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小鳥遊葵「熟女教師との再会 美臀にそそられて」

小鳥遊葵「熟女教師との再会 美臀にそそられて」
(フランス書院eブックス、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)

作品紹介(公式ホームページ)





底本はこちら

(リアルドリーム文庫、2010年8月、挿絵:岬ゆきひろ)

作品紹介(公式ホームページ)




※リアルドリーム文庫での小鳥遊葵作品の電子書籍の販売は終了しましたが、2016年12月よりフランス書院eブックスで取り扱い開始しました。


ネタバレ有り。御注意下さい。


【あらすじ】

中学時代の恩師・明海に想いを寄せる真一は、ある日体験実習の引率で来た女教師の頼子に誘われ一夜の関係を結ぶが、彼女が明海の友人で真一のことを話していたと聞かされてひと月後に迫った同窓会の日を心待ちにする。


【登場人物】

立花真一
25歳。三陸地方の港町でホテルマンをしている青年。働き始めて7年になるが営業成績が良く、現在は主任だが出世を目の前にしている。精力旺盛で女性経験は豊富だが、根は真面目な男性。熟女好きで巨根。

北山明海
真一の中学時代の担任で、十年前にタイムカプセルを埋めた際に再会を約束する。その時の思い出が忘れられず、友人の頼子に自慢気に話すことも。普段は女教師らしく貞淑だが、夫との性生活に欲求不満気味。

佐伯頼子
35歳。明海の大学時代の親友で、宮城県内の中学校の教職に就いている。勤務する学校の体験実習の幹事として真一の勤めるホテルに前日から泊まることになり、一夜限りの関係を結ぶ。二回り年下の教え子に告白され筆下ろしをしてあげようとは思うものの、年の差や立場を考えていずれ身を退くつもりでいる。既婚者。

水上可南子
25歳。真一の中学時代のクラスメイトで、他の女生徒より一際目立った美人。当時から真一に好意を寄せていたが、本人が明海にしか興味を示していなかったので気付くことはなかった。再会を機に初めてを捧げようと告白するが…。


【展開】

出張を終えて地元に戻り今日一杯は暇を持て余していた真一は、40歳近くになるマグロ船の船頭の妻と逢う約束をすると、自宅の玄関先で自慢の巨根を使ってメロメロにする。彼女がシャワーを浴びている間に、頼子から打ち合わせのメールをもらうと、憧れの女教師をイメージしながらいずれは親密な関係になるはずだと確信し、船頭の妻と二回戦に挑むのだった。

真一は体験実習の前日にやって来た頼子を駅まで迎えにいくが、彼女の口から明海の名前が出て大学時代の友人だと知り、更に明海が夫と上手くいっていないと話が際どくなるにつれて脈ありだと自信を抱く。そして国道脇のモーテルに入ると、真一は頼子の積極さの裏に教え子の少年に抱かれるつもりでいて、その予行練習で自分としたいのだと気付く。一度目は少年になったつもりで頼子を抱くと真一たちは港から島に渡り、日もくれた崖の上で明海を抱くつもりでバックで交わりめくるめく体験を果たす。

モテる真一は船頭の妻だけでなく、客室係のパートの未亡人と仕事の合間にホテルの空き部屋で彼女を抱くと、今度は40歳近くの若女将に声を掛けられる。男女関係がルーズな従業員たちの中で真面目だと評価されたものの、彼女の話振りからするとどうやら自分を誘っているように思えてならず、近い内に深い仲になるのかもと予感するのだった。

1ヵ月後学校の同窓会で郷里の島に渡った真一は明海は来ていないか探すが、あいにく用事があるらしく夕方から合流するらしい。そんな中でタイムカプセルを掘り起こしている時に、真一は可南子に声を掛けられ島の先端に行こうと誘われる。彼が明海に想いを寄せているのを知りつつも、自分はまだ処女だと告白した可南子からここで奪って欲しいのと迫られる。こんなところでと躊躇する真一だったが、熟れ始めた身体を抱き寄せる内にせめて女にしてやろうという気持ちになり破瓜へ導く。

そして夜を迎え宴の場で明海と再会した真一は、可南子のお節介や頼子から聞いた一夜の寝話に嫉妬の表情を見せる彼女に安堵して後で二人で逢う約束をすると、先に本土へ戻りホテルに泊まる予定の恩師を港で待ち受ける。可南子から私がライバルだと見なしていると聞かされて真一は苦笑いするが、車でラブホテルに着くと明海から頼子との顛末を聞かせてとねだられ、10年前に戻ったかのようにレクチャーを受けながらまるで筆下ろしをしてくれたかのような快感を味わう。

数日後仙台に住む明海と逢瀬のついでに上京して営業の予定を立てていた真一だったが、女将に呼ばれ課長に昇進させる代わりに見返りが欲しいと遠回しに誘惑され、マッサージと称して肉体関係まで結んでしまう。これからのことは分からないが、熟女にモテることに真一は嬉しさを隠せない。

数日後真一は仙台にやって来ると、すぐそばに住む可南子からタイミング良く連絡が入り、明海と逢うまでの数時間を彼女のマンションの部屋で潰すことに。男女が狭い部屋に二人でいれば何もないはずはなく、真一は明海と結ばれて以来可南子へ情が移るのを否めずに二度も中出しする。夜を迎えて居酒屋で明海と会ったものの、そこへ頼子から連絡が入り二人で泊まりに来ないかと誘われ部屋に向かう。

すると頼子は二回り年下で真一にそっくりな教え子と睦まじくしており、彼女が自分たちを呼んだ意図を理解し明海に情交を持ち掛ける。雑魚寝状態で交わる頼子と教え子の淫らさにほだされ、明海もとうとう提案を受け入れると、頼子たちに見せ付けながら真一のペニスに奉仕し、競い合うように肉交を始める。頼子たちから少し遅れてフィニッシュした真一は頼子からスワップを求められ、明海が少年に抱かれて中出しするのを見届けると、頼子からペニスを抜いて明海の膣内へ戻る。今夜は卒業試験だから一杯してと教え子に真摯な態度で告げる頼子を見て、真一の脳裏に可南子の姿が思い浮ぶのであった。

【レビュー】

中学時代の恩師に想いを寄せる主人公が同窓会を機に再会し10年前に果たせなかった告白をして結ばれるまでが主題であるが、恩師の明海には夫がおり社会的な立場があるし主人公も同じである。彼女の影を追い求める主人公はいわゆる熟女キラーであり、漁で夫のいない人妻や未亡人、勤務先の女将にクラスメイトと関係するヒロインは多い。確かにモテる主人公でも悪くはないのだが、熟女が3人いてはメイン格の明海や頼子の描写が割を食ってしまうのは必然的かもしれない。その辺を考えるとちょっと勿体ない気がする。

明海だけでなく彼女の友人である頼子も教職に就いており、それぞれの教え子と結ばれても家庭を投げ出してまでの恋に走るつもりはないであろうし、例えば主人公からみればクラスメイトの可南子という存在があるのだから釣り合いの取れる彼女にと考えるのは自然だと思う。だからこそのスワッピングというとちょっと違うかなとは思うのだが、作者としては果たしてこう書きたいという方向性だったのであろうか。若干尻切れ気味の終わらせ方に、やや違和感の残るところである。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2010/8/30 発売→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。中学時代の憧れの女教師・明海との十年ぶりの再会、恩師の美貌は何一つ変わらぬままだった――。憧れの美尻にそそられ、慕情が再び燃え上がる。「私は教師で、あなたが教え子。今もその関係なのよ?」明海の友人教師の頼子も加わり、三陸のホテルで激しい情事が繰り広げられる!★★★★★ 地方の島を舞台にした恩師との情感溢れる関係, 2010/8/30冒頭から余...
熟女教師との再会-美臀にそそられて(著:小鳥遊葵、リアルドリーム文庫)

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tag : 社会人主人公 熟女限定 処女

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Secre

No title

 だいぶ前の作品が取り上げられており、愕くとともに、懐かしく拝読しました。
ありがとうございます。
 この作品、にゃらさんの紹介を拝見し、とても新鮮な気持ちになれました。内容は校了した時点で殆ど忘れているからか、自作とは思えないほどに新鮮な感じがしたのでしょう。
 いまはリアルでは書いていませんが、にゃらさんのご紹介に、感謝しつつ、次作に邁進いたします。

Re: No title

小鳥遊葵さん

にゃらです。コメントいただきありがとうございます。返信が遅くなりまして申し訳ありません。

リアルドリーム文庫での作品は電子書籍での取り扱いが終了なさったようで、購入していて早く読まなくてはと思いました。せっかく今月フランス書院文庫にて新作が刊行されるのに併せて、本作品を紹介させていただいた次第です。

本日フランス書院公式ホームページにて、新刊の内容が公開になりました。「夜這い」と言えば「島のしきたり」と結び付きますし、小鳥遊葵さんにマッチした作品ではないかと期待しており楽しみにしています。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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