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但馬庸太「二つの飼育部屋 兄嫁と義妹と90日」

但馬庸太「二つの飼育部屋 兄嫁と義妹と90日」
(フランス書院文庫、2012年4月、表紙イラスト:村山潤一)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

二つの飼育部屋 兄嫁と義妹と90日
但馬 庸太
フランス書院
2014-06-20



【あらすじ】

優秀な実兄に劣等感を抱く尚人は密かに兄嫁の鈴音に想いを寄せていたが、ある日自分への親しみが単なる憐れみだと気付き衝動的に彼女を犯してしまう。更に兄とも思わない生意気な態度を取る鈴音の妹の弥生にも毒牙を向けることに。

【登場人物】

滝本尚人
17歳。地域で底辺と呼ばれる高校に通う2年生。両親は既に死別し、独立して会社を興して間もない兄夫妻や弥生と同居している。兄嫁の鈴音に想いを寄せていたが…。童貞

滝本鈴音
28歳。尚人の兄嫁で貞淑で優しく、熟れ盛りの整った肢体の美女。両親は他界しており、実妹の弥生を引き取って同居させている。

弥生
16歳。進学校に通う高校1年生。吹奏楽部に所属し、溌剌として勝ち気で真面目なあどけなさの残る美少女。成績の劣る尚人に対し、常に馬鹿にした態度で応じている。Dカップの処女

【展開】

ある晩夜更かししていた尚人は兄夫婦の営みを覗き見てしまい、鈴音の乱れる姿に興奮して部屋に戻るとオナニーしてしまう。彼女の痴態が頭から離れず授業に集中出来ずにいたのを担任に見付かるが、帰宅するとその不真面目さを当の鈴音から注意される。彼女の視線に憐れみを感じると鈴音のせいだと逆ギレして後ろ手に縛り、キッチンのシンクに身体を押し付けバックで犯してしまう。

夫に負担を掛けまいと相談することも出来ずにいた鈴音だったが、尚人はそれを許容したものと理解し口唇奉仕を要求するものの白濁液を溢してしまうと約束を守れなかったと告げ、再び凌辱に走ってしまう。更に夜遅く帰宅した兄の為に料理を作る鈴音に悪戯し、兄の目を盗んで夫婦の寝室で奉仕を要求するが、彼が風呂から上がって来てしまいクローゼットに隠れる。あらかじめ兄に睡眠薬を仕込んでいた尚人は鈴音に目の前での情交を要求し、目覚めるかもしれないと恐怖を味わせながら交わるのだった。

数日後尚人は姉の様子がおかしいと弥生の追及を受けるが、翌日鈴音が外出して不在にするのを利用し弥生を押し倒すと、口唇愛撫で潮を吹いてしまった彼女を淫乱だと罵り処女を奪って中出しする。翌日弥生は姉に相談しようとメールを送るが、放課後に尚人がやって来て筒抜けだと明かされて吹奏楽の練習を行う音楽室で再び犯される。更に翌朝早く登校し授業を行う隣の教室で交わりを強制されると理性が崩壊し、兄に与えられる快感に溺れてしまう。

一方弥生の相談事が気になる鈴音は尚人に対する妹の態度の変化に不審を抱きつつ、三日間振りにリビングでバックで犯され身体の反応に戸惑いを見せる。そこに現れた弥生の見守る前で潮を吹いてしまい、妹も尚人の毒牙に掛かったと知って愕然としながら与えられる快楽に堕ちていく。

数日後鈴音は弥生と連れ立って尚人の言いなりになり際どい服装でショッピングに出掛けるが、多目的トイレに連れ込まれると妹が淫具を仕込まれ彼に貫かれるのを見て、嫉妬の感情を抱き始めているのを自覚する。弥生と並んでお尻を突き出した格好にさせられ、媚薬入りのローションで肛穴を指やアナルビーズで蹂躙されながら膣穴にペニスを挿入されると、鈴音は快感に溺れていってしまう。

数日後尚人は牝に堕ちた姉妹との行為を収めた動画をメールで兄に送り付けるが、何も言われないことに関係を黙認したのだと勝ち誇り、調教の仕上げとして鈴音と弥生のアナル処女を奪うのだった。

【レビュー】

優秀な兄に劣等感を抱き義理の妹には見下されて鬱屈としている主人公が、最後の拠り所である兄嫁にも憐れみの目で見られているのに気付き衝動的に凌辱に及ぶまでの流れは、これまでの但馬庸太作品のテンプレである。心理的に追い詰められた者が圧倒的な力で関係を強要するものの、相手も夫のいる身である。態度ではあからさまな拒絶を見せながらも相反する身体の反応に戸惑い、次第に堕ちていく様は征服感という面で興奮を誘うと思う。

その兄嫁の妹(義妹)に付いては端から主人公を嫌い、汚らわしいとまで感じる対象なのにも関わらず蹂躙されてしまい、連日繰り返される調教に「お兄ちゃん」と呼ぶまでになる。いわゆるツンデレ娘を陥落させるまでの流れは主に学校で繰り広げられ、本命である兄嫁に比べると更に冷徹なまでの責めを続ける点に妙味があるのかもしれない。

作品を重ねていく内にこうした黄金展開がややお決まりのフルコースのような流れだと感じられなくもないのだが、凌辱作品には必要な疾走感や一方的なまでの調教という点で非常にらしい作品であり良く出来ていると思う。

愛好家Sさんのブログでも本作を紹介なさっています。
1856『二つの飼育部屋 兄嫁と義妹と90日』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2012/04 発売●あらすじ優秀な兄に劣等感を抱く少年が、憧れていた兄嫁に少なからず感じていた自分への好意が実は憐れみだったと感じ、日頃から鬱屈された感情が飛び出して兄嫁を凌辱し、同居している生意気な義妹をも凌辱する事になる。●登場人物【滝本尚人】弥生より一つ年上。童貞。地域で底辺と呼ばれる学校の高校二年。克久の実弟。劣等感...
1856『二つの飼育部屋 兄嫁と義妹と90日』



2016年は早くも作者の2作品目の新刊が刊行されます。但馬庸太作品ではお馴染みの母子相姦、姉弟相姦を題材としていますが、題名に「風呂」と入れているだけにどういうシチュエーションの作品になるのか楽しみです。


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tag : 高校生主人公 童貞 姉妹丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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