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天崎僚介「兄嫁淫情・義母欲情」

天崎僚介「兄嫁淫情・義母欲情」
(フランス書院文庫、2016年7月、表紙イラスト:川島健太郎)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

夏休みを迎え翔太は長兄の妻である遥が入浴している際に裸体を覗き見てしまい、それが本人に発覚するも受験の励みになればと慰めを受ける。やがて肉体関係に陥るが次兄の妻の七海の知るところとなり、彼女とも結ばれるのであった。

【登場人物】

翔太
大学受験を控えた高校3年生?厳格で貿易会社を経営する父親と義母の由紀江、長兄夫妻の五人で暮らしている。優秀な兄二人と比べると大した取り柄はなく、人の顔色を見て上手に立ち回るのが得意で家族にも甘え上手と評されている。童貞。

由紀江
36歳。元々は翔太の父の会社の社長秘書で、持ち前のほんわかとして前向きな性格が気に入られ、10年前くらいに結婚している。スリーサイズ90-63-88のFカップと母性に溢れたふくよかな肢体で、肩くらいまで伸ばしたウェーブ掛かった黒髪の美女。


26歳。2つ年上の翔太の長兄の妻で、現在は義父の秘書として働くも由紀江と比べられることが多く、マイペースな夫に振り回されて二重のストレスを抱えている。普段感情を露わにすることは少ないが、翔太には義姉としての愛情を抱いている。スリーサイズ85-58-86のスレンダーボディで、ショートカットの髪型。

七海
24歳。1年前に翔太の次兄と結婚したが、浮気性の夫が外泊を繰り返していることに心を痛めている。セミロングに伸ばした髪型に小柄な身体と童顔、舌足らずな話し方と女子大生を思わせるが、バストは由紀江より少し小さいくらいの巨乳でムチムチとした魅力に溢れている。

【展開】

夏休みを迎えたある晩、勉強していた翔太は分からないところを尋ねようと兄夫婦の部屋までやって来るが、営みの声を聞いてしまい下の台所に移動する。すると遥がネグリジェ姿で浴室へ向かうのを見て後を追い裸を覗こうとするが、オナニーで達したのを見守ると慌てて部屋に逃げ帰る。しかし覗きを遥に知られてしまい、自らもオナニー中だった翔太は言い逃れの余地がないと謝罪する。遥の赦しを得られたばかりか自慰の手伝いまでしてくれると聞いて、翔太は甘えながらネグリジェ越しに乳房に触らせてもらい、次第に彼女の表情が紅潮するのを見ながら射精してしまう。

8月に入り何回か遥の慰めを繰り返していた翔太は、ある日バスローブ姿で居眠りしていた由紀江の乳房や秘所を覗き見てしまい、劣情をたぎらせたままその晩に遥が浴室に現れるのを待ち伏せする。遥は不完全燃焼のまま夫との情事を終えたことに不満を抱き、義弟の部屋にやって来ると手コキで射精に導くがそれだけでは物足りないと迫られ秘所を愛撫されてイってしまうと、初めての相手になってあげると承諾して正常位で受け入れる。

お盆を迎えて七海が帰省し翔太は嬉しさとともに、自室の隣の部屋で彼女が寝泊まりすると聞いて遥と暫くセックス出来ないとがっかりし、その晩に再び浴室で待ち伏せして対面立位で遥と交わってしまう。しかしその情交を七海が覗き見てしまい、夫の浮気に悩まされていた彼女は自分を変えたいと決意し、下着にカッターシャツを羽織った格好で翔太の部屋にやって来る。彼女が誘惑を仕掛けるようなひとではないと翔太は見抜き事情を聞くと、ならばと口唇奉仕の仕方をレクチャーしたり、四つん這いにしてバックで貫いたりと羞恥を与えながらもセックスするのだった。

翌晩遥の呼び出しメールを見て翔太は脱衣所に向かうと、ほどなくして長兄が扉を挟んで遥を説得しようと話し掛ける声が聞こえて来て、自分はストレス発散の対象なんだと嫉妬に駆られて遥に悪戯する。そして浴室に移動すると着衣のまま立ちバックで交わり部屋に戻ると、今度は七海が来てもう一度教えて欲しいと求められ、シックスナインや騎乗位での交わりをレクチャーしていく。しかしその様子を由紀江がドアの隙間から見てしまい、何とかしなくてはと身を捧げる決意を固める。

翌晩由紀江は寝静まった頃に翔太の部屋を訪ね誘惑を仕掛けると、本人の口から遥の名前が出て七海だけでないと驚くものの、階下の洋間に移動すると二人とは関係を断つ代わりに自分を好きなようにして構わないと説得する。義母のテクニックに翻弄された翔太は、呆気なく口唇奉仕で射精するとお返しとばかりに愛撫してイカせられたと喜び、正常位で交わった後で遥との関係も白状すると後は任せてと告げられる。翌晩七海から誘われた翔太は義母の仲裁で次兄夫妻が仲直りしたと知り、正常位からバックに体位を変えながら射精しこれで最後にしようと約束させられる。

数日後今度は遥から夫婦ともどもアメリカの支社への転勤が決まったと聞かされ、義母のいない自宅の浴室で口唇奉仕をしたり、寝室で対面座位から正常位に変えてフィニッシュしたりして別れを告げる。数日後夜食の差し入れでやって来た由紀江に問い質すと、やはり彼女の配慮で兄嫁たちを遠ざけたのだと知り、自分なら好きにしても良いと言われて四つん這いにするとアナルセックスに興味を向ける。そして情交を終えると、由紀江から翌春に絶対合格すると約束してと釘を差されるのであった。

【レビュー】

デビュー4作品目となる作者の最新刊は厳格な父親が君臨する家庭を舞台に、大学受験を控えた主人公の【翔太】がひと夏に義母や二人の兄嫁たちと次々に体験する相姦を描いたクラシカルな誘惑官能作品である。貞淑で魅力的なヒロインたちに対し主人公が少しずつ大胆なことを求め羞恥を与えていくというのはこの作者お得意の描写だが、優秀な二人の兄にコンプレックスを抱きつつ相手の心理の変化に敏感で、甘え上手ながらも草食な三男坊という設定がいかにも現代的と言えそうである。もちろん「しょうた」と名付けている通りヒロイン3人が主人公に見せる愛情も、ショタコンめいたものを感じさせているのは言うまでもない。

・長兄の妻【遥】

スタイルが良く仕事も出来る社長秘書(義父が社長である)だが、一家の長男でもある夫がマイペースな性格で夫婦の営みもしっくりいっておらず、更に有能な秘書であった義母と比較されてストレスを感じている。きっかけは黒本お馴染みの出歯亀なもので、受験勉強の励みになればと慰めがいつしか本番へと繋がっていく流れである。感情をあまり露わにしない彼女が次第に羞じらう様子を見せるのが妙味を感じさせる。

・次兄の妻【七海】

実家から独立して暮らす次兄夫妻だが、結婚して間もないというのに夫の浮気性に悩まされてしまう。そんな中実家に帰省した彼女は主人公と義姉の蜜戯を覗いてしまい、それに触発されて自らも変わりたいと彼を誘惑する。可憐な七海の行動がちくはぐだと見抜いた主人公は、遥との情交で学んだことを活かして羞じらいを与えながら次第に淫らに変化させていくが、彼女が見せるギャップが面白いと思う。

・父親の後妻【由紀江】

元は主人公の父親の秘書で前向きでやんわりとした物腰と、細かい気遣いの持ち主であることから妻の座を射止めた「伝説的な」存在の義母は、三人の義理の息子の中では一番歳の離れた主人公に愛情を感じるようになる。そんな彼が二人の嫁とデキていると知って自ら身体を差し出すとともに、「あるべき形」に収斂させるべく有能ぶりを発揮する。後半の展開は全て彼女の配慮により一人ずつ遠ざけられ、由紀江本人も受験の励みになればと期間限定を約束させる流れである。

由紀江を中心とした女同士の複雑な心情や、三男坊なだけに主人公が抱える苦悩といった物語としては興味を惹いたが、クラシカルなだけに官能描写はややあっさりとしている印象である。情交を覗き見た者は関係を知ってはいるものの全員が一堂に介してという展開はなく、また「あるべき形」に纏まるだけに女たちみんな僕のモノということも無い。そういった面が古典的な誘惑作品らしく、現代からするとちょっと物足りないな…と感じさせられた次第である。

(★10換算で7つ)

愛好家SさんとDSKさんのブログでも本作をご紹介なさっています。

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4170『兄嫁淫情・義母欲情』

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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