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神瀬知巳「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」

神瀬知巳「僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…」
(フランス書院文庫、2016年8月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。
本作も短編集につき、いつもとは形式を変更します。

作品紹介(公式ホームページ)





【レビュー】

2014年に刊行された『六つのとろける初体験』に続く短編集で、『特選小説』誌(綜合図書)で掲載された4作品に書き下ろし1作品を追加して構成されている。題名の通り「淫らな未亡人」が登場するのだが、中でも書き下ろしは恐らく神瀬知巳作品では初となる「妻の母」ものであり、彼女に誘われて浮気した主人公が最後には主従逆転する話である。個人的には今後の作品の方向性を示したのであれば、それも良いのかなと思う次第で、出来れば次こそは短編集ではない作品を期待したいところである。

『特選小説』誌に載せられた作品はどちらかというと黒本(フランス書院文庫)でのこれまでの作品群の延長上にあるもので、筆下ろしを主導したはずなのに主人公の性欲の強さに思わず羞じらうヒロインたちの心理描写が盛り込まれ、短編であってもこの作者らしいつくりだと言えるであろう。


【概略】

Ⅰ  ほしがる未亡人 尻軽な妻の母との〝新婚生活〟

1つ年上で知的な妻と結婚したばかりの裕一郎は、互いに多忙なこともありセックスレス気味だったが、妻が短期研修で不在にしたその晩に彼女の母親の凜子が部屋を訪ねてくる。義母のペースに翻弄され酔ってしまった主人公の脳裏に、「狙った獲物は逃さない人だから…」という妻の言葉が脳裏をよぎるのだが…。


※本編が書き下ろし、以下4編が『特選小説』誌掲載の短編に加筆、改題した作品。


Ⅱ  色っぽい未亡人 入試前夜に義母とラブホで

息子の大学受験の付き添いで上京した義母の比佐子だったが、手違いで宿を取り損ねてやっと泊まれた部屋は何とラブホテル。お嬢様育ちの彼女は部屋に漂う淫らさに困惑を隠せずにいたが、いつしか息子と妖しい雰囲気となり…。


Ⅲ かわいい未亡人  バレンタインデーは兄嫁と一晩中

亡き夫の実家を訪ねた由利恵は、いつも自分を支えてくれる義弟の功介のためにバレンタインのチョコを渡そうとするが、気付けに飲んだアルコールのせいもあり吐き気を覚え恥ずかしい姿を見せてしまう。これまで頼りになるお義姉さんを演じていると思っていた由利恵だったが、功介からはおっちょこちょいなタイプだから放っておけないと慰められてしまい…。

Ⅳ さみしい未亡人  別離の日、ママは牝に堕ちて

亡き夫が遺した借金返済のため義理の息子の章介とともに慎ましい生活を送っていた祥子だったが、ある日二人でスパリゾートへやって来る。次の日には章介が実家に引き取られることとなっており、借金返済の為とはいえ水商売で働く彼女に嫌悪感を抱く保守的な一家で、当分逢えそうにもない。そんな時に章介から初めてはママがいいと迫られて…。


Ⅴ みだらな未亡人  彼女の母は僕だけのAV嬢

勤めから帰宅した麻紀子は、娘の彼氏である孝広がAVを観ながらオナニーしているのを目撃するが、出演している女優が自分に似ているのを見て驚く。このことは口止めしておくからと麻紀子は告げるが、どうやら孝広は彼女が若いときにAVに出演していたと思い込み、口止めは自分の過去の話のことだと勘違いしている様子。そこで…。


愛好家Sさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

4173『僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2016/08 発売●あらすじ奔放な姑に誘惑され…、入試前夜に手違いで義息とラブホテルに泊まり…、義弟に酒の力で恋の告白をして…、義息と別離する最後の日に…、娘の彼氏にAV女優と勘違いされ…、未亡人をテーマにした五作の短編集。●登場人物《ほしがる未亡人 尻軽な妻の母との”新婚生活”》【早川裕一郎】24歳。小さな輸入...
4173『僕と五人の淫未亡人 僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…』




愛好家Sさんのこの記事を拝見するまで、本作が17行表示だとは気付かなかった私です(苦笑)作品によって行数が変わるのは見た目の頁数を減らして価格を抑えるため?と思われますが、個人的には出だしからの説明不足の作品が意外に多いため、その描写を増やして17行表示でも何ら問題は無いのかなとは感じます。


DSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。
2016/8/25 発売僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…著:神瀬知巳、フランス書院文庫→ Amazonはコチラから。→ ハイブリッド書店【honto】はコチラ。(私は本当は淫乱な女……貴方だけが知っていたのに)早くに夫に先立たれ、日々悶々と過ごす熟女・凜子。未亡人と言えど、まだまだ性欲旺盛な女盛りの年頃。娘の結婚を境に、喪服の下の熟れた身体が燃え盛る。そんな義母を婿の裕一郎は女として意識しはじめ……45歳...
僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

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tag : 社会人主人公 高校生主人公 童貞 母子相姦 熟女限定

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僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2016/8/25 発売 僕と五人の淫未亡人-僕の母、義母、兄嫁、ママ、彼女の母…著:神瀬知巳、フランス書院文庫 → Amazonはコチラから。 → ハイブリッド書店【honto】はコチラ。 (私は本当は淫乱な女……貴方だけが知っていたのに) 早くに夫に先立たれ、日々悶々と過ごす熟女・凜子。 未亡人と言えど、まだまだ性欲旺盛な女盛りの年頃。 娘の結婚を境に、喪服の下の熟れた身...

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コラボ第三弾

にゃらさんのツイッターでも神瀬知巳×ソフトオンデマンドとのコラボ二作に関して書かれていますが、3月18日にはこの記事の短編『色っぽい未亡人』が第三弾として映像化されるようですね。
http://ec.sod.co.jp/detail/index/-_-/iid/SDMU-554

フランス書院文庫での漫画のノベライズが上手くいっているのかは知りませんが、官能小説の映像化は、神瀬知巳×SODコラボ3作のパッケージやサンプルムービーを見た限りでは出来は悪くなさそうな気がしました。

官能小説は一定の読者がいるのかもしれませんが、近年は若者が本を読まなくなったという話も聞きますから、これで少しでも読者が増えたら万々歳ですね。

Re: コラボ第三弾

愛好家Sさん

にゃらです。コメントいただきありがとうございます。

>3月18日にはこの記事の短編『色っぽい未亡人』が第三弾として映像化されるようですね。

そうなんですね。昨年12月の新刊発売から考えると、新刊発売⇒Web公開(実は次作品の触り)⇒短編の映像化とどうやら計算しつくされた戦略のように思えてきましたね。第一弾の女教師ものも元々は『特選小説』での短編がベースとなっていましたし。

>これで少しでも読者が増えたら万々歳ですね。

そうですね。若い世代の読者が増えないと、若い書き手も増えて来ないだろうな…と私も感じています。誘惑官能作品は割と年長の方向けに大人しめになった反面、凌辱は胸焼けがするくらい(あくまでも私の感想です)量重視な作りとなっているので、若い読者向けかな?と思っています。従って今回の神瀬知巳さんの短編とのコラボもどちらかというと、年長の方向けじゃないかななんて見ていますね。
プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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