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有馬童子「今夜僕は継母と美姉を独占する」

有馬童子「今夜僕は継母と美姉を独占する」
(フランス書院文庫、2012年3月、表紙イラスト:本間公俊)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

今夜僕は継母と美姉を独占する
有馬 童子
フランス書院
2014-05-20



【あらすじ】

実姉の美沙都に性的好奇心を抱き、それなりの反応を見せる姉に焦らされ続けていた啓輔。父親との見合いで新しく継母となった綾子にも興味を抱くが、それを知った美沙都は自分が嫁ぐ前に抱いても良いと誘うのであった。更に家元の座に執着する叔母の奈津子にも誘われ…。

【登場人物】

村瀬啓輔
18歳の高校3年生。亡き母親が茶道の家元でその遺言を受け、父親は会社員で不在がちな上に興味を示さない為に成人したら後継者になる予定でいる。姉の美沙都に対して女性として意識する。童貞。

村瀬美沙都
26歳。服飾メーカーでデザイナーの仕事に就いている。高校時代水泳部に入っていただけに引き締まった肢体の割には、Eカップでアンダー75cmと肉付きが良い。奈津子の策略により、歳の離れた親戚筋の男との縁談が纏まりそうになっている。

村瀬綾子
32歳。啓輔たちの父親の後妻として嫁いできたばかりだが、跡目に全く興味のない村瀬自身が女中同然だと言うように、政略結婚の一面が強い。村瀬家の遠縁に当たり自らも茶道を教える立場で、和服の似合う淑やかな美女だが男性経験は少ない。Cカップのアンダー75cm。

村瀬奈津子
42歳。啓輔の父親の妹で肉体関係も持っていたらしい。元々は茶道の師範だったが、取っている弟子が男ばかりで自宅マンションに連れ込んでいるのを親戚筋から糾弾を受け、現在は鍼灸師として生計を立てている。家元の座に執着するあまり啓輔を誘惑し、対立する美沙都を結婚させて追い出そうとする。

【展開】

朝起きてベランダから美沙都の着替えを覗き見た啓輔はその日早く下校すると、先に帰宅した姉から自らデザインしたビキニブリーフの試着をして欲しいと頼まれ、ブリーフの膨らみに触れるなど彼女の意味深げな振る舞いに挑発され乳首に触らせてとせがむも、お見合い結婚をする予定だと聞かされ消沈してしまう。
そして数日後綾子との顔合わせを済ませた啓輔は、内輪での披露宴で姉に命じられ綾子の着付けを手伝い裸体の美しさに惹かれる。綾子が村瀬家に入ったある日、啓輔は彼女との仲を深めようと白昼に浴室に乗り込み一緒に湯船に入るが、綾子は勃起を見せ付けられ恥ずかしそうな顔をしながら洗ってくれるもののその先は拒まれる。

そして綾子が実家に一時帰宅した日、これまで彼女との接触を避けて来た美沙都と口論になった啓輔は綾子と共に入浴したと切り札を出すと、これまで思わせ振りな態度を見せていた姉からセックスまで許してあげると遠回しに告げられる。啓輔に乳房や秘所を見せられて口唇愛撫をするが、美沙都は姉としてのプライドを保とうと避妊具を付けてと命じ弟が挿入し呆気なく果てるのを見て、長持ちするからと二枚重ねにして二度目は騎乗位で受け入れるのであった。

姉との相姦を経て自信を付けた啓輔は数日後下校するなり綾子を風呂に誘い、身体を洗いっこするだけでなくパイズリ奉仕を求め美貌に迸りを浴びせ、次こそは本番だと約束させる。そして二日後白昼から綾子の一人遊びを見付けた啓輔は乳房にキスしては焦らした上で避妊具を付けて正常位で交わるが、継母がもう少しだからと貪欲に求めるのを見て共に絶頂に至る。しかしそこへ奈津子の来訪を受け、関係が発覚したのではと居留守を使うのだった。

ある日奈津子が自宅を再び訪ねたのを受け、啓輔は姉が言う「探りを入れる」の意味を理解しつつも、叔母に中国鍼の施術を教わり艶かしい反応に気付く。そして無事美沙都の見合いを終えると奈津子が家元の座に意欲を見せるのに対して継母や姉が無反応なのに啓輔は不審を抱くが、叔母から明日マンションにおいでと誘われ疑問は霧散する。
奈津子のマンションの茶室で鍼の施術のおさらいを終えて寝室に移動すると啓輔は彼女の乳房に甘えて生で初挿入し射精するものの、情事を終えるなり叔母がすかさず委任状の話を切り出したのを見て、自分が家元になる為に利用されたと気付く。プライドを傷付けられ反撃に出た啓輔は、ローションを使って奈津子の肛穴を解しペニスを挿入すると家元就任は認めるが、自分の言う通りに従ってもらうと命じ他の二人も支配しようと目論む。

啓輔は次の標的を綾子に定め姉の隙を見ては受験勉強に集中したいからと難題を言い、後ろの穴で交わりたいと迫りあと少しというところで美沙都の帰宅により中断せざるを得ず、姉から口でならと誘われても継母との痕跡を見せる訳にもいかず喧嘩別れしてしまう。そんな翌日啓輔の部屋で綾子の菊門を愛撫して蹂躙した後で、これまで避けていた生での交合を行って中出しし、いけないことをしたと動揺する継母の表情を見て楽しむのだった。

新婚旅行を終えた美沙都が夫を連れて村瀬家を訪ねたその晩、啓輔は隙を見て自分の部屋に来るように命じられる。旅行中に夫の性癖を知った美沙都は夫が覗いている中で自分を抱いて欲しいと告げ、激しい相互愛撫から正常位で交わり避妊具無しで中出しする。啓輔が立ち去った後部屋の外で息を潜めていた夫に気付いた美沙都は部屋に招くと、夫は形だけの叱責を終えるなり獣のごとく激しく彼女を求めるのだった。

数日後啓輔は美沙都の言う「愛の劇場の主役として羽ばたきたい」の意味を彼なりに理解すると、村瀬家所有の祭儀所へ姉を呼び出して情愛を交わしつつ、彼女の背中を愛したいからと抱っこする姿勢で拘束する。そこへ綾子が現れて服を脱ぎ美沙都の秘貝と合わせて腰を遣い激しく愛し始めるが、啓輔の望みが母娘で仲良くして欲しいということだと知り、美沙都は綾子を受け入れる。仰向けになった啓輔に跨がり果ててしまった美沙都を押し退ける綾子の乱れた姿を見て、啓輔は彼女の情の深さを改めて思い知ることになる。

【レビュー】

「僕が親父の代わりに母さんを慰めてあげるよ」32歳の孤閨は、母性愛に飢えた義息の手で破られた。
留守中の夫に詫びながら、寝室で豊潤な身体を晒す綾子。受験に集中させるために一線を越え、息子にひれ伏した淫夜。
その前に、美姉が征服されていたとも知らず……。狂った姦絆で結ばれた三匹の淫獣が誕生する相姦劇場!

(フランス書院公式ホームページより引用)



誘惑か凌辱かの二者択一ならば形式的には「凌辱作品」となる本作だが、実姉に関しては征服といった趣は全く無い。寧ろ誘惑作品の範疇である。そして本作では題名にもあらすじにも出て来ない叔母の存在が、物語に一捻りを加えていると言えるかもしれない。茶道の家元の座に執着しつつ他の身内の反対に一度は屈し、本家に当たる主人公一家に巧みに近付き主人公を情交で誘う女性である。その企みに気付き反撃に出たところはもしかすると凌辱かもしれないが、かなりソフトなので違う気がする。

本作のもう一人のメインである継母は跡取りである主人公に立場上は逆らいづらいところだが、政略結婚の一貫とはいえ母親たらんと羞じらいながらも抵抗し、なかなか本番に至らないところに妙味があるのかもしれない。実姉とは継母の存在がなければなかなか辿り着くことが出来ない為、読み手としては焦らされた感じもする。作者は本作でデビューとのことだが、恐らくは性に関する造詣が深い方なのではと推察する。女体の性感帯などちょっとした蘊蓄話が盛り込まれているのだが、序盤からこのペースだと間延びしたかなという感じもしなくもないのが気になるところである。
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tag : デビュー作品 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉弟相姦

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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