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赤星優一郎「やさしく癒して 若妻バスガイド」

赤星優一郎「やさしく癒して 若妻バスガイド」(フランス書院文庫、2006年8月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

商店街のくじ引きで4泊5日のバス旅行が当たった俊介。何故かバスの社内は運転手を除いて女性ばかり。
新米人妻バスガイドの菜津美に心惹かれるも、回りの熟女たちが放っておくはずもなくモテモテに。

【登場人物】

小林俊介
24歳のしがない会社員。福引きで当たりバス旅行に行く事に。女性経験が少ない為、やたらにエッチ方面の妄想が膨らみやすい。

吉川菜津美
21歳。幼なじみの夫と結婚。家計を支える為、憧れのバスガイドになった。天然でそそっかしい所が有るが、セミロングの黒髪で愛嬌の有る顔立ちに意外に豊かなバストの持ち主。

秋山涼子
35歳。既婚者らしい。菜津美の研修の指導役として同乗した先輩バスガイド。緩やかなカールの栗色の髪に魅惑的な身体の女性。

望月佐和子
30代後半?3年前に夫を亡くしている。貴婦人を思わせる気品の良さを感じさせる。俊介が隣の席に座ったのをきっかけに親しくなる。

慶子
32歳。郁美と同級生で毎年バス旅行に出掛けているらしい。既婚者。スレンダーな体躯でサバサバとした姉御肌の女性。

郁美
32歳。慶子と同級生。既婚者。ぽっちゃりとした体躯と愛嬌の有る性格の女性。

若杉絵理香
28歳。独身?赤いセルフレームにショートヘアの添乗員。仕事に慣れた感じであまり愛想は良くない。脱ぐと意外にナイスバディなタイプの女性。

【展開】

第1章は粗相をした菜津美の代わりに謝罪を込めてと涼子からフェラチオ奉仕され、第2章は未亡人の佐和子の事情を知り休憩中にバスの車中で対面座位で交わります。
第3章はビーチで慶子と郁美に誘惑され、第4章は怪我をした絵理香をおんぶして助けてあげたお礼にと彼女から肉体奉仕されます。
第5章は涼子の頼みでバスの車中で菜津美にセクハラまがいのレッスンをした後、更に夜は俊介の部屋で個人レッスンをします。
第6章は菜津美の見ている前で絵理香の口内に発射したり、3人の熟女にイタズラされた後、車庫に戻るバスの中で涼子、菜津美の順にセックスします。

【レビュー】

本作はパラダイスシリーズ8作品目となりますがシリーズ最終作で、作者の赤星さんに取っては2作品目です。

主人公がバス旅行で知り合った女性たちにモテモテになってしまうシチュエーションは、確かに男に取ってはパラダイスです。その反面、不満に感じる点は少なく有りません。

まず主人公が気に掛けている菜津美に人妻要素の必要性を感じません。女性として恥じらう場面は有るけれど、21歳の女性なら独身の方が良かったのではと思います。
他の女性たちもツアー客の人妻3人だけなら良いのですが、絵理香や涼子にまで手を付ける様だと気が多い男なだけにしか見えませんし、
その女性たちとの情交場面はエロさでは取り立てて深みが有る表現は無かったと思います。一時の快楽を主人公に求めただけかとなりますね。

作者自身が官能描写の有るコメディを追求したのでしょうが、デビュー作同様過剰なまでの文章修辞が却って笑えない要素でも有り、残念ながら読後感は良くなかったです。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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