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但馬庸太「母獄・姉獄」

但馬庸太「母獄・姉獄」
(フランス書院文庫、2011年10月)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

母獄・姉獄
但馬 庸太
フランス書院
2014-05-27



【あらすじ】

優秀な姉の由紀に劣等感を抱く一馬は両親の関心を自分に向けたいと試みるが、ある日母・志乃の着替えを偶然覗き見て邪な気持ちが芽生えてしまう。覗きのがばれたのを機に、母を犯して何度も肉体関係を結び、その関係を知った姉も凌辱することに。

【登場人物】

内藤一馬
15歳。姉の由紀と同じ進学校に通う高校1年生。両親から文武両道の優秀な彼女と常に比較され、強い劣等感を抱いている。

内藤志乃
39歳。由紀と一馬の母。穏やかな性格でスタイルの良い美女。出来の悪い一馬に対してどう接したら良いか悩みを抱えている。

内藤由紀
17歳。一馬の実姉で同じ進学校に通う高校3年生。弟の出来の悪さを蔑む訳でもなく、姉として普通に接していたが…。成績はトップクラス、スポーツも中学の時に長距離走で優秀な成績を挙げている。男性経験はない。

【展開】

ある晩遅くまでテレビを観ていて寝ようと寝室へ向かっていた一馬は浴室から漏れる灯りに電気の消し忘れだと思い中を覗くと、志乃が入浴しようと服を脱ぎ熟れた肢体を見せていてその姿に興味を抱く。数日後再び入浴中の母を覗きながら剛直をしごいていたが志乃に見付かってしまい、リビングで叱られ覗きが二度目だと白状するものの、にべもなく父親に報告するからと告げられる。衝動的に彼女を押し倒して携帯を奪って写真を撮り言うことを聞くように脅迫して寝室に移動し、母の全裸を撮影すると勃起を慰めてと手や口での奉仕を強制し、その美貌に精液を浴びせるのだった。

志乃は携帯を取り戻し画像は消したとひとまず安堵するものの、三日後の朝由紀が登校すると一馬は居丈高に口唇奉仕をしてと迫る。画像はパソコンに転送しておりいつでもバラまけるぞと脅され志乃はオナニーしながらイラマチオを強いられるが、一馬を見送ると夫にはない猛々しさに火照っていた身体を慰めようとリビングの入り口に座ってひとり遊びに興じてしまう。まさか一馬がそうなることを期待して、庭からビデオで盗撮しているとは気付かずに…。

その二週間後学校から帰宅した一馬は担任から授業をサボりがちだと聞いたと志乃に叱られるが、切り札に取っていた盗撮画像を見せるだけでなくオナニーしていただろうと自信満々に切り返す。遅れて帰宅した姉の目を盗んでキッチンで悪戯を繰り返し、入浴した頃合いを見計らって寝室に移動すると、一馬はここぞとばかりに志乃だけでなく、由紀にも自分の才能を認めて欲しいと告げる。由紀には毒牙を向けさせまいと母に言い訳の余地を与えると、一馬は正常位で繋がり中出ししてしまう。

数日後志乃は友人に誘われ外出し夕刻になって物思いにふけながら電車で帰路に付いていたが、そこにチカン男によって秘所だけでなく裏穴も愛撫されて感じてしまう。男が一馬だと知ってショックを受ける間もなく自宅近くのラブホテルに連れ込まれ、正常位だけでなく背面座位で犯されて鏡越しに浅ましい姿を見せられた志乃は、理性が崩壊していく中で巨根に貫かれる快感を得るのだった。

一方帰宅途中に二人がホテルから出て来るのを見て不審に感じた由紀は、その晩遅くに母の寝室で性交を覗き見てしまい、一睡も出来ぬまま取り敢えず一馬を叱ろうと試みる。覗かれていたことを知っていた一馬は脅されて逆上し、姉の手を拘束してゴムを付けて正常位で処女を奪ってしまう。翌日体調不良で休んだ由紀は志乃に対して犯された事実を打ち明け、父親に全てを告白し一馬を追い出そうと提案するが、居ないはずの弟が帰宅する。

拘束具を纏い玩具を仕込まれて悶える母の代わりを申し出た由紀は足枷をされて抵抗するが、志乃が身代わりとなり娘の目の前で一馬の手によりアナルにバイブを突っ込まれて感じる姿を披露し絶頂する。約束を反故にしたと罰を与える為に背後から生で由紀を貫いた一馬は志乃に命じ、娘とキスをしたり乳房を愛撫したりさせながら三人で同時絶頂を迎え、これで家族の結び付きを深めたと自己満足に浸る。

そして翌年の春を迎え無事第一志望の大学を合格した由紀の祝勝会の場で、アナルビーズを仕込まれながら対面座位で中出しされる娘に嫉妬の念を抱いていると自覚する志乃。一馬に抱かれる前に二ヵ月前からあの日が来ないと事実を告げるものの、彼は今更常識なんてと一笑に付しビーズで解していたアナル処女を奪う。一馬は楽しそうにある事実を母や姉に告げると、そこへ帰宅を告げるベルが鳴り…。

【レビュー】

優秀な姉と比較されて鬱窟した思いを抱いていた主人公が母を毒牙に掛け、その反応から自らの巨根に自信を付けて更には才能とまで言い切る姿勢にイマイチ馴染めなかった。また母や姉の日常の態度は文中から読み取る限りでは、そこまで主人公を追い込むきっかけとなったのか正直疑問である。

近親相姦に拘りを持つ作品が多いし個人的には好きなジャンルではあるが、近親だから「こそ」短絡的な凌辱だけで押し切るだけではなく、母や姉にやり返す余地を与えるなど工夫を凝らしても良かったのではと感じる次第である。先に挙げたように凌辱へ至るきっかけがイマイチ弱いだけに、話が進んでいくと「近親者に対して、何故そこまで…」という疑念が拭えないままだったのは出だしからの説明不足が原因のように思える。

官能描写はまさに衝動的で勢いを感じさせるのだが、やはり凌辱作品に見られがちな主人公の用意周到さ加減もやり過ぎると感心を越えて、白ける一面も感じさせる。取り柄のない少年なのだから行き当たりばったりでも良かったのかな?ヒロインたちが近親者ではなく、隣人やクラスメイトの母娘だったらまた違った印象を抱いたのかもしれない。

愛好家Sさんのブログでも本作を紹介なさっています。
1820『母獄・姉獄』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2011/10 発売●あらすじ姉に劣等感を抱き親の関心を自分に向けたい少年が、母の着替えを偶然見て邪な気持ちが芽生え、入浴を覗いたのがばれたのを機に、母を強迫して何度も肉体関係を結び、その関係を知って咎めた姉をも凌辱する事になる。●登場人物【内藤一馬】15歳。童貞。姉と同じ進学校の高校一年。志乃の息子。由紀の弟。姉に強い劣等感を抱く少年。【内藤志乃(...
1820『母獄・姉獄』

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tag : 高校生主人公 童貞 母子相姦 姉弟相姦 母娘丼 処女

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プロフィール

にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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