消えたようで、翔太は後ろ手に拘束した麻実を二段ベッドの下段に小雪を、上段に麻実を移動させると、姉に見えるように激しく腰を遣って義妹を絶頂に導く。気絶した麻実が目を覚ますと、今度は下段で小雪が口唇奉仕をしながらロウソク責めに遭わされるが、爪先に垂らされただけで激しくアクメしてしまう。既に六回も射精していた翔太は小雪を屈曲位にすると、余裕たっぷりで麻実に見せ付けるように性交へ及ぶのであった。


【レビュー】

「ああっ、いいっ……翔太君の奥まで届いてるっ」 後ろ手に縛られながら自ら腰をくねらせる23歳。
対面座位で義姉を悠々ともてあそぶ悪魔の義弟。 禍々しい男根が妹の純潔を狙っているとも知らず、
小雪の美唇からは啜り泣きの声がもれはじめ……美姉妹を最後に待つのは「二段ベッド」調教!

(公式あらすじより引用)



「美姉妹蟻地獄」から想起される印象に従い鞭やロウソク、浣腸といった調教色はあるものの、小雪と麻実の美人姉妹が義理の肉親である翔太をご主人様と敬い、当の本人も恋愛感情を抱いているので実際は「イチャラブ」という方がダイレクトに伝わることだろう。文中にも姉妹が翔太から与えられる仕打ちに対して何処かで期待しているのが窺えるし、互いに納得の上での「プレイ」だから、「そうだね、ご馳走さま」な感想となってくる。

(元ネタはこちら?でしょうか)




勿論作者の意図するところでの展開なんだろうと思うけれども、序盤での小雪の義弟に対する呼び方が「翔太君」だったり「翔太」だったりと揺らぎが散見されるのが気になった次第である。「イチャラブ調教」を目指したのならここは拘って欲しいところで、まぁまだ小雪がマゾ色に染まっていないのかなとも受け取れるものの、あまりにも揺らぎが多いのでここは指摘せざるを得ないであろう。

公式ホームページでも本作に「凌辱」タグが付いていないし、凌辱ではないと言われれば納得だけれども、作者に王道の誘惑テイストで本作を書かせたらどういう流れになったのかはちょっと気になる。二段ベッドの設定が生きるのは終盤だけで、誘惑テイストなら上に妹が寝ていて、下から聞こえる姉の嬌声に悶々としてしまうという展開も使えただろうなと思う(川島健太郎氏らしいポップな表紙イラストの通りであろう)。






作者はほぼ半年~一年に一作品ペースで刊行を続けており、2016年10月に約1年ぶりとなる新刊が出ます。




「はしたない茉莉子に淫らな罰を与えてください」夫の事業が失敗し、義弟の奴隷メイドにされた兄嫁。
裸エプロン、強制オナニー、性欲処理セックス……性格の歪んだ暴君に女体を好きなときに弄ばれ、
敏感な柔肌を紅潮させ、何度もイキまくる25歳。ついにはご主人様に進んで奉仕をするまでに……

(公式あらすじより)



公式ホームページでは本日内容が公開になりましたが、義母35歳と妹18歳も登場します(昨今実妹は避けられるので、義妹、つまり義母の連れ子でしょうか?)。管理人もちょっと気になる作品です。
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tag : 大学生主人公 姉弟相姦 兄妹相姦 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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