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森一太朗「三人の姉教師【断罪の教壇】」

森一太朗「三人の姉教師(せんせい)【断罪の教壇】」
(フランス書院文庫、2014年4月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

三人の姉教師【断罪の教壇】
森 一太朗
フランス書院
2015-01-01



【あらすじ】

使用人の息子として仕えてきた織原家の三姉妹の義弟となった和馬は、唯一自分を邪険にする次姉の真希に盗撮を知られ、謝罪し尽くしても駄目なら力ずくにでも従わせるまでだと犯してしまう。校内で繰り返される調教の末に真希を牝奴隷にさせると、想い人である末姉の遥香、慈愛の象徴である長姉の綾乃に毒牙を向ける。

【登場人物】

織原和馬
15歳の高校1年生。母親が三姉妹の父親で自らの義父にあたる織原から長年愛人関係を強いられており、再婚に伴い織原姓を名乗り出したばかり。小柄で内気だが、がっちりとした体格で三人の義姉を犯すことを無想している。童貞。

織原綾乃
33歳。織原三姉妹の長女で、父が理事長を勤める学校の英語教師で義弟の和馬のクラス担任である。二回り年上の夫は入り婿で副理事長だが、セックスレス気味で子供はいない。妹たちとは別居している。

織原真希
27歳。織原三姉妹の次女。数学教師で女子剣道部と風紀委員会の顧問で、取っ付きにくいタイプ。背が高くモデルのようだが、意外にバストは豊かである。2つ年下の美術教師と付き合っている。姉妹の中では唯一和馬に対して他人行儀で、冷たい態度を取っている。

織原遥香
22歳。織原三姉妹の三女で、国語教師と司書の資格を持つ天然おっとり癒し系の美人。三姉妹の中では最も和馬に対して好意的な反応を見せる。男性経験は無い。

【展開】

和馬は遥香の隙を見てはパンチラや入浴中の彼女の裸体をスマホで盗撮していたが、ある日の昼休みに教室で画像を眺めていて真希に見付かり取り上げられた上に、悪戯が発覚し遥香にも知らせると告げられる。何としても末姉にだけは知られまいと放課後の剣道場に向かうと、スタンガンで真希を気絶させて手足を拘束する。真希が目覚めると全裸にされ大量の精液をぶっかけられているのに愕然とするが、がんとして和馬の要求を撥ね付けた為にバックで犯され、気絶するほどの連続性交を強いられアナルまで奪われてしまう。

翌日真希は義弟に取り上げられたスマホが職員室に置かれているのを見て安堵するが、送付されたメールの罠に掛かり男子職員トイレの個室に押し込まれ、恋人が外で小用を足しながら別の教師と話す声に怯えながら口唇奉仕を求められる。更に放課後の練習の際には男子更衣室に呼び出されてアナルセックスを命じられてプラグを差し込まれ、帰宅すると遥香が寝静まってから浴室で泡まみれになりながらパイズリ奉仕をさせられる。そしてプラグを抜かれる瞬間、真希はもう少し奉仕させてくださいと口走ってしまい、自ら愕然とするほどであった。

和馬は次の標的を遥香に定め蔵書整理を手伝うと土曜日に図書室で勉強を教えてもらうが、休憩の時に唇を奪うとソファーへ押し倒し、余裕たっぷりな態度でぺニスに慣れると良いと握らせる。クンニで感じさせて処女をもらい中出ししてからは本領発揮とばかりに二度精を注ぎ込むと、毎日図書室で続けて犯し抜き奉仕の仕方を教え込む。火曜日の放課後に遥香は真希から次の日の午後に、二人で保健室の留守を預かることになったと告げられ、それを盗み聞きしていた和馬は悪企みを思い付く。

翌日遥香は保健室で姉を待っていると和馬が現れて慌てるが、彼は隅にある多目的トイレの扉を開け拘束した真希の全裸姿を披露する。義弟を毛嫌いしていたはずの姉が付き従い牝奴隷扱いされているのを見て、遥香は困惑するなかで目の前で繰り広げられるアナルセックスに対し、恋人であるはずの自分より深い繋がりを感じて同じようにしてと求める。同じ牝奴隷となって姉妹で肉茎を奪い合っていると、女生徒が鍵が掛かっているのを不審に思い綾乃を呼びに行ってしまう。その場は上手く切り抜けたものの、和馬がまた良からぬことを企んでいるのではないかと不安を抱きながら、二人は義弟への奉仕を再開する。

金曜の夜にひと月振りに実家に戻った綾乃は、浴室で妹たちが和馬に奉仕しているのを覗き見てしまい、寝室で久しく夫に抱かれていない身体を慰めながらいつの間にか義弟に抱かれる妄想に駆られてしまう。そして数日後三者面談が行われた進路相談室で四人が顔を合わせると、和馬からオナニーしていた時の盗撮画像を突き付けられ、妹たちから和馬の奴隷になれば満たされると説得される。久し振りに男根を受け入れた綾乃はその晩に実家に泊まり、アナル処女を失いながら双頭バイブを付けた真希に膣穴へ挿入されて新たな快感を得るのであった。

【レビュー】

使用人の息子だった主人公が母親の再婚で令嬢で教師の三姉妹の義弟となり、見た目の幼さとは裏腹に立派な逸物と無尽蔵とも言えるタフネス振りを発揮して彼女たちを牝奴隷としていく流れで、作中でも度々触れている通り「エロガキ」の妄想が大全開である。

初めに攻略するのはあからさまに主人公を毛嫌いしていた次姉の真希で、あまり男性経験が無かったが故に童貞の巨根に翻弄され自分から奉仕を求める始末であるが、教師の立場から表面的にはあまり変わりが無いために情交描写とのギャップに面白みを感じられたと思う。

次は主人公の本命である末姉の遥香であくまでも「牝奴隷」でしかない真希とは扱いを異にするものの、3Pプレイで姉に嫉妬し自分も同じようにしてと求めていく。与えられるプレイに大した違いは無いものの、どうやら主人公としては恋人と奴隷では濃淡を付けているようではある。

長姉ではある綾乃は他の二人を嫉妬させるための要員といった趣が強く、勢いで流してしまった描写も見られる。真希の時には丁寧にプロセスを踏まえていたのとは違い、まさに書くページが尽きてしまったかのようで、あんなことやこんなことをしたと後日談のようになってしまったのは残念である。また安易に奴隷というワードを多用するが、まさにエロガキの妄想そのものであり、個人的には説得力に欠けるなといった印象である。




2016年7月に森一太朗さんの新刊が刊行されます。




これまで「力ずく」というワードは相馬哲生さんの専売特許のようなものでしたが、今回他の作者さんにも使われるようになりましたね。でも相馬さんの翌々月にこの題名だと勘違いする読者もいるのでは?と気にはなりますが…。


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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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