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相馬哲生「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」

相馬哲生「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」
(フランス書院文庫、2009年12月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

隣に水樹母娘が引っ越して来て初めは興味を抱くだけだった森村だが、次女の麻奈から誘われ小悪魔な魅力に惹かれる。しかしその無防備な態度に森村はやり込めようと逆襲に出て処女を奪い、更に長女の綾音や母親の静佳にも手を出してしまう。

【登場人物】

森村篤郎
37歳。3LDKの賃貸マンションの一室に妻と二人で暮らしている。妻が不妊症らしく子供はいない。保健会社で顧客対応の相談係に就くしがない会社員。20cmクラスの巨根。

水樹静佳
37歳。夫の浮気に疲れて離婚を前提に娘二人とともに家を出て、森村の隣室に引っ越して来たばかり。優柔不断で流されやすく、一旦は引っ越ししたものの夫の謝罪を受け入れている。年相応に熟れた身体付き。

水樹綾音
18歳。静佳の長女で、日本人形を思わせるような整った美貌の少女。両親の不和を見るに付け男性不信に陥り、無愛想な態度を貫くあまり過去に男性とトラブルを抱えたこともある。麻奈とは別の名門女子高に通っている。処女。

水樹麻奈
16歳。静佳の次女。姉とは対照的に人懐っこい性格で、テニスが得意なスポーツ少女。その明るさの裏には近寄る男性を手玉に取っては何度も手酷く振って来ており、男性不信に陥っているとは自覚していない。スタイルが良く、乳房は大きめのグレープフルーツくらい。男性経験はない。

【展開】

ある週末森村は隣室に引っ越して来たばかりの水樹母娘と挨拶を交わし、麻奈に頼まれてショッピングセンターへ出掛けると、スポーツ売り場でテニスウェアの試着に付き合わされる。何処か誘うかの態度を見せる麻奈の魅力にすぐさま溺れた森村は、妻のいる状況でテレフォンセックス紛いのことをしたり、通学途中の電車で綾音がいる前なのにスラックス越しにペニスに触られたりする。

翌週末麻奈は森村からメールを貰い妻が不在だと言う彼の部屋を訪ね再び手玉に取ろうとするが、大人の世界を知りたくないかと性に関する書物を読まされ、燻った性感を煽るようにピンクローターを渡されて秘所を弄られながら絶頂する。用意していた防犯ブザーに怯むどころか挑発した罰を受けねばならないと森村にやり返され、麻奈はクンニされた後で正常位で処女を奪われ中出しされる。

一方通学途の電車の中で毎日のように見知らぬ男にチカン行為をされていた綾音は、触られる行為に特に感じることもなく無抵抗でいたが、ある朝にその行為を見咎めた森村からわざと誘っているのだろうと言い掛かりを付けられラブホテルに連れ込まれる。不感症の治療をしてやると口唇奉仕を求められたり、逆に秘所を舌で愛撫されると綾音は流されるままに正常位で犯され、対面座位から騎乗位に体位を変えられるが中出しは拒んだ為に顔面へ迸りを浴びせられる。

姉妹を籠略させた森村は麻奈を部屋に呼び出し、寝室のクローゼットに隠れているように告げると、先に来ていた綾音を連れ込み四つん這いにして貫き荒々しく攻め立てる。崇拝の対象だった姉も森村の虜になっていたと知って驚くが、麻奈は負けられないと奉仕に加わると、彼の目論み通りに姉妹で競うかのようにアナル処女を差し出され、麻奈から奪うのだった。

その頃静佳は麻奈の素行が乱れ始めているのに気付き、以前挨拶した時に貰った森村の名刺を見て携帯に連絡し、彼の部屋で相談に乗ってもらう。そろそろ静佳もと狙っていた森村だったが、彼女の方からモーションを掛けられてひとまず様子を見ることに。ところが麻奈から両親が復縁するみたいだと聞かされて力ずくでいくしかないと考え直し、静佳と会うなり綾音の淫行の現場を押さえたと嘘を付き、大事に至らずに示談で済ませた自分に誠意を見せろと迫り、関係を持ってしまう。

数日後麻奈がテニス大会で好成績を挙げると、森村は復縁した水樹家を訪ねてご馳走になる。予め静佳の夫に睡眠薬を仕込み効果が現れると、森村はリビングで口唇奉仕を求めアナルセックスに及ぶが、そこに娘姉妹がやって来てしまう。静佳に対して母親というよりも恋敵であるかのような姉妹の口振りに森村は二人とは終わりかもと覚悟するが、逆に貪欲に迫られる。それを見た静佳は娘たちに代わって何でもするからと告げ、中出しを受け入れるのだった。

【レビュー】

よく似た題名の「隣りの妻・隣りの娘【力ずくの情交】」という作品もあるが、こちらは両隣りの他人同士なのに比べ、本作は典型的な母娘丼という点が異なる。熟れ妻は夫の浮気に耐えかねて娘二人を連れて別居生活を始めたものの、隣人で妻帯者の主人公が当初手を出すのは次女である。その後に長女にも毒牙を向け、最後に本丸という具合に熟れ妻も巻き込んでいく。

全体的な分量から推察すると作者が描きたかったのは娘二人であり、熟れ妻はおまけ程度のように感じられる。というのも彼女に手を出すまでは存在そのものが希薄であり、いかにも取って付けた印象を受ける。いつの間にか彼女もアナルセックスを済ませていたり、何度も抱かれていたりと数行で述べるならば、単純に生意気な娘たちを堕とす展開でも良かったような気はするが…。

【参考作品】




作者のこれまでの著作19作品(2016年4月末現在)のうち、最初の6作品は短編集、本作までの5作品は長編、以降は短編集4作品と長編4作品となっています。そして記念すべき第20作品目はこちらです。




作品紹介(公式ホームページ)

隣室からコンコンと壁を叩く音が、悲劇の始まり!401号室の女教師を緊縛セックスで美牝に堕とし、近所に住む深窓の令嬢を処女の身から調教する。
マンションの一室で繰り広げられる「隣人狩り」は、向かいの新婚妻、さらには403号室に住む兄嫁にまで……「悪魔」は今夜も、美しき奴隷の寝室に忍び込む!

(あらすじはAmazonより引用)



意外にもヒロイン4人が登場する作者の長編は初めてだった筈ですが、昨今ヒロインがこのくらいの人数だとどの作品を読んでも1人多い(3人でも多いくらいだと思いますが)という印象を抱くので、果たして本作はどうでしょうね。
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tag : 社会人主人公 姉妹丼 処女 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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