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藤原創「二匹の義姉【美獣寝室】」

藤原創「二匹の義姉【美獣寝室】」
(フランス書院文庫、2008年2月、表紙イラスト:新井田孝)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)




【あらすじ】

過去に暴漢により長姉の綾乃と近親相姦を強制され女性不信に陥った芳樹は、夫と死別し出戻りになった彼女が倒錯した性欲を抱えていると知り、求めに応じて再び関係を結んでしまう。そして潔癖性の次姉の優紀が二人の情交を覗き見て…。

【登場人物】

藤田芳樹
17歳の高校生。半年前に両親を交通事故で亡くし優紀と二人で暮らしていたが、綾乃が未亡人となり出戻りとなっている。2年前に家族旅行でバンガローに泊まった際に管理人の男に暴行を受け、彼に脅された綾乃により筆下ろしされてしまう。

藤田綾乃
30歳。藤田家の長女で年上の夫と結婚したが、1ヵ月前に腹上死している。2年前の事件をきっかけに淫乱な体質になり、実家に出戻りしてからは芳樹を求めるようになる。自宅で翻訳の仕事をしており、家計を支えている。

藤田優紀
22歳。藤田家の次女で今春より高校教師として働き始めている。かつて恋人との初体験で愛撫されただけで潮を吹いてしまい、恥ずかしさのあまり逃げ出してしまう。Eカップの肉感的な身体にチカン被害が絶えず男性嫌いに陥っているが、触られて感じてしまう倒錯癖も持ち合わせている。

【展開】

2年前の強制相姦の悪夢にうなされ目覚めた芳樹は、隣室のドア越しに綾乃の嬌声に気付き部屋を覗き込む。激しいひとり遊びで汗にまみれた長姉の艶姿に勃起してしまい、綾乃から高ぶりを鎮めてあげると勃起を剥き出しにされて口唇奉仕で射精するが、更に犯して欲しいと求められ芳樹はそれは出来ないと拒絶し部屋を立ち去る。

翌朝出勤する優紀を見送った後で芳樹は綾乃の魅力に抗し切れずに相姦を受け入れると、寝室で抱き合ったまま素股で射精に導かれる。そしてベッドに移動し騎乗位で繋がるが、綾乃の口から夫を腹上死させてしまったと聞かされ嫉妬に駆られながら犯してやると告げて二回戦に挑むのであった。そして綾乃は芳樹を誘った日以降毎日のように寝室で交わり、言葉責めにされて次第に被虐性を開発されていく。

そんな中優紀は毎朝のように朝の通勤電車の中で見知らぬ男に秘唇だけでなく、後ろの穴までも指で蹂躙されて感じてしまい、下車した駅のトイレの個室に籠りすぐに潮を吹いてしまう体質を呪いながら指戯で達する。体調不良を訴えて夕方前に帰宅するものの、姉と弟が部屋で愛し合っているのを覗き見てしまい、優紀は再びひとり遊びで絶頂してしまう。
その晩気怠さを残したままの優紀は芳樹の訪問を受けるが、覗きながらオナニーしていたことを指摘され、義弟に乳房と秘芯の二点責めにあって潮を吹いてしまう。芳樹は彼女に浮いた噂が無いのはこの体質が原因だと見抜き、彼女をベッドに横たえると口唇愛撫で再び潮を吹かせ、正常位で貫き絶頂へと導くのであった。

翌日外出中の綾乃が不在なのを良いことに、先に帰宅した優紀が今日もまたチカン被害に遭ったと聞かされて芳樹は暴君のように振る舞い、イラマチオで精液を飲ませたり四つん這いにさせて後ろの穴を弄ったりすると騎乗位を要求する。更にその晩には綾乃の部屋を訪ねてわざと優紀の関係を告げ、後ろの穴の処女を狙い挿入してしまう。

数日後学校から帰宅した芳樹は通販で購入した麻縄を使って拘束して綾乃にイラマチオをさせたり、アナルパールやバイブを使って絶頂へと導き対面座位で貫いたりして快感に浸る。そして優紀が帰宅し、再びチカン被害に遭ったことを詰りながらアナル処女を奪うと、綾乃の部屋に連れて行き二人に玩具を使い3Pを堪能するのであった。

【レビュー】

本作は「二匹」や「美獣」の題名が示す通り、過去に精神的な傷を負った主人公がタイプこそ違えど淫乱体質の二人の義姉と関係し、次第に暴君と化していく流れである。自らも凌辱を受けた上に主人公と相姦を強いられた長姉は乱暴にされないと満足出来ない体質、次姉は秘所に触れられただけで感じてしまい潮を吹いてしまう体質ということでそれぞれ主人公を求める理由となる。

前者は誘惑路線そのもので女性が手解きをするアプローチ、後者は主人公が言葉責めに遭わせながら牝奴隷に堕としていく凌辱風味な展開だが、淫乱な姉たちの性欲(と自らの獣欲)を満たしてあげるという点で方向性はあまり変わりないと感じる。ただ終盤に向かって展開に二乗するかのように主人公が緊縛や玩具を持ち出す辺りからは、無理矢理そこに持っていった印象が否めず、舞台も常に家の中だけでなく次姉なら電車の中などバリエーションを組み込んでも良かったのかもしれない。

官能描写は特に長姉との場面を中心に一つずつ丁寧に描かれているだけに、後は次姉とのバランス次第でより良くなったのではないだろうか。誘惑・凌辱の両方を盛り込もうとして、ちょっと欲張り過ぎたのかなと思えて残念なところである。

DSKさんのブログでも本作を紹介なさっています。
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二匹の義姉-美獣寝室(著:藤原創、フランス書院文庫)

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tag : 高校生主人公 姉弟相姦 処女 姉妹丼

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

〈コメント〉
どなたでも書き込み自由ですが、管理人が許可するまではコメント欄に反映されないので、その辺りはご理解下さい。

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