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庵乃音人「身分違いの情姦 小笠原家の未亡人とお嬢様」

庵乃音人「身分違いの情姦 小笠原家の未亡人とお嬢様」
(フランス書院文庫、2016年4月、表紙イラスト:松原健治)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

地方財閥の小笠原家の執事として仕える裕は、幼馴染みだったお嬢様の綾子から命じられるままに、メイドの佐知を抱いてしまう。綾子も裕のことが好きだとは言えず、佐知を追い出そうと恥辱を与えるが、それが裕の怒りを買い綾子を犯そうと決意する。

【登場人物】

有田裕(ゆう)
20歳。祖父の代から小笠原家に仕えており、高校を卒業してからは執事として働いている。綾子とは幼馴染みで次第に主君らしい振る舞いに戸惑いを感じつつ蓉子には母親のようだと想いを寄せていたが、素直に口に出せずにいた。童貞。

小笠原綾子
18歳。代々地元で複数の事業を手掛ける財閥企業の創始者一族の令嬢。この春より大学へ進学したが、高校の時にはポロの大会で三位と実績を挙げている。Fカップのトップ90cm位のスタイルの良い美女だが、周囲から傅かれる環境で自然と主君らしい態度を見せるようになる。男性経験はない。

小笠原蓉子
39歳。小笠原家の亡き長男の妻で、綾子の実母。当主である義父より義弟(夫の実弟)と再婚するように命じられ戸惑いを見せる。Gカップのトップ95cm位のグラマラスボディーで、貴婦人の如く穏やかな振る舞い。

佐知
18歳。裕と同じく小笠原家に仕えるメイドで、綾子に比べると肉感的な身体付き。裕のことを密かに好きでいてデートに誘ったが、同じく彼が好きな綾子に知られて恥辱を与えられる。処女。

【展開】

ポロの競技場からの帰りの車中で裕は、綾子から佐知が彼をデートに誘ったのだと聞き付け、今晩厨房で佐知を犯すように命じられる。命令に背くことは出来ず裕は夕食を終えて後片付けをする佐知を厨房で押し倒すが、綾子の計略に嵌まりその関係を蓉子に告げ口される。
意図したのとは反し放免された佐知に対して、綾子は法事で着る予定の衣装が気に食わないと難癖を付け、服を脱ぎがに股になって秘所を見せるように命じる。その頃裕は佐知を案じて部屋を覗くと彼女が四つん這いになってオナニーを強要され、綾子も一緒に半裸のまま喘ぐのを見ると、我慢出来ずにペニスをしごいて射精し逃げ出してしまう。

数日後佐知が暇を貰ったと聞いた裕だったが、屋敷のプールから蓉子が逃げ出し、義弟が後から出て来るのを見てどす黒い感情が沸き上がり綾子を犯すことを決意する。裕は競技場からの帰りに睡眠薬を仕込み綾子を眠らせてラブホテルに向かうと、籐椅子に縛り付けた後で意識が戻ると散々言葉なぶりに遭わせ屈曲位で処女を奪うものの、当の綾子は望まない形ではあれど純潔を捧げられて良かったと納得するのだった。
そんなある日ゴルフの練習で外出した綾子に帯同した裕は凌辱の場面を収めた動画を使い佐知を呼び戻して欲しいと懇願するが、綾子に取り合ってもらえずにコースの茂みに連れ込むと木を抱えるようにバックの体位を取らせる。綾子がゴルフボールを挿れられて巨根で奥まで突かれてアクメに達するのを見守るが、佐知の件に付いてはより頑なな反応を見せ、ならば蓉子を脅そうと決意する。

亡き夫の三回忌を直前に控え蓉子と対面した裕は綾子の凌辱画像を見せ、義弟との再婚を断るよう求めるが、それは義父の決めたことだと覆せそうもないと知るとならば法事の日に恥をかいてもらうと命令する。そして三回忌当日に裕はリモコンバイブで蓉子に快感を与え続けるが、嗜虐心からバイブをMAXにしてしまう。堪えられなくなりトイレに逃げ込む蓉子を追うが、先に義弟が彼女を犯さんとばかりに抱き付くのを見掛け殴り付けて追い返す。裕は発情した蓉子を和式個室に押し込み剛直を挿入していると、鍵が壊れていた扉が開いて綾子に見付かり、逃げ出した彼女は路上に飛び出して車に跳ねられ怪我を負う。

真相を話す訳にもいかず蓉子の再婚話に動揺してと事故を装ったものの、心理的な要因で歩けなくなり車椅子での生活を余儀無くされた綾子に対し、裕は贖罪を込めて介護し排尿の扶助まで行う日々を送る。しかし半年が過ぎ雪が降る季節になっても蓉子への想いを止められず、夜遅く入浴している彼女の元を訪ねて性交に至る。歩けない振りをしていた綾子は二人の交わりを覗いて愕然とし厨房に向かうが、不法侵入した父の義弟が現れ押し倒されそうになった瞬間、裕が救出にやって来るのだった。

小笠原家の仏間にて蓉子と綾子は老当主に対し裕の解雇だけは赦して欲しいと懇願すると、彼は全てお見通しだと言わんばかりに、裕にとって必要な人間だから母娘で譲り合うことなく愛するようにと告げて立ち去る。こうして母娘との3Pに雪崩れ込んだ裕は二人の奉仕を受けながら射精すると、綾子から蓉子の順に中出しし幸せを実感する。

【レビュー】

「名家・小笠原家で無軌道に暴走をはじめる一匹の狂犬。」(公式あらすじより)とあるようにいかにも凌辱路線を思わせるし、実際に使用人(執事)の主人公【裕】20歳が無理矢理に令嬢の【綾子】18歳の処女を奪う場面が作品の中で描かれている。「下克上姦」は最近のフランス書院文庫のトレンドの一つでもあるが、他に登場するヒロインは、彼女の母親で未亡人の【蓉子】39歳とメイドの【佐知】18歳である。

高慢令嬢の雰囲気が漂う綾子は幼馴染みの主人公に想いを寄せているが、素直でない性格から口に出しては言えずにいたところにメイドの佐知がデートに誘ったと知る。立場を乱用して主人公に命令してメイドに恥をかかせようとするがそれが裏目に出てしまい、遂には主人公の怒りを買い凌辱を生んでしまう。とは言え不本意な形とはいえ主人公に抱かれるのは本望だった令嬢に対し、主人公は本心を知らぬまま憧れだった蓉子にも毒牙を向ける。綾子⇒主人公⇒蓉子という感情のすれ違いが起こる前半である。

後半は蓉子を中心に話が進むがある事件をきっかけに主人公は贖罪をせざるを得なくなり、それでも彼女が忘れられずに手を出したことで話が急転する。最後は主人公が望む形で収束に向かい癒しを与えられるのは庵乃音人作品らしい作りであり、スッキリとした読後感を与えていると思う。

庵乃作品ではお馴染みの「がに股」はメイドが恥辱を与えられる場面で、「デカ乳輪」や「剛毛」は母娘ともに良家の女性らしくないと主人公が言葉なぶりにする時に使われているキーワードであり、作者の拘りを感じさせる。前作のように泣かせるというよりは、終わり良ければ全て良しというホッとさせる雰囲気の作品と言えるだろう。
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tag : 社会人主人公 童貞 母娘丼 処女

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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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