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相馬哲生「力ずくの姦係 上司の妻・部下の妻」

相馬哲生「力ずくの姦係 上司の妻・部下の妻」
(フランス書院文庫、2009年7月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

しがない会社員の川原は社内で主流派とされる古森の依頼で娘の深雪の素行調査を行い、彼女の美少女ぶりに惹かれ弱味に突け込み処女を奪う。更に彼の後妻に当たる奈美にも毒牙を向け、昇進を機にかねてから狙っていた美人の元部下で人妻になったばかりの祐里子にも手を出してしまう。

【登場人物】

川原俊治
30代半ばの営業マンで、上司の古森の頼みで愛娘の深雪の素行調査を行うことに。肉体関係を結んだことでしおらしくなった深雪を更正させたと勘違いした古森により、後に課長に昇格している。独身だが女性経験は豊富な様子。20cmクラスの巨根。

古森深雪
17歳。古森のひとり娘で、若くして病死した先妻との間に産まれた。音大の附属高校に通い、フルートを専攻している。継母の奈美とはしっくりいっておらず、自らを汚すように友人たちとブルセラ紛いのことをしている。細身だが乳房は大きめのオレンジくらい。処女。

古森奈美
36歳。古森の後妻で昨秋に結婚している。ふっくらと肉付きが良く、男好きのしそうな肉体を持った美女。深雪が自分になつかないのを気に掛けている。

真島祐里子
29歳。課長に昇進した川原の部下である真島と結婚したのを機に家庭に入ったが、実直なだけの彼と結婚したのが不思議だと言われるくらい元々はやり手の社員だった。夫の弱味を握られ、かつて忌み嫌っていた川原と関係を結ばされるが…。

【展開】

古森に頼まれ深雪の素行調査をしていた川原だったが、友人たちとブルセラ紛いに下着を脱いで見知らぬ男に渡して金を貰っているのを目にする。深雪の後を追い電車に乗るとチカン行為を繰り返すが、彼女があまり抵抗しないと見るや途中駅で引きずり降ろしてラブホテルへ連れ込む。警察だと嘘をつき口止めにと口唇奉仕で飲精させた後で押し倒し、正常位から騎乗位にさせて処女を奪い、それから二度までも体位を変えながら中出しを繰り返す。

数日後川原は酔った古森を自宅まで送るが泊まっていけと命じられ、トイレを借りた際に深雪と遭遇する。身元を突き止めようとして客間に入って来た彼女に対して隠し撮りした性交画像を見せて脅迫し、再び関係を結んでしまう。翌朝洗濯物を洗おうとして奈美は深雪の下着に精液がこびり付いているのを見付け、更に置き忘れた携帯のメールを覗き見て川原との不適切な関係を知る。数日後奈美はオペラの観賞会を中座して自宅に戻ると、案の定夫婦の寝室で騎乗位で交わっているのを目撃するが、川原に唆された深雪も加わって犯されてしまう。そして深雪がアナルセックスで感じる姿を見届ける。

課長に昇進した川原は部下の真島が株のインサイダー取引にのめり込むように唆すと、その事実を掴んだ上で彼が出張している間に祐里子を呼び出す。彼女が真島の為に身体を差し出させるように話を持っていくと、川原は予約していたホテルの部屋に連れ込む。指ピストンだけで感じてしまった祐里子は正常位で貫かれ、対面座位からバックへと体位を変えられて中出しを求めさせられる。

翌昼まで犯され厚かましく自宅まで付いて来た川原との逢瀬が一度きりだと安堵した祐里子だったが、ある晩に夫が川原を自宅へ連れて来てしまう。タイミング良く睡眠薬を仕込まれほどなく眠ってしまった夫の横で、祐里子は性交画像を消す代わりにもう一度だけと川原に求められる。彼は口唇奉仕で飲精させると、古森母娘にも使った媚薬を秘所へ塗ると効果てきめんだった様子で、祐里子から騎乗位で求めさせる。更にソファに四つん這いにさせると、アナル処女も奪うのだった。

数日後古森のリクエストで若い女性を抱きたいと所望された川原は、交換条件として奈美とスワップをしたいと求める。ホテルのスイートルームで正体が分からぬように深雪を四つん這いにしてスタンバイさせると、古森はまさか実の娘とは知らずに前後の穴で交わり腸内へ射精する。川原も夫の面前で同じように奈美を抱いた後薬が効いて眠り込んだ上司を隣室に運ぶと、深雪が頑張ったでしょうと甘えて来るが、そこへ呼び付けていた祐里子が現れる。新たな愛人の存在に憤る古森母娘は我先にと競って川原に奉仕すると、祐里子も訳が分からぬまま流されて4Pに巻き込まれる。

【レビュー】

同じ作者の別の作品に「上司の妻・部下の妻【力ずくの情交】」というものがあり確かに題名はそっくりだが、決定的な違いを挙げるならば「上司の娘」である女子高生が登場し、意外にも主人公に協力し第二・第三のヒロインの攻略に手を貸している点である。実は本作が刊行された時点ではヒロインが三人の長編は(この作者としては)初めてというのもあるが、こうした流れは新鮮と言えるのかもしれない。

但しこの上司の娘にしろ上司の妻にせよ、当初は主人公との性交は嫌だと言っていた割には、意外にも堕ちるのは早いという気がする。何せ娘は二度目にして自分の秘所を好きに使ってくださいと言い、継母も娘の手引きで不適切な関係に巻き込まれたにも関わらず、次は4Pプレイと随分飛躍したような気もする。この間に昇進した主人公が部下の妻を攻略するが、また一からやり直し?という感がしなくはない。そこで主人公に取ってのメインは彼女であり、母娘がサブと考えると納得のいく流れでもある。

ただ話を始めに戻すと長編に転向して四作品目の割には、いかにも設定の使い回し感が窺えてならない。うだつの上がらない主人公だがシンボルはすば抜けて大きく、人妻たちを罠に貶めていく流れも似たり寄ったりである。及第点を目指した安定的な作りではあるが、主人公の設定など何か弾けたものが欲しいかなという印象を抱いてしまう。
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tag : 社会人主人公 処女 母娘丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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