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香坂燈也「おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事」

香坂燈也「おいしい家政婦母娘 秘密のお仕事」
(フランス書院文庫、2016年4月、表紙イラスト:川島健太郎、白表紙版:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

浪人生の和哉は両親の海外赴任に伴い半年間一人暮らしをすることになり、派遣された家政婦がクラスメイトの結衣の母親である千津だと知る。熟女好きが高じて彼女に性的興味を抱くが、ある日千津に恥ずかしい場面を見られてしまい関係を持つことに。

【登場人物】

蓼科和哉
18歳。大学の付属高校に通っていたが、3年の時に怪我によりスポーツ推薦枠を取れずに浪人している。半年間両親が海外赴任により留守にする為、家政婦として千津に来てもらう。熟女好きな一面がある童貞青年。

泉千津
32歳。家政婦の仕事は長く派遣先の一軒だった画材商の夫と知り合い8年前に結婚へ至っている。一度は家庭に入ったが夫が入院し家計を支える為に働き始めている。義娘の結衣とは夫の意向もあり微妙な関係。Cカップで30代を思わせないほど若々しい。

泉結衣
18歳。成績は学年トップクラスの優秀な生徒だったが引っ込み思案な性格で、クラスメイトの和哉に想いを寄せていたものの告白出来ずに卒業し、一念発起して洋菓子店でメイド服を着て接客のアルバイトを始めている。男性経験は無い。

倉橋梨紗
27歳。蓼科家の隣の邸宅で暮らす元バレリーナの美女で、引き締まっている割にバストやヒップの肉付きは良い。バレリーナを引退してからは自宅をスタジオに改装し、子供たちにバレエを教えている。和哉に対しては隣のお姉さん的な接し方だが、性的には積極的でかき回すのが好きなタイプ。

【展開】

蓼科家に赴任の挨拶に千津だけでなく結衣も現れて和哉は二人が母娘にしては若いなと思いつつも、結衣が顔を赤らめて立ち去るのを唖然として見送る。早速家政婦の仕事を始める千津に見とれるが、無防備にも四つん這いになってベッドの下を掃除している時にパンティが覗き見えてしまい、興奮冷めやらぬまま洗濯物を干す姿を遠巻きに見ながら庭でオナニーしてしまう。その様子を梨紗に見られ千津が帰った後に来訪を受け、散々言葉なぶりにされながら口唇奉仕で射精に導かれる。

千津に対する想いを募らせる和哉は彼女が置き忘れていったエプロンに精を浴びせていたが、そこに彼女が引き返して来て恥ずかしい場面を見られてしまう。恥をかかせてはいけないと千津の気遣いで初体験をさせてくれると約束した和哉は、自室での手コキやバスルームでの洗いっこを経て、母親の寝室で彼女が騎乗位になっての交わりを経験する。そして千津は入院生活が続く夫への愛情が冷めていくのを実感し和哉の自宅に向かうと、次第に少年にのめり込むのを自覚しながら貪るような口唇奉仕や騎乗位で連続射精へ導くのだった。

ある日街中の洋菓子店を通り掛かった和哉は結衣がバイトで働くのを見て雰囲気が明るくなったことに気付くが、その数日後彼女が店の制服であるメイド服姿で自宅を訪ねて来る。最初に好きな人にその姿を見せたかったと遠回しな告白を受けた和哉は正常位にて交わるが、彼女がご主人様プレイを所望し主君になりきってお尻を叩きながらバックで貫く内にマゾっ気があるのを知る。

こうして和哉は母娘で二股を掛けることになるが、模試で高判定を得る千津もマゾの素質があるはずと確信しご褒美として裸エプロンを望み、隣家から死角になるはずの庭の隅で後背位で交わる。しかしその情交を梨紗に覗かれてしまい自宅に呼び付けられると、母娘との関係を白状させられた挙げ句に屈曲位で交わり、後ろの穴に指を入れられて前立腺を刺激されながら胸乳へ射精するのだった。

数日後結衣の外泊に合わせ蓼科家に一泊するつもりでシャワーを浴びた千津だったが、寝室にやって来るとそこには結衣が待ち受けていて、和哉に奉仕している最中だった。実の母娘だと思い込んでいて罪悪感を抱いていた和哉だったが、血の繋がりが無いと知って現金にもペニスをたぎらせると、結衣に騎乗位で跨がられて射精する。次は千津の番…という時に梨紗が現れ、場を仕切り気を失っていた結衣の敏感なスポットを弄る。その姿を四つん這いで千津と交わりながら見守っていた和哉だったが、梨紗にアナルを攻められて結衣にはペニスの根元を締め付けられ責め苦を味わいながら射精するのだった。

翌春和哉は大学に合格し一人暮らしを始めるが、週の半分は母娘や梨紗がやって来る生活を過ごす。そして金曜の晩帰宅した和哉はシャワーを浴びる間もなく二人の口唇奉仕を受けると、待ちきれぬとばかりに梨紗に跨がられる。千津は絶頂すると失禁する癖が付いた娘の身体と逆方向に跨がり舌で秘所を清めていたが、そこへ和哉がアナル処女を奪おうと挿入し腸内へ迸りを浴びせる。母親の舌で再びお漏らしをしてしまった結衣も含め、和哉は倒錯した快感を味わうのであった。

【レビュー】

両親の海外赴任で一人暮らしを始めた浪人生の【和哉】18歳だったが、派遣された家政婦【千津】32歳がクラスメイトの【結衣】18歳の母親だと知りつつ、熟女好きが高じていけない関係に陥るまでが前半の流れである。千津の夫は亭主関白で結婚の目的は無償の家政婦と捉えている節があり、義娘と親しくし過ぎないように干渉を受けていて微妙な立場である。そんな彼女が主人公の想いに触れ、羞恥も感じつつも身体を開いていく。

そのプロセスは早過ぎる気もしなくはないが、千津の義娘でクラスメイトの結衣は長らく主人公に想いを寄せていて、アルバイトをきっかけに性格が前向きになり店の衣装の「メイド服」を持ち出してご主人様プレイを求めて来る。継母に父親だけでなく主人公まで取られたくないと意地らしいのだが、プレイに至るまでの説明はやや不足気味に感じる。

そんな母娘と主人公との三角関係に割って入るのが、隣人の【梨紗】27歳である。性的な経験が豊富で三人を翻弄する隣のお姉さんだが、やや取って付けたような印象を抱く。「家政婦さんvs.メイドさん」の構図に倒錯的な彩りを添えていて主人公も弄られるのだが、ちょっとお邪魔虫な気もしなくはないのである。

王道的な誘惑作品の展開と、作者自身の拘りである倒錯的なプレイとの折り合いが付けばより良くなるのかなと思われるが、官能小説としての情交描写はもちろん濃厚である。デビューして1年で4作品の刊行と実績も兼ねているので、次回作以降にも期待したい。
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tag : 大学生主人公 童貞 母娘丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
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