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澪田貴「熟痴女」

澪田貴「熟痴女」
(フランス書院文庫、2004年10月、表紙イラスト:西村春海)

ネタバレ有り。御注意下さい。

作品紹介(公式ホームページ)

熟痴女 (フランス書院文庫)
澪田 貴
フランス書院
2012-08-17



【あらすじ】

友人の房代が甥に抱かれたいと願望を持っているのを知り、千鶴子は開放的にさせようと試練を与えるが、その裏では自分が息子の純と相姦を冒すことに躊躇いをみせる。しかし純が友人の母親・陽子と関係を結んでいたと知り…。

【登場人物】

槙田純
16歳。母親の千鶴子と二人暮らしで、5年前に貿易会社の代表だった父親を失っている。千鶴子のグラマラスな身体に関心を抱き、既に手や口での射精を許してもらっている。童貞。

槙田千鶴子
38歳。栗色のソバージュヘアーに、メートル超えのFカップでグラマラスな肢体が魅力的な熟女。純に抱かれたいと願望を持つが言い出せず、代わりに通い詰めのジムの若いインストラクターと肉体関係にある。

氏家房代
36歳。旅行会社の経理で働く独身熟女。数人の男と付き合って来たが、元来のお堅い性格の為に縁がないままでいる。Dカップ。甥に当たる俊行が予備校に通う為に上京予定で、ハプニングがないか期待している。

川野孝則
16歳。純のクラスメイトで実母に興味を持つ者同士で、ホテルのプールに向かっては熟女ウォッチングをしている仲。実は母親の陽子とは既に肉体関係にあり、アナルでの行為にも精通し彼女をメロメロにさせている。

川野陽子
38歳。孝則の母親で夫は海外赴任で不在。夫の命で良き母親であるように求められ教育ママでいようとするが、ある日孝則に告白されたのをきっかけに恋人同士となった。色白で肉感的な身体付き。

【展開】

近くのジムで二人組の痴女が出没するという噂話を聞いた孝則は友人の純の勧めで学校の帰りに訪ねるが、そこに仮面で目元を隠した二人の痴女が現れて濃密な腋臭で悩殺されながら立て続けに精を搾り取られて失神してしまう。実は二人組は純の母親の千鶴子と友人の房代であった…。

学校が夏休みを迎える数日前、房代は姉から俊行を1ヵ月間予備校に通わせる為に預かって欲しいと連絡を受ける。かねてから欲求不満を抱えていた彼女は甥との同居生活に期待を抱くが、元来のお堅い性格もあって踏ん切りが付かず、同じジムに通う千鶴子に相談する。アドバイス通りに俊行に性的な関心を向けさせることは出来たものの、あと一歩が踏み出せずに再び千鶴子に話すと、大学生のインストラクターに抱かれてみなさいと告げられる。

房代はどうにか俊行に手や口を使って毎日精を放出させるまでにはなったが、最後の一押しが欲しいとインストラクターに抱かれる決心を固める。更に千鶴子から別の高校生を誘惑してみなさいと試練を与えられてクリアすると、今度は俊行の番だと週末にデートへ誘い汗をかいてから部屋に戻り、生え揃った腋の下の秘毛で蒸れたフェロモンを嗅がせながら童貞を卒業させるのであった。

一方千鶴子は夏休みの前に息子の純と二人で水着を買いに行きグラマラスな試着姿を披露するが、純が嫉妬混じりに誰にも見せたくないと怒るのを見て愛しさを感じ、手や口で精を放出させる日々を送っていた。やはり相姦を冒す勇気が無く、そんな中でインストラクターと出逢い肉体関係を続けていたが、あくまでも純の代償に過ぎなかった。
そして純の方はというと孝則に誘われ熟女ウォッチングと称して高級ホテルのプールにやって来たが、そこへ陽子が現れ既に肉体関係にあると知って羨望を抱く。しかし純は自分が母子のダシに使われたと知って孝則と暫く会わずにいると、ある日陽子と街で偶然に出逢い自宅へ連れ込まれて、プールでの一件のお詫びをさせて欲しいと騎乗位で跨がられて筆下ろしされる。

千鶴子の代わりに陽子との情交に溺れる純だったが、母親の浮気を知った孝則は復讐すべく千鶴子へ接近する。既に陽子とはアナルで体験している彼は、千鶴子に恥辱を与えようと純が興味を抱いていると嘘を付き、プレイを収めたビデオを彼女に見せて関心を持たせる。そして週末新たな快感を得て帰宅したものの、千鶴子は純が陽子と連絡を取り合っており、肉体関係にあると知って愕然とする。

取り乱した様子の千鶴子の知らせを受け房代は恩返しをする番だと陽子より純を奪い返すが、千鶴子がなかなか本番を許してくれないと聞くと自分から迫らないと駄目と告げ、純に抱かれ自信を付けさせる。そして翌日ダブルデートと称して千鶴子や純、俊行を連れてプライベートビーチへ出掛けると、房代が一芝居を打った後で母子は結ばれ、翌朝千鶴子は全てを見て欲しいと後ろでの行為で乱れた姿を晒け出す。そして1年後すっかり後ろでの性交に溺れた房代とともに、千鶴子はパートナーだけでは物足りぬとジムに繰り出すのであった。

【レビュー】

「熟女+痴女」で「熟痴女」と分かりやすいネーミングであり、先に千鶴子と房代がサキュバスのように少年の精を搾り取る場面を見せてから、彼女たちが淫らになっていく過程を描く展開の面白さを見せている。

メインの千鶴子と純、彼女の友人の房代と甥、純の友人母子と三組のカップルが相姦に至るまでを始めは房代の視点で、後半は千鶴子と純の目線で描かれている点は物語としての完成度は高いと思う。しかし関係を複雑にし過ぎて終盤での纏まりの弱さに繋がっているように見えるし、官能描写で多用される「みさくら語」的な喘ぎが熟女らしさを失わせているように思えてならない。その分アナルへの調教という重苦しさは感じさせず、カラッとした独特な雰囲気を漂わせている。
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にゃら

Author:にゃら
千葉県在住の会社員。40代を迎えましたが、まだまだフラフラと迷う日々を送っています。
フランス書院文庫を中心に官能小説だけで蔵書が200冊近くになりました。整理したいと思いつつも手離し難く、最近電子書籍に目覚めて古い本から順に移行させつつも、まだまだ購入量の方が多いといったところです。
因みに一部で広報担当だとか、出版関係だとか思われているようですが、ただの会社員ですのであしからず(苦笑)

〈誘惑官能小説〉
主にヒロイン側からのアプローチで結ばれる官能小説。「私がオトナにしてあげる」などの舞台設定が好きな方にオススメします。
自分の年齢の半分以上(!?)官能小説に触れて来ていますが、最近は趣向の多様化もあって、一口に誘惑と言っても色々と華やかになっています。
なお個人的な好みが色濃く反映されていますので、作品によっては辛めな感想になりますが、その辺はご容赦下さい。

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