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高竜也「二人の妹と継母奴隷 相姦トライアングル」

高竜也「二人の妹と継母奴隷 相姦トライアングル」
(フランス書院文庫、2007年5月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

父の一周忌を終えて継母の恭子や義妹の麻衣や優美を連れた家族旅行を企画した貴志だったが、一泊目の夜に麻衣に誘われるように添い寝されて女として意識し始める。その夜をきっかけに麻衣や優美子と性的な関係に陥るが、それに気付いた恭子が娘たちの代わりにと身体を差し出す。

【登場人物】

芳村貴志
18歳。1年前に横浜を本店に全国展開する中華料理店を経営する父親が亡くなり、後継者として将来を期待されている。成績優秀で早々と進路先を確定させており、目下初体験をしたいと性欲に悩む普通の少年。帝王教育を受けていることもあり、継母や義妹たちには肉親の情しか持ち合わせていない。

芳村麻衣
16歳。貴志の義理の妹で、恭子の亡き夫の連れ子に当たる。公立高校に通い、性格は控え目で小柄ながらもほどほどに肉付きの良い美少女。貴志に対して恋愛感情を交えた好意を抱いていたが…。処女。

芳村優美
17歳。麻衣の実姉で横浜市内のお嬢様学校に通う2年生。成績優秀で学級委員も務めていて社交的、水泳部のスターなだけに長身でモデルのようなスラッとした体型。貴志に対しては麻衣と同じく恋愛感情を持ち合わせている。処女。

芳村恭子
38歳。亡き夫は貴志の父が経営していた中華料理店の主席料理人だったが病死し、暫くしてから貴志の父と再婚した。その恩義もあって貴志を立てようとする意向が見られるが、本人も別け隔てなく優しさを見せているので家庭内は円満な様子。

【展開】

父親の一周忌を済ませ疲れている恭子の慰安の為に貴志はGWに二泊三日の旅行を計画し、義妹二人を連れて大分県の温泉旅館にやって来る。その晩メゾネット型のベッドで麻衣と同じ部屋に泊まるが、目を覚ますと彼女が抱き付くように添い寝しており、思わぬ刺激に勃起を扱いて射精する。旅行ではそれ以上の進展は無く帰宅してからのGWの最終日の晩に麻衣から連絡があり、部屋を訪ねるからと告げられる。酒の力も借りて大胆になり義兄のオナニーに気付いていたと麻衣に告げられ、処女を奪ってとばかりに積極的に迫られると、貴志は麻衣の服を脱がし秘所を見たり触ったりした後で、彼女の手を借りてペニスを擦ってもらい精液を噴き上げる。

中間試験を終えたある土曜日、家族との食事会を終えて帰宅した貴志は不機嫌な様子の麻衣を見て、試験勉強で忙しかったからと弁解し機嫌を取ろうとする。母や姉は音楽鑑賞で外出しているこの機会を逃すまいと麻衣は抱いてと迫り、寝室で一度指での相互絶頂を迎えた後で浴室に移動し、義兄の逞しい男根を見て自らも濡れているのを自覚しながら正常位で処女を失うのであった。

家族の目を盗み深夜の部屋や外出してホテルの部屋で麻衣と関係を続けて貴志だったが、6月を迎えたある日優美は友人から二人の親密振りを聞かされて予感めいたものを感じ、わざと兄の目の前でアルコールを飲み酔って寝込んだ振りをしていると、起きていないか確かめるように麻衣が声を掛けた後で部屋に入る音を聞いて二人の関係を確信する。旅行を機に引っ込み思案な麻衣が次第に積極的になり、このままだと兄を盗られてしまうと嫉妬に駆られながら、優美はオナニーしてアクメを迎える。

ある週末に偶然にも母や妹が泊まり掛けで外出することになり、優美はチャンスとばかりに貴志に甘えようとプランを練り外出先から帰宅する。資産家の息子である兄の同級生が同席してのディナーに優美はガッカリするものの、彼が程なくして帰宅するや否や気疲れさせたのだからマッサージしてと兄に求める。寝入った振りをすると貴志はパンティまで下ろして秘所に見入ったままで手を出そうとせずに焦れてしまい、優美は触ってと義兄の勃起に触れて射精に導くと、お返しにクンニで気持ち良くしてもらい正常位で貫かれ快感に達してしまう。

優美は麻衣と直接対峙せずに兄から遠ざけるにはと知恵を絞り、母に遠回しに二人の関係を告げ口する。その晩に恭子が麻衣の寝室を覗き見て愕然とするのを見守るが、数日後麻衣と共に石川県に住む祖母が寂しがっているからと泊まり掛けで会いにいくように命じられる。急な話に疑問を感じた優美は出掛けたその日夕食時に兄に連絡すると、母が自ら酒を飲むなんて何かあるはずと不審を抱く。
その頃貴志は恭子に合わせて飲んでいる内に尿意を感じトイレに行くが上手くいかず、酔ったまま彼女に支えられて浴室に向かう。裸体を見せ付けられ勃起した貴志に命じられ口唇奉仕で射精に導いた恭子は寝室に移動すると、酔っていて動けない、でもしたいと言う言葉を引き出すと好機とばかりに騎乗位になり義理の息子のペニスを受け入れる。麻衣から遠ざけると共に、自らの性的渇望を満たす為に…。

しかし当の貴志は性欲発散の対象が一人増えただけと捉え、恭子ならば出来るとばかりに後ろの穴に関心を向ける。石川から戻った優美は母の行動を探るとこれまでに比べて店に顔を出さない割に外出が多いことを把握し、自分たちが戻ってから義兄が姉妹に性的なコンタクトを取ろうとしないことから、母が人身御供として身体を差し出したのではないかと疑い始める。
その週末に姉妹で用事があるからと中華街まで恭子が運転する車で送ってもらうと、優美は店に電話して母が店に一度は顔を出したものの、すぐに帰宅したと在宅を確認する。頃合いを見計らい体調が悪いから帰宅しようと妹を促し、勉強しているはずの兄を驚かせてやろうと裏口から先に麻衣が入るように仕向けると、案の定妹が泣き喚きながら逃げ出して来る。弁解しようと出て来た貴志を無視して、優美は兄の友人が所有するマンションの一室に匿ってもらう。

居場所を確保してから優美は貴志と連絡を取ると、泣き疲れて眠っている麻衣を部屋に残し義兄と逢うことに。ラブホテルに連れて行かれ戸惑うものの独占したいという気持ちに逆らえずに、部屋の浴室で求められるままに口唇奉仕で精液を受け止め、更にバスタブに肘を付きお尻を向けた格好にさせられる。優美を試すように尻穴を愛撫し挿入する指の本数を増やしていき、遂にはペニスを差し入れると彼女は苦しそうな反応を見せながらも次第に順応していく。まだし足りないとたぎらせた勃起を見た優美の反応から、貴志は何とかなると楽観視し騎乗位に身を委ねるのだった。

麻衣を説得しようと匿われている部屋に戻った優美が目にしたのは、兄の同級生が妹を凌辱しようと追い回している姿であった。このまま汚されてしまえば妹は義兄に顔向け出来なくなる…そんな残酷な思いに駆られた瞬間、麻衣がトイレに逃げ込み吐き気を訴える。そこで我に返った優美は友人を一喝して追い払い、妹の身体を気遣いながら家に帰ろうと慰める。

梅雨が明けたある日芳村家から籍を抜き、石川県に戻った三人に想いを寄せる貴志。父親の友人からは将来を考えて身辺を綺麗にしておかねばと告げられるが、若い貴志には未だに三人が去った理由が分からぬままで、麻衣が去る間際に告げたある一言が脳裏から離れずにいるのだった。

【レビュー】

主人公の少年が二人の可愛い義妹、更に綺麗な継母と相次いで関係を結ぶことになるとは言え、「相姦の語り部」である高竜也作品らしく、禁忌を冒したからには罰を受けねばならないとばかりに終盤は呆気ないほどに終わってしまう。この頃から黒本で流行っていた他の作者が手掛けるハーレム的な展開は望むべくもなく、この作者だからこその世界観に合うか、合わないかは読み手の判断に委ねられるのではないかと思う。

主人公の貴志は後継者として育てられた背景もあり、性欲に悩む一面も伺わせつつも義妹たちや継母と肉体関係に陥っても近親としての考え方から逸脱することは無く現実的でもあり、ある意味ドライな一面も見せている。端的に言えば抱かせてくれるなら応じるが、法的に近親なのだから恋愛感情は真っ平ごめんということになるだろう。

そんな義兄に対して恋愛感情を抱いてしまうのは麻衣と優美の姉妹であり、無意識ながらも貴志を誘惑する大人しい妹タイプの麻衣と、男勝りで自ら積極的に動く優美の対比が描かれている。物語は優美を中心に動いており先に手を出した妹に嫉妬し、更には母の恭子を巻き込んでの激しい心情を覗かせる。
しかし彼女に取って誤算だったのは恭子も一人の女であったことで、一度放精しただけでは収まる筈がない十代の男に接したのをきっかけに自らの渇望を慰めようとする。一方の貴志も性欲処理に徹し面倒な感情に囚われない継母だからこそ溺れた側面もあり、彼が上手く立ち回っていれば、あるいは優美が義妹のポジションで納得していれば良かったのかもしれない。

終盤が拙速に過ぎるのもこの作者らしいのだが、麻衣に課せられた秘密とその後の大人の解決策、そして知らぬは貴志ばかりなりというところは男の哀れさでもある。世の中にはある特定の世界においては「若い頃の過ち」なんていう一言で済ませてしまい、幾年が経ってから騒がれたりなんていう話もあるが何ともやりきれないものだなと思う。
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tag : 高校生主人公 童貞 処女 母子相姦 兄妹相姦

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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