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都倉葉「下町巫女三姉妹」

都倉葉「下町巫女三姉妹」(フランス書院文庫、2006年6月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

【あらすじ】

美しい三姉妹の居る神社で住み込みで働く事になった秀司。どうやら跡取りとして婿にしたい様子で、姉妹からアプローチされるのだが…。

【登場人物】

桐原秀司
23歳?神道学部出身で大学卒業後バイトで食い繋いでいた。恩師の知人で有り宮司を務める戸河家に住み込みで働く事に。

戸河美華
27歳。戸河家の長女。地元の信用金庫に勤める。やや茶色がかったウェーブの髪で雰囲気は大人の女性を感じさせる。本人は婿を貰って神社の跡を継ぐ気は無いが、秀司の事は気にいった様子。

戸河沙耶
秀司の1つ下で戸河家の次女。家業に熱心で男に免疫が無く、秀司への第一印象はあまり良くないように見えたが、内心では好きになっていた。予知夢を見る能力が有る。処女。

戸河亜衣
17歳。戸河家の三女。高校生でラクロス部に所属。小悪魔でコケティッシュな魅力の少女。年上の秀司に対してタメ口で、当初から積極的に迫って来る。

【展開】

第1章で亜衣や美華からキスをされ、第2章では亜衣、第3章は美華、第4章は亜衣、第5章と第6章は沙耶、第7章は三姉妹となります。

【レビュー】

パラダイスシリーズでは2作品目となる都倉さんですが、本作は下町の神社の娘三姉妹です。
デビュー作品から若干の軌道修正をして関係の分かりやすい姉妹丼にし、色付けも妖艶な長女、ツンデレな次女、小悪魔な三女という配置は王道パターンです。

あからさまに沙耶がメインだと分かりやすく要所を押さえていますが、どうしても積極的過ぎる亜衣の陰に隠れてしまい美華の存在が薄くなるのはやむを得ないのでしょうね。

作者の趣向なのか沙耶が被虐的な妄想に浸ったり、亜衣が痴漢男に指で弄られたりという表現が有りますが、この辺りは好みが別れるかもしれません。
前作でもヒロインがエロオヤジにセクハラまがいの事をされて、思わず濡らしてしまう描写が有りました。

美少女文庫を除くフランス書院の作品で題名に巫女を入れたのは本作が初めてですが、斬新過ぎたのか暫く他の作品に使われなかった事からなかなか黒本のイメージに合わせ難いのでしょうね。
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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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