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但馬庸太「言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人」

但馬庸太「言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人」
(フランス書院文庫、2014年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)





【あらすじ】

世間知らずな二代目社長の夫のせいで負債を抱えた温泉旅館の女将・裕恵は、かつてクビにした従業員の狩野をコンサルタントとして頼る事になり、まるで売春宿へと生まれ変わりつつある旅館に心を痛めつつ自らも快楽地獄へ堕ちていく。そして妹のように可愛がっていた仲居頭の結衣や、宿泊客の琴乃も巻き添えとなり…。


【登場人物】

宮ノ下裕恵
34歳。温泉旅館「清華荘」の女将。着物をキッチリと着こなした黒髪で凜とした容貌の美女。Gカップの熟れた身体付き。身寄りがなく先代に可愛がられた恩を返そうと必死になるが、その頑張りに嫉妬した二代目である夫が怪しい筋に騙されて投資話に乗ってしまい、返済に容易ならぬ額の借金を抱え狩野を頼らざるを得なくなる。

塩田結衣
28歳。「清華荘」の仲居頭で、板長の夫と共に傾きつつある旅館に残り、裕恵を支えていこうとする。勝ち気で正義感が強くリーダーシップがあるが、逆にその一途さが裏目に出てしまうことも。かつて狩野に手を付けられそうになり、それを塩田に助けてもらったこともあり結婚に至っている。Eカップ。

浜野綾子
33歳。狩野が連れて来た「清華荘」の新人仲居で夫の借金返済の為に風俗で働いていたが、それでも返済が間に合わず現在は彼の管理下で宿泊客を相手に売春している。黒髪で貞淑な見た目の憂いのある人妻で、Eカップはありそうな熟れた身体付き。

森宮琴乃
37歳。歳の離れた会社社長の夫の元秘書で、後妻として10年前に結婚している。温厚で物静かな熟れた女体の美女でGカップ。「清華荘」の上客としてやって来たが…。

狩野祐介
34歳。3年前にクビになるまで「清華荘」の従業員だったが、負債を抱えるこの旅館の再建を祐介に手伝わせるという条件を金融会社より出され、営業部長として旅館を取り仕切っている。素行が悪く人を見下したかのような三白眼をした鋭い目付きの男。独身。


【展開】

狩野が営業部長に就任して以来柄の悪い宿泊客が目につくようになり、従業員たちも愛想を尽かして大半が去っていった清華荘。今日も裕恵はマトモには見えない一行を作り笑顔で出迎えるが、綾子とともにある部屋に挨拶に向かうと、男たちからさも当然とばかりに性的なもてなしを要求される。綾子が上下の口でペニスを受け入れているのを見ると裕恵はいたたまれずに逃げ出すが、そこに夫が新たに借金をこさえたと知る。狩野の会社に借金を肩代わりしてもらう代わりに自らも娼婦のようにならざるを得なくなり、夫が黙認する中で狩野の剛直を口唇で奉仕すると、手足を拘束されたまま四つん這いで犯されて中出しされてしまう。

朝まで狩野に犯された裕恵は周りから見ても分かるほど憔悴し切っていたが、一眠りすると狩野からの連絡で特別客を身体で接待する羽目になる。今回借金を肩代わりしてくれるというヤクザ者の斉藤の真珠入りのペニスに奉仕するが、シックスナインで先にいかされてしまい続きをしようと浴室に連れて来られ、泡姫のように乳間奉仕させられる。そしてバックで中出しされると次は寝室の布団に寝かされて正常位の交わりを強いられるが、彼に言われるまま屈辱的な言葉を吐かされ、しかもそれを狩野が連れて来た夫にも聞かされていたと知り、裕恵は心の中で夫に謝罪を繰り返すのだった。

数日後女将以上に再建に奔走する結衣だったが、夫が料理のコンクールに参加するため上京すると試食会と称し裕恵に調理場に呼び出され、狩野への態度に違和感を抱くものの薬を仕込まれたワインを飲まされて眠ってしまう。裕恵も共犯と知り混乱するなかで着衣を剥がされた結衣は拘束されたままバックで犯され中出しされると、次は裕恵の手指によって菊蕾を解された後で、アナルも奪われてしまい絶望の底へ堕ちていく。

結衣は夫が金賞を受賞したと知って名声を傷付けたくないと凌辱されたことを告白せず狩野の要求には二度と応じぬ気でいたが、彼にリネン室へ呼び出され凌辱を収めた画像を見せられては刃向かえず宿泊客に性的な奉仕を行わざるを得なくなる。仕込まれていたリモコンローターで佐伯という宿泊客に操作されながらも何とか口唇奉仕をして流石に本番だけはと土下座してみせるものの、無慈悲な男は狩野に二穴責めを提案し蹂躙し続けるのだった。

その二日後狩野に特別室に呼び出された結衣は、遅れてやって来た裕恵の様子を見て狩野との関係に薄々気付き始めるが、客ならともかく最も嫌悪する狩野に二人で奉仕を求められることになる。浴場でペニスを挟んで裕恵と濃厚な口付けを交わした結衣は次第に積極的になり、露天風呂の屋根の支柱に手を付いてバックで胤付けセックスを受け入れてしまう。それを見守っていた裕恵は結衣を陥れた罪悪感を抱くが、狩野から後ろの穴での性交を求められて贖罪するかの如く激しく乱れて絶頂する。

これまでの他の旅館のように清華荘もほぼ手中に収めた狩野だったが、森宮夫妻がやって来たのを見てこれは決め手になると琴乃に狙いを定める。裕恵を使ってマッサージと称して別室に琴乃を連れて来させると、狩野は痺れ薬を仕込んだお茶を飲ませ、作用が効き出したところで四つん這いにさせて凌辱してしまう。翌晩は睡眠薬で眠らせた夫の脇で再び犯された琴乃はすっかり狩野の虜になり、夫も浮気をしていた事実を突き付けられて快楽に身を委ねていく。こうして三人の極上品を手に入れた狩野は、ボスの斉藤の指示で次の物件に乗り込もうと下卑た笑みを浮かべるのであった。


【レビュー】

但馬庸太作品と言えば恵まれない環境で不満を爆発させた少年主人公がヒロインたちに牙を剥き、最後はハーレムにする近親相姦色の強い作品が主体だったと思われるが、本作はまた毛色の違った凌辱色の強い作風である。作風を広げ引き出しを増やしたことで本作以降の作品にもそのトライアルは反映されており、また原点回帰の方向に向かった時にもヒロインたちの心理描写に深みを増して来ているのではと思う。

本作では凌辱者である狩野がかつて自分をクビにした旅館に乗り込み、内部から侵食して自らの思いのままにしていく復讐というのは凌辱作品としては至って王道な設定であるし、彼の外道なまでの振る舞いはらしいところと言えるかもしれない。対するヒロイン側は三人とも人妻であり、夫に比べてタフで巨根な逸物に溺れていってしまい、必ずしも好意的とは言えない相手からの凌辱なだけに「心では嫌がっているのに身体は…」という面白さはあったと思う。

女将の裕恵は淑やかで世間知らずの夫の前で抱かれる描写は良かったのだが、思ったよりは堕ちるのが早い気もしなくはない。仲居頭の結衣と対面させられる場面では、まだ狩野に対する抵抗感があっても良かったのかもしれない。一方の結衣は狩野との直接的な嫌な記憶があるだけに、当事者よりはまだ客に抱かれる方がというのも頷けるところで、しかしながら彼女の夫が腕っぷしが強いこともあってか直接対決を避けた節も見られるので、ならば人妻設定でも無くても?という気もする。

タイプの違う二人で積みとなっても良さそうなところに、題名の「令夫人」である琴乃は既に八割方話が進んだところでの登場であるせいか、やや尺不足の感じも窺える。やや巻いた印象のラストも読者の解釈にお任せということか、それぞれの夫婦生活がどうなったかが気になった次第である。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
4004『言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2014/05 発売●あらすじ世間知らずな二代目社長のせいで負債を抱えた温泉旅館が、かつてクビにした従業員の男にコンサルタントとして頼る事になり、女将、仲居頭、宿泊客の令夫人が次々に堕とされ、売春宿へと生まれ変わっていく。●登場人物【宮ノ下裕恵(ひろえ)】狩野祐介と同い年。Gカップ。温泉旅館『清華荘』の女将。宮ノ下清一郎...
4004『言いなり温泉 熟女将と若妻仲居と令夫人』








「新基軸」という割には原点回帰な母子(姉弟)相姦が続いたなという印象ですが、久々の新作は人気作品のノベライズ化で、作者のお得意とする母子相姦もののようです。




家では教育ママ、外では怜悧なキャリアウーマン。
近所からエリート家族の母親と羨まれる明美が、
愛息の弱みを握った悪童・健太の卑劣な調教で、
女の悦びに目覚め、牝豚として躾けられていく…
息子・学も母の知らぬ所で性知識を植え付けられ……
華フックの伝説的コミックを完全ノベライズ!



かなり強烈なNTR(寝取られ)作品らしいとの噂ですが…。(管理人は原作を読まずに本作を購入する予定です。)
怖いもの見たさな興味はありますね。
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tag : 社会人主人公 熟女限定

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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